アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※F-14のスペックなどは前ページへ。FYは会計年度 Fiscal Yearの略。kNは1kN=102.0kgf=102.0kg。Gは1.0G=9.80665m/s²
FY | Block No. | Bu.No. ()内は製造番号 |
機数、備考1 Bu.No. 直後の()内の (DR-**)、(KB-**)、(KM-**)は改造番号 |
備考2 Bu.No. 直後の()内の 番号は製造番号 |
1969 | F-14A-01-GR | 157980 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 1970年12月30日に第2回目の試験飛行にてCalvertonにアプローチ中、油圧の故障により墜落。乗員は脱出 |
1969 | F-14A-05-GR | 157981 | ◎1機 非制式名称YF-14A。スピン試験用にカナード・ストレーキを機首に取り付けた(展張/上方収納式) | 1974年5月13日に飛行中にヒドラジンAPUから出火、着陸するも全損 |
1969 | F-14A-10-GR | 157982 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 国立海軍航空博物館 National Naval Aviation Museumから貸し出され、ニュー・ヨーク州ガーデン・シティのクレイドル航空博物館 Cradle of Aviation Museumに展示(これは現存する世界最古の F-14 である。2つ目の興味深い点は、ニュー・ヨーク州カルヴァートンのグラマン飛行試験施設 Grumman Flight Test Facilityで運用されていたとき、3号機は主に F-14 の全体的な構造エンヴェロープを決定し、極限条件下での特定の飛行特性を調査するために使用されていたこと) |
1969 | F-14A-15-GR | 157983 (c/n 004) |
◎1機 非制式名称YF-14A | ◎1981年10月27日にMilitary Aircraft Storage & Disposal Centerにて1K0004として保管。1985年12月除籍 |
1969 | F-14A-20-GR | 157984 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 1989年9月にペンサコラの国立海軍航空機博物館にて展示。F-14の中で一番最初に展示された機体。1990年5月10日に国立海軍航空機博物館の前の台座に取り付けらた |
1969 | F-14A-25-GR | 157985 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 1973年6月30日にAIM-7発射試験にAIM-7が燃料タンクに命中、破裂により火災が発生。乗員は脱出 |
1970 | F-14A-30-GR | 157986 (c/n 007) |
◎1機 非制式名称YF-14A。1973年、F-14Bのテストベッド(YF-14Bともいわれる)に改造。1981年、F-14A(Plus)(現在のF-14B)のテストベッドに再改造 | 現在はニュー・ヨークのIntrepid Sea-Air-Space Museumにて展示 |
1970 | F-14A-35-GR | 157987 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 1974年5月13日にパタクセント・リヴァー海軍航空基地にてエンジンから出火、減耗 |
1970 | F-14A-40-GR | 157988 (c/n 009) |
◎1機 非制式名称YF-14A | ◎1982年3月12日にMilitary Aircraft Storage & Disposal Centerにて1K0005として保管。現在はNAS Oceana Air Parkにて展示 |
1970 | F-14A-45-GR | 157989 | ◎1機 非制式名称YF-14A | 1972年6月30日にチェサピーク湾にてパタクセント・リヴァー海軍航空基地の航空ショーのための練習中に墜落 |
1970 | F-14A-50-GR | 157990 (c/n 011) |
◎1機 非制式名称YF-14A | ◎1982年10月21日にMilitary Aircraft Storage & Disposal Centerにて1K0007として保管。現在はMarch Field Museumにて展示 |
1970 | F-14A-55-GR | 157991 | ◎1機 非制式名称YF-14A。1979年8月~1985年9月6日までNASAに移管(NASA 991)。高迎角とスピン制御・回復試験に使用グラマン社には航空機1Xとして知られる | ◎1990年9月30日除籍 |
1971 | F-14A-60-GR | 158612~158619 | ◎8機 158613~158618はBlock 130に改造。158614はTARPS搭載可能に改造。158613は1984年4月~1987年9月までNASAに移管(NASA 834)。可変後退角遷移飛行実験(VSTFE)に使用。一時、JF-14Aと呼ばれた | ◎158612は2002年1月29日にAerospace Maintenance
& Regeneration Centerにて1K0131として保管。2003年9月25日除籍 ◎158613(c/n 014)は1992年2月にヴァージニア州ダールグレン海軍水上戦センターにて兵器の地上目標となる。1992年4月9日除籍 ◎158614は1980年4月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0001として保管。のちに再役。1999年11月16日除籍 ◎158615は1999年3月12日除籍 ◎158616は1980年5月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0002として保管。のちに再役。2001年3月21日除籍 ◎158617(c/n 018)はAllentonのForeign Warsにて保存。2003年10月10日除籍 ◎158618(c/n 019)は1982年6月2日にMilitary Aircraft Storage & Disposal Centerにて1K0006として保管。のちに再役。2002年3月8日に原子力汎用航空母艦ジョン C. ステニス John C. Stennis(CVN-74)への着艦失敗により、アラビア海にて墜落(VF-211所属機) 158619は1977年2月22日にパタクセント・リヴァー海軍航空基地にてスピンによるエンジン・ストール試験中に墜落。乗員2名とも死亡 |
1971 | F-14A-65-GR | 158620~158637 | ◎18機 158620、158624、158626~158637はBlock 130に改造。158620、158637はTARPS搭載可能に改造。これ以降のA型のエンジンはTF30-P-412からTF30-P-412Aに換装。158630はF-14A(Plus)(現在のF-14B)のテストベッドに再改造(改造途中で元のF-14Aにもどす) | 158620(c/n 021)は2003年3月31日にイラク南部上空にて喪失(VF-154所属機) ◎158621(c/n 022) 168930(c/n 022)は1973年にLe Bourgetにてパリ航空ショーに出展(VF-124所属機)。2008年10月にカリフォルニア州China Lake Weapons Survivability Labにて保管されていたといわれる ◎158622(c/n 023)は1991年12月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0052として保管 158623はポイント・マグー海軍航空基地にて展示 ◎158624は2003年10月16日除籍 ◎158627は2000年12月6日除籍 ◎158628(c/n 029)は2004年8月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0156として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 158629は2000年6月18日にウィロー・グローヴ海軍航空基地のWillow Grove Sounds of Freedom airshowにて墜落(VF-101所属機)。乗員2名とも死亡 ◎158630は2003年9月8日除籍。Fallonにてスクラップ ◎158632(c/n 033)は2004年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0162として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎158633(c/n 034)は2001年12月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0121として保管。2003年9月25日除籍 ◎158634は2002年2月9日除籍 158635(c/n 035)は2004年2月2日に紅海にて原子力汎用航空母艦エンタープライズ Enterprise(CVN-65)から発艦後、161295と衝突し損傷。エンタープライズへ無事着艦(VF-211所属機)。2004年8月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0155として保管。2005年9月28日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎158636は1999年9月23日除籍 158637(c/n 038)は2003年9月23日全損(VF-102所属機) |
1972 | F-14A-70-GR | 158978~159006 | ◎29機 外翼フェンスが短くなった量産標準型のグローヴ・フェアリングは158978から採り入れられる | 158978(c/n 039)はミラマー海兵航空基地のFlying Leathernecks Museumにて展示。現在はサン・ディエゴのミッドウェー博物館 USS Midway Museumにて展示 ◎158979(c/n 040)は1990年8月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0013として保管。1992年8月1日除籍 ◎158980(c/n 041)は1990年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0013として保管 158981は1993年6月4日にACM中にコントロールを失う(VF-302所属機)。乗員は脱出 158982は1975年1月2日にCubi Point上空にてエンジン爆発により喪失(VF-1所属機) 158983は1986年6月20日にFallonにてコントロールを失う(VF-302所属機)。乗員2名とも脱出 ◎158984は1997年11月20日除籍 ◎158985(c/n 046)は1993年3月31日除籍。現在はYanks Air Museumにて展示 ◎158986(c/n 047)は1991年7月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0033として保管 ◎158987(c/n 048)は1990年10月25日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0018として保管。1992年6月1日除籍 ◎158988(c/n 049)は1990年9月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0016として保管。1992年630日除籍 ◎158989(c/n 050)は1991年8月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0040として保管。1992年6月30日除籍 ◎158990(c/n 051)は1991年8月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0039として保管。1992年6月1日除籍 ◎158991(c/n 052)は1990年8月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0011として保管。1992年6月1日除籍 ◎158992(c/n 053)は1991年2月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0028として保管。1992年6月1日除籍 ◎158993(c/n 054)は1990年10月25日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0019として保管。1992年6月1日除籍 ◎158994(c/n 055)は1990年8月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0012として保管 158995は1978年3月27日にミラマー海軍航空基地近郊にて墜落(VF-1所属機) 158996は1977年6月26日にミラマー海軍航空基地近郊にて墜落(VF-2所属機) ◎158997は1992年2月4日除籍 158998(c/n 059)は2009年1月にニュー・ジャージー州MedfordのAir Victory Museumにて見られる 158999(c/n 060)はフォート・ワースのNAS Fort Worth Joint Reserve Baseにて展示 ◎159000(c/n 061)は1990年8月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0009として保管 159001は1975年1月13日にエンジン爆発により海に墜落(VF-1所属機) ◎159002(c/n 063)は1990年8月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0008として保管。1992年6月1日除籍 ◎159003(c/n 064)は1990年9月10日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0014として保管。1992年6月1日除籍 ◎159004(c/n 065)は1991年9月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0047として保管 ◎159005(c/n 066)は1991年9月24日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0044として保管 ◎159006(c/n 067)は1991年9月9日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0042として保管 |
1972 | F-14A-75-GR | 159007~159025 | ◎19機 | 159007は1975年8月5日に汎用航空母艦ジョン F. ケネディ John F. Kennedy(CV-67)への着艦失敗により墜落(VF-14所属機) 159008は1977年10月31日にオシアナ海軍航空基地近郊にて墜落(VF-101所属機) ◎159009(c/n 070)は1991年7月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0036として保管 ◎159010(c/n 071)は1991年6月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0031として保管 159011は1982年2月2日に紅海にて汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)から発艦後、ACM中にコントロールを失い墜落(VF-11所属機) 159012は1978年3月20日にフロリダ沿岸にて墜落(VF-14所属機) 159013(c/n 074)は1989年1月4日にシドラ湾にてリビア空軍のMiG-23ML(ソヴィエト/ロシア側の資料ではMiG-23MS)を撃墜(VF-32所属機)。1990年8月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0010として保管。1992年6月1日除籍 ◎159014(c/n 075)は1991年7月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0034として保管 ◎159015(c/n 076)は1991年9月4日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0041として保管 ◎159016(c/n 077)は1991年7月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0032として保管 ◎159017(c/n 078)は1991年9月24日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0045として保管 ◎159018(c/n 079)は1991年4月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0030として保管 ◎159019は1993年12月13日除籍 ◎159020(c/n 081)は1991年8月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0037として保管 ◎159021(c/n 082)は1991年9月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0046として保管 159022は1979年12月5日にルーズヴェルト・ローズ海軍航空基地から離陸後、160902と衝突し海に墜落(VF-14所属機) ◎159023は1992年3月31日除籍 159024は1983年11月8日にキプロス近海にてlow-level CAP中に海に墜落(VF-31所属機)。乗員2名とも死亡 159025はPatriots Point Naval & Maritime Museumにて展示 |
