SSN
原子力攻撃型潜水艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※艦種記号は、当初はSS(N)だったがのちにSSNと変更される。PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略。RCOHはリフュエリング&オーヴァーホール(Refuelling & Complex Overhaul:核燃料棒の交換&包括修理)の略(ABC順)
水上排水量:3,533t 水中排水量:4,092t 全長:98.67m 最大幅:8.43m 吃水:6.70m 主機/軸数:ウェスティングハウスS2W加圧水型原子炉1基、ウェスティングハウス式ギアード蒸気タービン2基/2軸 出力:13,400馬力 速力:水上18.0kt(22.0ktともいわれる)/水中23.3kt 兵装:533mm魚雷発射管6門(艦首)、魚雷22本または機雷、BQR-4Aソナー 安全潜行深度:213m 乗員:109名(士官11名、下士官兵100名ともいわれる)
ノーチラス(SSN-751)のヴァーチャル・ツアー
↑Nautilus (SSN-571), photo from Subron 10 Cruise Book 1964-1965. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ノーチラス
123
Nautilus SSN-571 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1954/9/30 1980/3/3 1980/3/3 ◎1952/6/14 起工
◎1954/1/21 進水
1954/12/30 原子炉は初めて臨界に達する
◎艤装(〜1955/1/17)
◎1955/4/22 引き渡される
1955/1/3 初めて全力運転を行う
1955/1/17 午前11時、史上初めての原子力を使っての運転に成功(最初の航海でテムズ川を渡ったときに発した「本艦、原子力にて航行中(Underway on nuclear power)」の信号は有名)
1957/2/4 60,000浬を記録
1957/8/17 グリーンランド東方海域にて極点浮上目指すも失敗(〜1957/9/15)
1958/8/3 潜航状態で北極点を最初に通過することに成功(この時には“ノーチラス、北90度”と打電している。この際は太平洋からグリーンランドへ抜ける航路であった、1234
◎1959/5/28 ポーツマス海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1960/8/15)
◎1964/1/17 ポーツマス海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1966/4末)
1966/1/11(1966/11/10?) ノース・カロライナ沖にて対潜航空母艦エセックス Essex(CVS-9)と衝突し損傷(12)、後にコネチカット州グロトンのジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門にて修理
◎1967/8/15 ポーツマス海軍造船所にてROH(〜1968/12/12)◎1972/8/15 コネチカット州グロトンのジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門にてオーヴァーホール(〜1974/12/23)
◎1978/1 保全(〜1978/3初め)
◎1978夏 水中聴音器修理
1978/12 500,000浬を記録
◎1979/6/11 メア・アイランド海軍造船所のDrydock No. 2にて不活性化工事(〜1980/2/29、12
◎1979/11/19 メア・アイランド海軍造船所のDrydock No. 4にて不活性化工事(12
◎1980/1/30 メア・アイランド海軍造船所のDrydock No. 4にて出渠、不活性化工事(〜1980/2/29)
◎1981/9/28 記念艦に改装(〜1982/8/30)
1982/5/20 ニュー・ロンドンにて記念艦となる、後にアメリカ合衆国国定歴史建造物及びアメリカ合衆国国家歴史登録財となる(オフィシャル・ナンバー79003652)
◎1985春 メア・アイランド海軍造船所のDrydock No. 3にて入渠(12
◎1985/5/28 ニュー・ロンドンへ曳航
◎1986/4/11 一般公開(12
◎2002/1 コネチカット州グロトンのジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門にてオーヴァーホール(〜2002/5末、修理額約$4,700,000)
◎2021/10/15 ニュー・ロンドンの海軍潜水艦基地にてコネチカット州グロトンのジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門によるdry dock availability & refurbishment(〜2022/8、修理額約$36,000,000、12345678910111213
◎2022/6/22 ニュー・ロンドンの海軍潜水艦基地にて出渠(123
◎PUC 22 Jul 1958-5 Aug 1958.


