VFA
戦闘攻撃飛行隊 Fighter Attack Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)。Fighter Attack Squadronは1983年にStrike Fighter Squadronに改称された
※1984年4月27日、第106戦闘攻撃飛行隊(Strike Fighter Squadron ONE HUNDRED SIX: VFA-106)として発足。VFA-106の名称を与えられた最初の飛行隊。ニックネームはGladiators(1984年〜)。飛行隊の記章は1982年5月26日に海軍作戦部長 Chief of Naval Operationsによって承認され、1952年4月から1969年11月7日の閉隊までVA-106が使用していたものと同様のものであった

↑Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
NAS Cecil Field 1984/4/27
NAS Oceana 1999半ば
航空団 テイル・コード 割り当て日
COMLATWING ONE AD 1984/4/27
航空機の割り当て 初受領日
F/A-18A 1985/2/9
TF/A-18A 1985/3/22
F/A-18B 1986/5
F/A-18C 1987/10
F/A-18D 1987/12
F/A-18E/F 2004
日付 主な出来事
1984/4/27 飛行隊の任務は東海岸のF/A-18フリート・スクォードロンのためにF/A-18の代替パイロットと整備要員を訓練することである
1985/10/7 F/A-18ホーネットの訓練を開始するため、VFA-106に最初の交代パイロット・クラスが到着
1987 1987年10月と12月、VFA-106はそれぞれホーネットの最初のCモデルとDモデルを受領した
1999 1999年半ば、BRACによってセシル・フィールド海軍航空基地 NAS Cecil Fieldが閉鎖された結果、VFA-106はオシアナ海軍航空基地 NAS Oceanaへ移転した
2004 2004年、VFA-106はF/A-18E/Fスーパー・ホーネットを受領
2012/4 2012年4月6日、VFA-106に配属されたF/A-18Dが離陸時にトラブルに見舞われ、ヴァージニア州ヴァージニア・ビーチの集合住宅に墜落した。パイロットは2名とも無事脱出し、死者は出なかった
東海岸の艦隊代替飛行隊 East Coast Fleet Replacement Squadronとして、飛行隊の任務は海軍と海兵隊のF/A-18代替パイロットと武器システム士官(Weapon Systems Officers: WSOs)を訓練し、艦隊の任務を支援することである。6週間ごとに、8〜12名の新米海軍・海兵隊パイロットと海軍飛行士官のクラスが9ヶ月の訓練コースを開始し、空対空と空対地任務の基本を学び、昼夜の空母資格とそののちのフリート・ホーネット飛行隊への配属でクライマックスを迎える
VFA-106の西海岸でのカウンターパートは、カリフォルニア州リムーア海軍航空基地 NAS LemooreのVFA-122とVFA-125、そしてカリフォルニア州ミラマー海兵航空基地 MCAS MiramarのVMFAT-101である。VFA-106はまた、F-14トムキャットS-3ヴァイキングなど、他の航空機からスーパー・ホーネットやF-35Cに経験豊富な海軍飛行士を移行させる役割も担っている。非飛行任務から復帰した飛行士は、艦隊に戻る前にVFA-106で再訓練を受ける。さらにVFA-106は(海軍航空技術訓練センター(Center of Naval Aviation Technical Training Unit: CNATTU)が整備要員を訓練し、艦隊部隊に代替機を提供している
VFA-106には約1,200名の海軍と海兵隊の隊員、そして外国人教官や学生(イギリス、スイス、ドイツなど)が配属されている。VFA-106には通常90機以上のさまざまなモデルのF/A-18が配備されている。フロリダのキー・ウェスト海軍航空基地 NAS Key Westには常設のVFA-106分遣隊があり、飛行隊は戦闘機訓練のためにしばしばここに配備される。飛行隊はしばしば12機をネヴァダ州ファロン海軍航空基地 NAS Fallonやカリフォルニア州エル・セントロ海軍航空施設 NAF El Centro、また空母資格(carrier qualifications: CQ)のためにさまざまな空母に派遣している
VFA-106は、エアショーTAC DEMOチーム TAC DEMO Teamでもよく知られている。このチームはF/A-18CとF/A-18Fをアメリカ東部のショー会場に飛ばしている。飛行隊の教官が操縦し、1年間のスケジュールで任務を遂行する。チームは訓練や戦闘飛行で使用されるマニューヴァーを実演する。VFA-122はアメリカ西部をデモ飛行する。通常、ショー会場には2機のF/A-18が派遣され、1機はデモ機、もう1機はデモ機にメカニカル・トラブルが発生した場合の予備機である。F/A-18Fはすでにアメリカ海軍の“ブルー・エンジェルズ”が出演している航空ショーに派遣されることが多く、F/A-18Cはしばしば“レガシー・ホーネット”と呼ばれ、アメリカ空軍の“サンダーバーズ”が主役のショーに派遣されることが多い。2013年4月1日、VFA-106単艦デモンストレーション・チームのスケジュールは、米議会の財政縮小により全米の全ての航空ショーへの米軍の参加が削減された結果、今年いっぱいはキャンセルされ、2014年シーズンの航空ショー・サーキットへの復帰は承認されなかった。2014年9月20日と21日、F/A-18CとF/A-18Fはオシアナ海軍航空基地の航空ショーで両日とも戦術的なデモ飛行を行い、米海軍のF/A-18が一般公開されたのは2012年以来となった。2015年初め、VFA-106がふたたび航空ショーに参加することが決定されたが、より限定された能力で、民間ショー会場(オシアナ海軍航空基地を除く)のみで、F/A-18CとF/A-18Fの両方で、推定20回のデモンストレーション飛行を行うことが決定された


Update 24/10/14