1973 | F-14A-75-GR | 159421~159429 | ◎9機 “ビーヴァー”型テイルとエアブレーキの改修は159421から開始 | 159421は1987年6月18日にDare County近郊にてlow-level
training mission中に墜落(VF-33所属機) ◎159422(c/n 088)は1991年7月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0035として保管 ◎159423(c/n 089)は1990年12月6日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0024として保管。1992年6月1日除籍 ◎159424は1994年3月2日除籍 ◎159425(c/n 091)は1991年8月14日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0038として保管 ◎159426(c/n 092)は1990年11月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0021として保管。1992年6月1日除籍 ◎159427(c/n 093)は1991年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0043として保管 159428は1984年6月17日に汎用航空母艦アメリカ America(CV-66)への着艦中、左主脚が折れ大破(VF-33所属機)。のちに修理。2004年1月にスクラップ ◎159429(c/n 095)は1992年1月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0055として保管 |
1973 | F-14A-80-GR | 159430~159468 | ◎39機 159455はNF-14Aテストベッドに改造 | 159430は1978年10月5日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー Dwight D. Eisenhower(CVN-69)から発艦後、海に墜落(VF-143所属機) 159431は1987年1月3日に地中海にて汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)への夜間ボルター中、駐機中のA-6に衝突し海に墜落(VF-14所属機) 159432は1974年5月13日にオシアナ海軍航空基地から離陸後、エンジンから出火、墜落。2002年8月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0134として保管 ◎159433(c/n 099)は1991年11月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0049として保管 ◎159434(c/n 100)は1991年12月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0053として保管 ◎159435(c/n 101)は1991年10月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0048として保管 ◎159436(c/n 102)は1991年11月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0050として保管 ◎159437(c/n 103)は1992年2月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0056として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎159438(c/n 104)は1992年3月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0058として保管 159439(c/n 105)は1984年7月15日にエンジン1基故障により汎用航空母艦アメリカ(CV-66)へのアプローチ中、墜落。乗員は脱出しアラビア海に(VF-102所属機) ◎159440(c/n 106)は1992年3月4日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0057として保管 159441は1988年3月25日に汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)のcold shotにより墜落(VF-32所属機) ◎159442(c/n 108)は1990年9月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0017として保管。1992年6月1日除籍 159443は1977年3月28日に汎用航空母艦アメリカ(CV-66)へのアプローチ中、ノーフォーク海軍航空基地へダイヴァートするも墜落(VF-143所属機) ◎159444(c/n 110)は1992年3月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0059として保管 159445(c/n 111)はノーフォーク海軍航空基地にて展示 ◎159446(c/n 112)は1990年7月1日除籍 ◎159447(c/n 113)は1992年4月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0060として保管 159448(c/n 114)はフィラデルフィアのNAVICPにて展示 ◎159449(c/n 115)は1992年5月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0061として保管 ◎159450(c/n 116)は1994年4月30日除籍 159451は1977年11月10日にエーゲ海上空にてEA-6B(VAQ-137所属機)と衝突し墜落(VF-142所属機) ◎159452(c/n 118)は1994年10月14日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0071として保管。1994年10月31日除籍 ◎159453(c/n 119)は1992年5月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0062として保管 ◎159454(c/n 120)は1994年7月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0067として保管 ◎159455は1997年9月18日除籍 159456は1979年5月21日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)から発艦後、海に墜落(VF-143所属機) ◎159457は1993年1月1日除籍 ◎159458(c/n 124)は1994年5月除籍 ◎159459は1992年4月7日除籍 ◎159460(c/n 126)は1990年11月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0020として保管。1992年6月30日除籍 159461は1976年3月23日にミラマー海軍航空基地近郊にて墜落(VF-124所属機) ◎159462(c/n 128)は1992年8月4日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0063として保管 159464は1976年12月19日に原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)への着艦中、墜落(VF-2所属機) ◎159465(c/n 131)は1998年4月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0117として保管。1998年5月21日除籍 ◎159466(c/n 132)は1992年9月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0065として保管 ◎159467(c/n 133)は1994年10月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0070として保管。1994年10月31日除籍 ◎159468(c/n 134)は1994年6月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0066として保管。1994年6月30日除籍 |
1974 | F-14A-85-GR | 159588~159637 | ◎50機 159591、159606、159612はTARPS搭載可能に改造。159592(DR-10)、159595(DR-12)、159600(DR-5)、159603(DR-14)、159613(DR-4)、159618(DR-17)、159619(DR-9)、159628(DR-8)、159629(DR-7)、159630(DR-18)、159633(DR-16)、159635(DR-15)はF-14D(R)に改造。機関砲のガス抜きが7分割型から上下2分割型に変更 | 159588は1976年9月14日に汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)にてタキシー中、海に墜落(VF-32所属機) ◎159589(c/n 136)は1991年12月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0051として保管 159590は1975年10月29日に原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)にてエンジンから出火、破壊(VF-124所属機) 159591は2001年4月9日にNALF Fentressにて胴体着陸(VF-101所属機)。2001年4月19日除籍 ◎159592は2003年5月29日除籍 ◎159593は1993年7月1日除籍 159594は1977年6月21日にオシアナ海軍航空基地から離陸後、大西洋にて墜落(VF-101所属機)。のちに救難艦リカヴァリー Recovery(ARS-43)より引き揚げられる(1、2) ◎159595(c/n 142)は2003年6月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0138として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎159596(c/n 143)は1990年12月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0025として保管。1992年6月30日除籍 ◎159597(c/n 144)は1994年12月8日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0073として保管。1994年11月30日除籍 ◎159598(c/n 145)は1990年11月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0022として保管。1992年6月30日除籍 159599は1982年3月9日にSardinia沿岸にて原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)への着艦失敗により墜落(VF-143所属機)。乗員2名とも脱出 159600はフォート・ワースのブロンコ航空博物館にて展示 159601は1980年3月6日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)へのアプローチ中、墜落(VF-142所属機) ◎159602は1993年7月1日除籍 ◎159603(c/n 150)は2003年6月3日除籍 ◎159604(c/n 151)は1992年9月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0064として保管 159605は1980年9月13日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)の付近にてACM中にフラット・スピンに陥り墜落(VF-143所属機) ◎159606は1992年10月16日除籍 ◎159607は1994年2月17日除籍 ◎159608(c/n 155)は1994年10月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0072として保管 ◎159609は1992年1月8日除籍 159610(c/n 157)は1989年1月4日にシドラ湾にてリビア空軍のMiG-23ML(ソヴィエト/ロシア側の資料ではMiG-23MS)を撃墜(VF-32所属機)。2003年5月31日除籍。2003年11月に国立航空宇宙博物館にて展示。2005年12月にChantillyの国立航空宇宙博物館Udvar-Hazy Centerにて展示 ◎159611は1975年9月7日にVF-124へ引き渡される。のちにVF-24へ。のちにVX-4へ。1994年4月30日除籍。のちに売却。1998年に映画会社Cabin Fever Entertainmentの映画「サンドストーム Surface to Air」撮影用に用いられる。のちにTV・ラジオ・ネットワーク会社CBS放送のTVドラマ「犯罪捜査官ネイビーファイル JAG」撮影用に用いられる。2019年に映画会社パラマウントの映画「トップガン マーヴェリック Top Gun: Maverick」撮影用に用いられる。のちにコックピット/ノーズ部分はMotoArtが“Planetags”を生産するために分解した ◎159612は1994年9月9日除籍 ◎159613(c/n 160)は2003年6月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0137として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎159614(c/n 161)は1991年12月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0054として保管 ◎159615は1994年12月21日除籍 ◎159616(c/n 163)は1994年9月21日除籍 159617は1982年6月14日にサン・クレメンテ島にて墜落(VF-24所属機)。乗員2名とも脱出 ◎159618は2003年6月2日除籍。2003年6月に損傷航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)の一環としてスクラップ 159619はLakelandのフロリダ航空博物館にて展示 159620はエル・セントロ海軍航空施設にて展示 ◎159621(c/n 168)は1994年8月2日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0068として保管 159622は1978年7月15日に汎用航空母艦コンステレーション Constellation(CV-64)から発艦後、海に墜落(VF-211所属機) 159623は1981年12月19日にインド洋にて汎用航空母艦コンステレーション(CV-64)への着艦中、アレスティング・ケーブルの切断(4番アレスティング・ケーブルのヴァルヴ(高速で進入する航空機のエネルギーを低減する)のセットミス)により墜落(VF-24所属機)。乗員2名とも救出。詳しくは「F-14トップガンデイズ 最強の海軍戦闘機部隊」(並木書房、原著は"TOPGUN DAYS: DOGFIGHTING, CHEATING DEATH, AND HOLLYWOOD GLORY AS ONE OF AMERICA'S BEST FIGHTER JOCKS" Skyhorse Publishing, Inc., 2012.)に書かれている ◎159624(c/n 171)は1990年12月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0023として保管 ◎159625(c/n 172)は1991年1月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0027として保管 159626はNAS Fallonにて展示 ◎159627は1993年11月19日除籍 ◎159628(c/n 175)は2004年3月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0144として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎159630(c/n 177)は2003年6月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0135として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 159631はサン・ディエゴ航空宇宙博物館にて展示。2019年2月中旬にノース・アイランド海軍航空基地の原子力汎用航空母艦セオドア・ルーズヴェルト Theodore Roosevelt(CVN-71)にて映画会社パラマウントの映画「トップガン マーヴェリック Top Gun: Maverick」撮影用に用いられる(2019年6月10日に博物館に返還、1、2) 159632は1978年8月25日にカリフォルニア沿岸にて墜落(VF-211所属機) 159633は1994年2月22日にサン・ディエゴ沖にて墜落(VF-11所属機)。乗員2名とも脱出 ◎159634(c/n 181)は1990年12月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0026として保管 159635は1995年1月13日に164340と衝突し墜落(VF-14所属機)。乗員2名とも脱出 159636は1978年11月25日に釜山沖にて墜落(VF-211所属機) ◎159637は2003年にノース・アイランド海軍航空基地のStricken Aircraft Reclamation & Disposal Program yardにて見られる |
