HS
対潜ヘリコプター飛行隊 Helicopter Anti-Submarine Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
※第6ヘリコプター海上戦闘飛行隊(Helicopter Sea Combat Squadron Seven: HSC-6)は、第6対潜ヘリコプター飛行隊(Helicopter Anti-Submarine Squadron SIX: HS-6)から改編され、2011年7月8日に編成した
所在地 駐留日
NAS North Island
航空機の割り当て 初受領日
HO4S 1956
HSS-1N 1958
SH-3A 1962
SH-3D
SH-3H
SH-60F/HH-60H 1992
MH-60S 2011
日付 主な出来事
1956/4 第6対潜ヘリコプター飛行隊(Helicopter Anti-Submarine Squadron SIX: HS-6)は1956年6月1日、台湾と沖縄の中間地点において、対潜航空母艦プリンストン Princeton(CVS-37)艦上で編成された。当初、同飛行隊はHO4Sチカソーを運用していたが、2年後にHSS-1Nシーバットへ機種転換し、対潜戦(Anti-Submarine Warfare: ASW)という新たな任務を付与された
1960/4 1960年4月、同飛行隊は対潜航空母艦キアサージ Kearsarge(CVS-33)に搭載された第53空母対潜群 Carrier Anti-Submarine Group FIVE THREEに編入された。1962年3月、シコルスキー社製SH-3シー・キングが艦隊に導入されると、同飛行隊はふたたび機体を変更した。シー・キングは、長年にわたる改良を経て、HS-6を1990年代へと導いた。その過程で、同飛行隊は“ワールド・フェイマス・インディアンズ World Famous Indians”という名にふさわしい歴史と名声を築き上げた。HS-6は、1962年にマーキュリー計画 Mercury Programの宇宙飛行士ウォーリー・シラ Wally Schirraを、1963年にはゴードン・クーパー Gordon Cooperを回収した。1966年、米国によるヴェトナム空爆の最中、“インディアンズ”は16名の墜落した航空要員を救助し、その功績により海軍部隊表彰 Navy Unit Commendationを受章した。1969年には、米海軍駆逐艦フランク E. エヴァンス Frank E. Evans(DD-754)とオーストラリア海軍航空母艦Melbourne(R.21)の海上衝突事故後の支援活動に対し、第7艦隊表彰 Seventh Fleet Commendationが授与された。1971年、インディアンズは月面から帰還するアポロ14号 Apollo 14の乗組員を回収した。同年後半、同飛行隊は東海岸へ展開し、攻撃航空母艦インディペンデンス Independence(CVA-62)に搭載された第7空母航空団 Carrier Air Wing SEVENに合流して、当時開発が進められていた空母構想 CV conceptの評価を実施した
1974 1974年、同飛行隊は汎用航空母艦コンステレーション Constellation(CV-64)および第9空母航空団(Carrier Air Wing NINE: CVW-9)との9年間にわたる連携を開始した。この成功した連携により、1974年と1978年にはバトル“E”賞を、1977年と1978年には対潜戦(ASW)における卓越した功績に対してアーノルド・ジェイ・イズベル大佐トロフィー Captain Arnold Jay Isbell Trophies for ASW excellenceを2年連続で受賞した。また、同飛行隊は1977年に海軍作戦部長安全“S”賞 CNO Safety 'S' Awardも受賞した。1975年、HS-6は宇宙計画への参加を一時的に再開し、アポロソユーズ宇宙飛行士 Apollo-Soyuz astronautsの回収任務に従事した。コンステレーション艦上での同飛行隊の最後のデプロイメントでは、外洋での救助活動が19件行われたことが特筆される
1985 HS-6は1985年と1986年にもふたたびアーノルド・ジェイ・イズベル大佐トロフィーを2年連続で受賞した。さらに1986年には、空母搭載型対潜戦(ASW)における卓越した功績に対し、ジミー・タック大将賞 Admiral Jimmy Thach AwardおよびCNO安全“S”賞を受賞した
1988 1988年、HS-6は重傷を負った日本人漁師を救助した功績により、世界的な称賛を受けた。同年、HS-6はシコルスキー整備賞 Sikorsky Maintenance Award、CNO安全“S”賞、および合同功労部隊表彰 Joint Meritorious Unit Commendationも受賞した。そののち、HS-6は第11空母航空団(Carrier Air Wing ELEVEN: CVW-11)に編入され、原子力汎用航空母艦エンタープライズ Enterprise(CVN-65)に搭乗してデプロイメントを開始した。1989年、HS-6は世界一周クルーズを終えた。このクルーズにおいて、HS-6は対潜戦における卓越した功績により、第21駆逐隊 DESRON 21から史上初の“Order of the Pummeled Dolphin”賞を受賞した
