雑役船
- ※このYAGという艦種は試航船である。試航船とは機雷が敷設されている海面を掃海後に試航して機雷の有無を身を呈して確認する船の事
- ※データは雑役艦マンハセット級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
― | ― | YAG-8 (1、2) |
ベスレヘム・スチール社スパローズ・ポイント造船所 | 1942/8/8 | 1943/10/22 | 1943/10/30 | ◎1923 進水 ◎1912/7/20 Eastern Steamship Lines, Inc. に引き渡されWiltonと命名 ◎1941/12 海事委員会が取得 ◎1942/1/2 ボストンの海軍に移管、艦種を雑役船(YAG-8)に改める ◎1942/1/12 ブルックリンのSullivan Dry Dock & Repair Corp. で警備船に改装 ◎1942/3/26 運用開始 ◎1942/5/30 艦種を雑役艦(AG-47)に改め、マンハセット Manhassetと命名、ブルックリンのSullivan Dry Dock & Repair Corp. でQシップに改装 |
◎3rd Naval District inshore patrol, Mar-May 1942. | |||||||
― | ― | YAG-9 (1、2) |
ベスレヘム・スチール社スパローズ・ポイント造船所 | 1942/1/3 | ― | 1943/10/26 | ◎1923 進水 ◎1912/7/20 ボストンのEastern Shipbuilding Lines, Inc. に引き渡されCornishと命名 ◎1941/12 海事委員会が取得 ◎1941/12/29 海軍に移管、艦種を雑役船(YAG-9)に改める ◎1942/1/2 運用開始 ◎1942/3/30 ブルックリンのSullivan Dry Dock & Repair Corp. で警備船に改装(〜1942/6/29) ◎1942/5/30 艦種を雑役艦(AG-48)に改め、マスケゲット Muskegetと命名 |
◎3rd Naval District. |
- 排水量:195t 全長:49.68m(49.86mともいわれる) 幅:6.09m 吃水:2.74m 主機/軸数:4-cyl. triple-expansion蒸気機関/1軸 出力(計画):100馬力
- ※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、1、2)
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
パレス | Palace | YAG-13 | Delaware River Shipbuilding & Engine Works | 1943/4/12 | 1944/6/6 | 1944/6/9 | ◎1942/8/13 艦種を雑役船(YAG-13)に改める ◎1943春? チャールストン海軍工廠のDrydock No. 2にて入渠 ◎1943/8 キー・ウェストの艦隊音響学校にて運用(〜1943/10) ◎1943/10/1 Service Squadron所属(〜1944/5) ◎1943/8 キー・ウェストの艦隊音響学校にて運用(〜1943/10) ◎1944/5 第5海軍区所属(〜1944/6) ◎1944/9/9 軽巡洋艦ヴィクスバーグ Vicksburg(CL-86)の標的として沈没 |
- 総トン数:185t 全長:45.72m 幅:7.95m 吃水:3.10m 主機/軸数:4-cyl. triple-expansion蒸気機関/1軸 出力:1,200馬力 乗員:32名
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
― | ― | YAG-14 | George Lawley & Son | 1943/4/3 | 1944/8/11 | 1944/8/22 | ◎1943/8/7 再取得し、スタテン・アイランドのFrank McWilliams shipyardで雑役船に改装、艦種を雑役船(YAG-14)に改める ◎98%の完成度で残りはブルックリンのベスレヘム・スチール社で改装 ◎1942/12/12 運用開始 ◎除籍後、War Shipping Administrationに移管 ◎1945/2/20 ニュー・ヨークのCircle Line Co. に売却されTouristと命名 ◎1952 除籍、解体 |
- 排水量:400t 全長:28.34m 幅:8.53m 吃水:1.28m 主機/軸数:ディーゼル
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
コヒ | Kohi | YAG-27 | ニュー・ジーランド | 1942/11/17 | 1944/3/3 | ◎1942/11/17 New Zealand Joint Purchasing
Boardの船を購入し改装 ◎1944/3/14 New Zealand Joint Purchasing Boardに返却 |
- ※データは税関監視船部蒸気船アルゴンクィン級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
― | ― | YAG-29 | グローブ鉄工所 | ◎1943 海軍が取得、艦種を雑役船(YAG-29)に改め、運用開始 ◎後に運用終了 ◎1946 解体 |
- ※データは雑役艦ナシャウェナの項を参照
- ※艀(自走)358型を改装
