SHIPBORN AIRCRAFT


※1922年〜1962年までの命名法
例えば
XF4B-1
Xは用途接頭記号、Fは用途記号、4は設計番号、Bはメーカー識別記号、1は型番号

HO2S-1
Hは用途接頭記号、Oは用途記号、2は設計番号、Sはメーカー識別記号、1は型番号

SB2C-4C
SBは用途記号、2は設計記号、Cはメーカー識別記号、4は型番号、Cは用途変更記号



用途接頭記号
X→試作
H→ヘリコプター
L→練習グライダー

用途記号
A→攻撃機
B→爆撃機
BF→爆撃戦闘機
BT→爆撃雷撃機
F→戦闘機
J→汎用機(時期によりUとダブる)
JR→汎用輸送機
N→練習機(〜1960、時期によりTとダブる)
O→観測機
OS→観測偵察機
P→哨戒機
PB→哨戒爆撃機
R→輸送機
S→対潜機
SB→偵察爆撃機
SN→偵察練習機
SO→偵察観測機
T→練習機(1960〜、時期によりNとダブる)
TB→雷撃爆撃機
TD→標的機
U→汎用機(時期によりJとダブる)
W→電子偵察機

メーカー識別記号(小さなメーカーを含めると識別記号は百数十あり、時期によって重なる)
A→エアロマリン(1922)
A→アライド(グライダー、1941〜1943)
A→アトランティック(アメリカン・フォッカー、1927〜1930)
A→ブリュースター(1935〜1943)
A→ジェネラル・エヴィエーション(元アトランティックでのちにメーカー識別記号Jとなる、1930〜1932)
B→ビーチ(1937〜1945)
B→ボーイング(1923〜1959)
B→バッド(1942〜1944)
B→アエリアル(ブースもしくはビーライン、1922)
BS→ブラックバーン(イギリスのメーカー、1922)
C→セスナ(のちにメーカー識別記号Eとなる、1943〜1951)
C→カルヴァー(1943〜1946)
C→カーチス(1922〜1946)
CH→キャスパー・ワーク(ドイツのメーカー、1922)
D→ダグラス(1922〜1962)
D→マクドネル(のちにメーカー識別記号Hとなる、1942〜1946)
D→ラジオプレーン(無人機、1943〜1948)
D→フランクフォート(標的機、1945〜1946)
DH→デ・ハヴィランド(イギリスのメーカー、1927〜1931)
DW→デントンライト(1923)
E→ベランカ(1931〜1937)
E→デトロイト(のちのグレート・レイクス、1928)
E→エド(1943〜1946)
E→イライアス(1922〜1924)
E→グールド(グライダー、1922〜1924)
E→パイパー(動力機部門でのちにメーカー識別記号Oとなる、1930〜1932)
E→プラットリード(グライダー、1942〜1945)
F→フェアチャイルド(カナダのメーカー、1942〜1945)
F→フォッカー(オランダのメーカー、1922)
F→グラマン(1931〜1962)
G→ガローデッド(1922)
G→ベル(グレート・レイクス機のライセンス生産でのちにメーカー識別記号Lとなる、1935〜1936)
G→エバーハート(1927〜1928)
G→グッドイヤー(1942〜1962)
G→グレート・レイクス(元デトロイト、1929〜1935)
G→A.G.A.(グライダー、1942)
H→ホール(コンソリデーテッドに合併、1928〜1940)
H→ハワード(1941〜1944)
H→ハフ・ダランド(のちにキーストーン、1922〜1927)
H→ステアマンハモンド(1937〜1938)
H→スニード(グライダー、1942)
HP→ハンドリー・ページ(イギリスのメーカー、1922)
J→バーライナー・ジョイス(1929〜1935)
J→ジェネラル・エヴィエーション(元メーカー識別記号A、1935)
J→ノース・アメリカン(1937〜1962)
JL→ユンカースラーセン(1922)
K→フェアチャイルド(元クレイダー・レイズナー、1937〜1942)
K→カイザー(海軍機部門、1943〜1945)
K→キーストーン(元ハフ・ダランド、1927〜1930)
K→キンナー(元ハフ・ダランド、1927〜1930)
K→クレイダー・レイズナー(のちのフェアチャイルド、1935)
K→J. V. マーチン(1922〜1924)
K→ナッシュケルヴィネーター(1942)
L→ベル(元メーカー識別記号G、1939〜1962)
L→コロンビア(1944〜1946)
L→グローヴァーローニング(1932〜1933)
L→ラングリー(1942〜1943)
L→ローニング(キーストーンに合併、1922〜1932)
L→L.W.F.(1922)
M→マーチン(1922〜1962)
M→ジェネラル・モータース(イースタン部門、1942〜1945)
N→海軍航空工廠(NAF、1922〜1946)
O→ロッキード(バーバンク工場、1931〜1950)
O→ヴァイキング(1929〜1936)
P→パイパー(グライダー、1942〜1943)
P→ピトケアン(1931〜1932)
P→P-Vエンジニアリング・フォーラム(のちのパイアセッキ/ヴァートル、1944〜1962)
P→スパータン(1940〜1941)
PL→パーナル(イギリスのメーカー、1922)
Q→ブリストル(グライダー、1941〜1943)
Q→フェアチャイルド(1928〜1962)
Q→スティンソン(1942年コンヴェアに合併、1934〜1936)
Q→C. W. ホール(1926)
R→エアロンカ(陸軍TG-5グライダー、1942〜1946)
R→アメリカン(グライダー、1942)
R→ブランズウィックバルチックコレンダー(1942〜1943)
R→フォード(1927〜1932)
R→インターステート(標的機、1942〜1946)
R→マクソンブリュースター(1939〜1940)
R→ラジオプレーン(標的機、1943〜1962)
R→ライアン(1941〜1946)
RO→ロメオ(イタリア製フォッカーC-V、1933)
S→シュワイザー(グライダー、1941)
S→シコルスキー(ヴォートシコルスキーを含む、1928〜1962)
S→ステアマン(のちのボーイング・ウィチタ部門、1934〜1945)
S→スタウト(1922)
S→スーパーマリン(スピットファイアをFS-1、1943)
T→ニュー・スタンダード(1930〜1945)
T→ノースロップ(のちのダグラス・エルセグンド部門、1933〜1937)
T→テイラークラフト(陸軍TG-6グライダー、1942〜1946)
T→ノースロップ(P-61をF2T-1、1944)
T→ティム(1941〜1943)
T→トーマスモス(1922)
U→チャンス・ヴォート(ヴォートシコルスキーを含む、1922〜1962)
V→ロッキード(ヴェガ部門、1942〜1962)
V→カナディアン・ヴィッカーズ(1942〜1945)
V→ヴァルティー(コンソリデーテッドと合併、のちのコンヴェア、1941〜1943)
VK→ヴィッカーズ(イギリスのメーカー、1922)
W→ウェイコ(1934〜1935)
W→ライト(1922〜1926)
W→カナディアン・カー&ファウンドリー(1942〜1945)
X→コックスクレミン(1922〜1924)
Y→コンソリデーテッド(のちのコンヴェア、1926〜1962)
Z→ペンシルヴェニア(1933〜1934)

