CL
一等軽巡洋艦、軽巡洋艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


軽荷排水量:9,700t(10,000tともいわれる、CL-42、CL-43、CL-46、CL-47は9,475t) 満載排水量:12,300t(14,000tともいわれる、CL-49、CL-50は13,400t(13.900tともいわれる)) 全長:185.42m(CL-42は185.62m、CL-49、CL-50は185.11m) 幅:18.82m(CL-43、CL-49、CL-50は18.79m) 吃水:6.90m(7.31mとも7.49mともいわれる、CL-41、CL-46、CL-48は5.91m、CL-42、CL-43は5.84m、CL-49、CL-50は6.04m(平均、7.87mともいわれる)) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶8基 主機/軸数:パーソンズ式ギアード蒸気タービン4基/4軸 出力:100,000馬力 速力:32.5kt(33.6ktともいわれる、CL-42は32.0kt、CL-47は33.5kt、CL-48は34.0kt、CL-49、CL-50は33.0kt) 燃料搭載量:重油2,207t 航続力:15ktで10,000浬 兵装:47口径152mm3連装砲5基、25口径127mm単装対空砲8基(CL-40は1945年には47口径152mm3連装砲5基、56口径40mm4連装機関砲2基、56口径40mm連装機関砲2基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-41は1945年には47口径152mm3連装砲5基、56口径40mm4連装機関砲2基、56口径40mm連装機関砲6基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-42は1945年には47口径152mm3連装砲5基、38口径127mm単装対空砲8基、56口径40mm連装機関砲6基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-43は1945年には47口径152mm3連装砲5基、56口径40mm連装機関砲6基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-44〜CL-46は1945年には47口径152mm3連装砲5基、56口径40mm4連装機関砲4基、56口径40mm連装機関砲4基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-48は1945年には47口径152mm3連装砲5基、38口径127mm単装対空砲8基、56口径40mm連装機関砲6基、56口径40mm4連装機関砲4基、56口径40mm連装機関砲4基、70口径20mm機関砲14基〜28基。CL-49、CL-50は1945年には47口径152mm3連装砲5基、38口径127mm連装対空砲4基、56口径40mm4連装機関砲4基、56口径40mm連装機関砲4基、70口径20mm機関砲14基〜28基) 装甲:水線50.8mm〜127mm、砲塔76.2mm〜165.1mm、甲板50.8mm、隔壁50.8mm〜127mm、バーベット152.4mm、司令塔127mm(CL-49、CL-50は水線50.8mm〜127mm、砲塔31.75mm〜152.4mm、甲板50.8mm、隔壁95.25mm〜127mm、バーベット152.4mm、司令塔57.15mm〜127mm) 塔載機:水上偵察機6機 乗員:868名〜1,284名(CL-49、CL-50は888名〜1,216名)
※対空兵装の差異から、CL-49、CL-50をセント・ルイス級ともいわれる
※メジャー迷彩(アメリカ海軍歴史センターのサイトから、123456
※Photos from booklet "Instructions GEI-9316 - Generator and Distribution Switchboards for United States Cruisers CL-40, CL-41 and CL-48".(12345
↑ブルックリン級軽巡洋艦ブルックリン(CL-40、1937年時)
↑アルゼンチン海軍巡洋艦ヘネラル・ベルグラーノ(C 4、元ブルックリン級軽巡洋艦フィーニクス(CL-46))

↑USS Boise (CL-47). Arrives in New York Harbor on 20 October 1945, to participate in the Navy Day Fleet Review. The south end of Manhattan Island is in the background. Official U.S. Navy Photograph, now in the collections of the National Archives. Image courtesy of HyperWar.

↑USS Helena (CL-50). At a South Pacific base, between battles, circa 1943. This image has been retouched to remove radar antennas from the gun directors and masts. Courtesy of the U.S. Naval Institute Photograph Collection, Annapolis, Maryland. U.S. Naval Historical Center Photograph.

↑Image courtesy of Shipbucket.

↑CNS O'Higgins (C 02). ex-USS Brooklyn (CL-40). Image courtesy of Shipbucket.

