BCL
有蓋運貨船

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


全長:64.00m
※鋼製船体(Barge, Dry Cargo)
※BCL-118~BCL-121は1942年3月~1942年5月に陸軍に引き渡される
※BCL-169~BCL-172は1942年7月~1942年9月に陸軍に引き渡される
※BCL-626~BCL-633は1942年12月~1943年1月に陸軍に引き渡される
※BCL-1787~BCL-1798は1944年1月~1944年9月に陸軍に引き渡される
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-118 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-119 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-120 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-121 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-169 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-170 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-171 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-172 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-626 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-627 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-628 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-629 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-630 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-631 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-632 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-633 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1787 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1788 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1789 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1790 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1791 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1792 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1793 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1794 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1795 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1796 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1797 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1798 インガルス・シップビルディングDecatur造船所


総トン数:453t 全長:47.54m 幅:10.97m 吃水:3.65m
※木製船体

↑SV C. A. Thayer. Later BCL-711. Image courtesy of Shipbucket.
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-711 H. Bendixsen ◎1942 1895年建造のサン・フランシスコのE. K. Wood Lumber Company(のちにJ. E. Shieldsに売却)の帆船C. A. Thayerを購入し、艀に改装、British Columbia州にて弾薬用艀となる
◎第二次大戦後、J. E. Shieldsに売却
◎1957 カリフォルニア州に売却、シアトルにてレストア
のちにサン・フランシスコ海事博物館にて修理、改装、記念船となる
◎1978 国立公園局に移管
1986 アメリカ合衆国国定歴史建造物となる
◎2004 レストア
◎のちにサン・フランシスコ海洋国立公園に移動
◎2007/4/12 Hyde Street Pierに移動


全長:18.28m
※木製船体(Barge, Sand & Gravel)
※BCL-1103~BCL-1111、BCL-1292~BCL-1294は1942年6月~1942年11月に陸軍に引き渡される
※BCL-1282~BCL-1284は1943年5月~1943年9月に陸軍に引き渡される
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-1103 アメリカン・ブリッジ社 ◎のちに海軍に移管、艦種を無蓋運貨船(非自走)(YC-1479)に改める
BCL-1104 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1105 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1106 アメリカン・ブリッジ社 ◎のちに海軍に移管、艦種を無蓋運貨船(非自走)(YC-1389)に改める
BCL-1107 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1108 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1109 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1110 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1111 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1282 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1283 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1284 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1292 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1293 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1294 アメリカン・ブリッジ社
BCL-1430 アメリカン・ブリッジ社 ◎1943/9 引き渡される
◎のちに海軍に移管、艦種を無蓋運貨船(非自走)(YC-1391)に改める


全長:64.00m
※鋼製船体(Barge, Tank)
※BCL-1190~BCL-1192は1943年6月~1943年7月に陸軍に引き渡される
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-1190 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1191 インガルス・シップビルディングDecatur造船所
BCL-1192 インガルス・シップビルディングDecatur造船所


全長:62.12m 幅:13.71m 吃水:4.57m
※木製船体(Barge, Dry Cargo, Large)
※BCL-1321、BCL-1322は1943年10月~1943年12月に陸軍に引き渡される
※BCL-1325、BCL-1326は1943年7月~1943年12月に陸軍に引き渡される
※BCL-1327、BCL-1328は1943年7月~1943年8月に陸軍に引き渡される
※BCL-1592~BCL-1595は1943年10月~1944年3月に陸軍に引き渡される
※BCL-1602、BCL-1603は1943年12月~1944年2月に陸軍に引き渡される
※BCL-1651~BCL-1655は1943年9月~1944年1月に陸軍に引き渡される
※BCL-1684~BCL-1687は1943年9月~1944年3月に陸軍に引き渡される
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-1320 Stanwood Shipyard ◎1943/8 引き渡される
BCL-1321 Barbee Marine
BCL-1322 Barbee Marine
BCL-1325 Everett Marine Ways
BCL-1326 Everett Marine Ways
BCL-1327 Sagstad Shipyard
BCL-1328 Sagstad Shipyard
BCL-1329 Klepp Marine Ways ◎1943/8 引き渡される
BCL-1331 Stanwood Shipyard ◎1943/9 引き渡される
BCL-1592 Sagstad Shipyard ◎1943~1944 この間、起工
◎1944/2 引き渡される
◎民間に売却され艀A.T.L.154となる
BCL-1593 Sagstad Shipyard ◎1943~1944 この間、起工
◎1944/2 引き渡される
◎民間に売却され艀A.T.L.1593となる
BCL-1594 Sagstad Shipyard ◎1943~1944 この間、起工
◎1944/1/30 進水
◎1944/2 引き渡される
BCL-1595 Sagstad Shipyard ◎1943~1944 この間、起工
◎1944/2 引き渡される
◎民間に売却され艀512 Port of Bandonとなる
BCL-1602 Stanwood Shipyard
BCL-1603 Stanwood Shipyard
BCL-1651 Hodgson-Greene-Haldeman
BCL-1652 Hodgson-Greene-Haldeman
BCL-1653 Hodgson-Greene-Haldeman
BCL-1654 Hodgson-Greene-Haldeman
BCL-1655 Hodgson-Greene-Haldeman
BCL-1684 スタンダード・シップビルディング社
BCL-1685 スタンダード・シップビルディング社
BCL-1686 スタンダード・シップビルディング社
BCL-1687 スタンダード・シップビルディング社
BCL-2575 Grays Harbor Shipbuilding ◎1944/1 引き渡される