用途変更記号
A→水陸両用型もしくは艦載機の陸上型
B→特殊武装搭載型
C→アレスティング・ギア搭載型
D→ドロップタンク装備型もしくは標的機母機
E→電子機器搭載型
G→捜索救難型
H→病院機型
K→標的機型
L→サーチライト搭載型
M→ミサイル搭載型
N→夜間戦闘型もしくは全天候型
NL→夜間、寒冷地仕様
P→写真偵察型
Q→電子戦/偵察型
R→支援輸送型
S→対潜型
T→複座練習型
U→汎用型
W→特殊偵察型もしくは早期警戒型
※1962年〜の命名法(1962年9月1日施行)
例えば
RF-4B
Rは用途接頭記号、Fは用途記号、4は設計番号、Bは型番号

EKA-3B
Eは用途接頭記号、Kは用途接頭記号、Aは用途記号、3は設計番号、Bは型番号

AP-2H
Eは用途接頭記号、Pは用途記号、2は設計記号、Hは型番号



用途接頭記号
A→攻撃機
C→輸送機
D→標的機母機
E→特殊電子機器搭載
H→捜索救難
K→給油
O→観測
Q→無線誘導標的機
R→偵察
S→対潜
T→練習
U→汎用
V→高官輸送
W→気象偵察

用途記号
A→攻撃機/対地支援機
B→爆撃機
C→輸送機
E→特殊電子機
F→戦闘機
H→ヘリコプター
O→観測機
P→哨戒機
R→偵察機
S→対潜機
T→練習機
U→汎用機
V→垂直離着陸機
X→研究機
Z→飛行船

◎状況接頭記号(用途接頭記号と同じ使い方をする記号、特殊な状態にある事を表す記号)
G→飛行禁止/整備訓練機
J→臨時特殊試験用機
N→恒久特殊試験用機
X→試作機
Y→増加試作/先行量産型
Z→用廃機
























































































































