駆逐艦母艦
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※1920年7月17日、艦種記号ADが各艦に与えられる
- ※データは補助巡洋艦ディキシー級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ディキシー (1、2) |
Dixie | AD-1 | ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1898/4/19 | 1922/6/30 | ◎1909/2/2 再役、艦種を駆逐艦母艦に改める ◎1920/7中旬 フィラデルフィア海軍工廠にて保管(~1921/4初め) ◎1922/9/25 解体のため売却 |
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プレーリー (1、2) |
Prairie | AD-5 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1898/4/8 | 1922/11/22 | 1922/11/22 | ◎1917後半 駆逐艦母艦に改装、艦種を駆逐艦母艦に改める ◎1923/6/22 解体のため、オークランドのLouis Rothernbergに売却 |
バッファロー | Buffalo | AD-8 | ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1898/9/22 | 1922/11/15 | 1927/5/27 | ◎1918 フィラデルフィア海軍工廠で駆逐艦母艦に改装(~1918/6)、艦種を駆逐艦母艦に改める ◎退役後、Barracks Shipとなる ◎1927/9 売却 |
- 排水量:7,150t 全長:127.17m 幅:16.58m(16.59mともいわれる) 吃水:6.09m 主缶:バブコック&ウィルコックス缶2基 主機/軸数:パーソンズ式ギアード・タービン1基/1軸 出力:4,000馬力 速力:15.0kt 兵装:51口径127mm単装砲8基、50口径76mm単装対空砲1基、3ポンド砲2基~3基、457mm単装魚雷発射管1基(のちに51口径127mm単装両用砲2基、50口径76mm単装両用砲4基、40mm連装対空機関砲2基) 乗員:397名(のちに士官34名、下士官兵391名)
- ※8tクレーンを搭載
- ※下は駆逐艦母艦メルヴィル(AD-2)の搭載艇
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
メルヴィル (1、2) |
Melville | AD-2 | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | 1915/12/3 | 1946/8/9 | 1947/4/23 | ◎1913/11/11 起工 ◎1915/3/2 進水 ◎1916ころ(1917初め?) 入渠 1917/7/26 パナマにてボイラー爆発事故により損傷 ◎1948/3/30 海事委員会に移管 ◎1948/7/20(1948/8/19?) 解体のため、ボルティモアのPatapsco Scrap Corp. に売却(売却額$332,124.00、沿岸機雷敷設艦ワサック Wassuc(CMc-3)と雑役艦サン・クレメンテ San Clemente(AG-79)のセットで) |
◎Queenstown 1917-1918. |
- 軽荷排水量:8,325t 満載排水量:12,450t 全長:147.24m 幅:18.62m 吃水:7.46m 主機/軸数:ギアード・タービン1基/1軸 出力:7,000馬力 速力:13.5kt 兵装:38口径127mm単装砲4基、40mm2連装機関砲2基、20mm連装機関砲6基 乗員:514名
- ※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、1、2)
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ドビン | Dobbin | AD-3 | フィラデルフィア海軍工廠 | 1924/7/23 | 1946/9/27 | ◎1946/12/24 海事委員会に移管 | |
◎Pearl Harbor (4 killed). | |||||||
ホイットニー | Whitney | AD-4 | チャールズタウン海軍工廠 | 1924/9/2 | 1946/10/22 | 1947/1/22 | ◎1946/11/21 海事委員会に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎1948/3/18 解体のため、Dulien Ship Products Co. に売却 |
◎Atlantic Fleet 1924-1932. Pacific Fleet 1932-1946. Pearl Harbor. |
- ※データは補助巡洋艦パンサーの項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
パンサー (1、2) |