↑ARA General Belgrano (C 4). ex-USS Phoenix (CL-46). Image courtesy of Shipbucket.
1939年10月5日及び1939年10月31日改訂の10,000t巡洋艦試案
基準排水量:10,000t 常備排水量:11,790t 吃水線長:182.88m 幅:水線18.74m 吃水:6.62m 出力:100,000馬力 速力:33.5kt 兵装:47口径152mm3連装砲4基、38口径127mm連装両用砲6基

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ブルックリン
12
Brooklyn CL-40 ニュー・ヨーク海軍工廠 1937/9/30 1947/1/3 ◎1935/3/12 起工
◎1936/11/30 進水
1942/1/8 モロッコのFedalaにてヴィシー・フランス軍の沿岸砲台の砲撃により損傷
1943/7/14 シシリーにて機雷により損傷
◎1944/12 ニュー・ヨーク海軍工廠にてオーヴァーホール、改装(〜1945/5)
◎1945/9 フィラデルフィア海軍工廠にて不活性化オーヴァーホール
◎1946/1/30 保管
◎1951/1/9 チリに売却されO'Higgins(C 02)と改名(123456756789
◎1992/1/14 チリ海軍を退役
◎1992 除籍、解体のため、インドの業者に売却
1992/11/3 インドへ曳航中、沈没
◎Neutrality patrol. North Africa, Sicily, Anzio, Southern France.
☆CL-40の撃沈スコア(以下の艦船)
・1942/11/8 ヴィシー・フランス海軍駆逐艦Boulonnais(カサブランカにて撃沈(戦艦マサチューセッツ Massachusetts(BB-59)と共同で))
(←フランス海軍駆逐艦ル・マルス(1941年時))
フィラデルフィア
123
Philadelphia CL-41 フィラデルフィア海軍工廠 1937/9/23 1947/2/3 1951/1/9 ◎1935/5/28 起工
◎1936/11/17 進水
◎フィラデルフィアにて就役、艤装
◎1941/11下旬 チャールズタウン海軍工廠にて修理
1942/9/15 ハンプトン・ローズにて兵員輸送艦エドワード・ラトリッジ Edward Rutledge(AP-52)と衝突し損傷
1943/9/11 サレルノにてドイツ軍の滑空爆撃(至近弾)により損傷
◎1943晩秋 ニュー・ヨークにてオーヴァーホール
1944/5/22 アンツィオにて駆逐艦ローブ Laub(DD-613)と衝突し損傷
◎1944/5下旬 マルタにてオーヴァーホール
◎1944/11上旬 フィラデルフィア海軍工廠にてオーヴァーホール
◎1946/1上旬 フィラデルフィアにて不活性化工事
◎1951/1/9 ブラジルに売却されBarroso(C 11)と改名、のちにブラジル海軍にて就役(123456
◎1973 退役、解体のため売却
◎1974 Sao Pauloにて解体
Carried President Roosevelt on cruise, 30 Apr-8 May 1938. Neutrality patrol. North Africa, Sicily, Salerno (1, 2), Anzio, Southern France, Operation Magic Carpet.
サヴァンナ
12
Savannah CL-42 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1938/3/10 1947/2/3 1959/3/1 ◎1934/5/31 起工
◎1937/5/8 進水
◎フィラデルフィア海軍工廠にて就役
◎1938/6/3 フィラデルフィアにて改装
1939/9/27 サン・ペドロにて疾風にて損傷
◎1940/11 メア・アイランド海軍工廠にてオーヴァーホール
◎1942/6 チャールズタウン海軍工廠にてオーヴァーホール(〜1942/8/15)
