DLG
ミサイル・フリゲイト

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※この艦種記号は1975年6月30日に廃止される。PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略
軽荷排水量:4,150t(4,700tともいわれる) 満載排水量:5,350t(5,368tとも5,800tともいわれる) 全長:156.05m(156.10mともいわれる、DLG-7、DLG-8は156.36m) 幅:15.84m(16.00mともいわれる、DLG-8は16.15m) 吃水:5.05m(7.62mともいわれる、DLG-7は4.57m、DLG-8は7.46m) 主缶:フォスターホイーラー式水管缶(重油専焼)4基(DLG-9〜DLG-15はバブコック&ウィルコックス式水管缶(重油専焼)4基) 主機/軸数:ド・ラヴァル式オール・ギアード蒸気タービン2基(DLG-9〜DLG-14はアリスチャルマー式オール・ギアード蒸気タービン2基)/2軸 出力:85,000馬力 速力(計画):34.0kt(DLG-7、DLG-8はは35.0kt) 燃料搭載量(計画):重油900t 航続力(計画):20ktで4,000浬 兵装:テリアSAM連装発射機1基、54口径127mm単装両用砲2基、50口径76mm連装両用砲1基、アスロックSUM8連装発射機1基、12.7mm単装機銃4基、324mm3連装短魚雷発射管2基、ヘッジホッグ2基(1975年にはテリアSAM連装発射機1基、ハープーンSSM4連装発射機2基、54口径127mm単装両用砲1基、アスロックSUM8連装発射機1基、12.7mm単装機銃4基、324mm3連装短魚雷発射管2基、1982年にはスタンダードER SAM連装発射機1基、ハープーンSSM4連装発射機2基、54口径127mm単装両用砲1基、アスロックSUM8連装発射機1基、12.7mm単装機銃4基、324mm3連装短魚雷発射管2基) 乗員:375名(377名とも392名ともいわれる)
※1955年11月にDLG-9〜DLG-11、1956年1月にDLG-6〜DLG-8を発注したため、クーンツ級ともいわれる
※1970年代に実施した近代化改装により前檣を三脚から四脚のラティス・マストに改正、DLG-9は1973年〜1974年に試験的に76口径20oCIWSを搭載
↑USS King ( DLG-10). Underway on 26 February 1965. Photographer PH1 A. E. Gilless. Official U.S. Navy Photograph, from the collections of the Naval History and Heritage Command.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ファラガット
12
Farragut DLG-6 ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 1960/12/10 1989/10/31 1992/11/20 ◎1956/11/14 艦種をミサイル・フリゲイト(DLG-6)に改める
◎1957/6/3 起工
◎1958/7/18 進水
◎1960/12/8 引き渡される
◎1968/5/1 退役
◎1969/9/13 再役
◎1968 近代化改装(〜1971)
◎1975/6/30 艦種をミサイル駆逐艦(DDG-37)に改める
◎Cuba Mar-Jun 1961.
ルース
12
Luce DLG-7 ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 1961/5/20 1991/4/1 1992/11/20 ◎1956/11/14 艦種をミサイル・フリゲイト(DLG-7)に改める
◎1957/2/12 ルースと改名
◎1957/10/1 起工
◎1958/12/11 進水
◎1961/5/11 引き渡される
◎1963晩秋 メイポートにて修理改装
◎1970/2/25 退役、のちにフィラデルフィア海軍造船所にて近代化改装
◎1971/5/22 フィラデルフィア海軍基地にて再役(1234
◎1975/6/30 艦種をミサイル駆逐艦(DDG-38)に改める
◎Dominican Rep Apr-May 1965.
マクドノー
12
Macdonough DLG-8 ベスレヘム・スチール社クインシー造船所 1961/11/4 1992/10/23 1992/11/30 ◎1956/11/14 艦種をミサイル・フリゲイト(DLG-8)に改める
◎1958/4/15 起工
◎1959/7/9 進水
◎1961/10/27 引き渡される
◎1964/12? チャールストン海軍造船所にてオーヴァーホール
◎1973/4/6 退役、フィラデルフィア海軍造船所にて入渠
◎1974/5/4 再役
◎1975/6/30 艦種をミサイル駆逐艦(DDG-39)に改める
◎Cuba Apr-Jun 1962, Cuban missile crisis Oct-Nov 1962.
クーンツ
12
Coontz DLG-9 ピュージェット・サウンド海軍造船所 1960/7/15 1989/10/4 1990/1/26 ◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-40)となる
キング King DLG-10 ピュージェット・サウンド海軍造船所 1960/11/17 1991/3/28 1992/11/20 ◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-41)となる
マハン
12
Mahan DLG-11 メア・アイランド海軍造船所 1960/8/25 1993/6/15 1993/6/15 1969/4 ボイラー爆発により損傷(攻撃航空母艦キティ・ホーク Kitty Hawk(CVA-63)の修理要員が修理を応援)
◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-42)となる
ダールグレン Dahlgren DLG-12 フィラデルフィア海軍造船所 1961/4/8 1992/7/31 1992/11/20 ◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-43)となる
ウィリアム V. プラット William V. Pratt DLG-13 フィラデルフィア海軍造船所 1961/11/4 1991/9/30 1992/11/20 ◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-44)となる
デューイ Dewey DLG-14 バス鉄工所 1959/12/7 1990/8/31 1992/11/20 ◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-45)となる
プレブル Preble DLG-15 バス鉄工所 1960/5/9 1991/11/15 1992/11/20 ◎ボストン海軍工廠にて就役
◎1975 ミサイル駆逐艦(DDG-46)となる


