アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※MAVはMaintenance Availabilityの略。PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略。SRAは短期間の限定的な有用性向上計画(Selected Restricted Availability。工期2年ごとに約5週間)の略(ABC順)
- 軽荷排水量:2,734t(DD-945〜DD-951は2,850t) 満載排水量:3,916t(DD-945〜DD-951は4,050t) 全長:127.53m(DD-933は127.55m) 幅:13.71m 吃水:4.57m(DD-933は5.94m、DD-951は6.85m) 主缶:バブコック&ウィルコックス式水管缶(重油専焼)4基(DD-936〜DD-938、DD-943、DD-944、DD-948、DD-949はフォスターホイーラー式水管缶(重油専焼)) 主機/軸数:ウェスティングハウス式オール・ギアード蒸気タービン2基(DD-931、DD-933はジェネラル・エレクトリック式オール・ギアード蒸気タービン2基)/2軸 出力:70,000馬力 速力(計画):33.0kt 燃料搭載量(計画):重油500t 航続力(計画):20ktで4,500浬 兵装:54口径127mm単装両用砲3基(1969年に後部砲塔をアスロックSUM8連装発射機1基に換装)、50口径76mm連装両用砲2基(1975年に撤去)、12.7mm単装機銃4基、533mm魚雷発射管4基(のちに324mm3連装短魚雷発射管2基に換装)、ヘッジホッグ2基(のちに撤去)、爆雷投下軌条1条 乗員:337名(DD-951は360名)
- ※1番砲後方と3番砲前方の50口径76mmMk. 33連装両用砲を、70口径76mmMk. 37連装両用砲に換装する計画だったが実現しなかった
- ※DD-945は、1974年〜1975年のオーヴァーホール時に前部127mm単装両用砲を、203mmMk. 71単装軽量自動砲に換装して1975年〜1979年に洋上評価試験を行った。1979年〜1980年のオーヴァーホール時に127mm単装両用砲に再換装
↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
フォレスト・シャーマン (1、2) |
Forrest Sherman | DD-931 | バス鉄工所 | 1955/11/9 | 1982/11/5 | 1990/7/27 | ◎1955/11/4 引き渡される ◎1994 Baltimore Fairfield Terminalにて係船(1、2) ◎1992/12/11 解体のため、クインシーのフォア・リヴァー造船所に売却 ◎のちにニュー・ヨークのN.R. Acquisition Incorporatedに再売却 ◎1995 パタプスコ川にて係船(1、2) ◎のちにフィラデルフィア海軍造船所にて係船(1、2、3、4、5、6、7、8、9) ◎2006 下院はUSS フォレスト・シャーマン DD-931財団に寄贈させる法案を可決 2011 記念艦としてレストア計画中止 ◎2014/12/15 解体のため、BrownsvilleのESCOに売却 ◎2015/5/18 BrownsvilleのESCOへ商船Crosby Cruiserが曳航(2015/5/23到着) ◎2016/1/1 解体 艦尾の“フォレスト・シャーマン”と“931”の数字を記した艦尾のプレートや100点以上の記念品と号鐘はバス鉄工所近くのMaine Maritime Museumに移管され展示 |
ジョン・ポール・ジョーンズ | John Paul Jones | DD-932 | バス鉄工所 | 1956/4/5 | 1982/12/15 | 1986/4/30 | ◎1965/12/20 退役 ◎1967/3/15 ミサイル駆逐艦(DDG-32)となる |
バリー (1、2) |
Barry | DD-933 | バス鉄工所 | 1956/7/9 | 1982/11/5 | 1983/1/31 | ◎1954/3/15 起工 ◎1955/10/1 進水 ◎1956/8/31 引き渡される ◎ボストン海軍工廠にて就役 ◎ボストン海軍工廠にて艤装(〜1955/11) ◎1957/3末 ボストン海軍工廠にてPSA ◎1957/8 ニューポートにて修理、保全 ◎1958夏 Izmirにて駆逐艦母艦グランド・キャニオン Grand Canyon(AD-28)により保全 ◎1958/10/14 ボストン海軍工廠にて改装(〜1959/3/17) ◎1961/1 ボストン海軍工廠にて入渠 ◎1962/11/15 ナラガンセット湾にて保全 ◎1963/6 ボストン海軍工廠にてオーヴァーホール 1964/7/25 大西洋にて洋上補給中、駆逐艦ウォーリントン Warrington(DD-843)と衝突し損傷、ボストン海軍工廠にて修理 ◎1966/1/17 スービック湾にて駆逐艦母艦ピードモント Piedmont(AD-17)により修理(〜1966/1/19) ◎1966/4 ニューポートにて修理改装 ◎1966/7/23 ボストンにて入渠、改装(〜1966/9/6) ◎1967/1/4 ボストン海軍造船所にて対潜装備改装 ◎1967/1/31(1967/4?) ボストン海軍造船所にて退役 ◎1968/4/19 再役 ◎1973/7/3 AthensのHellenic