◎1943/3末 ニュー・ヨークにてオーヴァーホール
1943/9/11 サレルノにてドイツ空軍機の無線爆弾にて損傷
◎1943/12/23 フィラデルフィア海軍工廠にて修理、改装(〜1944/9/4、1234
◎1945/5下旬? ニュー・ヨークにて改装
◎1945/12/19 フィラデルフィア海軍造船所にて不活性化工事
◎1946/4/22 保管
◎1960/1/6(1966/1/25?) 解体のため、ベスレヘム・スチール社に売却
◎Neutrality patrol. Starboard bow view while steaming in the Savannah River, Savannah Georgia while attending Navy Day celebrations on or about 27 October 1945. Sicily, Salerno, Anzio, Southern France, Operation Magic Carpet.
☆CL-42の撃沈スコア(以下の艦船)
・1943/3/11 ドイツの密航船Karin(南大西洋にて拿捕)
ナッシュヴィル
12
Nashville CL-43 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1938/6/6 1946/6/24 1961/1/9 ◎1935/1/24 起工
◎1937/10/2 進水
1942/5/8 ミッドウェー島にて座礁により損傷
1943/5/12 コロンバンガラ島にて前方砲塔の暴発事故により損傷
◎1943/6/4 メア・アイランド海軍工廠にて修理(〜1943/8/7、1234
1944/6/4 ビアク島にて日本軍機の爆撃(至近弾)により損傷、のちにEspiritu Santoにて修理
◎1944/10下旬 Manusにて修理
1944/12/13 Negros Islandにて日本軍機の爆撃と特攻機の攻撃により艦橋が損傷(123
◎1945/1中旬 海軍工廠ピュージェット・サウンドにて修理
◎1946/1下旬 フィラデルフィア海軍造船所にて不活性化オーヴァーホール
◎退役後、保管
◎1950 フィラデルフィアにてオーヴァーホール
◎1951/1/9 チリに売却されCaptian Prat(Prat?、CL 03)と改名(12345
◎1982 Chacabucoと改名
◎1982/5/10 退役
◎1982 除籍
◎1985 台湾にて解体
◎Carried $25 million in gold bullion from England to United States, Sep 1939. Neutrality patrol. Solomons (1, 2), Marcus I. Raid 1943, Wake I. Raid, Cape Gloucester, Admiralty Is., Hollandia, Wakde, Biak I., Morotai, Leyte (1, 2, 3, 4), Mindoro, Brunei Bay, Balikpapan, Operation Magic Carpet.
フィーニクス
12
Phoenix CL-46 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1938/10/3 1946/7/3 ◎1935/4/15 起工
◎1938/3/13 進水
◎フィラデルフィア海軍工廠にて就役
◎1943/7 フィラデルフィア海軍工廠にてオーヴァーホール
1944/6/4 ビアク島にて日本軍機の爆撃(至近弾)により損傷
◎1945夏 真珠湾にてオーヴァーホール
◎退役後、予備艦隊に編入
◎1951/4/9 アルゼンチンに売却される
◎1951/10/17 Diecisiete de Octubre(C 4)と改名
◎1956 General Belgranoと改名(123456789
◎のちに入渠
1982/5/2 フォークランド紛争にてイギリス海軍原子力攻撃型潜水艦Conqueror(S.48)の雷撃により沈没(123