Panther | AD-6 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1898/4/22 | 1922/5/10 (1922/5/16?) |
1922/8/22 | ◎1917/4 艦種を駆逐艦母艦に改める ◎1923/3/24 解体のためフィラデルフィアのTioga Steel Co. に売却 |
- ※データは給炭艦ハンニバル級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
レオニダス (1、2) |
Leonidas | AD-7 | S. P. Austin & Sons, Ltd. | 1898/5/21 | 1921/11/28 | 1921/11/28 | ◎1917/10/30 ポーツマス海軍工廠で改装、艦種を駆潜艇兼駆逐艦母艦に改める ◎1922/6/5(1922/6/6?) ワシントンD.C. のAmmunitions Products Corp. に売却され商船Elizabeth Hollandとなる ◎のちに解体のため売却 |
- 軽荷排水量:5,690t 満載排水量:8,900t 全長:128.07m 幅:16.18m 吃水:8.68m 主機/軸数:レシプロ蒸気機関1基/1軸 出力:3,400馬力 速力:13.0kt 兵装:51口径127mm単装砲4基(のちに50口76mm単装砲4基に換装)、40mm連装機関砲2基、20mm単装機関砲16基 乗員:471名
- ※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、1、2)
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ブラック・ホーク (1、2) |
Black Hawk | AD-9 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1918/5/15 | 1946/8/15 | 1946/9/25 | ◎1920/11 艦種を駆逐艦母艦(AD-9)に改める ◎1921/4/29 ニュー・ヨーク海軍工廠にてオーヴァーホール(~1921/6/15) ◎1926/2 Olongapo Naval Stationの工廠用浮きドック(非自走)デューイ Dewey(YFD-1)にて入渠(1、2) ◎1942/11/11 United Engineering Co. にて修理、オーヴァーホール(~1943/3/16、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10) ◎1945春 アラメダにてオーヴァーホール ◎1947/9/4 海事委員会に移管 ◎1948/3/17 解体のため、Kaiser Co., Inc. に売却、のちにDulien Steel Products Co. に再売却 ◎1948 シアトルにて解体 |
◎Converted from mine tender, 22 Oct 1922. Asiatic Fleet 1922-1940 (1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38). Yangtze River 1926-1927 and 1931-1932. China 1937-1939 (1, 2). Philippines 1942. Pearl Harbor Arrived - 11 November 1943, Complete - Indefinite. Work underway as follows: new main condenser head (head and water box being cast), repair of refrigerator control, fuel oil service pump, new seats and discs in main steam and auxiliary steam main stops, new fresh water manifold, forced draft blower removed to shop for overhaul. Installation additional generator condenser will be the controlling job. |
- 排水量:7,175t 全長:136.33m 幅:16.58m 吃水:8.90m 速力:12.5kt 兵装:127mm砲8基 乗員:552名
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ブリッジポート | Bridgeport | AD-10 | ブレーマー・フルカン | 1917/8/25 | 1924/11/3 | ◎駆逐艦母艦として就役 ◎1924/11/3 チャールズタウン海軍工廠にて予備艦隊に編入 ◎除籍後、War Shipping Administrationに移管 ◎1942/2 貨物船となる ◎1943/9 陸軍病院船に改装 ◎1944/8 竣工、ラークスパー Larkspurと改名 |