水上排水量:3,260t 水中排水量:4,110t 全長:102.90m 最大幅:8.40m 吃水:6.70m 主機/軸数:ウェスティングハウスS2G液体ナトリウム冷却型原子炉1基(1959年にウェスティングハウス式加圧水型原子炉に換装)、ウェスティングハウス式ギアード蒸気タービン2基/1軸 出力:15,000馬力 速力:水上23.0kt/水中19.0kt 兵装:533mm魚雷発射管6門(艦首)、魚雷22本または機雷、BQR-4Aソナー 安全潜行深度:213m 乗員:101名
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
シーウルフ Seawolf SSN-575 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1957/3/30 1987/3/30 1987/7/10 ◎1953/9/7(1953/9/15?) 起工
◎1955/7/21 進水
◎1957/3/30 引き渡される
1956/8 ドックでテスト中、熱伝導材として採用した液体金属、ナトリウムが漏れ、7名が被爆
◎1957/3/30 引き渡される
◎1957/12 修理改装(〜1958/2/6)
◎1958/1/30 Cape Codにて潜航中、座礁
◎1958/12/12 退役、コネチカット州グロトンのジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門にてROCH
◎1960/9/30 再役
◎1963頃 艦首にHall-effect ELFソナーを設置
◎1965/5上旬 メア・アイランド海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1966/9)
◎1967/10初め チャールストンにてプロペラ交換工事
1968/1/30 メイン湾の海底の山に衝突し損傷(艦尾を損傷)、ニュー・ロンドンへ曳航、修理
◎1971/1/8 メア・アイランド海軍造船所にて入渠、オーヴァーホール、改装(〜1973/6/21)
1970年代 機器類故障、出火、原子炉緊急停止
1980/2 出火(潜航中、タービンの蒸気発生器が爆発、炎の塊が機関室へ)、後に入渠、修理
1981 オホーツク海にて悪天候により損傷(原子炉の冷却システムに海底の砂等の異物が詰まる、錨を切断)、のちに入渠、修理(〜1983)
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/10/1 解体
◎1997/9/30 解体終了


↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考

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スケート Skate SSN-578 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1957/12/23 1986/9/12 1986/10/30 ◎1955/7/21 起工
◎1957/5/16 進水
◎1957/12/23 引き渡される
1958/7/24 ニュー・ロンドンにて潜水艦母艦フルトン Fulton(AS-11)と衝突
◎1958/7/30 北極へ向けて出航、海氷下で10日間の作戦活動を行う。この間、9回の浮上を行い、2,400浬を潜航。スケートは北極点に到達した2隻目の潜水艦(12
1959/1/28 北大西洋にて攻撃型潜水艦キュベラ Cubera(SS-347)と衝突し損傷
1959/3/17 北極点浮上、初の冬期北極航行(1234
◎1961/1 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門にてオーヴァーホール(〜1961/8)
1962/7〜8 この間、初の北極海にて複数潜水艦作戦(12345678
◎1965/4/28 ノーフォーク海軍造船所にてオーヴァーホール、SUBSAFEパッケージ(SUBSAFE package)の導入(〜1967/9)
1961/8)
1969/3〜4 この間、北極海にて極点浮上目指すも失敗
1970/11〜12 この間、初の秋期航行測量調査
1971/2 北極海にて極点浮上目指すも失敗
◎1971/7 ノーフォーク海軍造船所にてROH(〜1973/11/17)
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/4/14 解体(123
◎1995/3/6 解体終了(12

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スウォードフィッシュ Swordfish SSN-579 ポーツマス海軍造船所 1958/9/15 1989/6/2 1990/1/17 ◎1956/1/25 起工
◎1957/8/27 進水
◎1958/9/15 引き渡される
◎1958晩秋? PSA
◎1962/1 メア・アイランドにてオーヴァーホール
◎1965/11上旬 サン・フランシスコ海軍造船所にてRCOH(〜1967/8/31)
1968? 日本海にて氷塊と衝突し損傷(潜望鏡が曲がる)
◎1968/3中旬 横須賀にて潜望鏡修理
1968/5/6 佐世保にて放射能漏れ事故により海水を汚染
◎1970/4上旬 真珠湾にて入渠、修理改装(〜1970/9/30)
◎1972/6下旬 真珠湾海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1973/12/31)
1975/2/16 Lanai近海にて座礁
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/9/11 解体
◎Vietnam Mar-Apr 1968, Jun-Jul 1971, Korea spring 1968.

