CM
一等機雷敷設艦、機雷敷設艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※1920年7月17日、艦種記号CMが各艦に与えられる。PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略
※データは防護巡洋艦ボルティモアの項を参照
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ボルティモア
12
Baltimore CM-1 ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 1890/1/7 1922/9/15 1937/10/14 ◎1920/7 艦種を一等機雷敷設艦(CM-1)に改める
◎1942/2/16 解体のため売却
◎Pacific Fleet 1919-1922.


※データは防護巡洋艦サン・フランシスコの項を参照
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サン・フランシスコ
123
San Francisco CM-2 ユニオン鉄工所 1890/11/15 1921/12/24 1937/6/8 ◎1912/12/19(1916/9/16?) 艦種を一等機雷敷設艦に改める
◎1916/6/6 退役、ポーツマスにて保管
◎1916/10/18 再役
◎1917/8 ポーツマス海軍工廠にてオーヴァーホール
◎1917/12 オーヴァーホール(〜1918/3)
◎1919/1上旬 ハンプトン・ローズにてオーヴァーホール
◎1921 不活性化工事
◎1931/1/1 タホー Tahoe、後にヨセミテ Yosemiteと改名
◎1939/4/20 解体のためボルティモアのユニオン・シップビルディング社に売却
◎Laid North Sea Mine Barrage 1918.


排水量:3,800t(CM-4は3,746t) 全長:120.39m(CM-4は117.65m) 幅:15.91m 吃水:4.87m(CM-4は4.78m) 主缶:ホワイトフォースター缶3基 主機/軸数:クランプ式vertical triple-expansion機関2基/2軸 出力(計画):7,000馬力 速力:20.0kt(CM-4は14.0kt) 兵装:51口径127mm単装砲1基、50口径76mm単装対空砲2基(CM-4は1938年には50口径76mm単装砲1基。1945年には38口径127mm単装両用砲1基、50口径76mm両用砲4基、40mm連装機関砲2基、20mm機関砲8基)、コルト式7.62mm機銃2基(CM-3のみ) 乗員:313名(314名ともいわれる)
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アルーストゥーク
12
Aroostook CM-3 ウィリアム・クランプ&サンズ造船所 1917/12/7 1931/3/10 1943/2/5 ◎1918/7/16 艦種を一等機雷敷設艦に改める
◎1919/4上旬 海軍工廠ノーフォークで水上機母艦に改装
◎1919/7上旬 ブルックリンにて修理
◎1919/12 サン・ディエゴにてエンジンをオーヴァーホール
◎1920/6中旬 サン・ディエゴにてエンジンをオーヴァーホール
◎1920夏 メア・アイランド海軍工廠にて修理改装、艦種記号CM-3を与えられる
◎1923 メア・アイランド海軍工廠にて入渠、修理、オーヴァーホール(1234
◎1924 メア・アイランド海軍工廠にて修理、改装
◎1925/11/24 メア・アイランドにてオーヴァーホール
◎1927/9中旬 メア・アイランド海軍工廠にてオーヴァーホール
◎1941/5/20 艦種を貨物輸送艦(AK-44)に改める
ショーマット
1234
Shawmut CM-4 ウィリアム・クランプ&サンズ造船所 1917/12/7
(1918/1/7?)
1946/7/11 1946/7/12
(1946/11/13?)
◎1920 艦種を一等機雷敷設艦(CM-4)に改める
◎1928/1/1 オグララ Oglalaと改名
1941/12/7 真珠湾にて日本海軍機の雷撃により沈没
◎1942末 退役?、引き揚げられ、カリフォルニアにて修理、改装
◎1943/5/21(1943/6/15?) 艦種を内燃機関修理艦(ARG-1)に改める
Pearl Harbor.