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ナシャウェナ | Nashawena | YAG-35 | シアトル・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1947/6/20 | 1953/8/17 | ◎1947/9/9 艦種を雑役船(YAG-35)に改める、通信のメンテナンスを行う ◎メア・アイランド海軍造船所にて退役後、トレジャー・アイランド海軍基地にて運用開始 ◎1953末 太平洋予備艦隊に編入 ◎1960/6/1 Anthony Zahardisに売却 ◎1960/7/3 Anthony Zahardisへ曳航、ワシントンD.C. のOmega Hydrospace Services, Inc. (1966年にUS Undersea Cable Corp. が取得)のケーブル工事に使用、Omega(オフィシャル・ナンバー 285876)と改名 ◎1962頃 イギリス船籍となる、バハマのナッソーを母港にする(イギリス・オフィシャル・ナンバー315947) ◎1968 パナマで船籍となる ◎1971 リベリアのInternational Marine Operations, Inc. に売却、リベリア船籍となる ◎1973 売却 ◎1980年代初め Lloyds Registerから除籍 |
- ※データはEC2-S-C1型“リバティ・シップ”の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
フロイド W. スペンサー | Floyd W. Spencer | YAG-36 | デルタ・シップビルディング社 | 1944/8/22 | ◎1953 海軍に移管、艦種を雑役船(YAG-36)に改める ◎1960 日本にて解体 |
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ジョン L. サリヴァン | John L. Sullivan | YAG-37 | Permanente Metals Richmond, California Yard #2 | 1943/6/7 | ◎1957 海軍に移管、艦種を雑役船(YAG-37)に改める ◎実験のため機関撤去後、航空機用ターボプロップ・エンジンを4基搭載 ◎実験後にターボプロップ・エンジンを撤去、ウィルミントンにて国家防衛予備船隊に編入 ◎1958 ウィルミントンにて解体 |
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YAG-38 | |||||||
YAG-39 | |||||||
― | ― | YAG-40 (1、2) |
J. A. Jones Construction Company, Panama City | 1944/11/7 | 1972/5 | ◎1953/5 海軍に移管、艦種を雑役船(YAG-40)に改める ◎1957末 サン・ディエゴにて太平洋予備艦隊に編入 ◎1962/5 サン・フランシスコのTriple A Machine Shopにて改装 ◎1962/10/20 再役、グランヴィル S. ホール Granville S. Hallと命名 ◎1962/11/24 真珠湾にて練習艦兼実験船となる ◎除籍後、海事局に移管 ◎1972/3(1972/6/30?) 日本にて解体 |
- ※データはレーダー哨戒艦(貨物輸送船改造)ガーディアン級の項を参照
- ※Z-EC2-S-C5型“リバティ・シップ”を改装
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ガーディアン | Guardian | YAG-41 | J. A. Jones Construction Company, Panama City | 1955/2/1 | 1965/7/28 | 1965/9/1 | ◎1954 海軍に移管、チャールストン海軍造船所で航洋レーダー哨戒船に改装、艦種を雑役船(YAG-41)に改め、ガーディアンと改名 ◎後に艦種を航洋レーダー哨戒船(YAGR-1)に改める |
ルックアウト | Lookout | YAG-42 | J. A. Jones Construction Company, Panama City | 1955/3/5 | 1965/7/12 | 1965/9/1 | ◎1954/8/13 海軍に移管、チャールストン海軍造船所で航洋レーダー哨戒船に改装、艦種を雑役船(YAG-42)に改め、ルックアウトと改名 ◎後に艦種を航洋レーダー哨戒船(YAGR-2)に改める |
スカイウォッチャー | Skywatcher | YAG-43 | J. A. Jones Construction Company, Panama City | 1955/3/29 | 1965/3/29 | 1965/4/1 | ◎1954/9/30 海軍に移管、ポーツマス海軍造船所で航洋レーダー哨戒船に改装、艦種を雑役船(YAG-43)に改め、スカイウォッチャーと改名 ◎後に艦種を航洋レーダー哨戒船(YAGR-3)に改める |
ジェームズ W. ホイーラー | James W. Wheeler | YAG-44 | J. A. Jones Construction Company, Panama City | 1955/4/2 | 1965/7/1 | 1965/7/1 | ◎後に艦種を雑役船(YAG-44)に改める ◎1954/8 艦種をを航洋レーダー哨戒船(YAGR-4)に改める |
- ※データは設網船YN-1級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
バターナット | Butternut | YAG-60 | Lake Washington Shipyards, Inc. | 1942/5/13 | 1969/7/18 | 1971/7/1 | ◎後に籍をもどす、艦種を雑役船(YAG-60)に改める ◎1972初め マウイ島にてsalvage training hulkとなる ◎1977/6 標的として沈没 |
Update 20/11/14