↑Image courtesy of Shipbucket.
サーゴ
12
Sargo SSN-583 メア・アイランド海軍造船所 1958/10/1
12345
1988/2/26
1234
1988/4/21 ◎1956/2/21 起工(123456
◎1957/10/10 進水(12345678910111213141516171819
◎1958/10/1 引き渡される
◎後にメア・アイランド海軍造船所にてセイルを改装
◎後に太平洋にて19,000浬のシェイクダウン・クルーズ後に改装
◎1959/10/1 真珠湾にて氷面下を航行する時に補助する装置を設置
1960/2/9 潜航状態で北極点を通過することに成功。9時34分に北極点を通過し、10時49日に浮上。記録では極点から25フィート(7.62m) の地点であった。同日ハワイ州の旗が極点に掲げられ、2月10日の朝にサーゴは潜航し北極諸島に向けて出航した。サーゴは航行しながら水路のデータを収集し、2月17日にT-3氷山に達した。氷山において科学者たちと協力して実験を行い、その後ベーリング海峡、アリューシャン列島およびハワイに向けて巡航した。海氷下で11,000浬(20,372q)以上および6,003浬(11,117q)の巡航を行った(123456789101112
◎1960/4 真珠湾にて修理(〜1960/4末)、後にネパール国王の為のデモンストレーション巡航を行った
1960/6/14 真珠湾にて酸素タンクにチャージしている間、火災により損傷(後部発射管室に火災が広がり、2発のMk. 37魚雷が不完爆(火にあぶられて魚雷の弾頭が爆発する事)を起こす)、夏の間修理
◎1961晩秋 真珠湾にて保全
◎1962/7 真珠湾海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1963初め)
1964 機関室から推力プラントに微量の水漏れが発見されたため、漏れを止めるためにホースを交換したいとの報告があり、許可を与える。問題の弁を閉じた瞬間、一時、艦は潜航し続け制御不能となる(バラスト・タンクの中の海水を輩出し難を逃れた。機関室で水兵がひねった一つの弁によって通常・緊急操舵システムと潜航システムが動かなくなった「暗黒水域 知られざる原潜NR-1」(文芸春秋)より)
1964/7/1 ソヴィエト海軍ジュリエット型巡航ミサイル潜水艦(12)の静粛性改良テストを探るための作戦中、ウラジオストク沖にて座礁(ポンプ室に海水が漏れ入り浮上して緊急修理、沖縄に入港する。艦体底部の装置が全て削げ落ち、巨大な艦尾縦舵の下半分が引きちぎられる。縦舵を支えている厚さ50cmを超える舵柱も30゚の角度で折れ曲がる。原因は怠惰な航海士がロラン(LORAN: LOng-RAnge Navigationの略)の電波の周波数が変わる事に気づかず設定を変えなかったため。ジュリエット型巡航ミサイル潜水艦の静粛性の秘密は確認出来た「暗黒水域 知られざる原潜NR-1」(文芸春秋)より)
◎1964秋 真珠湾にて保全
1965/10/13 オアフ島西方海域にて原子力攻撃型潜水艦バーブ(SSN-596)と衝突し損傷
◎1966/2 真珠湾海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1968/4/5)
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/4/14 解体(123
◎1995/4/5 解体終了
◎Vietnam Aug-Sep 1964, Feb 1970, Korea fall 1969.

↑Image courtesy of Shipbucket.
シードラゴン Seadragon SSN-584 ポーツマス海軍造船所 1959/12/5 1984/6/12 1986/4/30 ◎1956/6/20 起工
◎1958/8/16 進水
◎1959/12/5 引き渡される
1959/10/5 鯨と衝突し損傷
1960/8/21 北極点を通過して北西航路の最初の潜水艦通過を成功(12345678
1962/7〜8 この間、初の北極海にて複数潜水艦作戦(123456
◎1963/7/8 真珠湾海軍造船所にてROH(〜1964/5)
◎1969 真珠湾海軍造船所にてROH(〜1971/3、12
1972/3〜4 この間、北部ベーリング海にて海洋調査、極点浮上目指すも失敗
◎退役後、予備艦隊に編入
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/10/1 解体
◎1995/9/18 解体終了(12
◎Vietnam Aug-Sep 1964, Sep, Dec 1966, Feb 1967, Jan 1968, Jan-Mar 1969.


水上排水量:3,075t 水中排水量:3,515t 全長:76.80m 最大幅:9.70m 吃水:7.70m 主機/軸数:ウェスティングハウスS5W加圧水型原子炉1基(SSN-588〜SSN-592はジェネラル・エレクトリック)、ギアード蒸気タービン2基/1軸 出力:15,000馬力 速力:水上15.0kt/水中20.0kt強 兵装:533mm魚雷発射管6門(艦首)、魚雷24本または機雷、BQR-2B、SQS-4ソナー 安全潜行深度:213m 乗員:士官8名、下士官兵85名

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
 
↑Image courtesy of Shipbucket.
スキップジャック Skipjack SSN-585 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1959/4/15 1990/4/19 1990/4/19 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/3/17 解体

↑Image courtesy of Shipbucket.
スキャンプ Scamp SSN-588 メア・アイランド海軍造船所 1961/6/5 1988/4/28 1988/4/28 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/9/9 解体

↑Image courtesy of Shipbucket.
スコーピオン
123
Scorpion SSN-589 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1960/7/29 1968/6/30 ◎1958/8/20 起工
◎1959/12/19 進水
◎1960/8/6 引き渡される
1960〜1961 太平洋にてソヴィエト海軍原子力潜水艦と衝突し損傷
◎1963/6 チャールストンにてオーヴァーホール(〜1964/5)
◎1967/2上旬 ノーフォーク海軍造船所にてオーヴァーホール
1967/11 高速運動中、船体が激しく振動、螺旋状に回転し始め、大型機器類が遮音用のゴムの台座の上で揺れる(原因は不明)
1968/2 最後の出港時のスコーピオンは油圧系統が油漏れを起こし、プロペラ・シャフトの充填剤の隙間から海水が染み出す様な状態。緊急バラスト・タンクがうまく機能せず、潜水限度を91.44mに制限していた
1968/4/15 Naplesにて嵐により艀と衝突
1968/5/22 アゾレス諸島南西海域にて喪失(Mk. 37魚雷のバッテリーの爆発により沈没といわれる)

