VMM
海兵中型ティルトローター飛行隊 Marine Medium Tiltrotor Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
※第774海兵中型ティルトローター飛行隊(Marine Medium Tiltrotor Squadron 774: VMM-774)は、V-22オスプリー・ティルトローター機を運用する米海兵隊の飛行隊です。“ワイルド・グース Wild Goose”の愛称で知られる同飛行隊は、ノース・カロライナ州ニュー・リヴァー海兵隊航空基地MCAS New Riverを拠点とする海兵隊予備役部隊であり、第49海兵航空群(Marine Aircraft Group 49: MAG-49)および第4海兵航空団(4th Marine Aircraft Wing: 4th MAW)の指揮下にある。2015年4月9日に訓練飛行隊HMMT-164が閉隊されVMM-164へと改編されたことに伴い、HMM-774は海兵隊においてCH-46Eを専任運用する最後の飛行隊となったが、同飛行隊もまたMV-22Bオスプリーへの機種転換を行い、2016年1月にVMM-774へと改編された。遠征作戦、統合・連合作戦において、あらゆる気象条件下、昼夜を問わず、戦闘部隊、物資、および装備の強襲支援輸送を行うことにより、MAGTF(海兵空地任務部隊)指揮官を支援する

↑Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
NAS New York 1958/9/5
NAS Norfolk 1969/7
MCAS New River 2022/7
テイル・コード 割り当て日
7R 1958
5S 1969
MQ 1971
航空機の割り当て 初受領日
HSS-1/-1N/SH-34G/J 1958
UH-34D 1969/7
CH-46D 1970
CH-46E
MV-22B 2016/1
HSS-1/-1Nの呼称は1962年にSH-34G/Jに変更された
日付 主な出来事
1958/9 第774海兵中型ヘリコプター飛行隊(Marine Medium Helicopter 774: HMM-774)は、1958年9月5日、ニュー・ヨーク海軍航空基地 NAS New Yorkにて第774海兵輸送ヘリコプター飛行隊(Marine Transport Helicopter Squadron 774: HMR-774)として編成された。同飛行隊はSH-34G/Jシーバット・ヘリコプターを運用していた。1962年4月には第774海兵中型ヘリコプター飛行隊へと改称されたが、同年9月30日に閉隊
1969/7 HMM-774は、1969年7月1日にノーフォーク海軍航空基地 NAS Norfolk(チェンバーズ・フィールド Chambers Field)で再編成された。当初はUH-34Dシーホース・ヘリコプターを運用していたが、1970年にCH-46へと機種を更新し、1971年には第4海兵航空団 4th Marine Aircraft Wingの指揮下に入った。1991年1月には、“砂漠の盾作戦 Operation Desert Shield”および“砂漠の嵐作戦 Operation Desert Storm”を支援するため、第1海兵遠征軍(I Marine Expeditionary Force: I MEF)隷下の第26海兵航空群 Marine Aircraft Group 26の一部として動員された。2004年7月には、“イラクの自由作戦”支援のため動員され、イラクのアル・アサド Al Asadへデプロイメントした(デプロイメント期間:2004年8月~2005年3月、および2005年9月~2006年3月)。同飛行隊は2006年7月に動員解除された
2010/7 2010年7月12日、HMM-774は、人道支援活動“コンティニューイング・プロミス2010 Continuing Promise 2010”を支援するため、強襲揚陸艦(多目的)イオー・ジマ Iwo Jima(LHD-7)に乗艦した。この人道支援任務において、同飛行隊はハイチ、ニカラグア、パナマ、コロンビア、グアテマラ、スリナム、コスタ・リカを含む南米の数多くの国々を支援した。また、南米およびカリブ海地域への展開中、HMM-774はハリケーン“トーマス Tomas”の被災対応においても重要な役割を果たした。ハリケーン“トーマス”がバハマを通過したのち、同飛行隊は急遽スリナムから撤収し、同ハリケーンを追うようにしてハイチへと向かった。ハリケーンが上陸すると、イオー・ジマは直ちに現場へ急行した。ハリケーンによる被害発生から数時間のうちにイオー・ジマは現地に到着し、HMM-774は状況を把握して追加支援の必要性を判断するため、航空偵察を実施した
HMM-774は、“水陸両用サザン・パートナーシップ・ステーション2012 Amphibious Southern Partnership Station 2012”への参加に伴い、ドック型揚陸艦オーク・ヒル Oak Hill(LSD-51)へ一時的に派遣されたが、そののち、海軍艦艇への艦上デプロイメントを行うことはなかった。同飛行隊は、カリフォルニア州トゥエンティナイン・パームズ Twentynine Palmsで実施された統合訓練演習(ITX)4-13 Integrated Training Exercise (ITX) 4-13および翌年の4-14において、航空戦闘要素(ACE)の一部を担った。2014年6月にトゥエンティナイン・パームズから帰還したのち、同飛行隊はMV-22Bオスプリーへの機種転換に向けた準備に注力した。2016年1月、最初のV-22を受領したことに伴い、HMM-774はVMM-774へと改編され、同年4月には初の試験飛行を行った。そして2018年4月、エリック G. バーンズ中佐 Lt. Col Eric G. Burnsの指揮下で、VMM-774は最終運用能力(FOC)の達成を宣言した
2019 VMM-774は2019年に動員され、同年9月には特別目的海兵空地任務部隊(Special Purpose Marine Air Ground Task Force: SPMAGTF)を支援するため、スペインのモロン Moronへデプロイメントした。同飛行隊は2020年3月にその任務を終えて帰還した
2022/7 2022年7月、VMM-774は現在の拠点であるノース・カロライナ州ニュー・リヴァー海兵航空基地 MCAS New Riverへの移転を完了した
2023/6 2023年6月、VMM-774は多国間水陸両用演習“UNITAS 2023”を支援するため、3機のMV-22Bオスプリーをドック型輸送揚陸艦ニュー・ヨーク New York(LPD-21)に搭載し、南米への1ヶ月間のデプロイメントを行った。同飛行隊にとって、米海軍艦艇への航空機搭載は2012年以来のことであり、MV-22Bオスプリーを艦艇に搭載するのはこれが初めてのことだった

↑VMM-774 embarked upon the USS New York in 2023. Image courtesy of en.wikipedia.org.


Update 26/08/12