アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※FYは会計年度 Fiscal Yearの略
- ダグラス社(現ボーイング社)製 初飛行:1935年4月15日(XTBD-1) TBD-1データ=全幅:15.24m 全長:10.67m 全高:4.60m 翼面積:39.20m² 空虚運用重量:2,804kg 最大離陸重量:4,624kg パワープラント:定格出力900hpのプラット&ホイットニー製R-1830-64ツイン・ワスプ星型ピストン・エンジン1基 水平飛行最大速度(2,440m):332km/h 実用上昇限度:6,005m 航続距離(1,000lb(453kg)爆弾または魚雷を搭載時):669km 兵装:機関銃:7.62mm機銃1挺、後席に旋回式7.62mm機銃1挺 無誘導弾薬:魚雷1発または1,000lb(453kg)徹甲爆弾を搭載 乗員:3名
FY | Block No. | Bu.No. ()内は製造番号 |
機数、備考1 | 備考2 Bu.No. 直後の()内の 番号は製造番号 |
TBD-1 | 0268~0381 (c/n 1750~1863) |
◎114機 | ◎0268は1937年6月25日に試運転のためアナコスティア海軍航空基地に引き渡された。ロード・アイランド州ニューポート海軍魚雷基地 Naval
Torpedo Station Newportに配属され、エド・フロート2基を搭載。TBD-1Aに改め、VX-4分遣隊でテストされた後、1943年9月23日にスクラップ 0285は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下前に日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第1小隊所属機。パイロットはL. E. マッシー少佐 LCdr. L. E. Massey、通信士兼後部機銃手はL. E. ペリー航空通信兵曹長 L. E. Perry, ACRM(AA))。乗員2名とも死亡 0286は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、魚雷の投棄を余儀なくされ、第17任務部隊(TF-17)の近くまで飛行後、墜落(VT-3第1小隊所属機。パイロットはW. G. エスターズ先任航空操縦要員 W. G. Esders, CAP、通信士兼後部機銃手はR. B. ブレイザー二等航空通信兵曹 R. B. Brazier, ARM2c)。パイロットは脱出し駆逐艦ハンマン Hammann(DD-412)に救出される 0303は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍に投下、第16任務部隊(TF-16)の近くまで飛行後、墜落(VT-3第1小隊所属機。パイロットはH. L. コール整備長 Mach. H. L. Corl、通信士兼後部機銃手はL. F. チャイルダーズ三等航空通信兵曹 L. F. Childers, ARM3c)。乗員2名とも脱出し駆逐艦モナハン Monaghan(DD-354)に救出される 0310は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下前に日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第1小隊所属機。パイロットはLt.(jg) C. W. ハワード中尉 C. W. Howard、通信士兼後部機銃手はH. L. ランディ Jr. 一等航空通信兵曹 H. L. Lundy, Jr., ARM1c)。乗員2名とも死亡 0312は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下前に日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第1小隊所属機。パイロットはL. L. スミス少尉 Ens. L. L. Smith、通信士兼後部機銃手はR. J. ダース三等航空通信兵曹 R. J. Darce, ARM3c)。乗員2名とも死亡 0340は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下前に日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第1小隊所属機。パイロットはJ. W. ハース整備長 Ch.Mach. J. W. Haas、通信士兼後部機銃手はW. A. Phillips, Jr., ARM3c)。乗員2名とも死亡 0341は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下(5機中4機が飛龍に落下)するも日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはP. H. ハート大尉 Lt. P. H. Hart、通信士兼後部機銃手はJ. R. コール一等航空通信兵曹 J. R. Cole, ARM1c)。乗員2名とも死亡 0343は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下(5機中4機が飛龍に落下)するも日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはD. J. ロック少尉 Ens. D. J. Roche、通信士兼後部機銃手はC. L. ムーア三等航空通信兵曹 C. L. Moore, ARM3c)。乗員2名とも死亡 0354は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下(5機中4機が飛龍に落下)するも日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはC. A. オスバーグ少尉 Ens. C. A. Osberg、通信士兼後部機銃手はR. M. ハンソン三等航空通信兵曹 R. M. Hansen, ARM3c)。