1975 | F-14A-90-GR | 159825~159874 | ◎50機 空戦フラップ/前縁スラット自動化。セントラル・エアデータ・コンピュータの換装。UHF無線機の新型化(AN/ARC-51A→ARC-159)、機首プローブが取り付けられた | ◎159825(c/n 185)は1994年2月17日除籍。現在はペンサコラの国立海軍航空機博物館にて機首部分(ノーズ部分からRIO席の約20インチ(約508mm)後方まで)が展示 159826(c/n 186)は1976年3月5日にパタクセント・リヴァー海軍航空基地近郊にてスピンに陥り墜落 ◎159827(c/n 187)は1997年1月14日除籍 ◎159828(c/n 188)は1996年1月23日除籍 ◎159829(c/n 189)は2000年12月21日除籍。現在はコロラドのWings Over the Rockies Museumにて展示 159830はHawthorneのWestern Museum of Flightにて展示 ◎159831は1995年8月31日除籍 159832は1991年6月29日に南シナ海にて161597と衝突し損傷。1994年2月23日除籍 ◎159833(c/n 193)は1996年2月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0087として保管 ◎159834(c/n 194)は1991年3月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0029として保管。1992年6月30日除籍 ◎159835は1990年9月20日除籍 ◎159836は1997年5月9日除籍 ◎159837(c/n 197)は1995年7月7日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0079として保管 159838は1976年6月21日にミラマー海軍航空基地近郊にてエンジン爆発により墜落(VF-124所属機) 159839は1977年8月28日にエンジン爆発により墜落(VF-124所属機) 159840は1984年1月18日に原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)へのアプローチ中、エンジン1基が出力を失い海に墜落 ◎159841は1994年12月31日除籍 159842は1977年4月19日にエル・セントロ近郊にて機動飛行中、両エンジンがフレームアウトにより墜落(VF-124所属機) 159843は1993年7月20日にインド洋にて原子力汎用航空母艦エイブラハム・リンカーン Abraham Lincoln(CVN-72)への着艦失敗により墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出するもパイロット死亡 ◎159849(c/n 209)は1995年3月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0076として保管。2000年9月14日除籍 ◎159851は1995年3月14日除籍 ◎159852は1995年3月14日除籍 159853(c/n 213)は1992年6月1日除籍。2003年8月にはリッチモンドのDefense Supply Centerにて保存 159854は1977年6月28日にサン・ディエゴ南西にて両エンジンが故障により墜落(VF-114所属機) ◎159855(c/n 215)は1976年に1976 SBAC ファーンバラに出展しデモンストレーターとなる。1998年3月23日除籍 ◎159856は1996年1月31日除籍 ◎159857は1993年12月31日除籍 ◎159858(c/n 218)は1995年8月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0081として保管 ◎159859は1982年9月29日にアリューシャン列島南方海域にて原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)から発艦後、任務飛行のちに悪天候のために汎用航空母艦ミッドウェー(CV-41)に159874と共にダイヴァート。翌日に無事発艦(VF-213所属機、Modex No. NH-202)。ミッドウェーに発着艦した2機のF-14のうちの1機。1984年8月8日にCubi Point海軍航空基地近郊にて墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも死亡 ◎159860は1996年1月1日除籍 159861は1986年9月3日にSilver Strand Beachにて墜落(VF-213所属機) ◎159862(c/n 222)は1995年8月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0080として保管。2000年9月14日除籍 ◎159863(c/n 223)は1997年4月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0100として保管。現在はデイヴィス・モンサン空軍基地にて展示 ◎159864は1999年3月23日除籍 159865(c/n 225)は1988年12月16日にブレーキ故障により駐機中の160888に衝突し損傷 ◎159866(c/n 226)は1996年4月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0092として保管。1999年6月7日除籍 159867は1996年2月22日にペルシャ湾北部にて原子力汎用航空母艦ニミッツ Nimitz(CVN-68)から発艦後、墜落(VF-24所属機)。乗員2名とも救出される ◎159868(c/n 228)は1997年10月1日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0111として保管。2000年4月19日除籍 ◎159869は1994年9月12日除籍 159870は1980年代末にVF-191所属機。1991年7月8日にスリ・ランカ沿岸にて墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出し救出される ◎159871(c/n 231)は1997年9月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0107として保管 ◎159872は1989年1月27日除籍(VF-114所属機) ◎159873は2002年1月15日除籍 ◎159874は1982年9月29日にアリューシャン列島南方海域にて原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)から発艦後、任務飛行のちに悪天候のために汎用航空母艦ミッドウェー(CV-41)に159859と共にダイヴァート。翌日に無事発艦(VF-114所属機、Modex No. NH-111)。ミッドウェーに発着艦した2機のF-14のうちの1機。1995年1月31日除籍 |
― | F-14A-90-GR | 160299~160328 | ◎30機 イラン空軍に売却(イラン空軍のシリアル・ナンバー3-6001~3-6030) | 160299は(c/n H1、3-6001)イラン・イラク戦争にて少なくとも2機のイラク空軍機を撃墜(81st TFSもしくは82nd TFS所属機)。2014年4月現在、Khatami Air Baseの81st TTSにて見られる 160301(3-6003)は2019年5月14日にエスファハーン・シャヒード・ベヘシュティー国際空港近郊にて墜落。乗員2名とも脱出 ◎160302(c/n H4、3-6004) ◎160304(c/n H6、3-6006) 160311は1977年4月30日にIsfahan南東部にて慣熟訓練飛行中に墜落(乗員はイラン人パイロットとグラマン社のインストラクター) ◎160314(3-6016) 160318(c/n H30、3-6020)は1981年5月15日にイラク空軍のMiG-21MFをAIM-9で撃墜、数分後、MiG-25RBをAIM-54Aで損傷を与える(バスラ南方のショアイバ基地に緊急着陸。イラン・イラク戦争にて少なくとも10機のイラク空軍機を撃墜)。1986年にMk. 83爆弾を搭載し爆撃試験 160320(3-6022)は1982年7月21日にイラク空軍の2機のMiG-23MSを1発のAIM-54Aで撃墜(82nd TFS所属機、その後、イラン・イラク戦争に5機のイラク空軍機を撃墜) 160322(3-6024)はイラン・イラク戦争にてイラク空軍のミラージュF1EQを撃墜(81st TFS所属機、その後、イラン・イラク戦争に数機のイラク空軍機を撃墜)。2002年6月5日にKhoramshar Air Exhibitionにて地上展示される ◎160325(3-6027)は72nd TFS所属機。1981年1月15日にKhuzestan Provinceにてイラク空軍のMiG-23をAIM-54Aで撃墜 ◎160326(c/n H26、3-6028) ◎160327(c/n H29、3-6029) |
― | F-14A-95-GR | 160329~160378 | ◎50機 イラン空軍に売却(イラン空軍のシリアル・ナンバー3-6031~3-6080)。160347はイランにてF-14AM(非制式名称)に改造。160378はイランに渡されずNF-14Aテストベッドに改造。AWG-9とAIM-54のレーダーのジャミングに対抗するための作動周波数変や波長変更のスピードが少し遅い。機内の各種プロセッサーが100分の1秒遅いとしたことと、ハーネス固定装置(アメリカ空軍型)、酸素マスクの供給方式(希釈器デマンド型酸素システムと酸素マスク)に違いがあったことを除けば、アメリカ海軍の当時のBlock 95とまったく同じであった。これ以降のA型のエンジンはTF30-P-414に換装。VDI(Vertical Display Indicator)グループの変更。消火器の増備及び一部防火構造の変更 | 160330(3-6032)は1987年1月にイラク空軍のMiG-23MLを撃墜(81st TFS所属機) 160337(3-6039)は1987年2月20日にイラク空軍のミラージュF1EQをAIM-54Aで撃墜(82nd TFS所属機) 160339(3-6041)は1980年10月26日にシャヒードアサーイェにてイラク空軍のMiG-21MFをAIM-9で撃墜後、MiG-21MFが爆発、機体は破壊される(左主翼にMiG-21MFの破片が命中、と左エンジンに破片が入る、左主翼ブローヴのAIM-7とAIM-9も吹き飛ぶ)も約400km先のハータミー基地に着陸。のちに修理 ◎160344(3-6046) 160346は1977年11月15日にIsfahan南東部にて墜落 ◎160347(c/n H49、3-6049) 160349(3-6051)は1987年2月18日にペルシャ湾にてイラク空軍のミラージュF1EQを3機撃墜(73rd TFS所属機) 160350(3-6052)は1986年2月にイラク空軍のMiG-25RBを少なくとも1機撃墜(73rd TFS所属機) 160352(3-6054)は2022年6月18日にIsfahan近郊にて墜落。乗員2名とも脱出するも負傷(イスファハンの8-TFAB(戦術空軍基地)に帰還中で、最終アプローチ中に全ての油圧が失われたが、IRIAFの発表によると両エンジンが炎上) ◎160354(c/n H56) ◎160358(3-6060) 160359(3-6061)は1987年2月21日から27日にペルシャ湾にて発生した2回の空戦でイラク空軍のミラージュF1EQを5機撃墜 160360(3-6062)は2012年1月26日にBushehr近郊にて革命防衛隊のHQ-2J SAMにより誤って撃墜といわれる(1、2)。乗員2名とも死亡 ◎160361(3-6063) 160365(c/n H67、3-6067)はイラン・イラク戦争にて少なくとも11機のイラク空軍機を撃墜。2017年4月現在、Isafan Air Baseの83rd TTSにて見られる ◎160371(c/n H69、3-6073)はMIM-23B改良ホーク/セジールSAMを搭載試験(82nd TFS所属機、“スカイホーク”計画ので使用された3機のうちの1機)、のちにヤーセルASM(MIM-23Bの弾体にM117通常爆弾の弾頭を合体)の搭載試験にも使用。2014年4月現在、Khatami Air Baseの81st TTSにて3-6071として見られる 160376(3-6078)は1982年10月26日にDezful西部にてイラク空軍のMiG-21を空戦機動中に地面に激突させる 160377(3-6079)は1980年秋にイラク空軍のMiG-21とMiG-23を各1機撃墜(81st TFS所属機)。1988年2月9日にイラク空軍のミラージュF1EQを3機撃墜(2時間に2回の空戦で。撃墜した3機のミラージュF1EQのうち、ミラージュF1EQ-5は2機) ◎160378(c/n H80)は1981年5月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0003として保管。1986年9月23日に現役に復帰。2000年8月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0119として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中。のちにスクラップ |