↑The DLG design illustrated below had an displacement of 11,400 tons and could sail with an sustained speed of 32 knots. At 20 knots, the range would be 8000 miles. The fire control radar would be an new phased array type, and the search radar would be the SPS-32/33 combination. She would have two Mk 10 launchers on board for a total of 80 Super Talos missiles and four Mk. 13 launchers on board for a total of 160 Super Tartar missiles. In addition, the ship would carry 8 ASROC in an Mk. 16 ASROC launcher, 2 sets of tripple Mk. 32 SVTT Torpedo tubes, 18 Mk. 44 torpedoes and 3 Drone ASW helicopters. The approximate cost would be $151 Million for the lead ship and $130 Million for the following ships. Image courtesy of Shipbucket.

↑In the event interim installations would become necessary, the same hull could also use an different arrangement. This would use 6 Advanced Dish type radars for fire control, use one Mk. 10 launchers with 80 Super Talos missiles and 2 Mk. 13 launchers for an total of 80 Super Tartar missiles. The other armament would be the same as the base ship. The lead ship would cost $145 Million and following ships would cost $124 Million. It should be noted that the interim installation does not exploit the full capability of the ships. Image courtesy of Shipbucket.


※データはミサイル巡洋艦レイヒ級の項を参照
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
レイヒ Leahy DLG-16 バス鉄工所 1962/8/4 1993/10/1 1993/10/1 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-16)となる
ハリー E. ヤーネル Harry E. Yarnell DLG-17 バス鉄工所 1963/2/2 1993/10/29 1993/10/29 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-17)となる
ウォーデン Worden DLG-18 バス鉄工所 1963/8/3 1993/10/1 1993/10/1 ◎1960/9/19 起工
◎1962/6/2 進水
◎ボストン海軍工廠にて就役
◎1965/3/5 ロング・ビーチ海軍造船所にて改装(〜1965/6)
◎1969/11/10 退役、バス鉄工所にて改装
◎1971/1/16 再役
1972/4/16 トンキン湾にて友軍機の誤った攻撃(シュライク対レーダー・ミサイル)により損傷
◎1972/4下旬 スービック湾にて修理(〜1972/5上旬)
◎1975/6/30 艦種をミサイル巡洋艦(CG-18)に改める
◎Vietnam Sep-Dec 1964, Feb-Jun 1966, May-Sep 1967, Nov 1968-Apr 1969, Feb 1972-Feb 1973, Evac of Vietnam 19-30 Apr 1975, Korea Nov 1971-Jan 1972.
デイル
12
Dale DLG-19 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1963/11/23 1994/9/22 1994/9/22 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-19)となる
リッチモンド K. ターナー
12
Richmond K. Turner DLG-20 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1964/6/13 1995/4/13 1995/4/13
(1995/6/30?)
◎1961/1/9 起工
◎1963/4/6 進水
◎1965/12中旬 サン・ディエゴにて保全、オーヴァーホール
◎1968/12中旬 サン・ディエゴにて保全(〜1969/1/20)
◎1969/3/1 サン・ディエゴ海軍基地にて改装
◎1971/3/22 退役
◎1971/4/27 バスにて近代改装
◎1972/4/27 再役
◎1975/6/30 艦種をミサイル巡洋艦(CG-20)に改める
◎Vietnam Jun-Nov 1965, Nov 1966-Mar 1967, Jun-Nov 1968, Jun-Jul 1970, Evac of Vietnam 19-30 Apr 1975, Korea Mar-Jun 1970.
グリッドリー Gridley DLG-21 ピュージェット・サウンド・ブリッジ&ドライドック社 1963/5/25 1994/1/21 1994/1/21 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-21)となる
イングランド England DLG-22 トッド・パシフィック造船所 1963/12/7 1994/1/21 1994/1/21 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-22)となる
ハルゼー Halsey DLG-23 サン・フランシスコ海軍造船所 1963/7/20 1994/1/28 1994/1/28 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-23)となる
リーヴス Reeves DLG-24 ピュージェット・サウンド海軍造船所 1964/5/15 1993/11/12 1993/11/12 ◎1969/3/31 退役
◎1970/8/29 再役
◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-24)となる