1992 1992年、同飛行隊はシコルスキー社のSH-60FおよびHH-60Hシーホーク・ヘリコプターへの移行を完了した。これらの高性能な新型機を装備した“インディアンズ”は、引き続きCVW-11の一員として、1992年から2003年にかけて、原子力汎用航空母艦エイブラハム・リンカーン Abraham Lincoln(CVN-72)汎用航空母艦キティ・ホーク Kitty Hawk(CV-63)原子力汎用航空母艦カール・ヴィンソン Carl Vinson(CVN-70)、およびニミッツ Nimitz(CVN-68)に搭載され、西太平洋、インド洋、アラビア湾へのデプロイメントを成功裏に遂行した
2001 2001年、対テロ戦争の開始当初、HS-6はHS-11と合同分遣隊を編成し、パキスタンの前線基地にHH-60Hヘリコプターを配備して、アフガニスタンに対する“不朽の自由作戦l Operation ENDURING FREEDOM”の初期空爆における戦闘捜索救難任務を遂行した。2003年の第5艦隊 FIFTH Fleetへの再デプロイメントに続き、HS-6は2004年夏、南米への艦隊間移動を行う原子力汎用航空母艦ロナルド・レーガン Ronald Reagan(CVN-76)に搭載されてデプロイメントした。“ウェストパック2005 WESTPAC 2005”では、HS-6は“イラクの自由作戦 Operation IRAQI FREEDOM”に注力し、ニミッツおよびクウェートのキャンプ・アリフジャン Camp Arifjanから2,500時間以上、1,000回近くの出撃を行い、イラク南部の空域をパトロールした。同年、HS-6はCNO安全“S”賞、COMPACFLT定着優秀賞 COMPACFLT Retention Excellence Award、およびアーレイ・バーク艦隊トロフィー Arleigh Burke Fleet Trophyを受賞した。“ウェストパック07 WESTPAC '07”における“イラクの自由作戦”および“不朽の自由作戦”への同飛行隊の卓越した支援、ならびに “ウェストパック07 WESTPAC '08を通じて第7艦隊 SEVENTH Fleetでの活躍により、“インディアンズ”は2007年のバトル“E”賞 2007 Battle "E"、および2007年と2008年の2年連続でのCNO安全“S”賞を受賞した。2010年3月、同飛行隊はH-60F/Hヘリコプターによる最後のクルーズ任務を完了した。これは“不朽の自由作戦”を支援するための第5艦隊への8ヶ月間のデプロイメントであった。第6ヘリコプター海上戦闘飛行隊(Helicopter Sea Combat Squadron Seven: HSC-6)は、2013年および2015年にバトル“E”賞、CNO安全賞、アーノルド J. イズベル大佐トロフィーを受賞した。2016年には、HSC-6はHSC CVW飛行隊として史上初めて特殊作戦部隊認定 Special Operations Forces certificationを取得した
2017 2017年10月、HSC-6はCVW-17の一員として、原子力汎用航空母艦セオドア・ルーズヴェルト Theodore Roosevelt(CVN-71)および第9空母打撃群(CSG-9)に随伴して展開した。この7ヶ月間のデプロイメントでは、C5FおよびC7Fの“不朽の自由作戦(OEF)”および“自由の番人作戦(Operation FREEDOM'S SENTINEL: OFS)”を支援した。デプロイメント期間中、日本海において3空母による作戦が実施され、HSC-6は9回の医療後送(MEDEVAC)を遂行した。2018年5月にノース・アイランド海軍航空基地 NAS North Islandに帰還したのち、同飛行隊は“ノーザン・ストライク NORTHERN STRIKE”、“フェニックス・ファイア PHOENIX FIRE”、“パシフィック・ブリッツ PACIFIC BLITZ”、“ヴァーチャル・フラッグ VIRTUAL FLAG”、“レッド・フラッグ・レスキュー RED FLAG RESCUE”などの複数の合同訓練演習に参加し、南カリフォルニア作戦地域(SOCAL Op Area)におけるODA(特殊作戦部隊)支援活動にも従事した。2018年、HSC-6は医療対応能力を評価する“ブルーM Blue M”および、3年連続で“人材定着優秀賞 Retention Excellence Award”を受賞した。2018年11月、HSC-6とCVW-17はニミッツおよびCSG-11へ移管された


Update 26/04/18