1976 | F-14A-95-GR | 160379~160414 | ◎36機 | ◎160379(c/n 235)はノース・アイランド海軍航空基地のNaval Air Depotにて保管 160380は1980年5月3日にイラン沖にて原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)から発艦時にエンジン故障により墜落(VF-84所属機)。乗員は死亡 160381は1994年8月26日にGoose Creek Island近海にて墜落(VF-84所属機)。乗員2名とも脱出 160382はペンサコラからMuseum of Flightに貸与 160383は1979年11月3日に地中海にて原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)から発艦後、アメリカ空軍、スペイン空軍と合同演習中に墜落(VF-84所属機)。乗員2名とも死亡 ◎160384(c/n 240)は1995年8月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0084として保管 160385は1981年5月26日に原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)上にて駐機中に夜間着艦中のEA-6Bが衝突し損傷。のちに除籍 ◎160386は1999年9月8日除籍。現在はウィロー・グローヴ海軍航空基地にて展示 ◎160387(c/n 243)は1996年6月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0097として保管 160388は1980年4月1日に原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)へのアプローチ中、海に墜落(VF-41所属機)。乗員は脱出し救出される ◎160389は1997年9月5日除籍 160390(c/n 246)は1981年8月19日にシドラ湾にてリビア空軍第1032飛行隊のSu-22Mを撃墜(VF-41所属機、Modex No. AJ-107。パイロットはローレンス“ミュージック”ムチンスキー大尉 Lt Lawrence "Music" Muczynski。RIOはジェームズ“エイモス”アンダーソン中尉 LTJG James "Amos" Anderson。ローレンス“ミュージック”ムチンスキー大尉の回想。“Su-22にAIM-9が命中した爆発が、半マイルも離れていない私の真正面に起こった。すぐに思ったのは、「ああ、自分が撃墜されてしまった!」ということだった。私は両手で操縦桿を持ち、膝の上に埋めて思いっきり引っ張った。この後、何日も首が痛くなった。ニミッツに戻ると、上級整備士長 senior maintenance Master Chiefsの一人が私を脇に呼び、「飛行機を操縦しすぎたのでは?」しばらく考えた後、私は「そうかもしれない」と答えた。機体をオーヴァーGにすると、技術者がパネルを引っ張って点検するのを手伝うという伝統がある。そこで、「すぐにでも手伝おうか?」彼は身を乗り出して、静かにこう言った。「まあ、10.2Gでしたね。今日はとんでもない仕事をしてくれたので、“無料”でやります」)。1994年10月25日に原子力汎用航空母艦エイブラハム・リンカーン(CVN-72)への着艦中、エンジンがフレームアウトにより墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出するもパイロット死亡 ◎160391は1999年11月29日除籍。現在はCaprock Chapterのテキサス航空博物館にて展示 160392は1977年10月3日に大西洋にて原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)への着艦失敗により墜落(VF-41所属機)。乗員2名とも脱出 ◎160393(c/n 249)は1996年4月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0089として保管。2007年にスクラップ 160394は1994年5月22日に地中海にて原子力汎用航空母艦セオドア・ルーズヴェルト(CVN-71)から発艦後、墜落(VF-41所属機)。乗員は救出される 160395は1995年5月18日にKalamazoo Aviation History Museumに運ばれる ◎160396(c/n 252)は1998年11月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0118として保管 ◎160397(c/n 253)は除籍後、ペンサコラ海軍航空基地のNaval Air Technical Training Centerにてメンテナンス訓練機体となる ◎160399(c/n 255)は1996年6月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0096として保管 160400は1983年8月30日にヴァージニア岬沖にて戦闘訓練中、161420と衝突し墜落(VF-101所属機)。乗員は両機のうち、2名は救出されるも他の2名は死亡 ◎160402(c/n 258)は1996年1月10日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0086として保管 160403は1981年8月19日にシドラ湾にてリビア空軍第1032飛行隊のSu-22Mを撃墜(VF-41所属機、Modex No. AJ-102。パイロットはヘンリー“ハンク”クリーマン中佐 LCDR Henry "Hank" Kleemann。RIOはデイヴィッド“DJ”ヴェンレッ大尉 Lt David "DJ" Venlet)。現在はテキサス州MidlandのCommemorative Air Forceにて展示。2016年7月末にレストア開始 ◎160404(c/n 260)は1996年4月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0090として保管 ◎160405(c/n 261)は1997年7月25日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0105として保管 ◎160406(c/n 262)は1997年11月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0115として保管 160407は1998年8月8日にヴァージン諸島近海にて墜落(VF-32所属機)。乗員は脱出 160408は1998年7月6日にNAS Fallonにて墜落(NAWC所属機)。乗員2名とも脱出 160409は1988年9月12日にノース・カロライナ沿岸にて墜落(VF-143所属機)。乗員2名とも死亡 ◎160410(c/n 266)は1995年4月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0077として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 160411は1997年11月25日にGlenvilleのEmpire State Aerosciences Museumに運ばれる 160412は1978年3月21日に汎用航空母艦キティ・ホーク Kitty Hawk(CV-63)から発艦後、海に墜落(VF-101所属機) ◎160413(c/n 269)は1996年5月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0094として保管 160414は1995年3月23日にヴァージニア沿岸にて墜落(VF-14所属機)。乗員2名とも脱出 |
1977 | F-14A-100-GR | 160652~160696 | ◎45機 160696はTARPS搭載可能に改造。160658はNF-14Aテストベッドに改造。フラップとスラットのドライヴシャフト機構にスリップ・クラッチと継手を追加。燃料系統の変更。AWG-15の信頼性向上。機体全般にわたり、水分の侵入を防ぐため、防水と水密を徹底 | ◎160652は1994年2月2日除籍 160653は1978年6月15日に汎用航空母艦コンステレーション(CV-64)から発艦後、海に墜落(VF-124所属機) ◎160654は1995年3月31日除籍 ◎160655は1997年5月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0104として保管 160656は1985年3月31日に原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン Carl Vinson(CVN-70)に帰還中、油圧の故障により墜落(VF-111所属機)。乗員は脱出 ◎160657は1994年12月23日除籍 160659は1978年9月13日に夜間のカタパルト発艦後、海に墜落(VF-124所属機)。乗員は脱出 160660は1992年7月16日に大西洋にて汎用航空母艦レンジャー Ranger(CV-61)への着艦中、アレスティング・ケーブルの切断により墜落(VF-51所属機) ◎160661は1994年10月1日除籍。現在はハンツヴィルのAviation Challange Museumにて展示 160662は1983年4月9日にインド洋にて原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン(CVN-70)への夜間着艦失敗により墜落(VF-51所属機)。乗員2名とも死亡 ◎160663は1986年9月2日除籍 ◎160664は1997年1月31日除籍 ◎160665は1997年9月17日除籍 160666は1999年にオークランドのWestern Aerospace Museumへ ◎160667(c/n 286)は1999年11月19日除籍 ◎160668(c/n 287)は1995年3月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0075として保管 ◎160669は2002年1月15日除籍 160670は1980年11月4日に汎用航空母艦キティ・ホーク(CV-63)上にて駐機中にエレヴェーターから海に落下 ◎160671(c/n 290)は1997年9月5日除籍。除籍後、Yanks Air Museumにて展示するもイランへの不正流出阻止のためにFBIが押収。2007年3月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0202として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 160672は1979年9月9日にCubi Point近郊にて墜落(VF-111所属機) ◎160673(c/n 292)は1997年9月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0108として保管 160674は1981年6月27日にCalvertonから離陸後、墜落(VF-111所属機) 160675は1988年9月12日にGillespie Fieldのハンガーに墜落(VF-124所属機)。5名死亡、脱出するもRIO死亡 ◎160676は1997年1月27日除籍 160677は1981年9月7日に汎用航空母艦キティ・ホーク(CV-63)上にて駐機中に着艦中のA-7(Bu.No. 156844)が衝突し損傷、減耗(VF-51所属機) ◎160678(c/n 297)は2000年2月25日除籍 ◎160679(c/n 298)は1996年12月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0099として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎160680(c/n 299)は1995年3月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0074として保管。1999年6月7日除籍 ◎160681(c/n 300)は2000年2月29日除籍 ◎160682(c/n 301)は1996年5月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0095として保管 ◎160683は1990年9月20日除籍 ◎160684は1994年9月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0069として保管。1998年5月19日にツーソンのPima Air & Space Museumにて展示 160685は1986年3月26日にカリフォルニア州沖の太平洋上にて空戦機動訓練中に墜落(VF-51所属機)。乗員は脱出。同日除籍 ◎160686は1997年10月31日除籍。2007年3月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0201として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎160687(c/n 306)は1997年10月9日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0113として保管 ◎160688は1994年9月14日除籍 ◎160689は1997年9月5日除籍 ◎160690は1996年5月31日除籍 ◎160691は1995年5月30日除籍 ◎160692は1997年9月10日除籍 ◎160693(c/n 352)はペンサコラ海軍航空基地にてメンテナンス訓練機体となる。のちに機体はペンサコラ海軍航空基地のNaval Air Technical Training Centerのrampにて見られる ◎160694は1985初めに映画会社パラマウントの映画「トップガン Top Gun」撮影用に用いられる(VF-51所属機)。1994年9月26日除籍。のちにテキサス州コーパス・クリスティのレキシントン博物館 USS lexington museumにて展示。2019年にVF-84として塗装された(1、2) ◎160695は1996年1月31日除籍 ◎160696は1998年10月31日除籍 |
1978 | F-14A-105-GR | 160887~160930 | ◎44機 160910、160911、160914、160915、160920、160925、160926、160930はTARPS搭載可能に改造。 | ◎160887は1992年1月14日除籍 ◎160888(c/n 317)は1979年ごろ TOS USN。1981年10月までに:モフェット・フィールド海軍航空基地のVF-24所属。1982年7月までに:ミラマー海軍航空基地のVF-124。1983年:VF-24所属。1983年9月30日に汎用航空母艦レンジャー Ranger(CV-61)から発艦後、左エンジンが故障するも無事着艦。1982年12月までに:VF-124所属。1988年12月16日にブレーキの故障した159865に衝突され損傷。同日除籍 160889はカリフォルニア州のPacific Coast Air Museumにて展示 ◎160890は1979年10月12日除籍 160891は1998年7月6日にNAS Fallonから離陸後、空戦機動訓練中に墜落。乗員2名とも脱出 ◎160892(c/n 321)は1995年4月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0078として保管 ◎160893(c/n 322)は1997年11月14日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0114として保管 ◎160894は2007年3月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0203として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 160895は1981年8月29日にアラビア海にて汎用航空母艦アメリカ(CV-66)から発艦後、操縦不能に陥り墜落(VF-114所属機)。乗員は脱出 ◎160896は1998年10月31日除籍。2011年現在、フロリダ州Valparaisoのエグリン・レンジの海軍爆発物処理学校にて見られる ◎160897(c/n 326)は1996年4月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0091として保管。1996年5月16日除籍 160898はPalm Springs Air Museumにて展示 160899(c/n 328)は1995年3月14日除籍。のちにハンプトンのヴァージニア航空宇宙センターにて展示 ◎160900(c/n 329)は1997年10月1日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0110として保管 ◎160901(c/n 330)は1996年3月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0088として保管 160902はCalvertonのGrumman Memorial Park & Aerospace Museumにて展示 160903はLiberalのMid America Air Museumにて展示 160904(c/n 333)は1985年10月10日にイタリアの旅客船Achille Lauroのシージャック犯は自由通行許可証と引き替えに投降して船を放棄し、エジプト航空のボーイング737に搭乗してチュニジアへ向かうも同機が迎撃した。737をシシリー島のシゴネラ海軍航空基地へ着陸させる(VF-103所属機、Modex No. AA-205)。1995年8月31日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0083として保管 ◎160905は1996年2月29日除籍。のちに汎用航空母艦キティ・ホーク(CV-63)にて消火作業兼クレーン作業練習機となる(1、2) ◎160906は1996年1月31日除籍 160907は1982年9月20日に地中海にて汎用航空母艦インディペンデンス(CV-62)から発艦後、操縦不能に陥り墜落(VF-14所属機)。乗員は救出される ◎160908(c/n 337)は1997年12月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0116として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎160909はアトランタ海軍航空基地にて静電気試験に使用。2012年現在、ドビンズ航空予備役基地のMarietta Museumにて展示 ◎160910は1998年2月19日除籍 ◎160911(c/n 340)は1997年8月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0106として保管。1999年6月7日除籍 ◎160912は1994年6月30日除籍 ◎160913は2000年8月31日除籍。 2006年10月31日にノース・アイランド海軍航空基地のStricken Aircraft Reclamation & Disposal Program yardにて見られる(海軍打撃&航空戦センター Naval Strike and Air Warfare Center: NSAWC所属機、Modex No. 13) 160914は1999年8月19日除籍。ミネアポリスのMinnesota Guard Museumにて展示。現在はミネソタ州のWilmer MAPにて展示 ◎160915(c/n 344)は1997年9月5日除籍 160916は1980年3月3日にミラマー海軍航空基地近郊にて墜落 ◎160918は1995年3月22日除籍 ◎160919は1998年11月13日除籍 ◎160920は1999年2月8日除籍 ◎160921は1990年5月1日除籍 ◎160922は1995年3月14日除籍 ◎160923は1995年9月30日除籍 ◎160924は1992年4月9日除籍 ◎160925は1999年1月31日除籍。リッケンバッカー州兵航空隊基地にて展示 ◎160926(c/n 355)は現在はパタクセント・リヴァー海軍航空基地にてデジタル飛行制御システム(DFCS(GEC-Marconi製でユーロファイター・タイフーン用に開発されたフライバイワイア(FBW)コンピュータから派生))地上試験プラットフォームとなる ↑ドイツ空軍所属EF2000 ◎160927(c/n 356)は1995年9月8日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0085として保管 ◎160928(c/n 357)は1998年8月21日除籍。Yanks Air Museumにて展示するもイランへの不正流出阻止のためにFBIが押収。2007年4月2日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0204として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎160929(c/n 358)は1995年8月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0082として保管。2000年9月14日除籍 ◎160930は1997年1月14日除籍 |
