海兵ヘリコプター飛行隊 Marine Helicopter Squadron
| アイコン | 意味 |
| 戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
| 戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
| 映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
| 参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
| インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
| 不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
- ※第21航空試験評価飛行隊(Air Test and Evaluation Squadron TWO ONE: HX-21)“ブラックジャック Blackjack”は、チェサピーク湾沿いのメリーランド州パタクセント・リヴァー海軍航空基地 NAS Patuxent Riverに駐留する米海軍の飛行隊である。海軍航空戦センター航空機部門(Naval Air Warfare Center Aircraft Division: NAWC-AD)および大西洋海軍試験航空団(Naval Test Wing Atlantic: NTWL)の一翼を担うHX-21は、海軍および海兵隊の戦闘能力を向上させるための調達決定を支援するため、海軍および海兵隊の回転翼機・ティルトローター機、航空搭載システム、および無人航空機システム(Unmanned Aircraft Systems: UAS)の開発試験・評価を担当している。さらに、HX-21は、絶えず進化する戦闘部隊に旧式航空機を統合するため、新たな任務システムの試験および評価も行っている
↑Image courtesy of en.wikipedia.org.
| 所在地 | 駐留日 |
| NAS Patuxent River | 1949/4/1 |
| 日付 | 主な出来事 |
| 1949/4 | 1949年4月1日、米国海軍は飛行試験指令第2-49号 Flight Test Order No. 2-49に基づき、回転翼飛行試験課を正式に設置した。これにより、回転翼航空機および関連装備の全ての試験・実証は、海軍航空試験センターの飛行試験部門に属する回転翼課の下で実施されることとなった。この回転翼セクションは、各種回転翼航空機に関する試験のスケジュール策定および試験結果報告基準の策定を担当した。この呼称は、1975年4月4日に回転翼機の試験・評価が“回転翼航空機試験局(Rotary Wing Aircraft Test Directorate: RWATD)”として独立した航空機試験局として設立されるまで維持された。そののち、RWATDは1995年7月21日に回転翼航空機試験飛行隊(Rotary Wing [aircraft] Test Squadron: RWaTS)へと改称された。RWaTSは、艦隊飛行隊の命名規則に合わせるため、2002年5月1日に最終的に第21航空試験評価飛行隊(Air Test and Evaluation Squadron TWO ONE: HX-21)となった。2026年4月1日にHX-21が、CH-53K よるヘリコプターの吊下回収試験を実施した。いわゆるTRAP(Tactical Recovery of Aircraft and Personnel)の試験で、対象になったのはCH-53Kの試験で使用していたEDM(Engineering Development Model)“02”。エンジン、ギアボックスの大半、それとテイル、パイロンを外した状態で試験に供した |
伝説によると、初代技術部長リチャード“ディック”ウェルネッケ Technical Director, Richard "Dick"
Werneckeの台所で、最初の回転翼航空機試験局のパッチがデザインされ、今日に至るまでそのデザインが受け継がれているという![]() ↑HX-21 Original Patch. Image courtesy of en.wikipedia.org. そののち、OPNAVINST 5030.4Fが発効し、飛行隊のパッチに関する規定が変更されたため、HX-21は現在の徽章を再設計する必要が生じた。再設計されたパッチは多くの点で象徴的であり、オリジナルとの共通点も持っている。新しいデザインの由来は以下の通りである |
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| 第21航空試験評価飛行隊は、海軍、海兵隊、沿岸警備隊の全ての回転翼機/ティルトローター機、無人航空機(Unmanned Aerial Vehicles: UAVs)、および関連するセンサー・兵器システムの開発試験と評価を実施している。同中隊は、飛行特性、航空機性能および空力力学、艦載適性、戦術航空機ミッションシステムの試験、兵器互換性、弾道特性、システムの信頼性および保守性評価、フライトシミュレータ/シミュレーションの忠実度、ならびに航空機ソフトウェア開発など、幅広い航空機試験および支援を提供している。また、艦載運用範囲の開発および拡大、昼夜対応の電気光学能力、飛行試験技術の向上など、産業界および国際的なさまざまな開発活動に対しても支援を行っている | |
| 同飛行隊には、海軍、海兵隊、沿岸警備隊から約40名の将校と50名の下士官が所属しているほか、AH-1Z、CH-53K、MH-60、MQ-8B、TH-57、UH-1Y、V-22からなる機体の整備、計画、安全、支援、運用に直接携わる400名以上の公務員および契約社員が在籍している。HX-21は、対水上戦(Surface Warfare: SUW)、 対潜戦(Undersea Warfare: USW)、戦闘捜索救難(Combat Search and Rescue: CSAR)、海軍特殊戦(Naval Special Warfare: NSW)、空中機雷対策(Airborne Mine Counter Measure: AMCM)、兵站、海上制圧、垂直強襲任務を支援する次世代の回転翼機/ティルトローター機およびUAVシステムの開発に積極的に取り組んでいるほか、現在の海外緊急作戦から生じる様々な新たな緊急要件への対応も行っている。現在進行中の主要な飛行試験プログラムのプラットフォームには、ベル社製AH-1Zヴァイパー、 ベルUH-1Yヴェノム、CMV-22B/MV-22Bオスプリー、シコルスキーCH-53Eスーパー・スタリオン、シコルスキーCH-53Kキング・スタリオン、MH-60Rシーホーク、MH-60Sナイトホーク、シコルスキーVH-92ペイトリオット、およびMQ-8Bファイア・スカウトUAVなどである | |
| テストパイロットになるには、経験豊富な実戦パイロットであり、かつ、米海軍テストパイロット学校(United States Naval Test Pilot School : USNTPS)などの軍事テストパイロット学校に選抜され、その課程を修了している必要がある。USNTPSは、各軍種から選抜された最も優秀な艦隊パイロットや飛行士、さらには民間のエンジニアを対象とした、極めて選抜の厳しい学校。受講生は、新しい飛行試験技術、試験報告書の作成・公表方法、そして固定翼機、回転翼機、ティルトローター機に加え、無人航空機(UAV)など、さまざまな種類の航空機における特殊な試験・評価プロジェクトの実施方法を学ぶ。HX-21への配属が選定されたパイロットは、資格を有し、高度な訓練を受けており、回転翼機および/またはティルトローター機における幅広い実戦経験を備えている必要がある。元試験パイロットは宇宙飛行士の割合が高く、HX-21には著名な人物が数多く在籍してきた。その一人が、HX-21でヘリコプター試験パイロットを務めたのち、NASAの宇宙飛行士となったスニータ・ウィリアムズ Sunita Williams。彼女は国際宇宙ステーション(International Space Station: ISS)に配属され、第14次および第15次長期滞在クルーの一員となった。スニータ・ウィリアムズは、女性として最長の宇宙滞在記録(195日間)を保持している。もう一人の人物は、リチャード“ディック”ウェルネッケ氏である。ウェルネッケ氏は海軍航空試験センター Naval Air Test Centerに34年間勤務し、プロジェクト・エンジニア、部門主任エンジニアを経て、1975年から1988年まで回転翼航空機試験局の初代技術局長 Technical Director of the Rotary Wing Aircraft Test Directorateを務めた | |
Update 26/04/26