DLGN
原子力ミサイル・フリゲイト

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※当初はDLG(N)だったが後にDLGNと変更される。この艦種記号は1975年6月30日に廃止される。PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略。RAVはRestricted Availabilityの略
※データは原子力ミサイル巡洋艦ベインブリッジの項を参照
※基本計画番号SCB-189

↑USS Bainbridge (DLGN-25). 1969 in the South China Sea. Stern veiw. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ベインブリッジ
12
Public Affairs Officer History 1959 - 1966
123456789101112
Abbreviated Command History 1962
12345678
Bainbridge DLGN-25 ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 1962/10/6 1996/9/13 1996/9/13 ◎1959/5/15 起工
◎1961/4/15 進水
◎1962/9/28 引き渡される
◎1963/9/29 ベスレヘム・スチール社クインシー造船所にてPSA(〜1963/11/23)
◎1964 チャールストン海軍造船所のDrydock No. 5にて入渠
◎1971/2/1 ロング・ビーチ海軍造船所にて修理(〜1971/3/26)
◎1972/4/10 ロング・ビーチ海軍造船所にて修理改装(〜1972/5/3)
◎1973/8中旬 ロング・ビーチ海軍造船所にてRAV
◎1974/6/14 ピュージェット・サウンド海軍造船所にて修理、近代化改装(〜1976/9/10)
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-25)に改める
◎Vietnam Dec 1965-Jun 1966, Dec 1966-Jun 1967, Jan-Jun 1969 (1, 2, 3, 4), Jul-Nov 1971, Oct 1972-Mar 1973, Korea Jun-Jul 1971.


※データは原子力ミサイル巡洋艦トラクスタンの項を参照
※基本計画番号SCB-222

↑USS Truxtun (DLGN-35). Underway at sea, circa 1967-1968. Photograph received from the ship, 1968. Official U.S. Navy Photograph, from the collections of the Naval History and Heritage Command. Image courtesy of HyperWar.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
トラクスタン
12
Truxtun DLGN-35 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1967/5/27 1995/9/11 1995/9/11 ◎1963/6/17 起工
◎1964/12/19 進水
◎1967/5/26 引き渡される
◎1969/1 ピュージェット・サウンド海軍造船所にてオーヴァーホール、改装(〜1969/4)
◎1970/11/2 ロング・ビーチ海軍造船所にてRAV(〜1970/11中旬)
◎1971/10/8 RAV(〜1971/11)
◎1973/3/19 駆逐艦母艦ピードモント Piedmont(AD-17)により修理改装(〜1973/4後半)
◎1974/1/29 ピュージェット・サウンド海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1975/7/31)
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-35)に改める
◎Vietnam Feb-Jul 1968, Oct-Dec 1969, Mar-Jul 1971, Aug 1972-Jan 1973, Korea Jan-Mar 1968, Feb 1970, Apr 1971.


満載排水量:9,700t(1962年4月に10,825t) 全長:179.80m(1962年4月に182.90m) 幅:18.60m 主機/軸数:D2G加圧水型原子炉2基、蒸気タービン/2軸 出力(計画):60,000馬力 速力:28.0kt 兵装:RIM-50長射程SAM/アスロックSUM連装発射機1基、RIM-55中射程SAM発射機2基、38口径127mm単装両用砲2基 搭載機:ヘリコプター1機もしくはDASH3機 乗員:501名
※レーダー:SPG-59多機能レーダー他 ソナー:SQS-26ソナー
※基本計画番号SCB-227
※1963会計年度に建造するタイフォン・システムを搭載するミサイル・フリゲイト(DLG(N))案。素子数3,400ユニットを持つSPG-59電子捜査アレイ・レーダーを搭載。長射程のSAM発射機1基、中射程のSAM発射機2基を搭載。対潜兵装はASROCとSQS-26ソナーと持つことを念頭に検討が進められる。1961年3月に、1月に出された排水量:8,700t、全長:170.70m、兵装:RIM-50長射程SAM発射機1基、RIM-55中射程SAM発射機2基の案の発展型を推進することが決定
※1961年8月25日に艦船局は9,700tのF案、RIM-50長射程型タイフォンを搭載しないL案、CONAG推進艦でF型と同じ兵装を搭載のG案(11,500t)、原子力ミサイル巡洋艦(CG(N))のH型(11,500t)が提出する。1961年9月にF案が1963会計年度に建造が決定するも1963年にロバート S. マクナマラ国防長官 Secretary of Defense Robert Strange McNamaraから“海軍のSAMシステムは要求を満たしていない”として中止の通達がなされ廃案


排水量:12,000t 全長:198.10m
※基本計画番号SCB-240・65
※基本計画番号SCB-227を発展させた案(DASHの搭載はなし)。1965会計年度に要求措置を取るも1965年12月にマクナマラ国防長官から“高価すぎる”として中止の通達がなされ廃案


※データは原子力ミサイル巡洋艦カリフォルニア級の項を参照
※基本計画番号SCB-241・65
※1968年度予算で3番艦が建造される予定であったが、計画のみに終わる

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
カリフォルニア California DLGN-36 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1974/2/16 1999/7/9 1999/7/9 ◎1970/1/23 起工
◎1971/9/22 進水
◎1974/2/7 引き渡される
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-36)に改める
サウス・カロライナ
12
South Carolina DLGN-37 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1975/1/25 1999/7/30 1999/7/30 ◎1970/12/1 起工
◎1972/7/1 進水
◎1974/11/15 引き渡される
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-37)に改める
DLGN-38 ◎計画のみ


※データは原子力ミサイル巡洋艦ヴァージニア級の項を参照
※1975会計年度に5番艦の先行予算が取られるも1976会計年度に建造を取りやめる措置が取られる
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ヴァージニア Virginia DLGN-38 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1976/9/11 1994/11/29 1994/11/29 ◎1972/8/19 起工
◎1974/12/14 進水
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-38)に改める
テキサス Texas DLGN-39 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1977/9/10 1993/7/16 1993/7/16 ◎1973/8/18 起工
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-39)に改める
ミシシッピ Mississippi DLGN-40 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1978/8/5 1997/7/28 1997/7/28 ◎1975/2/22 起工
◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-40)に改める
アーカンソー Arkansas DLGN-41 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1980/10/18 1998/7/7 1998/7/7 ◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-41)に改める


※データは原子力ミサイル巡洋艦CGN-42級の項を参照
※1963年に中止されたタイフォン防空システム搭載原子力ミサイル・フリゲイトの復活版。イージス・システムを搭載する予定だった。仮称はDXGN(次期原子力ミサイル・フリゲイト)で、23隻の建造を求めたが、議会が4隻まで承認
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
DLGN-42 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 ◎1975/6/30 艦種を原子力ミサイル巡洋艦(CGN-42)に改める


Update 23/07/23