↑Image courtesy of Shipbucket.
スカルピン Sculpin SSN-590 インガルス造船所 1961/6/1 1989/11/3 1990/3/31 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/10/1 解体

↑Image courtesy of Shipbucket.
シャーク Shark SSN-591 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1961/2/9 1990/9/15 1990/9/15 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/10/1 解体

↑Image courtesy of Shipbucket.
スヌーク Snook SSN-592 インガルス造船所 1961/10/24 1986/11/14 1986/11/14 1971/3 ソヴィエト海軍原子力潜水艦と衝突し損傷
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/10/1 解体


※データは原子力レーダー哨戒潜水艦トライトンの項を参照

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
トライトン Triton SSN-586 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1959/11/10 1969/5/3 1986/4/30 ◎1961/3/1 艦種を原子力攻撃型潜水艦(SSN-586)に改める


※データは原子力《巡航》ミサイル潜水艦ハリバットの項を参照
※改装→1.マスト、アンテナ類の追加 2.艦首上部にスラスト/ヴェクトル制御装備(水中で艦の制御を安定させる) 3.艦首側のハッチのついた瘤は“バット・ケイヴ”と呼ばれ、暗室、データ分析室、大型計算機Univac 1124を収納したコンピューター室を設置 4.艦内に多数の寝台設置(特別チームを16名収容) 5.遠隔制御可能な曳航カメラ(有線式遠隔観測機)“フィッシュ”の導入
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ハリバット Halibut SSN-587 メア・アイランド海軍造船所 1960/1/4 1976/6/30 1986/4/30 ◎1965/7/25(1965/8/15?) 艦種を原子力攻撃型潜水艦(SSN-587)に改める
1965秋 試験中、“フィッシュ”を1基なくす
1967/10 ミッドウェー島北方海域にて“ウィンター・ウィンド”作戦中、Univac 1124の機能停止し“フィッシュ”巻き取り装置のケーブル(全長10,668m)破断により巻き取り装置に絡みつく、浮上し一時的な修理
◎1967/10末 ケーブル交換工事(〜1968/1、USスチール社がケーブルの製造工程を改造)
1968/3? ケーブル破断
◎1970? メア・アイランド海軍造船所にて改装(〜1971夏、ダイヴァー用与圧室を上甲板に設置)
1972/8? メア・アイランド〜オホーツク海間にて座礁により損傷(クラッチが故障、スクリューを回すプロペラ・シャフトが制御不能)、応急修理、
◎1972秋 グアムにて修理
1972晩秋? オホーツク海にて荒海により錨鎖が切れる(海中に停止作業中に2本とも切れる)、海底に沈底により損傷
◎1973? 改装(艦底に橇を設置)
◎退役後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため保管
◎1994/9/9 解体
◎Searshed for and found lost Soviet missile submarine K-129, Sep 1968. Tapped Soviet underwater cable in Sea of Okhotsk, 1972. PUC 1968, 1972.