1979 | F-14A-110-GR | 161133~161168 | ◎36機 161134、161135、161137、161140、161141、161146、161147、161150、161152、161155、161156、161161、161164、161168はTARPS搭載可能に改造。161154(DR-13)、161158(DR-3)、161159(DR-1)、161163(DR-11)、161166(DR-6)はF-14D(R)に改造。AN/ALQ-126欺瞞妨害装置を主翼下に取り付けた | ◎161133は1997年9月5日除籍 161134は現在はValiant Air Commandにて展示 ◎161135は1997年9月5日除籍 ◎161136(c/n 363)はノース・アイランド海軍航空基地のNaval Air Depotにて保管 ◎161137(c/n 364)は1996年5月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0093として保管 161138は1981年5月26日に原子力汎用航空母艦ニミッツ(CVN-68)上にて駐機中に夜間着艦中のEA-6Bが衝突し損傷(VF-84所属機)。減耗 ◎161139(c/n 366)は1997年9月5日除籍 ◎161140(c/n 367)は1997年10月2日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0112として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161141は1999年3月8日除籍。2002年10月に厚木海軍航空施設にて保存 ◎161142は1995年2月28日除籍 161143は1982年7月29日にオシアナ海軍航空基地から離陸後まもなくヴァージニア沿岸にて墜落(VF-101所属機)。乗員2名とも死亡 ◎161144は1988年9月26日除籍 ◎161145は1994年6月30日除籍 161146は1995年9月20日にグアム西方海域にて原子力汎用航空母艦エイブラハム・リンカーン(CVN-72)から発艦後、墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出し救出される ◎161147は1997年11月5日除籍。のちに汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)にて消火作業兼クレーン作業練習機となる(1、2) ◎161148は1986年8月23日除籍 161149は1983年11月11日にレバノン沖にて墜落(VF-31所属機)。乗員は脱出し救出される 161150は1994年9月14日にノース・カロライナ沿岸にて他のF-14と衝突し損傷(VF-32所属機)。乗員2名とも行方不明。他のF-14はCherry Point海兵航空基地に無事に着陸 ◎161151は1994年2月28日除籍 ◎161152は1997年4月30日除籍 ◎161153は1987年9月20日除籍 161154は1993年4月13日にエンジンから出火、損傷。減耗 ◎161155(c/n 382)は1997年9月30日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0109として保管 ◎161156(c/n 383)は1996年11月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0098として保管 161157は1981年4月24日にオシアナ海軍航空基地から離陸後、墜落(VF-32所属機) 161158は1996年2月28日に原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン(CVN-70)から発艦後、カリフォルニア沿岸にてエンジン故障により爆発、機体は分解(VF-11所属機)。乗員2名とも死亡 161159は2006年2月8日にペルシャ湾北方海域にて原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン(CVN-70)から発艦、F-14最後の作戦(VF-213所属機)。2006年4月13日に原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン(CVN-70)から発艦後、国立海軍航空機博物館へ運ばれるため、ペンサコラ海軍航空基地へ(1、2、3)。同日除籍 ◎161160は1999年3月5日除籍 ◎161161(c/n 388)は1997年5月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0103として保管 ◎161162(c/n 389)は2000年4月4日除籍 161163はBloomingtonのPrairie Avenue Museumへ。2006年4月13日除籍 ◎161164は1999年9月30日除籍 161165は1984年9月4日にミラマー海軍航空基地から離陸後、エンジンから出火、墜落。乗員は脱出 161166は2005年10月にCharlotteのCarolinas Aviation Museumに。2006年にオレゴン州のEvergreen Museumに ◎161167は1986年8月13日除籍 ◎161168(c/n 395)は2002年1月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0130として保管 |
1980 | F-14A-115-GR | 161270~161299 | ◎30機 161270~161273、161275~161277、161280~161282はTARPS搭載可能に改造。161287(KB-5)はF-14A+(現在のF-14B)に改造 | ◎161270(c/n 396)は1999年1月29日除籍 ◎161271(c/n 397)は2003年10月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0139として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161272は2000年9月30日除籍。2004年10月に厚木海軍航空基地にて放棄 161273は1995年4月27日に太平洋にて原子力汎用航空母艦エイブラハム・リンカーン(CVN-72)から発艦後、墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出し救出される ◎161274(c/n 400)は2004年8月17日(2004年10月?)にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0157として保管。2005年4月20日除籍 ◎161275(c/n 401)はVF-2所属機。2018年2月にグッドフェロー空軍基地のDept of Defense Louis F. Garland Fireにて教育用機体として使用 Academyにて1K0157として保管。2005年4月20日除籍 ◎161276は2003年12月16日除籍 ◎161277は1997年2月27日除籍 161278は1981年7月6日にグラマン社のテスト・フライト中に墜落 ◎161279は2003年12月29日除籍。オシアナ海軍航空基地にて損傷航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)の一環としてスクラップ(部品取り用に) ◎161280は2003年10月6日除籍 ◎161281は1999年3月29日除籍 161282は1996年5月18日にグアム西方海域にてエンジン故障により墜落(VF-154所属機)。乗員2名とも脱出 161283は1984年6月20日に汎用航空母艦アメリカ(CV-66)上にて駐機中にエレヴェーターから海に落下(VF-102所属機) ◎161284(c/n 410)は2001年12月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0120として保管。2003年9月25日除籍 ◎161285(c/n 411)は1999年8月31日除籍 ◎161286(c/n 412)は1999年11月14日除籍 ◎161287は2002年5月22日除籍 ◎161288は2003年11月13日除籍 161289は1983年2月28日にユマ近郊にて墜落。乗員2名とも脱出 ◎161290は1986年2月11日除籍 ◎161291(c/n 417)は2003年10月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0142として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161292は2003年12月16日除籍 ◎161293は2003年12月16日除籍 ◎161294は2003年5月22日除籍 161295は2004年2月2日に紅海にて原子力汎用航空母艦エンタープライズ(CVN-65)から発艦後、158635と衝突し損傷。エンタープライズへ無事着艦(VF-211所属機)。右水平尾翼を含む重大な損害を被り、減耗。2004年3月2日除籍 ◎161296(c/n 422)は2003年10月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0141として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161297(c/n 423)は2004年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0161として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 161298は1990年5月17日に訓練飛行中に墜落(VF-114所属機)。乗員2名とも脱出 161299は1999年6月15日に空中給油を試みる途中にエンジン故障、汎用航空母艦キティ・ホーク(CV-63)への夜間アプローチ中、海に墜落(VF-154所属機)。乗員2名とも脱出し救出される |
F-14A-GR | 161300~161305(キャンセル) | ◎6機 | ||
1981 | F-14A-120-GR | 161416~161445 | ◎30機 161416(KB-13)、161417(KB-8)、161418(KB-4)、161419(KB-9)、161421(KB-17)、161422(KB-18)、161424(KB-1)、161425(KB-19)、161426(KB-2)、161427(KB-12)、161428(KB-6)、161429(KB-3)、161430(KB-22)、161432(KB-1)、161433(KB-24)、161434(KB-7)、161435(KB-26)、161437(KB-15)、161438(KB-27)、161440(KB-10)、161441(KB-16)、161442(KB-14)、161444(KB-11)はF-14A+(現在のF-14B)に改造 | ◎161416は2003年5月22日除籍 ◎161417は2001年3月除籍 ◎161419(c/n 429)は2005年4月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0187として保管。2005年10月18日除籍 161420は1983年8月30日にヴァージニア岬沖にて他のF-14と衝突し墜落(VF-101所属機)。乗員は両機のうち、2名は救出されるも他の2名は死亡 ◎161422(c/n 432)は2005年1月18日除籍。2006年にNAS Wildwoodの博物館にて展示 ◎161423は1983年8月8日除籍 ◎161424(c/n 434)は2005年6月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0189として保管。2005年10月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 161425は1997年10月2日に操縦不能に陥り墜落(VF-101所属機)。乗員2名とも脱出するもパイロットは死亡。RIOは救出される ◎161426(c/n 436)は2005年6月9日除籍。2007年にNAS Delandにて展示 161427は1998年8月8日に大西洋にて訓練飛行中に墜落(VF-32所属機)。乗員2名とも脱出(「AirForces Monthly」2005年3月号では1998年7月30日にトルコ沖にて162913と衝突し墜落した機体(VF-103所属機)であるといっている) ◎161428(c/n 438)は2005年9月29日除籍 161429は2002年7月9日にヴァージニア岬にて墜落(VF-101所属機)。乗員2名とも脱出 161430は1991年1月21日に“砂漠の嵐”作戦中、アルアサド空軍基地近郊にてイラク軍のSA-2ガイドライン地対空ミサイルにより撃墜(VF-103所属機)。乗員2名とも脱出するも1名は捕虜になる 161431は1983年3月17日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)から発艦後、プエルト・リコ北方海域にて161439と衝突し墜落(VF-142所属機)。乗員は両機のうち、2名死亡 ◎161432は2004年3月除籍。ジャクソンヴィル海軍航空基地にて損傷航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)の一環としてスクラップ 161433(c/n 443)は1991年11月13日にペルシャ湾にてノーズコーンのラッチ機構が腐食により外れ、ノーズコーンが破壊されキャノピーが破損、破片がコクピットに飛び込み、パイロットは負傷するも原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)に無事着艦(VF-142所属機)。のちに修理。2005年3月10日にオシアナ海軍航空基地にて損傷航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)の一環としてスクラップ。2005年3月11日除籍 ◎161435(c/n 445)は2005年1月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0173として保管。2005年7月27日除籍 161436は1983年3月17日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)から発艦後、総油圧故障によりプエルト・リコ海域にて墜落(VF-142所属機) ◎161437(c/n 447)は2005年4月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0179として保管。2005年10月17日除籍 ◎161438(c/n 448)は2005年4月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0181として保管。2005年10月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 161439は1983年3月17日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)から発艦後、プエルト・リコ北方海域にて161431と衝突し墜落(VF-143所属機)。乗員は両機のうち、2名死亡 161440(c/n 450)は1991年1月17日に“砂漠の嵐”作戦にてE-2Cの許可(同士撃ちを避けるため)を待たずに国籍不明機(味方機はいないとパイロットは確信した上で)に向けてAIM-7M空対空ミサイルを発射、この時にRIOが“フォックス3”と間違って宣言(“フォックス3”はAIM-54Cの発射コール)したため、E-2C内では騒然となる(VF-74所属機)。F-14のいた南48.28kmに1機のA-6Eがいたため、RIOはAWG-9レーダーをオフ、AIM-7はレーダーロックを失う。彼らが友軍を撃墜したというニュースを広まってしまう。その後、情報将校たちはパイロットとRIOがロバート・ウェッツェル大尉 LT Robert Wetzelとジェフリー N. ゾーン大尉LT Jeffrey Zaunが搭乗するA-6E(Bu.No. 161668、VA-35所属機)を撃墜したと確信した。海軍が実際にイラク軍のローラントSAMによってA-6Eが撃墜されたことを確認するまで、乗組員は徹底的な調査を受けた。2004年6月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0149として保管。2005年2月28日除籍 ◎161441(c/n 451)は2005年3月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0177として保管。2005年7月27日除籍 ◎161442(c/n 452)は2005年1月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0169として保管。2005年7月27日除籍 ◎161443は1992年1月13日除籍 161444は1996年4月18日にオシアナ海軍航空基地から離陸後、訓練飛行中に墜落。乗員は脱出 ◎161445(c/n 455) |