軽荷排水量:5,875t 基準排水量:8,640t 全長:138.40m 幅:18.34m 吃水:6.00m 主缶:コンバッション・エンジニアリング缶4基 主機/軸数:ジェネラル・エレクトリック式ギアード蒸気タービン2基/2軸 出力:11,000馬力 速力:20.3kt 航続力:15.0ktで7,000浬 兵装:38口径127mm単装砲4基、28mm機関砲16基(のちに40mm4連装機関砲4基、20mm機関砲14基に換装)、機雷800個 乗員:481名
※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、12
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
テラー Terror CM-5 フィラデルフィア海軍工廠 1942/7/15 1956/8/6 1970/11/1 ◎1940/9/3 起工
◎1941/6/6 進水
◎フィラデルフィア海軍工廠にて艤装
◎1942/8/25 フィラデルフィア海軍工廠にてPSA(〜1942/9/16)
◎1942/11末? オーヴァーホール
◎1943/1? ノーフォークにて修理、オーヴァーホール
◎1943/5 改装
◎1944/4下旬 ハワイにて修理
◎1944/8下旬 サン・フランシスコにて入渠、オーヴァーホール
◎1944/11下旬 真珠湾にて修理、改装
1945/5/1 沖縄海域にて日本軍の特攻機の攻撃により損傷、攻撃輸送艦ナトロナ Natrona(APA-214)により緊急修理
◎1945/6上旬 サン・フランシスコにてオーヴァーホール(〜1945/8中旬?)
1945/9/16 沖縄のBuckner Bayにて台風により雑役艦パトカ Patoka(AG-125)と衝突し損傷、後に修理
◎1947/7 チャールストン海軍造船所にて不活性化工事
◎1947/9/1 チャールストン海軍造船所にて退役
◎1950頃 チャールストン海軍造船所にて保管
◎1955/2/7 艦種を艦隊機雷敷設艦(MM-5)に改める
キャッツキル Catskill CM-6 Willamette Iron & Steel Corp. 1944/6/30 1970/12/1 1970/11/20
(1970/12/1?)
◎1941/7/12 起工
◎1942/5/19 進水
◎1943/5/1 艦種を兵員輸送艦(AP-106)に改める
オザーク Ozark CM-7 Willamette Iron & Steel Corp. 1944/9/23 1970/2/6 1974/4/1 ◎1941/7/12 起工
◎1942/6/15 進水
◎1943/5/1 艦種を兵員輸送艦(AP-107)に改める


軽荷排水量:5,300t 満載排水量:6,150t(CM-11、CM-12は6,525t) 全長:107.59m(CM-11、CM-12は106.68m) 幅:17.37m 吃水:5.18m(5.33mともいわれる) 主缶:スコッチ缶4基(single-ended) 主機/軸数:ウィリアム・クランプ式vertical triple-expansion機関2基/2軸 出力:2,700馬力 速力:12.0kt(CM-12は12.0kt(公試)) 兵装:50口径76mm単装両用砲3基、40mm連装機関砲2基、20mm対空機関砲10基、12.7mm機銃4基、7.62mm機銃2基(CM-11は50口径76mm単装両用砲3基、20mm対空機関砲18基〜19基。CM-12は50口径76mm単装両用砲3基、20mm対空機関砲4基) 乗員:278名(CM-11は219名、CM-12は290名)
※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、12
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
キオカク Keokuk CM-8 ウィリアム・クランプ&サンズ造船所 1942/2/28 1945/12/5 ◎1942/5/18 艦種を機雷敷設艦(CM-8)に改める
◎1943/2 Hobokenにて修理
◎1943/10 ノーフォークで設網貨物輸送艦に改装
◎1943/11 艦種を設網貨物輸送艦(AKN-4)に改める
◎Sicily.
セイレム
12
Salem CM-11 ウィリアム・クランプ&サンズ造船所 1942/8/9 1945/12/6 1946/1/3 ◎1942/6/8 1916年9月25日進水の商船Joseph R. Parrottを取得し、改装
1942/11/10 ブルックリン海軍工廠にてイギリス海軍歩兵揚陸艇(大型)LCIL-166と衝突
◎1943/10下旬 ノーフォークにて修理
◎1943/11上旬 真珠湾にて暫定的な設網貨物輸送艦に改装(〜1945/2/10)
◎1945/6/24 エニウェトクにて網を修理(〜1945/7/31)
◎1945/8/15 ショーマット Shawmutと改名
◎1945/9中旬? 不活性化工事
◎1946/6/20 海事委員会に移管
◎1947/3/7 Port EvergladesのWest India Fruit & Steam Ship Co. に売却されフロリダ〜キューバ間のフェリーJoseph R. Parrotとなる、ホンジュラス船籍となる
◎1969 Bilbaoにて解体
◎Sicily, Okinawa.
ウィーホーケン Weehawken CM-12 ウィリアム・クランプ&サンズ造船所 1942/9/30 1945/12/11 1946/1/3 ◎1942/6/15 1920年11月6日進水のFlorida East Coast Car Ferry Companyの商船Estrada Palmaを取得し、Hobokenのベスレヘム・スチール社で改装
◎1942/7/18 ウィーホーケンと改名
◎1943/2中旬 ノーフォーク海軍工廠にて修理(〜1943/3中旬)
◎1943晩春? 修理
◎1943? ノーフォーク海軍工廠にて修理
◎1944/4 修理改装
◎1944/7上旬 アラメダのジェネラル・エンジニアリング&ドライドック社にて改装
◎1945/1中旬 真珠湾海軍工廠にて改装、修理
1945/10/9 沖縄にて台風“ルイーズ”により座礁
◎Sicily, Okinawa.


Update 24/08/10