水上排水量:3,750t(SSN-613〜SSN-615は3,800t) 水中排水量:4,300t(SSN-605は4,470t、SSN-613〜SSN-615は4,242t) 全長:84.90m(SSN-605は90.60m、SSN-613〜SSN-615は89.10m) 最大幅:9.70m 吃水:7.70m 主機/軸数:ウェスティングハウスS5W加圧水型原子炉1基、ジェネラル・エレクトリック式ギアード蒸気タービン2基/1軸 出力:15,000馬力 速力:水上15.0kt/水中30.0kt 兵装:533mm魚雷発射管4門(中部)、魚雷23本、サブロックUUM、Mk. 57機雷、Mk. 60CAPTOR機雷(後にハープーンUSM塔載)、BQQ-2ソナー・システム 安全潜行深度:396m 乗員:士官13名、下士官兵114名
↑USS Thresher (SSN-593). Underway on the surface, circa 1961-63. Official U.S. Navy Photograph, from the collections of the NHHC.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
スレッシャー
123
Thresher SSN-593 ポーツマス海軍造船所 1961/8/3 1963/4/10 1963/4/10 ボストン沖にて試験潜航中に浸水、沈没(12
◎2020/9/23 情報を公開
◎2020/10下旬 情報第2弾を公開
◎2020/11下旬 情報第3弾を公開ハイマン G. リッコーヴァー中将 VADM Hyman G. Rickoverの証言)
◎2020/12下旬 情報第4弾を公開
◎2021/2上旬 情報第5弾を公開
◎2021/4/14 情報第7弾を公開
◎2021/4/29 情報第8弾を公開
◎2022/9 スレッシャー喪失による放射能リスクについて、ハイマン G. リッコーヴァー中将がどのように説明したかを示す機密扱いの報告書が新たに公開された
パーミット Permit SSN-594 メア・アイランド海軍造船所 1962/5/29 1991/6/12 1991/6/12 1962 カリフォルニア沖にて貨物船ハワイアン・シチズンと衝突し損傷
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/9/30 解体
プランジャー Plunger SSN-595 メア・アイランド海軍造船所 1962/11/21 1990/1/3 1990/2/2 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/1/5 解体
バーブ Barb SSN-596 インガルス造船所 1963/8/24 1989/12/20 1989/12/20 1965/10/13 オアフ島西方海域にて原子力攻撃型潜水艦サーゴ(SSN-583)と衝突
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/5/1 解体
ポーラック Pollack SSN-603 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1964/5/26 1989/3/1 1989/3/1 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1993/2/9 解体
ハッド Haddo SSN-604 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1964/12/16 1991/6/12 1991/6/12 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/9/30 解体
ジャック Jack SSN-605 ポーツマス海軍造船所 1967/3/31 1990/7/11 1990/7/11 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/9/30 解体
ティノサ Tinosa SSN-606 ポーツマス海軍造船所 1964/10/17 1992/1/15 1992/1/15 1963/6/6 原子力弾道ミサイル潜水艦ジョン・アダムス John Adams(SSBN-620)と衝突し損傷
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/7/15 解体
デイス Dace SSN-607 インガルス造船所 1964/4/4 1988/12/2 1988/12/2 1971中頃 地中海にてソヴィエト海軍潜水艦と水中衝突
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/3/1 解体
ガードフィッシュ Guardfish SSN-612 ニュー・ヨーク・シップビルディング社 1966/12/20 1992/2/2 1992/2/2 1968/8/7 那覇軍港にて曳船と衝突し損傷
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/7/15 解体
フラッシャー Flasher SSN-613 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1966/7/12 1992/5/26 1992/5/26 1963/5 建造中に火災事故
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1992/9/30 解体
グリーンリング Greenling SSN-614 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1967/11/3 1994/4/18 1994/4/18 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1993/10/1 解体(12
管制室はキーポートのNaval Undersea Museumにて展示(123
ガトー Gato SSN-615 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1968/1/25 1996/4/26 1996/4/26 ◎1968/1/25 引き渡される
1969/11/14 白海コラ半島沖にてソヴィエト海軍ホテル型原子力弾道ミサイル潜水艦K-19と水中衝突(セイルがひしゃげる)

(↑ソヴィエト海軍ホテル型(658号級)原子力弾道ミサイル潜水艦)
◎1994? コネチカット州グロトンの海軍潜水艦基地の中型修理浮きドック(非自走)シッピングポート Shippingport(ARDM-4)にて入渠(12345
◎1995/10/20 ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/11/1 解体終了
ハダック Haddock SSN-621 インガルス造船所 1967/12/22 1993/4/7 1993/4/7 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2001/2/1 解体


水上排水量:2,316t 水中排水量:2,607t 全長:83.10m 最大幅:7.10m 吃水:5.90m 主機/軸数:CE S2C加圧水型原子炉1基+ウェスティングハウス式蒸気タービン+電動機(ターボエレクトリック方式)/1軸 出力:25,000馬力 速力:水上12.9kt/水中14.8kt 兵装:533mm魚雷発射管4門(中部)、魚雷、サブロックUUM 12本または機雷、BQQ-2ソナー・システム 安全潜行深度:396m 乗員:58名

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
タリビー Tullibee SSN-597 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1960/11/9 1988/6/18 1988/6/18 ◎のちに艦種を原子力攻撃型潜水艦(SSN-597)に改める
◎1958/5/26 起工
◎1960/4/27 進水
1972/10/6 ノース・カロライナ沖にて西ドイツの商船と衝突し損傷
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/1/5 解体


※データは原子力弾道ミサイル潜水艦ジョージ・ワシントン級の項を参照
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ジョージ・ワシントン
12
George Washington SSN-598 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1959/12/30 1985/1/24 1985/1/24 ◎1982/3/1 原子力攻撃型潜水艦(SSN-598)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1998/9/30 解体
セイルはニュー・ロンドンの海軍潜水艦基地にて展示(12
パトリック・ヘンリー Patrick Henry SSN-599 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1960/4/9 1984/5/25 1985/5/25 ◎1981/10/24 原子力攻撃型潜水艦(SSN-599)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/8/31 解体
ロバート E. リー Robert E. Lee SSN-601 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1960/9/16 1983/11/30 1983/11/30 ◎1982/3/1 原子力攻撃型潜水艦(SSN-601)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1991/9/30 解体


