WPC
巡視艇、駆潜艇

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


満載排水量:337t(1934年時。1945年には350t) 全長:50.29m 幅:7.71m 吃水:2.37m(1933年時。2.92mともいわれる、1945年には3.48m) 主機/軸数:Winton式モデル158 6-cyl. ディーゼル2基/2軸 出力:1,340馬力 速力:16.0kt(最大) 航続力:14.0ktで1,750浬 兵装:23口径76mm砲1基、1ポンド砲2基(1932年時。1941年には23口径76mm砲1基、両舷爆雷投射機(Y砲)2基、爆雷投下軌条2条、1945年には50口径76mm単装砲2基、80口径20mm単装機関砲2基、マウストラップ2基、両舷爆雷投射機(Y砲)2基、爆雷投下軌条2条) 乗員(1938年時):士官5名、下士官兵39名(1945年には士官7名、下士官兵68名)
※165フィート(B)型
※セティス級ともいわれる
↑The Argo underway, note her war-time armament. From the collection of Argo's CO in 1945, LTJG Eliot Winslow. Courtesy of the Winslow family.

↑Image courtesy of Shipbucket.
船名 NAME 造船所
記号
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アーゴ Argo P-8 WPC-100 John H. Mathis Company 1933/1/6 1948/10/30 ◎1932/11/12 進水
◎1955/11/2 タコマのBirchfield Boiler, Inc. に売却(売却額$15,564)
◎のちにニュー・ヨークのCircle Cruise Linesに売却され観光船に改装、Circle Line XIIと改名
アリアドネ Ariadne P-11 WPC-101 レイク・ユニオン・ドライ・ドック&マシーン・ワークス社 1934/10/9 1968/12/23 ◎1934/3/23(1934/7/21?) 進水
◎1949/4 Coast Guard Yardにて退役、係船
◎1949/8/11 再役
◎1969/9/26 Port Orangeにて売却
アタランタ Atalanta P-10 WPC-102 レイク・ユニオン・ドライ・ドック&マシーン・ワークス社 1934/9/20 1950/8/1 ◎1934/6/16 進水
◎1954/12/7 タコマのBirchfield Boiler, Inc. に売却(売却額$7,156)
オーロラ Aurora P-2 WPC-103 バス鉄工所 1931/12/21 1968/1/17 ◎1931/6/6 起工
◎1931/11/28 進水
◎1942/8下旬 シアトルにて入渠、修理(〜1943/1/4)
1943/2中旬 荒海により損傷
◎1943/2下旬 修理
◎第二次大戦後、退役、メイポートにて保管
◎1947/7/23 再役
◎退役後、マイアミにて保管
◎1968/12/16 売却
カリプソ
12
Calypso P-3 WPC-104 バス鉄工所 1932/1/16 1947/7/18 ◎1931/5/7 起工
◎1932/1/1(1932/1/6?) 進水
◎1941/5/17 退役、海軍に移管、大統領専用ヨットの支援船に改装、艦種を雑役艦(AG-35)に改める
◎1942/1/20 ノーフォークにて沿岸警備隊に移管、再役
◎退役後、ケープ・メイにて保管
◎1955/11/2 タコマのBirchfield Boiler, Inc. に売却(売却額$15,564)
◎のちにニュー・ヨークのCircle Cruise Linesに売却され観光船に改装、Circle Line XIと改名
サイアン Cyane P-12 WPC-105 レイク・ユニオン・ドライ・ドック&マシーン・ワークス社 1934/10/25 1950/8/1 ◎1934/8/30 進水
◎1941/3 海軍工廠ピュージェット・サウンドにて改装(〜1941/4)
◎退役後、Kennydaleにて保管
◎1954/12/7 タコマのBirchfield Boiler, Inc. に売却(売却額$8,156.00)
◎のちにfish-processing vesselとなる
◎のちにsalvage vesselとなり、Ruby E. と改名
◎1989/6/18 Mission Bayにて人工環礁のため沈没処分
ダフネ Daphne P-4 WPC-106 バス鉄工所 1932/2/12 1946/11/29
(1950/8/1?)
◎1931/5/15 起工
◎1932/1/27(1932/1/29?) 進水
◎1941/3/11 海軍工廠ピュージェット・サウンドにて改装
◎1942/10/1 メア・アイランド海軍工廠にて改装(〜1942/11/1)
◎退役後、Kennydaleにて保管
◎1954/12/7 タコマのBirchfield Boiler, Inc. に売却(売却額$9,156.00)
ディオーネ Dione P-13 WPC-107 マニトワック・シップビルディング社 1934/10/5 1963/2/8 ◎1934/6/30 進水
◎1964/2/24 売却
ガラティア Galatea P-9 WPC-108 John H. Mathis Company 1933/2/3 1948/3/15 ◎1932/12/10(1932/12/16?) 進水