乗員2名とも死亡 0361は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下(5機中4機が飛龍に落下)するも日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはLt.(jg) R. W. スーザンス中尉 R. W. Suesens、通信士兼後部機銃手はT. C. バークリー二等航空通信兵曹 T. C. Barkley, ARM2c)。乗員2名とも死亡 0375は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍航空母艦飛龍への投下(5機中4機が飛龍に落下)するも日本海軍の零式艦上戦闘機の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはO. A. パワーズ少尉 Ens. O. A. Powers、通信士兼後部機銃手はJ. E. マンドヴィル二等水兵 J. E. Mandeville, Sea2c)。通信士兼後部機銃手は脱出 0381は1942年6月4日にミッドウェー海戦中、日本海軍機動部隊の攻撃により撃墜(VT-3第2小隊所属機。パイロットはW. F. オズマス少尉 Ens. W. F. Osmus、通信士兼後部機銃手はB. R. ダドソン Jr. 三等航空通信兵曹 B. R. Dodson, Jr., ARM3c)。パイロットは脱出するも捕虜となる |
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TBD-1 | 1505~1519 (c/n 2273~2287) |
◎15機 |
- グラマン社(現ノースロップ・グラマン社)製 初飛行:1941年8月1日(XTBF-1) TBF-1Cデータ=全幅:16.51m、5.79m(主翼折り畳み時) 全長:12.19m 全高:5.00m 翼面積:45.052m² 空虚運用重量:4,788kg 最大離陸重量:7,876kg パワープラント:定格出力1,700hpのライト製R-2600-8 14気筒空冷二重星型ピストン・エンジン1基 水平飛行最大速度(3,657m):414km/h 高度3,050mへの上昇時間:13分 実用上昇限度:6,525m 航続距離:1,780km(魚雷搭載時)、3,755km(索敵任務時) 兵装:機関銃:12.7mm機銃2挺(TBF-1では7.62mm機銃1挺)、胴体背部ターレットに12.7㎜機銃1挺、胴体下側後ろ向きターレットに7.62mm機銃1挺 無誘導弾薬:22.4in(568mm)魚雷1発その他の搭載兵器最大907kgを搭載 乗員:3名
- ※社内呼称モデル40(G-40)
FY | Block No. | Bu.No. ()内は製造番号 |
機数、備考1 | 備考2 Bu.No. 直後の()内の 番号は製造番号 |
XTBF-1 | 2539、2540 (c/n 644、645) |
◎2機 2540は1942年5月18日にNACAに移管(~1943年6月11日) | 2539は1941年11月28日にニュー・ヨーク州Brentwoodを飛行通過中、出火。乗員は脱出 | |
TBF-1 | 00373~00392 | ◎20機 | 00376は1942年7月30日に航空母艦ホーネット Hornet(CV-8)から発艦後、墜落(VT-8所属機) 00380(coded 8-T-1)は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて損傷(VT-8所属機)。VT-8は航空母艦サラトガ Saratoga(CV-3)に搭載され、1942年7月30日に太平洋のスヴァ湾沖にて喪失 00383は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて喪失(VT-8所属機) 00384は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて喪失(VT-8所属機) 00391は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて喪失(VT-8所属機) |
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XTBF-2 | 00393 | ◎1機 | ||
TBF-1 | 00394~00658 | ◎265機 006161(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN750)、00625(FN754)、00629(FN755)はイギリス海軍に貸与されターポン Tarponとなる | 00398は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて喪失(VT-8所属機) 00399は1942年6月4日にミッドウェー海戦にて喪失(VT-8所属機) 00402は1942年8月9日に航空母艦ホーネット(CV-8)から発艦後、攻撃シミュレート中に消失(VT-6所属機)。乗員4名とも行方不明 00411は1942年8月9日に航空母艦ホーネット(CV-8)から発艦後、攻撃シミュレート中に消失(VT-6所属機)。乗員4名とも行方不明 00412は1942年7月27日に航空母艦エンタープライズ Enterprise(CV-6)から水没(VT-6所属機) 00417は1942年10月1日に航空母艦ホーネット(CV-8)から発艦後、燃料が無くなり水没(VT-8所属機)。乗員は脱出し水上機母艦マクファーランド McFarland(AVD-15)に救出される 00421は1942年9月16日に航空母艦サラトガ(CV-3)にて逆立ちしプロペラを損傷。1943年3月30日にカネオヘ海軍航空基地から離陸後、エンジン・ストールにより墜落。乗員4名とも死亡 00422は1942年8月22日にガダルカナル島近海にて航空母艦サラトガ(CV-3)から発艦後、スピン状態になり墜落(VT-8所属機)。乗員4名とも死亡 00424は1942年10月1日に航空母艦ホーネット(CV-8)から発艦後、燃料が無くなり水没(VT-8所属機)。