給油艦、艦隊給油艦
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
軽荷排水量:7,236t(近代化改装後は12,840t) 満載排水量:25,400t(AO-108は25,440t、AO-109は23,235t、近代化改装後は33,987t、AO-107は34,350t、AO-108は35,000t) 全長:168.55m(近代化改装後は196.29m(196.90mともいわれる)) 幅:22.86m(AO-108は22.89m) 吃水:8.86m(9.87mともいわれる、近代化改装後は10.63m(10.85mともいわれる、AO-107は10.97m、AO-108は10.94m)) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶4基 主機/軸数:ウェスティングハウス式ギアード蒸気タービン/1軸 出力:6,750馬力(30,400馬力ともいわれる) 速力:18.0kt(AO-107〜AO-109は18.3kt) 兵装:38口径127o単装両用砲1基(AO-106は1958年に撤去)、50口径76o単装両用砲4基、40o連装対空機関砲4基(AO-106は1958年に撤去)、20o連装機関砲4基(AO-106は1958年に撤去) 乗員:220名(AO-106〜AO-109は304名)
- ※T3-S2-A3型タンカーを改装
- ※燃料搭載量は146,000バレル(近代化改装後は150,000バレル)
↑USNS Navasota (T-AO-106) under way in February 1991 during exercises off the coast of southern California. The fueling station forward of the bridge was removed from this class to clear more room on the bow for helicopter operations. Note the reappearance of the large bow hull numbers. US Naval History and Heritage Command Photo # DN-SC-92-08694, courtesy Shipscribe.com. Image courtesy of NavSource.
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ミスピリオン | Mispillion | AO-105 | サン・シップビルディング&ドライドック社 | 1945/12/29 | 1974/7/26 | 1995/2/15 | ◎1945/11/30 海軍に移管、改装 ◎1965/4/16 退役、Toledoにて船体延長工事、オーヴァーホール ◎1966/9/6 ボストンにて再役 ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AO-105) ◎除籍後、Suisun Bayにて国家防衛予備船隊に編入(1、2) ◎1999/5/1 海事局に移管 ◎2012初め 解体のため、 BrownsvilleのESCO Marineに売却(売却額$1,800,000) ◎2012/1 メア・アイランドへ曳航、後に船体を清掃(1、2、3) |
ナヴァソタ (1、2、3) |
Navasota | AO-106 | サン・シップビルディング&ドライドック社 | 1946/2/27 | 1975/8/13 | 1992/1/2 | ◎後に海軍に移管、改装 ◎1951/10 ロング・ビーチにてオーヴァーホール(〜1952/2) 1952/2/28 サン・ディエゴにて航空母艦プリンストン Princeton(CV-37)と衝突 ◎1958/2 ロング・ビーチ海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1958/5) ◎1963/11中旬 シアトルのHarbor Islandのピュージェット・サウンド・ブリッジ&ドライドック社にて船体延長工事、オーヴァーホール(〜1964/12/28、1963年11月14日にブレマートンのピュージェット・サウンド海軍造船所にて予備準備を行い、その後シアトルのHarbor Islandのピュージェット・サウンド・ブリッジ&ドライドック社第2工場にて改装を行った。新しい394フィートの船体は神戸の川崎造船所にて建造され、日本の曳船Daisho Maru No. 1によってシアトルまで曳航された。“ジャンボ化”は、5つの基本的なステップで構成されていた。まず、船首を取り外し、ドライドックに収容したまま、残りの部分を浮き上がらせる。次に、新しい部分を運搬し、同時に駆逐艦を浮かべ、上昇させ、船首に結合させた。そして、1964年1月9日、ヘヴィー・リフト・クレーンで艦橋構造を新しいセクションに移設した。その後、船尾部が切断され、乾ドックに保管される一方、古い船体中央部が浮揚された。最後に、船首とブリッジ構造を取り付けた新セクションをドックに浮かべ、持ち上げ、船尾と結合させた。ミッドセクション midsectionの交換は、$15,000,000をかけたプロセスにおける唯一最大の変更点であったが、この改装では他にも多くの重要な改良がなされた。新しいカウンターバランス舵 counterbalanced rudde、新しい船尾鋳造と支柱、新しい短いプロペラ・シャフトと船尾管 stern tubesなど、船尾に大きな改造が施された。また、アウトリガー付きキングポスト kingposts with outriggers、ラム・テンション式スパン・ワイアとハイ・ライン ram tensioned span wires and high lines、電動油圧ウインチ、貨物エレヴェーター、ヘイロー・ピックアップ・エリア, helo pickup area、補給ステーションのスライディング・ブロック sliding blocksと貨物ドロップ・リール cargo drop reelsなど、最新の海上給油・補給設備が追加された。