※データは原子力弾道ミサイル潜水艦イーサン・アレン級の項を参照
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
イーサン・アレン Ethan Allen SSN-608 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1961/8/8 1983/3/31 1983/4/2 ◎1980年代前半 原子力攻撃型潜水艦(SSN-608)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1999/7/30 解体
サム・ヒューストン Sam Houston SSN-609 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1962/3/6 1991/8/12 1991/9/6 ◎1981/11/10 原子力攻撃型潜水艦(SSN-609)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1992/2/3 解体
トーマス A. エジソン Thomas A. Edison SSN-610 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1962/3/10 1983/12/1 1986/4/30 ◎1980/10/6 原子力攻撃型潜水艦(SSN-610)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/12/1 解体
ジョン・マーシャル John Marshall SSN-611 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1962/5/21 1992/7/22 1992/7/22 ◎1981/5/1 原子力攻撃型潜水艦(SSN-611)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1993/3/29 解体
トーマス・ジェファーソン Thomas Jefferson SSN-618 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1963/1/4 1985/1/24 1986/4/30 ◎1981/3/11 原子力攻撃型潜水艦(SSN-618)となる
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1998/3/6 解体


水上排水量:3,860t(4,250tともいわれる、SSN-651は4,060t、SSN-666は4,630t、SSN-678以降は4,460t) 水中排水量:4,780t(SSN-674は4,630t、SSN-678以降は4,960t、SSN-683は改装後7,500t) 全長:89.05m(SSN-651、SSN-666、SSN-674は89.00m、SSN-678以降は92.04m、SSN-683は改装後119.80m) 最大幅:9.65m(SSN-651は9.44m、SSN-666、SSN-674は9.75m) 吃水:7.40m(8.96mともいわれる、SSN-651は7.62m、SSN-674は8.83m) 主機/軸数:ウェスティングハウスS5W加圧水型原子炉1基、ギアード蒸気タービン2基/1軸 出力:15,000馬力 速力:水上15.0kt/水中20.0kt+(25.0ktともいわれる) 兵装:533mm魚雷発射管4門(中部)、魚雷またはMk. 57機雷、Mk. 60 CAPTOR機雷(後にハープーンUSMトマホークSLCMを塔載)、BQQ-2(SSN-678以降はBQQ-5)ソナー・システム 安全潜行深度:396m 乗員:107名(129名ともいわれる、SSN-651は99名)