- 軽荷排水量:6,250t 満載排水量:13,925t(AD-12は10,000t) 全長:129.20m(AD-12は128.93m) 幅:16.45m(AD-12は16.55m) 吃水:8.29m(AD-12は6.30m(平均)) 主機/軸数:ギアード・タービン1基/1軸 出力:2,500馬力 速力:10.5kt 兵装:127mm砲4基、76mm砲2基(AD-11のみ)、40mm連装機関砲4基(AD-12のみ)、20mm連装機関砲6基(AD-12のみ) 乗員:481名
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アルタイア | Altair | AD-11 | スキナー&エディー社 | 1921/12/6 | 1946/6/21 | 1946/7/21 | ◎1919 貨物船エディスト Edistoを改装、識別番号船(ID-4156)として就役 ◎1921/10/29 United States Shipping Boardから海軍に移管 ◎1921/11/2 アルタイアと改名 ◎除籍後、海事委員会に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎1948/3/9 解体のため、ナパのBasalt Rock Co. に売却 |
デネボラ | Denebola | AD-12 | スキナー&エディー社 | 1921/11/28 | 1946/4/10 | ◎1921/11/4 1919年建造の貨物船エッジウッド
EdgewoodをUnited States Shipping Boardに移管、フィラデルフィア海軍工廠で改装 ◎1924/8/9 退役、フィラデルフィア海軍工廠にて保管 ◎1940/4/6 再役 ◎1946/7/1 海事委員会に移管 |
- 軽荷排水量:6,250t 満載排水量:10,000t 全長:129.20m 幅:16.55m 吃水:6.30m(平均) 主機/軸数:ギアード・タービン1基/1軸 出力:2,500馬力 速力:10.5kt 兵装:50口径76mm単装砲4基、40mm連装機関砲4基、20mm連装機関砲6基 乗員:482名
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
リゲル | Rigel | AD-13 | スキナー&エディー社 | 1922/2/24 | 1946/7/11 | ◎1921/11/16 1918年建造のエッジコム EdgecombeをUnited
States Shipping Boardから海軍に移管、改装 ◎1941 艦種を基地工作艦(ARb-1)に改める ◎1941/4/10 艦種を工作艦(AR-11)に改め、ブレマートンにてオーヴァーホール |
- 軽荷排水量:14,037t 満載排水量:16,500t(AD-17~AD-19は17,176t) 全長:161.72m 幅:22.34m 吃水:7.49m 主機/軸数:蒸気タービン2基/2軸 出力:12,000馬力(AD-17~AD-19は11,300馬力) 速力:18.0kt(AD-17、AD-19は最大19.5kt、AD-18は19.6kt) 兵装:38口径127mm単装砲4基(戦後逐次撤去)、40mm機関砲4基(AD-17、AD-19は40mm連装機関砲4基、AD-18は40mm機関砲8基)、20mm機関砲23基(AD-17~AD-19) 乗員:1,262名(AD-17、AD-19は1,076名、AD-18は1,050名)
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ディキシー | Dixie | AD-14 | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | 1940/4/25 | 1982/6/15 | ◎除籍後、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 | |
プレーリー | Prairie | AD-15 | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | 1940/8/5 | 1993/3/26 | 1993/3/26 | 1942/5/29 大西洋にて哨戒砲艦スプリー Spry(PG-64)の誤った砲撃により損傷、後にボストンにて修理 ◎1943春 オーヴァーホール ◎1993/4/1 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 |
ピードモント | Piedmont | AD-17 | タンパ・シップビルディング社 | 1944/1/5 | 1982/9/30 | 1986/8/6 | 1944/11/10 アドミラルティ諸島のシーアドラー湾にて給兵艦マウント・フッド Mount Hood(AE-11)の爆発事故により損傷 ◎1982/10/18 トルコに貸与されDerya(A 576)と改名(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10) ◎のちにオーヴァーホール ◎1988 ギョルジュク海軍工廠にて入渠 ◎1994 除籍 |