また、新しい電動ポンプ、大型貨物配管 larger cargo piping、ダブル・ホース給油装置 double hose fueling rigs、4,500KWの補助ディーゼル発電所、密閉された収納スペースも追加された。居住性も改善された。1964年12月28日、ナヴァソタは造船所を出発した) ◎1965/1/22 再役 1966/2/5 南シナ海にて駆逐艦と衝突し損傷 ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AO-106) ◎1991/10/2 運用終了 ◎1995/10/25 Defense Reutilization & Marketing Service(DRMS)により解体のため売却 |
パサンプシック | Passumpsic | AO-107 | サン・シップビルディング&ドライドック社 | 1946/4/1 | 1973/7/24 | 1991/12/17 | ◎後に海軍に移管、改装 ◎1964/11下旬 Lorainのアメリカン・シップビルディング社にて船体延長工事(〜1965/11下旬) ◎1966/2 ボストン海軍工廠にて改装(〜1966/3) ◎1969/6下旬 ロング・ビーチにて修理改装 ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AO-107) ◎1991/1/18 運用終了 ◎1991/12/19 シンガポールのTrusha Investments Pte., LTD. に売却 ◎1992/7/1 解体のため、インドのApollo Uikas Steels Pvt., LTD. に売却(売却額$1,357,236) |
ポーカタック | Pawcatuck | AO-108 | サン・シップビルディング&ドライドック社 | 1946/5/10 | 1975/7/15 | 1991/9/21 | ◎後に海軍に移管、改装 1959/10/4 ヴァージニアにて攻撃航空母艦フランクリン D. ルーズヴェルト Franklin D. Roosevelt(CVA-42)と衝突し損傷 ◎1963初め ボストンにてオーヴァーホール ◎1965/7下旬 ボストンにて改装 ◎1965/9/14 Lorainのアメリカン・シップビルディング社Lorain造船所にて改装 ◎後にボストンにて改装(〜1967/2) ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AO-108) ◎1991頃 運用終了 ◎除籍後、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎2005/8/26 解体のため、チェサピークのBay Bridge Enterprisesに売却(売却額$369,373.00) ◎2005/10/19 Bay Bridge Enterprisesへ曳航 |
ワッカマー | Waccamaw | AO-109 | サン・シップビルディング&ドライドック社 | 1946/6/25 | 1975/2/24 | 1991/10/11 | ◎後に海軍に移管、改装 ◎1950/12/11 洋上艦隊給油艦に改装、艦種を洋上艦隊給油艦(AOR-109)に改める ◎1951/5/7 改装中止、艦種を艦隊給油艦(AO-109)に改める ◎1952 ボストンにてオーヴァーホール ◎1955秋 フィラデルフィア海軍造船所にてオーヴァーホール ◎1957冬 ボストンにてオーヴァーホール(〜1958) ◎1958夏? 改装 ◎1959/11 ニュー・ヨークのベスレヘム・スチール社にてオーヴァーホール ◎1960/1 ニュー・ヨーク海軍造船所へ曳航、オーヴァーホール(〜1960/4) ◎1960 ニューポートにて修理改装 ◎1961/8 修理改装 ◎1961/12下旬 Hobokenのベスレヘム・スチール社にてオーヴァーホール(〜1962/4) ◎1964/2/29 シアトルのピュージェット・サウンド・ブリッジ&ドライドック社にて改装 ◎1965/7/19 ボストン海軍工廠にてPSA(〜1965/11/9) 1966/10中旬? 駆逐艦ノア Noa(DD-841)と衝突し損傷、ノーフォーク海軍造船所にて修理 ◎1966/12中旬 ノーフォーク海軍基地にて修理改装 ◎1967/5上旬 ノーフォークにて修理改装 ◎1967/10/6 ノーフォーク海軍基地にて修理改装(〜1967/10/27) ◎1968/11下旬 Craney Islandにて修理改装 ◎1969/1上旬 ボルティモアのメリーランド・シップビルディング&ドライドック社にてメンテナンス、ニューポート・ニューズのHome Bros. Shipyardにてオーヴァーホール ◎1970/1 修理改装(〜1970/2) 1970/1/18(1970/6/16?) 東地中海にて駆逐艦ユージン A. グリーン Eugene A. Greene(DD-711)と衝突し損傷 1970/3上旬 供給ポンプ異常、ノーフォークにて修理 ◎1971/1 ノーフォークにて修理改装 1971/2/23 高速戦闘支援艦デトロイト Detroit(AOE-4)と衝突し損傷 ◎1971/2/24 ノーフォークにて修理(〜1971/3/9) ◎1971晩春 ノーフォークにて修理(〜1971/6/28) ◎1971/8末 修理 ◎1973/5/4 ノーフォークにて修理改装(〜1973/7/16) ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AO-109) 1978/11/21 Crete南方海域にて汎用航空母艦サラトガ Saratoga(CV-60)と衝突 ◎後に艦種を油槽艦(T-AOT-109)に改める |
Update 23/05/04