(↑イギリス海軍チャーチル級原子力攻撃型潜水艦コンカラー(S.48))
◎Pearl Harbor (1, 2), Cape Gloucester, Admiralty Is., Hollandia, Wakde, Biak I., Noemfoor I., Cape Sansapor, Morotai, Leyte (1, 2), Surigao Strait, Mindoro, Lingayen, Mariveles-Corregidor (1, 2), Tarakan, Brunei Bay, Balikpapan.
ボイシ
12
Boise CL-47 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1938/8/12 1947/6/1 ◎1935/4/1 起工
◎1936/12/3 進水
1942/1/21 オランダ領東インド諸島セプ海峡にて座礁
◎1942/2? メア・アイランド海軍工廠にて修理
1942/10/12 サヴォ島沖海戦にて日本海軍重巡洋艦古鷹の砲撃により損傷(12
◎1942/11/19 フィラデルフィア海軍工廠にて修理(〜1943/3/20、12
◎1945/7上旬 カリフォルニア州サン・ペドロにてオーヴァーホール
◎1951/1/11 アルゼンチンに売却されNueve de Julio(C 5)と改名
◎1952/3/11 アルゼンチン海軍にて就役(1234567
◎1978 退役、除籍
◎1981/8 解体のため、BrownsvilleのManchester Sling, Inc. に売却
◎1983 Brownsvilleにて解体
◎Philippines, Cape Esperance, Sicily, Salerno, Hollandia, Wakde, Biak I., Noemfoor I., Cape Sansapor, Morotai, Leyte, Surigao Strait, Mindoro, Lingayen, Tarakan, Brunei Bay, Balikpapan, Mariveles-Corregidor, Operation Magic Carpet.
ホノルル
12
Honolulu CL-48 ニュー・ヨーク海軍工廠 1938/6/15 1947/2/3 1959/3/1 ◎1935/9/10 起工
◎1937/8/26 進水
◎1940夏? ピュージェット・サウンドにてオーヴァーホール
1941/12/7 真珠湾にて日本海軍機の爆撃(至近弾)により損傷、のちに真珠湾海軍工廠のDrydock No. 1にて入渠(〜1942/1下旬、12
1943/7/12 コロンバンガラ島沖海戦にて日本海軍艦艇の雷撃により損傷、のちにツラギにて一時的な修理(1234
◎1943/8中旬 真珠湾にてオーヴァーホール(123456789
◎1943/9/6 メア・アイランドにて修理(〜1943/11/16)
1944/10/20 レイテにて日本軍機の雷撃により損傷
◎1944/10/29 Manusにて一時的な修理
◎1945/10 ノーフォークにて入渠、修理
1946/1/11 ニュー・ジャージーにてと潜水艦アーゴノート Argonaut(SS-475)と衝突
◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入
◎1959/11/17(1959/12/10?) 解体のため、ボルティモアのベスレヘム・スチール社に売却
◎のちにボルティモアにて解体
Pearl Harbor, Tassafaronga, Solomons, New Georgia landings, Kula Gulf, Kolombangara, Gleen I. Ldgs., Saipan, Guam, Palau, Leyte.
セント・ルイス
12
St. Louis CL-49 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1939/5/19 1946/6/20 1951/1/21 ◎1936/12/10 起工
◎1938/4/15 進水
◎ノーフォークにて艤装
◎1941春 メア・アイランドにてオーヴァーホール
◎1942/10/31 メア・アイランド海軍工廠にて修理、オーヴァーホール(〜1942/11/30)
1943/7/13 コロンバンガラ島沖海戦にて日本海軍艦艇の雷撃により艦首を喪失、のちにEspiritu Santoにて一時的な修理(12345
◎1943/8/17 メア・アイランド海軍工廠にて修理、オーヴァーホール(〜1943/10/29、123
◎1943/8/20 メア・アイランド海軍工廠のDrydock No. 3にて入渠(〜1943/10/6、123
1944/2/14 グリーン島にて日本海軍機の爆撃(至近弾)により損傷、のちにPurvis Bayにて修理(〜1944/2末)
1944/7/15 3番プロペラ損傷、尾部シャフトを11.88m喪失、のちにカルフォルニアにてオーヴァーホール
1944/11/27 レイテにて日本軍の特攻機の攻撃により損傷(12
◎1944/11/30 サン・ペドロ湾にて一時的な修理
◎1944/12末 カルフォルニアにて修理
◎退役後、リーグ・アイランドにて第16不活性化艦隊に編入
◎1951/1/29 ブラジルに売却されTamandareと改名(12345
◎1973 退役
◎1980/8/5 解体のため、Superwinton Enterprises, Inc. に売却
1980/8/24(1986/9?) 解体のため台湾へ曳航中、南アフリカにて沈没
Pearl Harbor, Marshall-Gilbert Raids, Solomons, Cape Torokina, New Georgia landings, Kula Gulf, Kolombangara, Gleen I. Ldgs., Saipan, Guam, Leyte, Fleet Raids 1945, Raids on Japan Jul-Aug 1945, Operation Magic Carpet.
ヘレナ
12
Helena CL-50 ニュー・ヨーク海軍工廠 1938/9/18 ◎1936/12/9 起工
◎1938/8/27 進水
1941/12/7 真珠湾にて日本海軍機の雷撃により損傷(123)、のちに真珠湾工廠にて予備的なオーヴァーホール(123
◎1942/3中旬? メア・アイランド海軍工廠にて修理(12
1942/11/13 第三次ソロモン海戦(連合軍側呼称:ガダルカナル海戦 Naval Battle of Guadalcanal)にて日本海軍艦艇の砲撃により損傷
◎1943/2中旬 シドニーにてオーヴァーホール
1943/7/6 クラ湾夜戦にて日本海軍駆逐艦涼風、谷風の雷撃により沈没(1234
2018/4/11 海底にて船体がPaul Gardner Allenにより発見
◎Pearl Harbor (1, 2, 3, 4), Cape Esperance, Battle of Guadalcanal, Solomons, New Georgia landings, Kula Gulf (1, 2, 3, 4).


Update 24/06/09