乗員は脱出し水上機母艦マクファーランド(AVD-15)に救出される 00433は1942年12月29日にニュー・カレドニア島Tou Touta補助飛行場にて着陸中、墜落(VGS-78所属機) 00450は1942年7月6日にハワイ準州Kaipupau Pointにて水没(VT-6所属機) 00455は1942年8月3日に航空母艦エンタープライズ(CV-6)から水没(VT-6所属機) 00456は1942年10月24日にガダルカナル島近海にて墜落(VT-8所属機)。乗員は無事といわれる00460は1942年11月8日に護衛航空母艦サガモン Sangamon(CVE-26)から水没(VGS-26所属機) 00462は1943年4月9日にガダルカナル島近海にて航空母艦サラトガ(CV-3)への着艦中、エンジン・ストール(VT-3所属機) 00466は1942年8月27日に航空母艦エンタープライズ(CV-6)から発艦後、墜落(VT-3所属機)。無傷(1942年10月24日にガダルカナル近海にて事故ともいわれる) |
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TBF-1 | 01731~01770 (c/n 2765~2804) |
◎40機 | ◎01747(c/n 2781) | |
TBF-1 | 05877~06491 (c/n 3925~4539) |
◎615機 06277~06291(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN756~FN770)、06387~06401(FN771~FN785)はイギリス海軍に貸与されターポン Tarponとなる | ◎05997(c/n 4045) 06253は1943年3月24日に航空母艦レンジャー Ranger(CV-4)への着艦中、甲板に激突(VT-4所属機、リンク先の画像解説:着艦事故ののち、レンジャーの2つの左舷排気煙突の上に静止している。出典: NARA II(写真番号 80-G-52840)) |
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TBM-1C | 16792~17091 | ◎300機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。16967~16992はイギリス海軍に貸与 | ||
TBM-3 | 22857~23656 (c/n 1~800) |
◎800機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。22857は1944年8月10日にNACAに移管(~1944年8月17日)。23500は後にウルグアイ海軍に売却(ウルグアイ海軍のシリアル・ナンバーA-553) | 22930は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ Ticonderoga(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 22942は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 23031は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 23036は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 23276は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 23549は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VT-80所属機)。船外に投棄 23307は1945年12月5日にNAS Ft. Lauderdaleから離陸後、バミューダ海域にて消失(パイロットはチャールズ・キャロル・テイラー大尉 Lt. Charles Carroll Taylor)。有名な第19飛行小隊 Flight 19の1機(1、2) ◎23500(c/n 644) ◎23602(c/n 746) |
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TBF-1 | 23857~24140 (c/n 4540~4769、4970~5023) |
◎284機 | ||
XTBF-3 | 24141 (c/n 5024) |
◎1機 24141はHalford H-1Bターボジェット・エンジンのテストベットに改造 | ||
TBF-1 | 24142~24241 (c/n 5025~5124) |
◎100機 | ||
TBF-1C | 24242~24340 (c/n 5125~5223) |
◎99機 24328、24332、24335~24337、24339はニュー・ジーランド空軍に貸与 | 24333(c/n 5216)は1944年4月22日にホーランディア北北西海域にて重巡洋艦ニュー・オーリンズ New Orleans(CA-32)の前部マストに衝突し墜落(VT-5所属機) | |
XTBF-3 | 24341 (c/n 5224) |
◎1機 | ||
TBF-1C | 24342~24520 (c/n 5225~5403) |