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
スタージョン Sturgeon SSN-637 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1967/3/3 1994/8/1 1994/8/1 1970/3/14 バレンツ海にて上方を航可したソヴィエト海軍潜水艦と水中衝突
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/9/11 解体
セイルはキーポートのNaval Undersea Museumにて展示(12
ホエール Whale SSN-638 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1968/10/12 1995/10/1 1996/6/25 ◎1995/10/1 予備役に編入
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/9/29 解体
トートグ Tautog SSN-639 インガルス造船所 1968/8/17 1997/3/31 1997/3/31 ◎1964/1/27 起工
◎1967/3/15(1967/4/15?) 進水
◎1968/8/30 引き渡される
◎1969/2 ピュージェット・サウンド海軍造船所にて修理
◎1962/9/15 PSA(〜1970/2/19)
1970/6/24 カムチャツカ半島沖にてソヴィエト海軍エコーII型原子力巡航ミサイル潜水艦K-108と水中衝突(セイルの3分の1以上が皿状にへこむ、エコーII型のスクリューの一部(握り拳大の塊)がハッチに突き刺さり、ハッチを内側に押し込む様に曲げる、2本ある潜望鏡の内、1本は酷くひしゃげた、アンテナや電子マストの大半は壊れたセイル内で絡み合って使い物にならなくなる)
◎1970/7/1 真珠湾海軍造船所にて入渠
◎1973/1中旬 真珠湾海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1974/4/15)
◎1974/6初め グアムにて入渠
◎1977/12 メア・アイランド海軍造船所にてオーヴァーホール
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2004 解体
セイルはガルヴェストンのシーウルフ・パークにて展示
2008/9/13 ハリケーン“アイク”によりセイルが傾く(12
◎Vietnam Jan 1971. Iran/Indian Ocean Apr-Aug 1980.
グレイリング Grayling SSN-646 ポーツマス海軍造船所 1969/10/11 1997/7/18 1997/7/18 1993/3/20 バレンツ海ムルマンスク北沖にてロシア海軍デルタIII型原子力弾道ミサイル潜水艦と水中衝突
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1998/3/31 解体
ポーギ Pogy SSN-647 インガルス造船所 1971/5/15 1999/6/11 1999/6/11 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/4/12 解体
アスプロ Aspro SSN-648 インガルス造船所 1969/2/20 1995/3/31 1995/3/31 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/11/3 解体
サンフィッシュ Sunfish SSN-649 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1969/3/15 1997/3/31 1997/3/31 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/10/31 解体
パーゴ Pargo SSN-650 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1968/1/5 1995/4/14 1995/4/14 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/10/1 解体
クイーンフィッシュ
12
Queenfish SSN-651 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1966/12/6 1992/4/14 1992/4/14 ◎1964/5/11 起工
◎1966/2/25 進水
◎1966/12/6 引き渡される
1967/2 北極海にて極点浮上目指すも失敗(初の単軸推進艦)
1970/2〜8 この間、北極海およびシベリア沿岸(測量調査、極点浮上成功、123456789101112131415161718
◎1970半ば Naval Base Kitsap-Bangorの消磁施設にて消磁(12
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1993/4/7 解体(12
◎Korea spring 1968.
パファー Puffer SSN-652 インガルス造船所 1969/8/9 1995/10/1 1996/7/12 1971年末〜1972初め ペトロパヴロフスク近海にてソヴィエト海軍潜水艦と水中衝突
◎1995/10/1 予備役に編入
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/10/20 解体
レイ Ray SSN-653 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1967/4/12 1993/3/16 1993/3/16 1977/9/20 シシリー海峡沖にて潜航中、珊瑚の山に衝突し損傷(補助動力用ディーゼルが台座からずり落ち、艦首のソナー・システムを覆っている鋼鉄製の円錐も潰れる)
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2001/4/3 解体
サンド・ランス Sand Lance SSN-660 ポーツマス海軍造船所 1971/9/25 1998/8/7 1998/8/7 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1999 解体
レイポン Lapon SSN-661 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1967/12/14 1992/8/8 1992/8/8 ◎1965/7/29 起工
◎1966/12/16 進水
◎1967/12/14 引き渡される
◎1968晩夏 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社にてPSA
1969秋 ソヴィエト海軍ヤンキー型原子力弾道ミサイル潜水艦を追跡中、トロール漁船の魚網に捕まる、浮上後、魚網のケーブルを取り除く
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船(123
◎2004 解体
セイルはスプリングフィールドにて展示
◎Tracked Soviet Yankee-class submarine for record 47 days, 1969.
ガーナード Gurnard SSN-662 メア・アイランド海軍造船所 1968/12/6 1995/4/28 1995/4/28 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/10/15 解体
ハンマーヘッド Hammerhead SSN-663 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1968/6/28 1995/4/5 1995/4/5 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/11/22 解体
シー・デヴィル Sea Devil SSN-664 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1969/1/3 1991/10/16 1991/10/16 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1998/3/1 解体
ギタロ Guitarro SSN-665 メア・アイランド海軍造船所 1972/9/9 1992/5/29 1992/5/29 1984/5/17 サン・ディエゴ沖にてバッテリー室で火災発生、サン・ディエゴ港内にて消火
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1994/10/18 解体
ホークビル Hawkbill SSN-666 メア・アイランド海軍造船所 1971/2/4
1234567
2000/3/15 2000/3/15 ◎1966/9/12 起工(1234
◎1969/4/12 進水(12345678910111213
◎メア・アイランド海軍造船所にて艤装
◎1971/3/1 引き渡される
1972/3〜4 この間、北部ベーリング海にて海洋調査、極点浮上目指すも失敗
1986/5 北極海の氷上に浮上、初の3隻同時浮上(12
◎1990 メア・アイランド海軍造船所のDrydock No. 4にてオーヴァーホール
1998 北極海の氷上に浮上
1999/4/3 北極海の氷上に浮上(123456
◎1999/8 不活性化工事
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/12 解体
セイルはArcoのアイダホ科学センター Idaho Science Centerにて展示(12
◎ニックネームはデヴィルフィッシュ Devilfish、ザ・デヴィル・ボート The Devil Boat