※データはミサイル巡洋艦ベルナップ級の項を参照
※基本計画番号SCB-212
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ベルナップ Belknap DLG-26 バス鉄工所 1964/11/7 1995/2/15 1995/2/15 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-26)となる
ジョセファス・ダニエルス Josephus Daniels DLG-27 バス鉄工所 1965/5/8 1994/1/21 1994/1/21 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-27)となる
ウェインライト Wainwright DLG-28 バス鉄工所 1966/1/8 1993/11/10 1993/11/10 ◎1962/7/2 起工
◎1965/4/25 進水
◎1965/12/29 引き渡される
◎ボストン海軍工廠にて就役
◎1966/1 ボストンにて艤装(〜1966/8)
◎1967/1 PSA(〜1967/3)
1967夏 フライト・デッキにて艦載ヘリが墜落、損傷
◎1968/8中旬 チャールストン海軍造船所にてオーヴァーホール
◎1971/1上旬 スービック湾にてレーダー・アンテナ修理
◎1971/4/23 チャールストンにてLAMPS工事(〜1971/7中旬)
◎1973/9上旬 チャールストン海軍造船所にてオーヴァーホール
◎1975初め ノーフォーク海軍造船所にて入渠、ソナー・ドーム修理
◎1975/6/30 艦種をミサイル巡洋艦(CG-28)に改める
◎Vietnam Jun-Sep 1967, Jul 1968-Jan 1969, Nov 1970-Feb 1971, Korea Sep-Oct 1970.
ジュエット Jouett DLG-29 ピュージェット・サウンド海軍造船所 1966/12/3 1994/1/28 1994/1/28 ◎1962/9/25 起工
◎1965/6/30 進水
◎1967/2/23 引き渡される
◎1975/6/30 艦種をミサイル巡洋艦(CG-29)に改める
◎Vietnam Feb-Jul 1968, Sep1969-Jan 1970, Oct 1970-Mar 1971, Sep 1972-Feb 1973, Korea Oct 1969.
ホーン Horne DLG-30 サン・フランシスコ海軍造船所 1967/4/15 1994/2/4 1994/2/4 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-30)となる
スタレット
12
Sterett DLG-31 ピュージェット・サウンド海軍造船所 1967/4/8 1994/3/24 1994/3/24 ◎1962/9/25 起工
◎1964/6/30 進水
◎1967/6/16 引き渡される
◎1968/1/8 ピュージェット・サウンド海軍造船所にてPSA(〜1968/3/29)
◎1970/10 ロング・ビーチにてオーヴァーホール(〜1971/3)
◎1973夏 スービック湾にて修理
◎1974/2 サン・ディエゴにてオーヴァーホール
◎1975/6/30 艦種をミサイル巡洋艦(CG-31)に改める
Vietnam Jul 1968-Mar 1969, May-Sep 1969, Jan-May 1970, Feb-Jul 1972, Korea Mar-May, Jul, Oct-Dec 1969, Mar, Jun-Jul 1970.
ウィリアム H. スタンドリー William H. Standley DLG-32 バス鉄工所 1966/7/9 1994/2/11 1994/2/11 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-32)となる
フォックス Fox DLG-33 トッド・パシフィック造船所 1966/5/28 1994/4/15 1994/4/15 ◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-33)となる
ビドル Biddle DLG-34 バス鉄工所 1967/1/21 1993/11/30 1993/11/30 ◎1971 オーヴァーホール
◎1975/6/30 ミサイル巡洋艦(CG-34)となる


Update 24/03/03