◎179機 24459~24467、24469はニュー・ジーランド空軍に貸与 | ◎24412はのちにニュー・カレドニア島ノームの海岸にて部品取り ◎VC-13所属のジェームズ F. ショビー中尉 Lt. (j.g.) James F. Schoby, USNR、アルモン R. マーティン一等航空通信兵曹 ARM1c Almon R. Martin、ジェームズ A. ラヴェンダー二等航空機関兵曹 AMM2 James A. Lavenderが搭乗するBu.No. 24502は、1月10日に北大西洋の哨戒のために発艦した。主翼の下に6発のロケット弾、爆弾倉のステーション10と12に350ポンドの爆雷2発、機銃弾薬を搭載していた。このためアヴェンジャーの重量は16,700ポンドとなり、のちに調査官は、深爆薬の搭載が“不利”であることが判明し、“尾翼の重さ”を引き起こしたと報告している。しかし、その前の数日間、すでに何機かのTBFがその構成で飛行に成功していた。 天候は悪化し、激しいうねりが護衛航空母艦ガダルカナル Guadalcanal(CVE-60)を襲い、艦は飛行機を呼び戻した。着艦しようとしたアヴェンジャーはまだ約150ガロンの燃料を残しており、ほかの3機が着陸圏内にいたため、航空幕僚は嵐が猛威を振るってガダルカナルに到達する前に、全機を着陸させるために総力を挙げることにした。アベンジャーは2度のウェーヴオフを受け、やや左舷寄りに、そしておそらくは少し遅いかもしれないが、ふたたびタラップに近づいた。機体がフライト・デッキに向かって落ち着くと、ショビーがフルスロットルを操作し、アヴェンジャーの機首が3点姿勢の上に持ち上がった。機体は艦の左舷側をクリアし、前方の左舷スタックの反対側に到達したとき、左翼が下がり、機体は仰向けに横転し、機首が下がり、空母から50フィートほど離れた海面へと横転し、かろうじて40秒で沈んだ。ラヴェンダーは水面まで泳ぎ、ウィップルが彼を救助した。アヴェンジャーが沈没した5分後、推定水深250フィートで爆雷が炸裂した。ウィップルはラヴェンダーを拾ってから1時間捜索したが、ショビーとマーティンは冷たい水の中で息を引き取った。ショビーは1943年7月13日、護衛航空母艦コア Core(CVE-13)のVC-13でTBF-1に搭乗し、ドイツ海軍潜水艦U487を撃沈した功績で殊勲十字章 Distinguished Flying Crossを受章していた |
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TBM-1 | 24521~25070 | ◎550機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。24820は1943年8月10日にNACAに移管(~1943年11月20日)。24766~24795、24876~24905(イギリス海軍のシリアル・ナンバーJZ301~JZ360)はイギリス海軍に貸与 | ||
TBM-1C | 25071~25720 | ◎20機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。25336~25355、25446~25465、25556~25575、25676~25695、45570~45592、45843~45865、46141~46163はイギリス海軍に貸与。25175、25521、25700はXTBM-3に改造。 25700は後にTBM-3W AEWのプロトタイプに改造 | ||
TBM-1C | 34102~34105 | ◎4機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
TBM-1C | 45445~46444 | ◎1,000機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。45570~45592、45843~45865、46141~46163はイギリス海軍に貸与。45645はXTBM-3に改造 | 45593は1944年6月19日に紅海にて航空母艦ホーネット Hornet(CV-12)への着艦失敗により損傷、のちに廃棄処分 45714は1945年12月5日にNAS Ft. Lauderdaleから離陸後、バミューダ海域にて消失(パイロットはジョセフ・ティプトン・ボッシ少尉 Ensign Joseph Tipton Bossi)。有名な第19飛行小隊 Flight 19の1機(1、2) 46094は1945年12月5日にNAS Ft. Lauderdaleから離陸後、バミューダ海域にて消失(パイロットはエドエワード・ジョセフ・パワーズJr. 海兵隊大尉 Capt. Edward Joseph Powers, Jr.)。有名な第19飛行小隊 Flight 19の1機(1、2) 46203は1944年8月8日に紅海にて護衛航空母艦マーカス・アイランド Marcus Island(CVE-77)への着艦失敗により墜落 46214は1944年9月2日に軽航空母艦サン・ジャシント San Jacinto(CVL-30)から発艦後、父島近海にて日本軍の対空砲火により撃墜(VT-51所属機)。乗員3名脱出(パイロットはジョージ H. W. ブッシュ中尉 Lt JG George H. W. Bush。ほかの2名は脱出するもパラシュートが開かず死亡) 46325は1945年12月5日にNAS Ft. Lauderdaleから離陸後、バミューダ海域にて消失(パイロットはフォレスト・ジェームズ・ガーバー海兵隊少尉 2nd Lt. Forrest James Gerber)。有名な第19飛行小隊 Flight 19の1機(1、2) |
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TBF-1 | 47438~47637 (c/n 4770~4969) |
◎200機 | ||
TBF-1C | 47638~48123 (c/n 5404~5889) |
◎486機 47724、47726、47727、47729~47733、47736、47740、47808、47813、47814、47850、47851、47853、47855~47859、47861、48016、48017、 48020、48021、48023、48024、48955、48060、48077、48081はニュー・ジーランド空軍に貸与 | Bu.No. 47972、VC-13所属のバート M. ビーティー中尉 Lt. (j.g.) Bert M. Beattie, USNR、デール C. ウィートン二等航空通信兵曹 ARM2c Dale C. Wheaton、ヒュー W. ウィルソン二等航空通信兵曹 ARM2c Hugh W. Wilsonは、1月20日に大西洋にて哨戒のために発艦した。乗員は明らかに道に迷い、無線受信機が故障し、船は最後にアゾレス諸島に向かう飛行機をレーダー・スクリーン上で検出した。無線が故障した後、パイロットは船を見つけるよりも陸地を見つける方が簡単だと判断し、飛行機の燃料が尽きて暗くなるのを見計らって故意に着水しようとしたのではないかと、のちに調査官は推測している。地元の人々はその日の夕方、フローレス島の北西沖で航空機を目撃し、3人の男性が波打ち際で数時間もがき苦しんだのち、海に運ばれるのを目撃した。島民たちは、膨らんでいないアヴェンジャーからの救命筏を発見し、近くに浮かんでいたウィートンの遺体を回収した。護衛航空母艦ガダルカナル(CVE-60)は、ビーティーと彼の砲手ウィルソンを行方不明と判定した | |