1982 | F-14A-125-GR | 161597~161626 | ◎30機 機首下面にTVカメラ装置(TCS)用機首下フェアリングが取り付けられる。161604、161605、161611、161620~161622はTARPS搭載可能に改造。161599(KB-20)、161601(KB-20)、161608(KB-23)、161610(KB-30)はF-14A+(現在のF-14B)に改造。161623はF-14Dテストベッドに改造、のちに名称をNF-14Dに改める | 161597は1991年6月29日に159832と衝突し墜落(VF-213所属機) 161598(c/n 457)はオクラホマ州Tulsa Air & Space Centerにて展示 ◎161599(c/n 458)は1997年4月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0101として保管。1997年11月3日に現役に復帰(VF-32所属機)。2002年5月16日除籍 ◎161600(c/n 459)は1999年2月16日除籍 161601は1993年9月13日にCape Hatterasにて墜落(VF-103所属機)。乗員は脱出し漁船に救出される 161602は1989年7月にサン・クレメンテにて墜落。1989年7月25日除籍(VF-51所属機) ◎161603(c/n 462)は2004年8月17日(2004年10月?)にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0158として保管。2005年4月20日除籍 161604は1993年11月18日にCurrituck Soundにて火災警報を受け墜落(VF-84所属機)。乗員2名とも脱出し救出される 161605(c/n 464)はNational Warplane Museumにて展示。2006年9月にはニュー・ヨーク州ElmiraのWings of Eagles Discovery Centerにて展示 161606は1993年4月29日に日本にてエンジンから出火、墜落(VF-21所属機)。乗員は脱出 161607(c/n 466)は1987年8月8日にペルシャ湾にて哨戒中のアメリカ海軍のP-3Cを攻撃しようとしたイラン空軍第91戦術戦闘飛行隊(91TFS)のF-4E(パイロットはダリウス・カクネガー・モガダム少佐 Major Darious Kaknegar Moghadam、兵装システム士官はマンディ・シャガエグ大尉 Captain Mandi Shaghayegh)をAIM-7Fで損傷を与える(VF-21所属機、Modex No. NK-202。パイロットはウィリアム“ベア”フェラン大尉 Lt William "Bear" Ferran。飛行隊長のロバート・クレメント中佐 LCDR Robert Clementの機体からもAIM-7Mを発射し2発同時に命中した可能性も)。2002年1月16日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0125として保管。2003年11月13日除籍 ◎161608は2004年6月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0145として保管。2005年2月28日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161609(c/n 468)は2004年6月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0146として保管。2005年2月28日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161610は2003年1月29日除籍 ◎161611はペンサコラ海軍航空基地のNaval Air Technical Training Centerにてメンテナンス訓練機体となる。2005年8月にモービルの記念艦アラバマ Alabama(BB-60)にて展示 ◎161612(c/n 471)は2004年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0159として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 161613は1986年3月12日に汎用航空母艦コンステレーション(CV-64)上にて破壊(VF-21所属機)。乗員は脱出。同日除籍 ◎161614は1987年3月20日除籍 161615(c/n 474)は2003年10月24日にNAS Fallonから離陸後、カンザス州トペカの空戦博物館に展示されるため、Forbes Fieldへ ◎161616(c/n 475)は1999年6月2日除籍 ◎161617(c/n 476)は2003年9月29日除籍。2003年10月にオシアナ海軍航空基地にてスクラップ 161618は1997年8月31日に墜落(VF-154所属機) ◎161619(c/n 478)は2001年12月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0122として保管。2003年1月8日除籍 ◎161620は1999年3月15日除籍。現在はセルフリッジ軍事航空博物館にて見られる ◎161621(c/n 480)は2002年1月18日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0126として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161622(c/n 481)は2003年12月17日除籍 161623は現在はパタクセントの海軍航空試験評価博物館にて展示 ◎161624は1999年8月31日除籍 ◎161625(c/n 484)は1999年8月2日除籍 ◎161626(c/n 485)は2002年1月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0129として保管。のちに現役に復帰(VF-101所属機)。2004年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0160として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 |
1983 | F-14A-130-GR | 161850~161879 | ◎30機 161851(KB-22)、161855(KM-6)、161858(KM-1)、161859(KM-8)、161860(KM-4)、161862(KM-2)、161870(KM-31)、161871(KM-29)、161873(KM-32)はF-14A+(現在のF-14B)に改造。161865、161867はF-14Dテストベッドに改造、のちに名称をNF-14Dに改める。161874~161879はキャンセル | ◎161850(c/n 486)は1999年9月30日除籍 ◎161851(c/n 487)は1997年4月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0102として保管。2002年6月14日除籍 ◎161852(c/n 488)は1997年9月15日除籍 ◎161853(c/n 489)は1999年3月16日除籍 161854は1988年6月18日に失われる ◎161855(c/n 491) ◎161856(c/n 492)は2001年12月27日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0123として保管 ◎161857(c/n 493)は1999年8月4日除籍 ◎161858(c/n 494)は2004年6月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0147として保管。2005年2月28日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161859(c/n 495)は2005年10月12日除籍 ◎161860は2005年10月5日除籍 161861は1992年12月15日にOregon Inlet東方にて墜落(VF-33所属機)。乗員は無事 ◎161862(c/n 498)は2005年4月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0182として保管。2005年10月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161863(c/n 499)は2003年12月16日除籍。現在はジャクソンヴィル海軍航空基地のHeritage Parkにて見られる ◎161864(c/n 500)は1998年9月22日除籍 ◎161865は1996年5月31日除籍 ◎161866(c/n 502)は2003年10月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0143として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎161867は1997年1月31日除籍 ◎161868(c/n 504)は1999年8月4日除籍 ◎161869は2002年1月15日除籍 ◎161870(c/n 506)は2004年12月9日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0165として保管。2005年4月20日除籍 161871は1999年10月21日に原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)から発艦後、プエルト・リコにて墜落。乗員2名とも脱出し救出される ◎161872は1987年8月12日除籍 |
1984 | F-14A-135-GR | 162588~162611 | ◎24機 162595はF-14Dテストベッドに改造 | ◎162588(c/n 511)は1997年9月22日除籍 ◎162590は1993年1月25日除籍 162591は2001年1月25日にNorth KingstownのRhode Island Aviation Heritage Association Air Museumに引き渡される ◎162592は2003年10月17日除籍。現在はカリフォルニア州Simi Valleyのロナルド・レーガン図書館にて展示(F-14A-95-GR Bu.No. 160403として塗装された、1、2) ◎162593は1987年8月17日除籍 162594(c/n 516)は2002年10月3日にキー・ウェスト近海にて片方のエンジンのコンプレッサー・ストールにより墜落(VF-101所属機)。乗員2名とも脱出。2006年5月5日にアイルランドのWest Corkの浜辺にてStarboard funとラダーを発見 162595はパタクセント・リヴァー海軍航空基地のNAWC ADにて展示 ◎162596は1988年9月22日除籍 ◎162597は1999年2月18日除籍 162598は1997年9月にテキサスにてAAR sortie中に損傷(VF-211所属機)。フォート・ワースのNAS Fort Worth Joint Reserve Baseに無事着陸するも修理せず。のちに基地内にてBattle Damage Repair Trainerとなる 162599は1996年1月29日にナッシュヴィル郊外にて急ダイヴの引き起こしの失敗により墜落(VF-213所属機)。乗員2名と地上の3名が死亡 ◎162600は2002年3月8日除籍 ◎162601(c/n 523)は2002年1月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0127として保管 162602は1994年7月11日に汎用航空母艦キティ・ホーク(CV-63)への夜間着艦失敗により墜落(VF-51所属機)。乗員2名とも脱出し救出される 162603は1991年2月6日に“砂漠の嵐”作戦にてイラク軍のMi-8をAIM-9サイドワインダー空対空ミサイルで撃墜(VF-1所属機)。2000年6月23日に原子力汎用航空母艦ジョン C. ステニス(CVN-74)から発艦後、ハワイ南西海域にて墜落(VF-211所属機)。乗員2名とも脱出 ◎162604(c/n 526)は2002年2月7日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0132として保管。2003年1月21日に現役に復帰(VF-101所属機)。2003年10月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0140として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎162605は1987年8月17日除籍 ◎162606は2002年8月1日除籍 ◎162607(c/n 529)は1999年3月17日除籍。ChinoのYanks Air Museumのレストア用ハンガーにて見られる ◎162608(c/n 530)は2003年10月17日除籍。カリフォルニア州Simi Valleyにて保存。2014年現在、アラバマ州バーミンガム国際空港のフェンス外にて見られる ◎162609は1988年7月17日除籍 ◎162610(c/n 532)は2004年9月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0163として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎162611(c/n 533)は2002年1月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0128として保管 |