掲載している機体
攻撃機
AD/A-1スカイレイダー、A2Dスカイシャーク、A3D/A-3スカイウォーリア、A4D/A-4スカイホーク、A-12アヴェンジャーII、A-X(ジェネラル・ダイナミックス案)、AMモーラー、AFガーディアン、A2F/A-6イントルーダー、モデル674ナットクラッカー、A-X(グラマン案)、A-7コルセアII、A-X(ロッキード案)、AV-8ハリアー、ATA(ノースロップ案)、A-X(ノースロップ案)、AJ/A-2サヴェージ、A3J/A-5ヴィジランティ、A-X(ロックウェル・インターナショナル案)

VA(攻撃飛行隊)
VA(AW)(攻撃飛行隊(全天候))
VAH(重攻撃飛行隊)
VAK(戦術空中給油飛行隊)
RVAH(重写真偵察飛行隊)
VAQ(戦術電子戦飛行隊)
VQ(艦隊航空偵察飛行隊)
VX(航空試験評価飛行隊)
“ブルー・エンジェルズ”(海軍飛行デモンストレーション飛行隊)

VMA(海兵攻撃飛行隊)
VMA(AW)(海兵攻撃飛行隊(全天候))
VMAQ(海兵戦術電子戦飛行隊)
電子戦機
EA-6Bプラウラー、EA-18Gグラウラー

VAQ(戦術電子戦飛行隊)
VX(航空試験評価飛行隊)

VMAQ(海兵戦術電子戦飛行隊)
偵察爆撃機
SBCヘルダイヴァー、SBDドーントレス、SB2Uヴィンディケーター、SB2Cヘルダイヴァー、SB2Aバッカニア

VB(爆撃飛行隊)
雷撃爆撃機
TBDデヴァステーター、TBFアヴェンジャー、XTB2Dスカイパイレート

VC(混成飛行隊)
VT(雷撃飛行隊)
VA(攻撃飛行隊)
VAW(艦載早期警戒飛行隊)
輸送機
C-2グレイハウンド、V-22オスプリー

VRC(艦隊兵站支援飛行隊)
VRM(艦隊兵站多任務飛行隊)

VMM(海兵中型ティルトローター飛行隊)
VMMT(海兵中型ティルトローター訓練飛行隊)
HMX(海兵ヘリコプター飛行隊)
早期警戒機
E-1トレーサー、E-2ホークアイ

VAW(艦載早期警戒飛行隊)
戦闘機
戦闘攻撃機

FLエアラボニータ、XF3L、FB、F2B、F3B、XF8B、NGAD(ボーイング案)、F2Aバッファロー、F4Uコルセア、XF5U、F6Uパイレート、F7Uカットラス、F8U/F-8クルーセイダー、F8U-3クルーセイダーIII、V-484、XFY、モデル200、F6Cホーク、F9Cスパローホーク、F11Cゴスホーク、F11C-3ゴスホーク、XF14C、XF15C、F3D/F-10スカイナイト、F4D/F-6スカイレイ、モデル44、F2G、FF、F2F、F3F、F4Fワイルドキャット、XF5Fスカイロケット、F6Fヘルキャット、F7Fタイガーキャット、F8Fベアキャット、F9F/F-9パンサー、F9F/F-9クーガー、F11F/F-11タイガー、XF12F、F-111B、F-14トムキャット、NATF(ロッキード案)、F-117Nシーホーク、F-35ライトニングII、NGAD(ロッキード案)、FD/FHファントム、F2D/F2H/F-2バンシー、F3H/F-3ディーモン、F4H/F-4ファントムII、モデル225、F-15Nシー・イーグル、F/A-18ホーネット、F/A-18E/Fスーパー・ホーネット、FJ/F-1フューリー、XFV-12、XFT、NATF(ノースロップ案)、NGAD(ノースロップ・グラマン案)、FRファイア・ボール、XF2Rダーク・シャーク、XF3R

VA(攻撃飛行隊)
VC(混成飛行隊)
VF(戦闘飛行隊)
VFA(戦闘攻撃飛行隊)
VFB(戦闘爆撃飛行隊)
VFC(混成戦闘飛行隊)
VOF(観測戦闘飛行隊)
VOS(観測飛行隊)
VX(航空試験評価飛行隊)
“ブルー・エンジェルズ”(海軍飛行デモンストレーション飛行隊)
“トップガン”(海軍戦闘機兵器学校)

VMAQ(海兵戦術電子戦飛行隊)
VMF(海兵戦闘飛行隊)
VMF(AW)(海兵戦闘飛行隊(全天候))
VMFA(海兵戦闘攻撃飛行隊)
VMFA(AW)(海兵戦闘攻撃飛行隊(全天候))
VMFAT(海兵戦闘攻撃訓練飛行隊)
VMFT(海兵戦闘訓練飛行隊)
VMO(海兵戦闘観測飛行隊)
攻撃ヘリコプター AH-1シー・コブラ、AH-1Wスーパー・コブラ、AH-1Zヴァイパー、AH-64Nシー・アパッチ