シエラ | Sierra | AD-18 | タンパ・シップビルディング社 | 1944/3/20 | 1993/10/15 | 1993/10/15 | ◎1962/3/27 ノーフォーク海軍造船所にてFRAM II改装(~1962/9/15) ◎1995/8/25 解体のため売却 |
ヨセミテ (1、2) |
Yosemite | AD-19 | タンパ・シップビルディング社 | 1944/3/26 | 1994/1/27 | 1994/1/27 | ◎除籍後、国家防衛予備船隊に編入 ◎2003/11/18 標的として沈没 |
- 軽荷排水量:11,755t 満載排水量:16,600t 全長:149.96m 幅:21.18m(21.25mともいわれる) 吃水:8.30m(8.38mともいわれる) 主缶:フォスターホイーラーD型缶2基 主機/軸数:ジェネラル・エレクトリック式蒸気タービン1基/1軸 出力:8,500馬力 速力:18.0kt(18.4ktともいわれる) 兵装:38口径127mm単装両用砲4基(のちに38口径127mm単装両用砲2基を撤去)、40mm連装機関砲3基、20mm4連装機関砲2基 乗員:826名(857名ともいわれる)
- ※C3-S-A2型貨物船を改装
- ※80tクレーンを搭載
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
カスケード (1、2) |
Cascade | AD-16 | ウェスタン・スチール&パイプ社 | 1943/3/12 | 1974/11/22 | 1974/11/23 | ◎1942/9/11 海軍に移管、サン・フランシスコのMatson Navigation Companyで駆逐艦母艦に改装、艦種を駆逐艦母艦(AD-16)に改める ◎1943/3/26 メア・アイランドにてオーヴァーホール(~1943/4/27、1、2) ◎第二次大戦中、アジア太平洋戦域に割り当てられる ◎1945/6/2 沖縄群島への強襲、占拠(~1945/6/30) ◎1945/9/2 極東にて占領作戦の任務(~1946/3/27) ◎1947/2/12 フィラデルフィアにて退役、保管 ◎1951/4/5 再役 ◎1965/10 ボストン海軍工廠にてFRAM改装 ◎1975/9/2(1975/10/1?) 海事局に移管、Defense Reutilization & Marketing Service(DRMS)により解体のため売却 |
- 軽荷排水量:8,560t 満載排水量:14,800t(18,900tともいわれる) 全長:149.96m 幅:21.03m 吃水:8.71m 主缶:フォスターホイーラーD型缶2基 主機/軸数:ド・ラヴァル式ギアード・タービン1基(AD-21はジェネラル・エレクトリック式ギアード・タービン1基)/1軸 出力:8,500馬力 速力:17.0kt(18.4kt(公試)ともいわれる) 兵装:38口径127mm単装両用砲1基、50口径76mm単装両用砲4基、40mm連装機関砲2基、20mm連装対空機関砲20基(AD-21は38口径127mm単装両用砲1基、50口径76mm単装両用砲4基、40mm連装機関砲2基、20mm連装対空機関砲8基) 乗員:士官63名、下士官兵795名(AD-21は士官、下士官兵合わせて864名)
- ※C3型貨物船を改装
- ※30tクレーンを搭載
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ハムル (1、2) |
Hamul | AD-20 | フェデラル・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1941/6/14 | 1962/6/9 | 1963/7/1 | ◎1942/6/2(1943/1/7?) 艦種を駆逐艦母艦(AD-20)に改める ◎1944晩秋? ブルックリン海軍工廠にてオーヴァーホール(~1944/12下旬) ◎第二次大戦中、アジア太平洋戦域に割り当てられる ◎1945/5/10 沖縄群島への強襲、占拠(~1945/6/30) ◎1946 退役 ◎1947 再役 ◎1950/7/17 プリマスにて退役 ◎1950秋 再役 ◎1953/3/19 朝鮮戦争中、戦域に割り当てられる(Third Korean Winter) ◎除籍後、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎1975/10/16 解体のため、Levin Metals Corp. に売却 ◎1975/12/2 Levin Metals Corp. に引き渡される ◎1976 解体 |
◎Taiwan Straits Dec 1958. | |||||||
マーカブ (1、2、3) |
Markab | AD-21 | インガルス・シップビルディング社 | 1941/6/15 | 1976/9/1 | ◎1942/1/24 艦種を駆逐艦母艦(AD-21)に改める ◎1947/1 退役、オレンジにて大西洋予備艦隊に編入 ◎1952/2/26 再役 ◎1955/7/31 チャールストンにて退役 ◎1960/4/15 艦種を工作艦(AR-23)に改める |