ShipyardsにてAN/SQS-23ソナーのアップグレード 1973/11/16 クレタ島南方海域にて海兵隊CH-46がエンジン故障によりASROCデッキにハード・ランディング ◎1974/10 入渠 ◎1976/2 フィラデルフィア海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1977/2/9) ◎1978/11/8 メイポートにて保全 ◎1979/2 修理、MAV ◎1979/6/23 バーレーンにて修理改装(〜1979/7/4) ◎1980/1/18 ベスレヘム・スチール社ボストン造船所にてオーヴァーホール(〜1981/3/31) ◎1980/8/7 ベスレヘム・スチール社ボストン造船所にて出渠 ◎1982/11/10 フィラデルフィア海軍造船所へ艦隊航洋曳船パパゴ Papago(ATF-160)が曳航(1982/11/12到着) 1984 ワシントン海軍工廠にて記念艦となる(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15) 2010 TV・ラジオ・ネットワーク会社CBS放送のTVドラマ「NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 NCIS: Naval Criminal Investigative Service (Season 8, Episode 3)」撮影用に用いられる ◎2016/5/7 フィラデルフィアへ曳航(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)、解体予定 |
◎Lebanon Jul-Aug 1958, Cuba Dec 1961, Cuban missile crisis Oct-Nov 1962, Vietnam Nov-Dec 1965. | |||||||
ディケイター (1、2) |
Decatur | DD-936 | ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 | 1956/12/7 | 1983/6/30 | 1988/3/16 | ◎1954/9/13 起工 ◎1955/12/15 進水 ◎1956/11/30 引き渡される 1964/5/6 ヴァージニア岬沖にて対潜航空母艦レイク・シャンプレーン Lake Champlain(CVS-39)と衝突し損傷、のちにノーフォークへ曳航、駆逐艦母艦シェナンドー Shenandoah(AD-26)により一時的な修理 ◎1964/11/1 チャールストン海軍造船所にて保管 ◎1965/6/15 退役、チャールストン海軍造船所でミサイル駆逐艦に改装 ◎1966/9/15 艦種をミサイル駆逐艦(DDG-31)に改める |
◎Cuban missile crisis Oct-Nov 1962. | |||||||
デイヴィス | Davis | DD-937 | ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 | 1957/2/28 | 1982/12/20 | 1990/7/27 | ◎1957/2/28 引き渡される ◎1969 退役、対潜装備改装 ◎1970 再役 ◎1994/6/30 解体のため売却 |
ジョナス・イングラム | Jonas Ingram | DD-938 | ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 | 1957/7/19 | 1983/3/4 | 1983/6/15 | ◎1957/7/10 引き渡される ◎1988/7/23 標的として沈没 |
マンリー | Manley | DD-940 | バス鉄工所 | 1957/2/1 | 1983/3/4 | 1990/6/1 | ◎1957/1/25 引き渡される ◎1970 退役、対潜装備改装 ◎1971 再役 ◎1994/6/30 解体のため売却 |
デュ・ポン | Du Pont | DD-941 | バス鉄工所 | 1957/7/1 | 1983/3/4 | 1990/6/1 | ◎1957/6/21 引き渡される ◎1969 退役、対潜装備改装 ◎1970 再役 ◎1993/1/14 解体のため売却 |
ビゲロー | Bigelow | DD-942 | バス鉄工所 | 1957/11/8 | 1982/11/5 | 1990/6/1 | ◎1957/11/1 引き渡される ◎1993 解体のため売却 ◎1996/10/1 海軍が再取得 ◎2003/4/2 標的として沈没 |
ブランディ | Blandy | DD-943 | ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 | 1957/11/26 | 1982/11/5 | 1990/7/27 | ◎1957/11/20 引き渡される ◎1970 退役、対潜装備改装 ◎1971 再役 ◎1994/6/30 解体のため売却 |
マリニクス | Mullinnix | DD-944 | ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 | 1958/3/7 | 1983/8/11 | 1990/7/26 | ◎1958/2/26 引き渡される ◎1992/8/22 標的として沈没 |