全長:62.17m
※木製船体(Barge, Repair Shop)
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-1323 Grays Harbor Shipbuilding ◎1943/9 引き渡される
BCL-1324 Grays Harbor Shipbuilding ◎1943/9 引き渡される


全長:62.17m
※木製船体(Barge, Dry Cargo, Large)
※BCL-1596~BCL-1601は1944年4月~1944年10月に陸軍に引き渡される
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-1596 Barbee Marine
BCL-1597 Barbee Marine
BCL-1598 Barbee Marine
BCL-1599 Barbee Marine
BCL-1600 Barbee Marine
BCL-1601 Barbee Marine


全長:45.72m
※鋼製船体(Barge, Cargo, Large)
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-2103 ◎1944 引き渡される
BCL-2104 ◎1944 引き渡される
BCL-2105 ◎1944 引き渡される
BCL-2106 ◎1944 引き渡される
BCL-2107 ◎1944 引き渡される


※データはB5-BJ1型艀の項を参照
B5-BJ1型艀を改装
※コンクリート製船体
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-3049 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/2 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3049)に改める
BCL-3050 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/3 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3050)に改める
BCL-3051 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎のちに陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3051)に改める
◎Island Fish & Salvage CompanyのHenry Shaeは、ホノルル港から第二次大戦時のアメリカ陸軍余剰コンクリート船BCL-3051を撤去するよう言われた。限られた選択肢の中で、彼はワイキキ沖に停泊させることにした。1947年8月15日、大波のために艀は岩礁に座礁してしまった。Shaeは、多くの人が不信感を抱き、焦りを募らせる中、断固として艀を引き揚げようとした。艀を撤去する責任は誰にあるのか、地元の新聞にも載るほど大きな法廷闘争が繰り広げられた。手続きは遅々として進まなかった。ヨット・クラブの中には、この船を“ダイヤモンド・ヘッド Jr. Diamond Head, Jr.”と呼ぶところもあり、ビーチに行く人たちは“モンスター The Monster”と呼んでいた。Shaeの船は、Matsonの乗客にとって観光名所となりつつあった。波が船体にぶつかると水が吹き上がるので、ハロナ・ブローホール Hālona Blowholeに似ていることから、“セカンド・ブローホール Second Blowhole”と呼ばれるようになった。この目障りな岩礁をダイナマイトで破壊する計画から1年が経過していた。1948年6月21日、艀は火災に見舞われた。漁師の一夜漬けか、Shaeのサルヴェージ・クルーによるものと思われる。そして7月28日、ついにダイナマイトで爆破された。Shaeの艀のドラマはこれだけでは終わらなかった。1954年、カイザー造船所 Kaiser Shipyardとカイザー・パーマネンテ・ヘルスケア Kaiser Permanente Health Careのヘンリー J. カイザー Henry J. Kaiserがワイキキにカイザー・ハワイアン・ヴィレッジ・ホテル Kaiser Hawaiian Village Hotel(現ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ Hilton Hawaiian Village)を開発する。1955年、カイザー・チャンネル Kaiser Channelが浚渫され、カタマラン・ボート・ツアー catamaran boat toursができるようになる。1956年に水路が完成したとき、沈没した艀は航行の障害となった。この艀は、水深10~12フィート、水面から18インチしか沈んでいなかった。艀を完全に撤去する費用は現実的ではなかった。沿岸警備隊は、1956年に難破船を知らせるブイを設置し、1980年に廃止した(12
BCL-3052 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/3 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3052)に改める
BCL-3053 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/4 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3053)に改める
BCL-3054 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/4 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3054)に改める
BCL-3055 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/5 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3055)に改める
BCL-3056 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/5 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3056)に改める
BCL-3057 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/5 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3057)に改める
BCL-3058 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3058)に改める
BCL-3059 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3059)に改める
BCL-3060 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3060)に改める
BCL-3061 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3061)に改める
BCL-3062 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3062)に改める
BCL-3063 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/6 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3063)に改める
BCL-3064 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/7 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3064)に改める
BCL-3065 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/7 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3065)に改める
BCL-3066 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/7 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3066)に改める
BCL-3067 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/5 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3067)に改める
BCL-3068 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/7 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3068)に改める
BCL-3069 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/8 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3069)に改める
BCL-3070 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/8 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3070)に改める


※データはB5-BJ2型艀の項を参照
B5-BJ2型艀を改装
※コンクリート製船体
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
BCL-3071 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/9 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3071)に改める
BCL-3072 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/10 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3072)に改める
BCL-3073 Concrete Ship Constructors, Inc. ◎1944/11 陸軍に移管、艦種を有蓋運貨船(BCL-3072)に改める


Update 24/02/11