- 軽荷排水量:8,165t(11,755tともいわれる、AD-29は8,165t、AD-36は8,091t) 満載排水量:16,635t(AD-26以降は16,880t) 全長:149.96m 幅:21.18m(21.23mともいわれる、AD-26以降は21.21m) 吃水:8.30m(AD-26以降は8.53m) 主缶:バブコック&ウィルコックスD型缶2基 主機/軸数:ジェネラル・エレクトリック式ギアード・タービン1基/1軸 出力:8,500馬力 速力:18.4kt(公試、AD-26以降は18.0kt、AD-29は19.0kt) 兵装:38口径127mm単装両用砲1基、50口径76mm単装両用砲4基、40mm連装対空機関砲2基、20mm機関砲20基(AD-26以降は38口径127mm単装砲2基(AD-36は38口径127mm単装砲1基)、40mm機関砲8基(AD-29、AD-36はなし)、20mm機関砲22基(AD-28、AD-31は20mm機関砲12基、AD-29、AD-36はなし)) 乗員:士官48名、下士官778名(AD-26は士官、下士官兵合わせて1,035名、AD-27は士官、下士官兵合わせて962名、AD-28は士官、下士官兵合わせて977名、AD-31は士官、下士官兵合わせて1,017名、AD-36は士官、下士官兵合わせて859名)
- ※C3型(改良)貨物船を改装
- ※30tクレーンを搭載
- ※仕様の差異から、AD-26以降をシェナンドー級ともいわれる
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
クロンダイク | Klondike | AD-22 | ロサンゼルス・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1945/7/30 | 1970/12/15 | 1974/9/15 | ◎C3特殊型貨物船を取得し改装 ◎1943/12/6 起工 ◎1944/8/12 進水 ◎1945/11/21 サン・ディエゴにて不活性化工事 ◎1946/11/30 サン・ディエゴにて退役、保管 ◎1948/11/30 サン・ディエゴにて運用開始 ◎1959/7/15 ロング・ビーチにて再役 ◎1960/2/20 艦種を工作艦(AR-22)に改める |
アーケイディア | Arcadia | AD-23 | ロサンゼルス・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1945/9/13 | 1968/6/28 | 1973/7/1 | ◎C3特殊型貨物船を取得し改装 ◎1944/3/6 起工 ◎1944/11/19 進水 ◎1945/12~1946? 退役 ◎1947/2/7 チャールストンにて大西洋予備艦隊に編入 ◎1951/8/1 再役 ◎1968/11/15 James Riverにて国家防衛予備船隊に編入 ◎1969/6/30 海事局に移管 ◎1975/10 解体のため、San JoseのLevin Metalsに売却 |
エヴァーグレーズ | Everglades | AD-24 | ロサンゼルス・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1951/5/25 | 1970 | 1989/5/24 | ◎C3特殊型貨物船を取得し改装 ◎1944/6/26 起工 ◎1945/1/28 進水 ◎1946/5/23 竣工 ◎1947/5/15 サン・ディエゴにて太平洋予備艦隊に編入 ◎1990/7/2 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 |
フロンティア | Frontier | AD-25 | ロサンゼルス・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1946/3/2 | 1968/6/28 | 1972/12/1 | ◎C3特殊型貨物船を取得し改装 ◎1945/3/25 進水 ◎1947/9/29 退役、太平洋予備艦隊に編入 ◎1951/11/11 再役 ◎1952/12? ピュージェット・サウンド海軍造船所にてオーヴァーホール ◎1965初春 入渠 ◎退役後、海事局に移管(~1975/4/22) ◎1975/4/18 Zidell Explorations, Inc. に売却(売却額$350,616.99) |
シェナンドー | Shenandoah | AD-26 | トッド・パシフィック・シップヤーズ社タコマ造船所 | 1945/8/13 | 1980/4/1 | 1980/4/1 | ◎C3型(改良)貨物船を取得し改装 ◎1944/9/16 起工 ◎1945/3/29 進水 ◎1982/3/1 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 |
イエローストーン | Yellowstone | AD-27 | トッド・パシフィック・シップヤーズ社タコマ造船所 | 1946/1/16 | 1974/9/11 | 1974/9/12 | ◎C3型(改良)貨物船を取得し改装 ◎1944/10/16 起工 ◎1945/4/12 進水 ◎1946初め ピュージェット・サウンド海軍造船所にて修理 ◎除籍後、海事局に移管 ◎1975/9/2 解体のため、Luria Bros. Co., Inc. に売却(売却額$601,666.78) |