ハル | Hull | DD-945 | バス鉄工所 | 1958/7/3 | 1983/7/11 | 1983/10/15 | ◎1958/6/25 引き渡される ◎1974 オーヴァーホール(〜1975) ◎1979 オーヴァーホール(〜1980) ◎1998/4/7 東太平洋にて標的として沈没 |
エドソン | Edson | DD-946 | バス鉄工所 | 1959/4/3 | 1988/12/15 | 1989/1/31 | ◎1958/10/31 引き渡される 1989/6/30 ニュー・ヨークのイントレピッド・シーエアスペース・ミュージアムにて記念艦となる |
◎ニックネームはファースト・エディ Fast Eddie、ザ・グレイ・ゴースト・オブ・ジ・ヴェトナミーズ・コースト The Grey Ghost of the Vietnamese Coast | |||||||
サマーズ | Somers | DD-947 | バス鉄工所 | 1959/4/9 | 1984/5/15 | 1988/4/26 | ◎1966/4/11 退役 ◎1967/3/15 ミサイル駆逐艦(DDG-34)となる |
モートン | Morton | DD-948 | インガルス造船所 | 1959/5/26 | 1988/11/22 | 1990/2/7 | ◎1959/5/14 引き渡される ◎1969/9 退役、対潜装備改装 ◎1970 再役 ◎1992/3/17 解体のため売却 |
パーソンズ | Parsons | DD-949 | インガルス造船所 | 1959/10/29 | 1982/11/19 | 1984/12/1 | ◎1966/1/19 退役 ◎1967/3/15 ミサイル駆逐艦(DDG-33)となる |
リチャード S. エドワーズ | Richard S. Edwards | DD-950 | ピュージェット・サウンド海軍造船所 | 1959/2/5 | 1982/12/18 | 1990/2/7 | ◎1959/1/30 引き渡される 1960/8/10 カリフォルニア沿岸にて対潜航空母艦ベニントン Bennington(CVS-20)と衝突し損傷 ◎1970/2/27 退役、対潜装備改装 ◎1971/1/15 再役 ◎1997/5/12 カウアイ沖にて標的として沈没 |
ターナー・ジョイ (1、2、3) |
Turner Joy | DD-951 | ピュージェット・サウンド海軍造船所 | 1959/8/3 | 1982/11/22 | 1990/2/13 | ◎最初の予定艦名はジョイ Joyだった(1957/7/26改名) ◎1957/9/30 起工 ◎1958/5/5 進水 ◎1959/7/27 引き渡される ◎1960/11中旬 ロング・ビーチにてオーヴァーホール ◎1964/12中旬 ロング・ビーチ海軍造船所にてオーヴァーホール 1965/10/26 ヴェトナムにて127mm砲が暴発、のちにスービック湾にて修理 ◎1966/2中旬 ロング・ビーチにてSRA(〜1966/3) ◎1967/3上旬? 佐世保にて工作艦ジェイソン Jason(AR-8)により修理改装 1967/4/7 ヴェトナムにて北ヴェトナム軍の沿岸砲台の砲撃により損傷 ◎1947/4/18 スービック湾にて入渠、修理、のちに駆逐艦母艦ピードモント Piedmont(AD-17)により修理改装 ◎1967/9中旬 ピュージェット・サウンド海軍造船所にて修理改装 ◎1968/2末 ロング・ビーチ海軍造船所にてSRA ◎1968/11/28 ロング・ビーチ海軍造船所にてSRA(〜1969/2末) ◎1969/5? 駆逐艦母艦ブライス・キャニオン Bryce Canyon(AD-36)により修理改装 ◎1969/12中旬 スービック湾にて駆逐艦母艦プレーリー Prairie(AD-15)により修理改装 ◎1970/6上旬 ロング・ビーチ海軍造船所にてSRA(〜1970/10初め) ◎1971/2中旬 スービック湾にて入渠、プロペラ交換工事 ◎1972/7 オーヴァーホール、近代化改装(〜1972/8) ◎1973/6下旬 ロング・ビーチにてSRA(〜1973/10中旬) ◎1975初め 修理改装 ◎1977/11/7 ロング・ビーチ海軍造船所へ曳航、オーヴァーホール ◎退役後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管(1、2) 1991/4/10 ブレマートン・ヒストリック・シップス・アソシエーションにて記念艦となる(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54) ◎2013/8/28 メンテナンス ◎2017初め レイク・ユニオン・ドライ・ドック社にて入渠(修理額$800,000) 2020 放送局A+EネットワークスのTVドラマ「プロジェクト・ブルーブック Project Blue Book (Season 2, Episode 10)」撮影用に用いられる(戦艦ウィスコンシン Wisconsin(BB-64)の役として船内でのシーンを撮影) |
◎Gulf of Tonkin Incident, 4 Aug 1964 (1, 2). Quemoy-Matsu Jun-Aug 1960, Vietnam Jun-Sep 1964, Aug 1965-Apr 1967 (1, 2), Apr-Sep 1968 (1, 2, 3), Dec 1969-May 1970, Mar-Jun 1971, Jan-Mar 1971, Korea Feb 1970. |
Update 24/10/25