1985 | F-14A-140-GR | 162688~162717 | ◎30機 162691(KM-3)、162692(KM-5)、162693(KM-15)、162694(KM-14)、162695(KM-13)、162699(KM-9)、162700(KM-7)、162701(KM-11)、162703(KM-12)、162705(KM-10)はF-14A+(現在のF-14B)に改造。162712~162717はキャンセル | ◎162688は2003年9月8日除籍。Fallonにてスクラップ 162689(c/n 535)はサン・フランシスコ湾のホーネット博物館 USS Hornet Museumにて展示 ◎162690は1989年10月6日除籍(VF-32所属機) ◎162691(c/n 537)は2005年9月21日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0193として保管。2006年1月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎162692(c/n 538)は2005年1月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0171として保管。2006年1月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎162693(c/n 539)は2002年1月除籍 ◎162694は2005年10月4日除籍。現在はオハイオ州Akron-CantonのMAPS Air Museumにて展示。同日除籍 ◎162695(c/n 541)は2005年1月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0171として保管。2005年7月27日除籍 ◎162697(c/n 543)は2003年10月6日除籍。2003年10月にオシアナ海軍航空基地にてスクラップ ◎162698(c/n 544)は2001年12月27日(2002年2月1日?)にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0124として保管 ◎162699(c/n 545)は2004年6月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0151として保管。2005年4月20日除籍 ◎162700(c/n 546)は2005年4月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0183として保管。2005年7月27日除籍 ◎162701(c/n 547)は2005年3月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0176として保管。2005年7月27日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 162702(c/n 548)は1990年6月5日に墜落(VF-41所属機) ◎162703(c/n 549)は2005年8月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0192として保管。2006年1月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎162704は1999年4月15日除籍 ◎162705(c/n 551)は2005年1月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0168として保管。2006年7月27日除籍 162706は1989年4月18日にキー・ウェストにて墜落(VF-114所属機)。乗員は脱出 162707は1987年9月22日に大西洋にて演習中、空軍のRF-4C-22-MC(s/n 69-0381、22TRW所属機)を誤って撃墜(VF-74所属機、1、2)。1993年1月28日に墜落 162708は1993年12月23日にA-4Mアドヴァーサーリー機と訓練中、スピンに陥り墜落(VF-201所属機)。RIOは脱出せず死亡 ◎162709は1997年9月15日除籍。人工環礁のため沈没処分といわれる ◎162710はのちに除籍。1997年11月に国立海軍航空機博物館にて展示 ◎162711は1997年9月15日除籍 |
1986 | F-14B-145-GR | 162910~162927 | ◎18機 1991年5月1日以前の名称はF-14A+。B型はエンジンをTF30からF110-GE-400(アフターバーナー部分が1.27m延長されていることからF-16に搭載されている同系統のエンジンよりさらにスムーズでパワフルなリヒートが達成)に換装。主翼のグローヴ・ヴェーンの取り外し、コクピット内の変更、新しいAN/ALR-67レーダー警戒装置を搭載して、そのアンテナを主翼グローヴの下に取り付けた。ガン・ベイを設計変更して、元のグリルの代わりに機関砲発射ガス排出装置としてNACA式のインレットと取り付けた。近代化して改修したレーダー射撃装置は、AN/AWG-15Fと名称が変更 | 162910は2004年10月に損傷。のちにキー・ウェスト海軍航空基地にてゲート・ガードとなる 162911(c/n 559)は2004年12月11日にPasa RoblesのEstrella Warbirds Museumへ(国立海軍航空機博物館から借りている) ◎162912は2005年4月20日(2005年4月21日?)除籍。グリッソム空軍基地Heritage Museumへ 162913は1998年7月30日にトルコ沖にて161427と衝突。原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー(CVN-69)に無事着艦するもその後、減耗(VF-103所属機) 162914は1994年2月12日に地中海にてF/A-18と衝突。Brindisiに緊急着陸を試みる(VF-103所属機)。乗員2名とも脱出 ◎162915は2005年9月29日除籍 ◎162916は2005年9月29日除籍。アナポリスの海軍兵学校にて展示。2006年現在、ペンシルヴェニア州East Berlin復員(退役)軍人会(VFW post)にて見られる 162917は1998年5月21日にCherry Point海兵航空基地から離陸後、墜落(VF-102所属機)。乗員2名とも脱出 ◎162918(c/n 566)は2005年1月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0167として保管。2005年7月27日除籍 ◎162919(c/n 567)は2005年4月13日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0185として保管。2005年10月18日除籍 ◎162920(c/n 568)は2005年4月にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0185として保管。2005年10月7日除籍 ◎162921(c/n 569)は2004年12月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0166として保管。2005年4月20日除籍 ◎162922(c/n 570)は2004年10月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて保管。2005年4月20日除籍 162923は2002年3月2日にCrete南方海域にて汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)から発艦中、ノーズ・ギアが分解し墜落(VF-143所属機)。乗員2名とも脱出するもパイロットは死亡 ◎162925(c/n 573)は2005年4月5日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0180として保管。2005年10月17日除籍 ◎162926(c/n 574)は2005年3月16日除籍。2005年3月にコネチカット州Windsor LocksのBradley Air Museumへ。2006年5月にはWindsor Locksのコネチカット歴史航空機コレクション(ニュー・イングランド航空博物館)にて展示 ◎162927(c/n 575)は2005年1月20日除籍 |
F-14B-GR | 162928~162933(キャンセル) | ◎6機 | ||
1987 | F-14B-150-GR | 163215~163229 | ◎14機 1991年5月1日以前の名称はF-14A+。163223はNF-14Bに改造 | 163216は1999年8月4日に原子力汎用航空母艦ジョージ・ワシントン George Washington(CVN-73)への夜間着艦中(夜間空母発着艦資格取得中)にランプに衝突し損傷(VF-101所属機)。2005年9月29日除籍 ◎163217(c/n 578)は2005年1月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0174として保管。2005年7月27日除籍 ◎163218(c/n 579)は2005年1月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0170として保管。2005年7月27日除籍 163219は2000年3月17日に汎用航空母艦ジョン F. ケネディ(CV-67)から発艦後、任務中に墜落(VF-102所属機)。乗員2名とも脱出し救出される ◎163220(c/n 581)は2005年3月17日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0175として保管。2005年7月27日除籍 ◎163223は2005年2月28日除籍 ◎163224(c/n 585)は2005年8月3日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0190として保管。2006年1月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 163225は2001年11月7日(2001年11月17日?)にアフガニスタンのウルズガン州ターリンコート近郊にてハーミド・カルザイ Hamid Karzai(のちにアフガニスタン・イスラム共和国大統領)率いる戦闘部隊とそれに同行するSOF(特殊部隊)Aチーム574の隊員11名を救うべく、タリバン部隊に対して機関砲掃射(VF-102所属機)。戦車とトラックを恐らく撃破。乗員両名とも殊勲飛行十字章を授与。2004年8月に航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)処分が決定 ◎163226(c/n 587)は2004年6月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0152として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163227(c/n 588)は2005年4月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0188として保管。2005年10月17日除籍 163228は2000年7月26日にサウジ・アラビアの砂漠にて訓練演習中に墜落(VF-11所属機)。乗員2名とも脱出 ◎163229(c/n 590)は2005年1月19日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0172として保管。2005年7月27日除籍 |
F-14D-GR | 163230~163232(キャンセル) | ◎3機 | ||
1988 | F-14B-155-GR | 163407~163411 (c/n 591~595) |
◎5機 1991年5月1日以前の名称はF-14A+ | ◎163407は2005年3月17日にAerospace Maintenance
& Regeneration Centerにて1K0178として保管。2005年7月27日除籍 ◎163408(c/n 592)は2005年2月28日除籍 ◎163409は2005年4月11日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0184として保管。2005年10月17日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163410は2005年9月29日除籍 ◎163411は1993年3月15日除籍 |
1988 | F-14D-160-GR | 163412~163418 | ◎7機 163412、163415、163416はNF-14Dに改造。D型は、エンジンをTF30からF110-GE-400に換装。赤外線捜索追跡装置(IRST)と戦術統制システム(TCS)の統合化(機首下のセンサー・ポッド)。暗視ゴーグル(NVG)併用のコクピット表示装置を付加したAN/APG-71、マルチパス・システムを組み込んだAN/AYK-14コンピュータ、AN/ALR-67レーダー警戒受信機、統合戦術情報分配システム(JTIDS)用装置、AN/ASN-139デジタル慣性航法装置(INS)、デジタル兵装管理システム、マーチン・ベーカー製のMk. 14海軍共通射出座席(NACES)を採用 | ◎163412は2002年4月9日にAerospace Maintenance
& Regeneration Centerにて1K0133として保管。2002年5月31日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163413は2005年7月19日除籍 ◎163414は2005年3月21日除籍 ◎163415(c/n 599)は2004年6月29日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0153として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163416(c/n 600)は2004年6月26日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0154として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163417(c/n 601)は2006年3月22日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0194として保管。2006年7月19日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎163418(c/n 602)は2003年6月12日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0136として保管。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 |
1989 | F-14D-165-GR | 163893~163904 | ◎12機 | 163893は2006年4月4日除籍。2007年3月にアーノルド空軍基地のメイン・ゲートにて展示 ◎163894(c/n 604/D-9) ◎163895(c/n 605/D-10)は2005年4月27日除籍 ◎163896は2005年4月25日除籍 ◎163897(c/n 607/D-12)は2006年4月1日除籍。カリフォルニア州サクラメントのAerospace Museum of Californiaにて同日展示 ◎163898(c/n 608/D-13)は2005年1月11日除籍 ◎163899は2003年10月29日除籍 ◎163900は2005年9月22日除籍 163901は2003年1月26日に原子力汎用航空母艦セオドア・ルーズヴェルト(CVN-71)から発艦後、プエルト・リコ東方海域にて墜落(VF-213所属機)。乗員2名とも脱出し救出される 163902(c/n 612/D-17)は2005年9月26日除籍。ノース・カロライナ州ヒッコリー空港にて展示。2016年4月現在、ノース・カロライナ州ヒッコリー航空機博物館にて展示 ◎163903は2005年9月21日除籍 ◎163904は2006年9月28日除籍。ハワイ航空博物館にて展示 |
1990 | F-14D-170-GR | 164340~164351 (c/n 615/D-20~626/D-31) |
◎12機 | 164340は1995年1月13日にサン・ディエゴ南方にて159635と衝突し墜落(VF-31所属機)。乗員2名とも脱出し救出される 164341は2002年11月6日にNAS Fallonにて慣熟訓練飛行中に後部座席の突然の脱出点火装置の作動により損傷(VF-213所属機)。RIOは無事に脱出。機体はNAS Fallonに無事に着陸。2006年7月28日に西大西洋にて原子力汎用航空母艦セオドア・ルーズヴェルト(CVN-71)からF-14最後のカタパルト発艦(1、2、3、4、5、6、7)。2006年9月20日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0200として保管。2006年11月29日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 164342は“イラクの自由”作戦にてVF-2所属機中、最初に地上掃射した機。2006年9月28日除籍。マイアミのマイアミ博物館へ自力空輸 ◎164343(c/n 618/D-23)は2006年9月18日除籍。オレゴン州のEvergreen Air Museumへ 164344は2004年3月29日にカリフォルニア近海にて墜落(VF-31所属機)。乗員2名とも脱出。2004年5月8日に引き揚げられる(1、2、3、4、5、6、7、8) ◎164345は2006年9月15日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0199として保管。2006年11月29日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎164346は2006年9月18日除籍。リッチモンドのヴァージニア航空機博物館へ ◎164347は2006年3月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0196として保管。2006年7月19日除籍 ◎164348は2006年3月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0197として保管。2006年7月19日除籍 ◎164349(c/n 624/D-29)は2006年4月4日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0198として保管。2006年7月19日除籍 164350は2003年3月27日にバスラにてサッダーム・フセイン Saddam Hussein大統領専用ヨットAl-Mansurを爆撃により損傷を与える。2006年9月28日除籍。2006年にPalmdaleのPalmdale Heritage Airparkへ。恐らくLone Star Flight Museumへ運ばれたと思われる 164351は2001年8月9日に汎用航空母艦コンステレーション(CV-64)から発艦後、ベンガル湾にて夜間飛行中に消失(VF-2所属機)。乗員は死亡と推定 |