グランド・キャニオン | Grand Canyon | AD-28 | トッド・パシフィック・シップヤーズ社 | 1946/1/16 | 1978/9/1 | ◎C3型(改良)貨物船を取得し改装 ◎1945/4/27 進水 ◎1963/6下旬 イースト・ボストンのベスレヘム・スチール社造船所にて近代化改装(~1964/1/3) ◎のちに艦種を工作艦(AR-28)に改める |
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アイル・ロイヤル | Isle Royal | AD-29 | トッド・パシフィック・シップヤーズ社 | 1962/6/9 | 1976/9/15 | ◎C3型(改良)貨物船を取得し改装 ◎1944/12/16 起工 ◎1945/9/19 進水 ◎1946/7/2 サン・ディエゴにて太平洋予備艦隊に編入 ◎1963 真珠湾海軍基地にて船体の一部を清掃 ◎1965~1966ころ この間、台湾にて船体の一部を再塗装、汎用ボートをオーヴァーホール ◎除籍後、海事局に移管 ◎1977/12/1 Waterman Supply Co. に売却(売却額$100,000.00) ◎1978/1/18 真珠湾にてWaterman Supply Co. に引き渡される ◎のちに解体のため、インターナショナル・スチールに売却 |
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グレート・レイクス | Great Lakes | AD-30 | トッド・パシフィック・シップヤーズ社 | ― | ― | ◎1944/8/12 艦種を駆逐艦母艦(AD-30)に改める ◎1945/4/16 起工 ◎1946/1/7 建造中止 |
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タイドウォーター (1、2、3) |
Tidewater | AD-31 | チャールストン海軍工廠 | 1946/2/19 | 1971/2/20 | ◎C3型(改良)貨物船を取得し改装 ◎1944/8/12 艦種を駆逐艦母艦(AD-31)に改める ◎1944/11/27 起工 ◎1945/6/30 進水 ◎1946 退役、チャールストンにて大西洋予備艦隊に編入 ◎1951/10/2 再役 ◎1953/8/12 ノーフォーク海軍造船所にてオーヴァーホール(~1953秋) ◎1962/6 ノーフォーク海軍造船所にてオーヴァーホール(~1969春?) ◎1971/2/20 インドネシアに貸与されDumai(652)と改名 ◎1980/3/1 インドネシアに売却 ◎1984 除籍 |
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ニュー・イングランド | New England | AD-32 | タンパ・シップビルディング社 | ― | ― | ◎1944/8/12(1944/8/14?) 艦種を駆逐艦母艦(AD-32)に改める ◎1944/9/2 ニュー・イングランドと命名 ◎1944/10/1 起工 ◎1945/8/12 建造中止 ◎1946/4/1 進水 |
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カノーパス | Canopus | AD-33 | メア・アイランド海軍工廠 | ― | ― | ◎1944/9/27 艦種を駆逐艦母艦(AD-33)に改める ◎1945/3/15 起工 ◎1945/8/12 建造中止 |
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アローヘッド | Arrowhead | AD-35 | 海軍工廠ピュージェット・サウンド | ― | ― | ◎艦種を駆逐艦母艦(AD-35)に改め、アローヘッドと改名 ◎1944/12/1 起工 ◎1945/8/12 建造中止 |
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ブライス・キャニオン | Bryce Canyon | AD-36 | チャールストン海軍工廠 | 1950/9/15 | 1981/6/30 | 1981/6/30 | ◎工事中の船体をチャールストン海軍工廠に移動。艦種を駆逐艦母艦(AD-36)に改め、ブライス・キャニオンと改名 ◎1945/7/5 起工 ◎1946/3/7 進水 ◎1967夏 サン・ペドロのTodd Shipyardsにて入渠(1、2) ◎除籍後、海事局に移管 ◎1982/4/1 解体のため売却 |
- ※データは工作艦アルコアの項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アルコア | Alcor | AD-34 | フェデラル・シップビルディング&ドライ・ドック社 | 1941/9/4 | 1946/8/5 | 1946/8/28 | ◎1944/11/6 艦種を駆逐艦母艦(AD-34)に改める ◎1946/8/6 解体のため売却 |