VX(航空試験評価飛行隊)

HMLA(海兵軽攻撃ヘリコプター飛行隊)
輸送ヘリコプター HR2S/CH-37モハーヴィ、HRB/CH-46シー・ナイト、CH-53シー・スタリオン、CH-53Eスーパー・スタリオン、CH-53Kキング・スタリオン

HC(戦闘支援ヘリコプター飛行隊)
HM(掃海ヘリコプター飛行隊)

HMH(海兵重ヘリコプター飛行隊)
HMM(海兵中型ヘリコプター飛行隊)
HMMT(海兵中型ヘリコプター訓練飛行隊)
HMX(海兵ヘリコプター飛行隊)
捜索救難
ヘリコプター

HO3S、HO4S/HRS/H-19、HO5S、HH-52シーガード、HH-65ドルフィン、MH-68スティングレイ

HMX(海兵ヘリコプター飛行隊)
掃海ヘリコプター HM(掃海ヘリコプター飛行隊)
無人ヘリコプター DSN/QH-50 DASH
対潜ヘリコプター
HSS-1/SH-34シーバット、HSS-2/SH-3シー・キング、SH-60シーホーク、SH-2シースプライト

HS(対潜ヘリコプター飛行隊)
HSC(海上戦闘ヘリコプター飛行隊)
HSL(軽対潜ヘリコプター飛行隊)
HSM(海洋打撃ヘリコプター飛行隊)
HMX(海兵ヘリコプター飛行隊)
練習ヘリコプター HTL/TH-13
汎用ヘリコプター
HUP/UH-25リトリーヴァー、HUS-1/UH-34シーホース、HU-1/UH-1イロクォイ、UH-1Yヴェノム、HU2K/UH-2シースプライト

HA(L)(攻撃ヘリコプター飛行隊(軽))
HC(戦闘支援ヘリコプター飛行隊)
HS(対潜ヘリコプター飛行隊)
HSL(軽対潜ヘリコプター飛行隊)
VXE(南極開発飛行隊)

HMLA(海兵軽攻撃ヘリコプター飛行隊)
HMM(海兵中型ヘリコプター飛行隊)
HMX(海兵ヘリコプター飛行隊)
VMO(海兵戦闘観測飛行隊)
空中給油機 MQ-25スティングレイ

VMGR(海兵空中給油輸送飛行隊)
観測機 OV-10ブロンコ、モデル48チャージャー、CL780

VO(観測飛行隊)

VMO(海兵観測飛行隊)
観測偵察機 OS2Uキングフィッシャー、OSE
哨戒機
P5Mマーリン、P6Mシーマスター

VP(哨戒飛行隊)
哨戒爆撃機
PBYカタリナ、PBMマリナー

VP(哨戒飛行隊)
偵察観測機
SOCシーガル、SO3Cシーガル/シーミュー
偵察機 SCシーホーク、RF-4BファントムII、RQ-8ファイア・スカウト、RQ-21ブラックジャック

VMAQ(海兵戦術電子戦飛行隊)
VMFP(海兵戦術偵察飛行隊)
対潜機、制海機
S2F/S-2トラッカー、S-3ヴァイキング

VS(航空対潜飛行隊)
爆撃雷撃機
XBTC/XBT2C、BTDデストロイヤー、XBTK
練習機
SNJテキサン、T-28トロージャン、T2J/T-2バックアイ、T-45ゴスホーク

VC(混成飛行隊)
VAW(艦載早期警戒飛行隊)
VT(訓練飛行隊)
VX(航空試験評価飛行隊)
汎用機
JFダック、J2Fダック
 研究機 X-32、X-47Bペガサス


↑WASHINGTON (Sept. 29, 2015) - An infographic depicting the composition of an aircraft carrier strike group. U.S. Navy photo illustration by Austin Rooney. (Released)

↑The Hornet was CV-8, the Wasp was CV-7. Image courtesy of Shipbucket.
1915年3月22日に海軍パイロットは、ネイヴィー・エア・パイロット Navy Air Pilotからネイヴァル・エヴィエーター Naval Aviatorと名称が変わる
各国の出版物での各航空機製造メーカーでの製造番号の表記は、c/n(construction number)、S/N(serial number)、MSN(manufacturers serial number)が引用されている。ボーイング社ではL/N(line number:飛行機が作られた順番)が引用されている。一般的に、アメリカの出版物はMSNを使用し、ヨーロッパの出版物はc/nを使用しているようである。このサイトではc/nを使用する


付録


ヘルメットとジャージの異なる色の意味


イラストでみる世界航空宇宙史

姉妹サイト 「VANDY-1 VEHICLES」より


Photos by U.S. Navy, U.S. Naval Historical Center
Update 24/12/01