1990 | F-14D-170-GR | 164599~164604 | ◎6機 | ◎164599(c/n 627)は2004年6月23日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0150として保管。2005年4月20日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 ◎164600は2003年6月16日除籍。損傷航空機改修再生/廃棄計画(SARDIP)の一環としてスクラップ ◎164601は2005年9月20日除籍。2005年にCastle Air Museumにて展示されるためにレストレーション・ハンガーに置かれる。2005年9月20日に展示 ◎164602(c/n 630)は2006年3月28日にAerospace Maintenance & Regeneration Centerにて1K0195として保管。2006年7月19日除籍。2008年7月1日現在、AMARCにて保管中 164603は“不朽の自由”作戦にてF-14中、最初に地上掃射した機(マザーリシャリーフ南方にて)。2006年10月4日除籍。同日にニュー・ヨーク州East FarmingdaleのRepublic APから離陸。国立海軍航空機博物館が所有するもGrumman Retirees Clubに貸し出す。Bethpageにて展示。2022年6月レストア開始。2023年春に博物館の入り口にあるチャールズ・リンドバーグ大通り Charles Lindbergh Boulevardに展示予定。2023年9月14日にレストアが終了しニュー・ヨーク州Garden CityのCradle of Aviation Museumのの入口外にあるF14トムキャット・プラザ F14 Tomcat Plazaに永久展示(1、2) ◎164604は2004年1月にNaval Base Ventura County Point MuguにてVX-9分遣隊所属機となる。機体は真っ黒に塗装。一度も航空母艦に搭載されず、ヴァルカン砲も発射しなかった。2004年6月から保存のため、オシアナ海軍航空基地へ。のちにノーフォーク海軍航空基地にて真っ黒の塗装とプレイボーイ・ロゴを落とす。現在はオシアナ海軍航空基地にて展示(VF-143のロゴが入っている) |
- ※1991年5月から就役中のすべてのF-14Aにテープ11513または116ソフトウェアが導入され、これによって対地攻撃が可能になったF-14は“ボムキャット”というニックネームで呼ばれることになる
- ※F-15に搭載されていた目標特定デヴァイス(TID、敵機のエンジンと機体形状に関してレーダーからもたらされた情報と、敵機及び友軍機に関するライブラリを比較することにより接近する敵機の種類を特定)とドップラーレーダーからの帰還信号を分析するプログラマブルセンサープロセッサ(PSP)を1983会計年度の生産からF-14に搭載する予定が費用の問題によりキャンセル。1980年にAIM-54に代わる新型AAMが提案される。高度迎撃空対空ミサイル(AIAAM)はAIM-54よりも長射程、AIM-7と共通のパイロンに搭載できる小型ミサイル。1984年に計画中止。1985年に高度共通迎撃ミサイル・デモンストレーション(ACIMD)の下で開始されたが1991年に中止参考文献:週刊「F-14トムキャット」第28号(アシェット・コレクションズ・ジャパン)
- ※1990年代後期に導入されたデジタル飛行制御システム(DFCS(GEC-Marconi製でユーロファイター・タイフーン用に開発されたフライバイワイア(FBW)コンピュータから派生))は簡易型フライバイワイアで、スピン体制、機関砲トラッキング、ロール応答などパイロットの負担を軽減し今までよりも楽な操縦方法を実現。離陸時の主翼ロックや降着時の不意の横滑りなど、一部の望ましくない属性も緩和。また、非対称推力制限システム(ATLS)により片側のエンジンの推力が減少してアフターバーナーが最小化されるようになっていた。これによって、機体に回転をもたらす過剰なヨーイング(片揺れ)が防止、ただしF-14B/Dは特に機首位置が高く、対気速度が遅い状況では、この機能をオフにして片側のエンジンのアフターバーナーを止め、機首位置を水平に素早く戻してからアフターバーナーを再点火して加速することもできた参考文献:週刊「F-14トムキャット」第28号、第77号(アシェット・コレクションズ・ジャパン)
- ※F-14の中央大気データコンピュータ(CADC)は世界初のマルチチップマイクロプロセッサを内蔵。自動的にフラップを10゚伸長し、前縁スラット8゚増やすことができた。格闘戦や航空ショーの演目ではこれらの進展や引き込みはAOAに基づいてなされている。大型尾翼のおかげでAOAの任意設定単位20ユニット以上で可変翼を後退させた状態であっても操縦が可能だったが、設定を25ユニットかつ200kt(370.4km/h)になると、どんなに出力が加えられていようと機体は減速して降下を始める。ただ推力が非対称で回復不可能なフラットスピンが生じる可能性がない限り、F-14が突然ストールに陥ることはなく、操縦桿を前方に倒すだけで回復することができた参考文献:週刊「F-14トムキャット」第77号(アシェット・コレクションズ・ジャパン)
- ※F-14Bのアップデート型であるF-14B(U)のヘッドアップ・ディスプレイ(Head-Up Display: HUD)は、フライトヴィジョン社製のスパローホーク。FV-3000モジュラー・プロセッサーなどとともに導入
- ※その他のF-14試作機&メーカーが軍に提案したF-14各案。クリック先はModel 303Eモックアップ
F-14 IMI(Improved Manned Interceptor) | ◎F-14 IMIは、F-106戦闘機に代わるアメリカ空軍の新型有人迎撃機(IMI)として、1971年に提案された。モックアップはモデル303Eのものを原型として、これに巨大なコンフォーマル式燃料タンクを付加して作られていた。アメリカ空軍はF-14に関心を示し、特にF-15を上回る長い航続距離、AN/AWG-9射撃管制装置、AIM-54フェニックス・ミサイルの性能などに注目していた。しかし、価格が極めて高かったため、結局競争に敗れ去った |
F-14B | ◎プログラム開始の極初期からの段階から、“TF30はF-14にとって推力不足ではないか”との疑問があり、このエンジンを搭載した型は、より強力なエンジンに換装した機体が登場するまでの間、経験を積むためのものとするのが最適と考えられていた。この性能向上型に選択されたエンジンは125kNのプラット&ホイットニー製F401-PW-400であった(ATE(Advance Technology Engine)計画、ジェネラル・エレクトリックがGE1/10、プラット&ホイットニーがJTF22を提案、プラット&ホイットニー社が選定される)。重量はTF30よりも272kg軽かった。当初の計画では、最初に製造する67機のF-14だけにTF30エンジンを搭載してF-14Aとし、そのあとは新技術を採用したエンジンを搭載したVFX-2仕様に製造してF-14Bという名称に変更することになっていた。また、すでに部隊に配備されたF-14Aも、新しいエンジンに換装することになっていた。F-14の7号機(Bu.No. 157986)がF-14Bの試作機とするために改修されて、1973年9月12日に初飛行した(レーダーは組み込まれず、機首のスペースにはテスト用の備品を搭載。さらに機首下のセンサーユニットやレドーム前方から突き出した計測プローブはなし)。しかし、目標とする水準が高すぎたために、新しいエンジンは問題があとを絶たなかった。ちなみにTF30とF401の燃料消費量の違いは、F-14Aはアフターバーナー・ゾーン3~4で2,800kg/h、ゾーン5で3,150kg/h、F-14Bはミリタリー・パワーで700kg/h、ゾーン1で1,400kg/h。結局、アメリカ海軍はTF30で我慢することにして新型の開発を中止し、F-14Bの試作機は格納され、のちにF-14 F101DFE“スーパー・トムキャット”として再登場した。138kNのジェネラル・エレクトリック製F101DFEを搭載し、1981年7月14日に飛行。試験は1981年9月まで実施。1986年9月29日に125.6kNのジェネラル・エレクトリック製F110-GE-400(B-1BのF101とF/A-18のF404の特徴を併せ持っていた)を搭載し飛行。スロットルはレンジいっぱい動かすことができたが、レンジいっぱいの状態ではコンプレッサー・ストールの可能性がわずかに生じた。しかし全体的な性能は改善され、燃料効率はずっと良くなった。地上と艦上からの離陸や発艦はアフターバーナーなしで行うことができるようになったため、燃料消費が抑えられ、エンジンの摩耗も軽減された。1989年9月28日に高度9,784mにおいて、ミリタリー推力によるマッハ1.08での2分間の巡航を記録。F-14B/Dの戦闘状態(燃料半減、AIM-7×4搭載)の重量23,500kg程度だと推力重量比は1.06。同じ条件でF-14Aの推力重量比は0.80 |
F-14C | ◎F-14Cは、F-14Bと同じエンジンを搭載して、電子機器と兵器を改良した型(プログラマブル信号プロセッサ、増設したコンピュータメモリ、ハネウェル製レーザージャイロ慣性飛行システム、非協力的目標特定システム、TVカメラシステム)として提案されたもの |
F-14T | ◎F-14Tは、製造予算を大きく切り詰め、基本的な機能だけに限定したF-14であった。当時、F-14AおよびF-14Bの価格高騰が問題となっており、F-14Tはその解決対策として設計された機体で、低価格なアメリカ空軍のF-15NとF-4改良型と発注を争った。F-14Tが搭載できるミサイルはAIM-7スパローとAIM-9サイドワインダーだけで、老朽化しかけたF-4と比べ大きな利点はほとんどなかった |
F-14X | ◎F-14Xは、F-14の大幅な性能低下を少しだけ控えめにした型で、一部の機体ではAIM-54フェニックス・ミサイルの発射ができず、一部は同時追跡能力が24目標から12に半減されていた。1973年の中東戦争でイスラエル機の損耗率が高かったことを教訓として、アメリカ海軍は空母に最優秀機を配備することを決定したため、F-14Xの開発は中止された |
Optimod F-14 | ◎Optimod(最適改善)F-14は、グラマン社が提案した低価格型F-14で、AN/AWG-9に3種類のコンピュータのいずれかを使用して能力を低下させてあった。この型は、一部の外国に輸出が提案された可能性がある |
RF-14 | ◎RF-14は、F-14Aを原型として開発された偵察専用型で、機内にセンサー装備していたと見られる。結果的にRF-14は提案だけに終わったが、その代わりにアメリカ海軍はF-14AにTARPSを取り付ける方法を採用した |
F/A-14D | ◎F/A-14Dは、既存のF-14Dの機体を改修して攻撃能力を向上させA-6と交代させることを狙ったものであった。F/A-14DはF-14AおよびF-14Bに計画していたブロック1改良の代替案とし、グラマン社は4段階でプログラムを進めることを計画していた。7ヶ月にわたるプログラムの第1段階では、攻撃用前方監視赤外線装置(FLIR)、統合スタンドオフ兵器(JSOW)を発射可能にするMIL-STD-1760配線、プログラム式戦術情報表示装置、暗視ゴーグル(NVG)が使用できる一体型風防、正面からのレーダー断面積(RCS)を減少させるステルス対策、燃料タンクを防護する乾燥ベイ・フォームが付加されることになっていた。また、最終的にはAN/AYK-14コンピュータは新しいM8メモリー・モジュールに変更される予定であった。第2段階では、AN/ALE-50曳航式デコイ、航法用FLIRおよび暗視装置に完全対応したコクピット、カラー・デジタル移動地図のほかにF/A-18DおよびAV-8Bの多くの搭載装備が付加される計画であった。第3段階では、F-15EのAN/APG-70からのソフトウェア・モード(ドップラー・ビーム先鋭化、合成開口、海面捜索、移動目標表示、地形追随などの機能)が付加され、第4段階では、統合直接攻撃弾薬(JDAM)およびJSOWなどの搭載が計画された。1994年度予算から資金が獲得できれば、1995年にプログラムを発足して2年以内には運用評価機が納入されるはずであったが、実現することはなかった |
F-14Dクイックストライク(F-14D Quickstrike) | ◎F-14Dクイックストライクは、作動モードを増やしたAN/APG-71レーダーとFLIRが搭載され、最小限の変更が加えられていた。胴体4ヶ所のハードポイントには、それぞれ5ヶ所のサブステーションが設けられ、2ヶ所の主翼パイロンには2ヶ所のサブステーションが作られた。また、夜間低高度航法・目標指示赤外線装置(LANTIRN)と類似の航法及び目標指示ポッドを搭載し、FLIR、ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)、移動地図標示装置、大型カラー・ディプレイなどを装備してコクピットが改修されることになっていた。さらに、ソフトウェアの改修によって、HARM対レーダー・ミサイルとAGM-84ハープーン対艦ミサイルのほかに、レーザー誘導爆弾、スタンドオフ対地攻撃ミサイル(SLAM)、AGM-65マヴェリック空対地ミサイルの投下ができる計画であった |
スーパー・トムキャット21(Super Tomcat 21: ST 21) | ◎スーパー・トムキャット21は、アメリカ海軍の海軍先進戦術戦闘機(NATF)の代案として、60%の価格で90%の性能を実現させることを目標にした多用途戦闘機であった。スーパー・トムキャット21では、F-14Dクイックストライクの改良点がすべて取り入れられたほか、F110-GE-129エンジンによってアフターバーナーなしの超音速巡航“スーパークルーズ”が可能(マッハ1.3)となり、さらには推力偏向装置を取り付けることも検討されていた。また、この型では後縁を延ばして水平尾翼の面積を拡大し、機内燃料を増やすために主要グローヴ・ハウジングが拡大されたほか、無風時や大重量時の発艦を可能にするためにスロット・フラップや翼弦を延ばしたスラットが取り付けられていた。ほかに一体型風防、正面からのレーダー断面積(RCS)を減少させるステルス対策、新型レーダー、フライバイワイア(FBW)フライト・コントール・システムなどの装備も検討されていた。新型アヴィオニクスにはノルデン・システム(現ノースロップ・グラマン・ノルデン・システム)製APQ-173レーダーやナイトオウル統合FLIRおよびレーザー照準システムなどが挙げられる。また未使用の武器を抱えて着艦する“持ち帰り”能力は約7,257kgに増加を予定していた。グラマン社に革新的というよりも“進化的”と形容されたスーパー・トムキャット21は、1990年中期までに使用可能とすることができる比較的低リスクで低コストな選択肢だった |
アタック・スーパー・トムキャット21 (Attack Super Tomcat 21: AST 21) |
◎アタック・スーパー・トムキャット21はマッハ2で飛行可能な攻撃機で、スーパー・トムキャット21の開発型として提案された。この型では外翼を厚くして内部の燃料を増やし、機外の燃料タンクもさらに大型のものを搭載して、空母への進入速度を従来より27km/h低下させるため高揚力装置に改良を加えていた。また、複合材料を使用して設計し直した単隙間式のファウラー・フラップと、複合材料を使用して丸みを大きくして翼弦を延ばしたスラットのほか、A-12用に開発されたウェスティングハウス製APQ-183レーダーの装備も計画されていた。改修されたフェニックス用パレットに収容されるFLIRシステムと地形追従レーダー(TER)が組み込まれることになっていた。またFLIR画像は新型の広角ヘッドアップ・ディスプレイ上に投影されるはずだった。新型ミッション・コンピュータや自衛装置一式も搭載予定。増槽のために使用されたインテーク下のハードポイントは、爆弾を搭載するための場所に改造、自由落下型核爆弾を投下できる能力を追加されるはずだった。アタック・スーパー・トムキャット21は、開発が中止されたA-12の代替機として大きな関心を集めた。既存のF-14を改造もしくは新造機を製造することによって生産することができたと思われる |
アドヴァンスト・ストライク・ファイター14 (Advanced Strike Fighter 14: ASF-14) |
◎アメリカ海軍のNATFの開発が延期されたことから、F-14を飛躍的に発展させたASF-14が提案された。これはNATFのシステム、兵装、エンジンを搭載しながら、低価格で開発リスクが低いNATFの代替案を狙ったものであった。外観こそ標準的なF-14と良く似ていたものの、本型はまったく新しい型として、既存のF-14を改修して製造することはできない。AST 21の全ての攻撃力を保ちながら、構造の大部分を新素材の複合材料にするなど、ATF計画の技術を採用。ATF計画の3次元推力偏向機能付きF119エンジンをASF-14に取り付ける可能性は当初から検討されている。ASF-14の設計には、あらゆる新型油圧および電気システム、デジタル・フライバイワイア制御システム、低観測性(ステルス)機能が組み込まれていた。外面をレーダー吸収材料(RAM)でコーティングすることや、強力なレーダー波反射部となる角や端部を最小化するようにドア、垂直安定板、吸気口を配置することなどが計画されていた。ASF-14の能力はAST 21の2倍には届かなかったが、その費用はかなり高価なものになり、最大でAST 21の2倍となることが見積もられた 参考文献:週刊「F-14トムキャット」第53号(アシェット・コレクションズ・ジャパン) |
Update 24/10/05