- 軽荷排水量:13,458t(AD-41は13,315t、AD-42は13,526t、AD-43、AD-44は13,482t) 満載排水量:20,132t(AD-41は20,263t、AD-42は21,916t、AD-43、AD-44は20,429t) 全長:195.98m(AD-41、AD-43、AD-44は195.68m) 幅:25.90m 吃水:9.14m(制限、AD-41は8.22m、AD-42~AD-44は7.62m) 主缶:缶2基 主機/軸数:蒸気タービン1基/1軸 出力:20,000馬力 速力:20.0kt+(AD-41~AD-43は20.0kt) 兵装:38口径127mm単装砲1基(AD-37、AD-38、AD-41のみ。のちに撤去)、40mm機関砲2基、20mm機関砲4基(AD-41~AD-44は20mm機関砲2基) 乗員:1,056名(AD-38は1,806名、AD-41~AD-44は1,500名)
- ※駆逐艦母艦と艦種名にかかわらず、原子力からガス・タービン推進を含む巡洋艦やフリゲイトなど一般の水上戦闘艦の支援が可能で、ミサイル駆逐艦クラスなら同時に6隻までを横付けして同時に支援出来る
- ※後部にDASH格納庫を新造時から装備しないなど一部変更があり、AD-41以降をイエローストーン級ともいわれる
- ※のちにDASH格納庫は修理工場に改める。AD-39、AD-40はそれぞれ1969年度、1973年度で建造が認められたが、他艦の予算不足を補うためなどの理由でキャンセルされている
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
サミュエル・ゴンパース (1、2) |
Samuel Gompers | AD-37 | ピュージェット・サウンド海軍造船所 | 1967/7/1 | 1995/10/27 | 1999/4/7 | ◎1964/7/9 起工 ◎1966/5/14 進水 ◎退役後、ポーツマスにてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により係船 ◎1999/4/7 海事局に移管 ◎2003/7/22 標的として沈没 |
ピュージェット・サウンド | Puget Sound | AD-38 | ピュージェット・サウンド海軍造船所 | 1968/4/27 | 1996/1/27 | ◎1965/2/15 起工 ◎1966/9/16 進水 ◎退役後、フィラデルフィアにてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)によりカテゴリー“B”保管 |
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― | ― | AD-39 | ― | ― | ◎未着手のまま建造中止 | ||
― | ― | AD-40 | ― | ― | ◎1974 未着手のまま建造中止 | ||
イエローストーン | Yellowstone | AD-41 | ナショナル・スチール&シップビルディング | 1980/6/28 | 1996/1/31 | 1999/4/7 | ◎1977/6/27 起工 ◎1979/1/27 進水 1986/9/22 ヴァージニアにて艦隊給油艦トラッキー Truckee(T-AO-147)と衝突 ◎除籍後、James Riverにて国家防衛予備船隊に編入 ◎2001/7/28 海事局に移管 |
アケイディア | Acadia | AD-42 | ナショナル・スチール&シップビルディング | 1981/6/6 | 1994/12/16 | ◎1978/2/14 起工 ◎1979/7/28 進水 ◎1985/8 サン・ディエゴにてオーヴァーホール(~1985/12中旬) ◎退役後、真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)によりカテゴリー“B”保管(1、2、3) ◎2010/9/20 ヴァリアント・シールド演習に、標的として沈没(1、2、3、4、5) |
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ケープ・コッド | Cape Cod | AD-43 | ナショナル・スチール&シップビルディング | 1982/4/17 | 1995/9/29 | 1999/4/7 | ◎1979/1/27 起工 ◎1980/8/2 進水 ◎除籍後、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入(1、2) ◎2012/3 解体のため、 BrownsvilleのESCO Marineに売却 ◎2012/3/30 BrownsvilleのESCO Marineへ曳航 |
シェナンドー | Shenandoah | AD-44 | ナショナル・スチール&シップビルディング | 1983/8/15 | 1996/9/13 | 1999/4/7 | ◎1980/8/2 起工 ◎1982/2/6 進水 ◎2001/7/28 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入(1、2) |
― | ― | AD-45 | ― | ― | ◎未着手のまま建造中止 | ||
― | ― | AD-46 | ― | ― | ◎未着手のまま建造中止 |
Update 24/03/06