TBM-3 | 53050~53949 (c/n 3112~4011) |
◎900機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
TBM-3 | 68062~69538 (c/n 801~2277) |
◎1,477機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | 68386は1945年5月24日に護衛航空母艦スワニー Suwannee(CVE-27)への着艦後、艦橋付近にて搭載していた100ポンド爆弾が爆発。パイロットは死亡。近くの上等航空兵は負傷し、搬送中に死亡。他に14名が負傷(1、2、3、4、5) 護衛航空母艦ブロック・アイランド Block Island(CVE-106)、MCVG-1、VMTB-233のTBM-3アヴェンジャー(Bu.No. 68479)が、護衛空母の側面を越えた別のアヴェンジャーの追突を受け、墜落。パイロットはジャック・マルコーニ大尉 Lieutenant Jack Marconi.。雷撃爆撃機は、フライト・デッキと船首上甲板の前方端に留まっている。1945年4月3日、P. M. キャスナー写真兵曹 Chief Photographer's Mate P. M. Castner撮影 NS0310630:米国立公文書記録管理局((National Archives and Records Administration: NARA)、写真番号80-G-328396 NS0310630a:米国立公文書記録管理局(NARA)、写真番号80-G-328397 NS0310630b:米国立公文書記録管理局(NARA)。写真番号80-G-328398 アヴェンジャーは側面に押し出されたのち、水面に衝突している。1945年4月3日受領、P. M.キャスナー撮影 米国立公文書記録管理局(NARA)、写真番号80-G-328399 ◎69327は1950年9月にカナダ海軍のシリアル・ナンバーRCN 326となる。のちにCF-KKGとなる。1977年11月にイギリスのダックスフォードのAmerican Air Museumに到着。静止展示用にレストアされ、現在はAmerican Air Museumに展示されてる。ジョージ H. W. ブッシュ中尉の機体Bu.No. 46214としてUSNカラーで塗装されてる。code X-3とニックネームは“ジニー Ginny” ◎69481(c/n 2220) |
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TBM-1C | 73117~73498 | ◎382機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | 73209は1945年12月5日にNAS Ft. Lauderdaleから離陸後、バミューダ海域にて消失(パイロットはジョージ・ウィリアム・スティーヴァーズ海兵隊大尉 Capt. George William Stivers)。有名な第19飛行小隊 Flight 19の1機(1、2) | |
TBM-3E | 85459~86296 (c/n 2278~3111) |
◎838機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。86293~86296はキャンセル | ◎86292(c/n 3111) | |
TBM-3E | 91107~92006 (c/n 4012~4657) |
◎900機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製。91753~92006はキャンセル | ◎91171(c/n 4076) ◎91188(c/n 4093) ◎91752(c/n 4657) |
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TBM-3 | 97532~97672(キャンセル) | ◎141機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
XTBM-4 | 97673~97675 | ◎3機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
TBM-4 | 97676~98601(キャンセル) | ◎926機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
TBM-4 | 102576~104575(キャンセル) | ◎2,000機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 | ||
TBM-4 | 117729~118928(キャンセル) | ◎1,200機 ジェネラル・モータース社イースタン・エアクラフト部門製 |
- ダグラス社(現ボーイング社)製 初飛行:1945年2月(XTB2D) XTB2Dデータ=全幅:21.33m 全長:14.02m 全高:6.88m 翼面積:56.20m² 空虚運用重量:8,348kg 最大離陸重量:12,947kg パワープラント:定格出力3,000hpのプラット&ホイットニー製R-4360-8ワスプ・メジャー空冷星型ピストン・エンジン1基 水平飛行最大速度:547km/h 実用上昇限度:7,467m 航続距離:2,013km 兵装:機関銃(予定):20mm機関砲2門、12.7mm遠隔式連装機銃1挺(胴体後部上面)、12.7mm遠隔式単装機銃1挺(胴体後部下面) 無誘導弾薬(予定):魚雷2発等最大8,000lb(3,628kg)の兵装を搭載 乗員:3名
Update 24/07/27