バーゴール Bergall SSN-667 メア・アイランド海軍造船所 1969/6/13 1996/6/6 1997/6/6 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/9/29 解体
スペイドフィッシュ Spadefish SSN-668 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1969/8/14 1997/4/11 1997/4/11 ◎1996/10/1 除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/10/24 解体終了
シーホース Seahorse SSN-669 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1969/9/19 1995/8/25 1995/8/25 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1995/3/1 解体
フィンバック Finback SSN-670 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1970/2/4 1997/3/28 1997/3/28 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/10/30 解体
ピンタド Pintado SSN-672 メア・アイランド海軍造船所 1971/9/11 1998/2/26 1998/2/26 1974/5 カムチャツカ半島沖にてソヴィエト海軍ヤンキーI型原子力弾道ミサイル潜水艦と水中衝突
◎1997/10/1 解体
フライング・フィッシュ Flying Fish SSN-673 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1970/4/29 1996/5/16 1996/5/16 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1996/10/15 解体
トリパング Trepang SSN-674 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1970/8/14 1999/6/1 1999/6/1 ◎1967/10/28 起工
◎1969/9/27 進水
◎1970/8/14 引き渡される
1971/2/22 デンマーク海峡にて極点浮上目指すも失敗(〜1972/3/22、北極海の氷上に浮上したほか兵装システムの試験を行う。極地における潜水艦の行動そのものが科学研究上の歴史的快挙と考えられるが、軍事技術についても多数の知見が得られた。本艦が極地において撮影した写真が、のちにフランスのオカルト雑誌に掲載されてUFOと報じられたことがあったが、実際には兵装試験の際に使用した気球であるとされる)
◎1972/2上旬 保守
◎1973 ポーツマス海軍造船所にて入渠(〜1973/4/22)
◎1975/4 オーヴァーホール(〜1975/8)
◎1975/11 ニュー・ロンドンにて潜水艦母艦フルトン Fulton(AS-11)により保守
◎1977/5 入渠(〜1977/6上旬)
1985/3〜4 この間、北極海にて極点浮上成功(12345
1978年10月、FBIは、セント・ルイスにて2名、ニュー・ヨークにて1名の3人の男性を逮捕。 FBIは陰謀を企てた2名の共謀者が、訓練と物資の資金を探している覆面捜査官に連絡した時に、この計画を発見。 同艦を盗んだ後、二名は乗組員を殺し、海に出て身元不明の買い手と合流するつもりでいた
◎1994秋 コネチカット州グロトンにて入渠
◎1999/1/4 保管
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/4/7 解体
スミソニアン博物館にて機関室部分や机・ベッド等の備品が展示(123
ブルーフィッシュ Bluefish SSN-675 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1971/1/8 1996/6/6 1996/6/6 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000 解体
ビルフィッシュ Billfish SSN-676 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1971/3/12 1999/7/1 1999/7/1 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/4/26 解体
ドラム Drum SSN-677 メア・アイランド海軍造船所 1972/4/15 1995/10/30 1995/10/30 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2001/10/8 解体
アーチャーフィッシュ
12
Archerfish SSN-678 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1971/12/17 1998/3/31 1998/3/31 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1998/11/6 解体
シルヴァーサイズ Silversides SSN-679 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1972/5/5 1994/8/2 1994/8/2 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2001/3/28 解体
ウィリアム H. ベイツ
12
William H. Bates SSN-680 インガルス造船所 1973/5/5 2000/2/11 2000/2/11 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2002/10/1 解体
◎2002/10/30 解体終了
バットフィッシュ Batfish SSN-681 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1972/9/1 1998/11/2 1999/3/17 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2002 解体
タニー Tunny SSN-682 インガルス造船所 1974/1/26 1998/3/13 1998/3/13 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎1997/10/1 解体
パーチー Parche SSN-683 インガルス造船所 1974/8/17 2004/10/20
(2005/7/18?)
2005/7/18 ◎1970/3/7 パーチーと命名
◎1970/12/10 起工
◎1973/1/13 進水
◎1983 オーヴァーホール
◎1987 特殊任務用に改装(〜1991)
◎退役後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船、保管
◎2006/11/30 解体
2007/8/24 セイルはピュージェット・サウンド海軍博物館にて展示
◎PUC 1979, 1980, 1981, 1982, 1986, 1 May-1 Aug 1993, 1994, 1998.
カヴァラ Cavalla SSN-684 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1973/2/9 1998/3/30 1998/3/30 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/11/17 解体
L. メンデル・リヴァース L. Mendel Rivers SSN-686 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1975/2/1 2001/5/10 2001/5/10 ◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2002/7/19 解体
リチャード B. ラッセル Richard B. Russell SSN-687 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1975/8/16 1994/6/24 1994/6/24 ◎1993/7/1 予備役に編入
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2001/10/1 解体


※データは原子力弾道ミサイル潜水艦ラファイエット級の項を参照
※弾道ミサイルを撤去して特殊部隊支援用に改装
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
カメハメハ Kamehameha SSN-642 メア・アイランド海軍造船所 1965/12/10 2001/8/4
(2002/4/2?)
2002/4/2 ◎1992/7(1992/8/31?) 艦種を原子力攻撃型潜水艦(SSN-642)に改める
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2003/2/28 解体
◎Indian Ocean Jul-Sep 1999.
ジェームズ K. ポーク James K. Polk SSN-645 ジェネラル・ダイナミックス社エレクトリック・ボート部門 1966/4/16 1999/7/8 1999/7/8 ◎1993/10/1 艦種を原子力攻撃型潜水艦(SSN-645)に改める
◎除籍後、ピュージェット・サウンド海軍造船所にてNuclear Powered Ship & Submarine Recycling Program(NPSSRP)のため係船
◎2000/4/26 解体