◎1948/7/1 売却
ヘルメス Hermes P-5 WPC-109 バス鉄工所 1932/3/7 1948/11/2 ◎1931/5/20 起工
◎1932/2/23 進水
◎1958/5/16 売却
イカロス Icarus P-6 WPC-110 バス鉄工所 1932/4/1 1946/10/21 ◎1931/7/23 起工
◎1932/3/19 進水
◎1948/7/1 売却
ネメシス Nemesis P-18 WPC-111 Marietta Manufacturing Co. 1934/10/10 1964/11/20 ◎1934/7/7 進水
1945/1/11 Point Judith Lightにて商船Felipe de Neveと衝突し損傷
◎1966/2/9 マイアミのMarine Engineering, Inc. に売却
◎1979 水上レストラン兼バーに改装
◎のちに売却されAncient Marinerと改名、ドックにて改装中、沈没、のちに引き揚げられ修理(修理額$85,000)
1986 A型肝炎による食中毒が発生したとして営業停止
◎1991/6/9 人工環礁のため沈没処分(12
◎Cuba Jan-Oct 1961, Cuban missile crisis Oct-Dec 1962.
ナイキ Nike P-17 WPC-112 Marietta Manufacturing Co. 1934/10/24 1964/11/5 ◎1934/7/7 進水
◎1966/5/9 ニュー・ヨークのCircle Cruise Linesに売却され観光船に改装、Circle Line XVIと改名
パンドラ Pandora P-15 WPC-113 マニトワック・シップビルディング社 1934/11/1 1959/5/1 ◎1934/6/30 進水
◎1959/11/4 売却
ペルセウス Perseus P-7 WPC-114 バス鉄工所 1932/4/27 1959/6/26 ◎1931/8/6 起工
◎1932/4/11 進水
◎1959/11/4 ニュー・ヨークのCircle Cruise Linesに売却され観光船に改装、Circle Line XVと改名
セティス Thetis P-1 WPC-115 バス鉄工所 1932/12/1 1947/7/1 ◎1931/5/9(1931/5/19?) 起工
◎1931/11/9 進水
◎1932/11/27 引き渡される
◎1941中ごろ 海軍に移管
◎1942/2ごろ 船種を巡視艇(WPC-115)に改める
◎1945中ごろ 沿岸警備隊に移管
◎退役後、ケープ・メイにて保管
◎1948/7/1 Southeastern Terminal & Steamship Companyに売却
トライトン
12
Triton P-16 WPC-116 Marietta Manufacturing Co. 1934/11/20 1967/6/12 ◎1934/7/7 進水
◎1941/7/1 海軍に移管
◎1942/2頃 船種を巡視艇(WPC-116)に改める
◎1946/1 沿岸警備隊に移管、対潜兵装を撤去
◎1966ごろ 船種を中距離カッター(WMEC-116)に改める
◎退役後、オレンジにて大西洋予備艦隊に編入
◎1969/1/16 売却
◎1973 ニュー・ヨークのCircle Cruise Linesに売却され観光船に改装、Circle Line XVIIと改名
エレクトラ
12
Electra P-14 WPC-187 マニトワック・シップビルディング社 1934/10/25 1946/5/23 ◎1934/3/5 起工
◎1934/6/30 進水
◎1935/11/8(1935/11/12?) 海軍に移管、ノーフォーク海軍工廠で大統領専用ヨットに改装
◎1945/11/21(1945/11/23) 沿岸警備隊に移管
◎1946/5(1946後半?) メリーランド州Tidewaters Fisheries Commissionに移管
◎1960/4 Warren G. Tooneに売却されサン・ファン〜St. Thomas間のフェリー・ボートとなる
◎のちにHydro Capital Co. に売却されtraveling historical museum of the Franklin D. Roosevelt eraとなる
◎1964/1 エルヴィス・プレスリーに売却されメンフィスのSt. jade's Hospitalに与えられる
のちに売却されオークランドのJack London SquareのFDR Pierにてレストア(123456789


満載排水量:167t 全長:33.52m 幅:4.54m(最大) 吃水:1.76m(最大、1917年時) 主機/軸数:Standard Motor Construction Company式6-cyl. ガソリン機関3基/3軸 出力:600馬力 速力:14.0kt 兵装(1943年時):23口径76mm単装砲1基、7.62mm機銃2基、マウストラップ2基、爆雷投下軌条2条
↑USCGC Blaze (WPC-336), ex-SC-231. c. 1943, St. Augustine, FL. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
船名 NAME 船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ブーン Boone WPC-335 New York Yacht, Launch & Engine Co. 1942/8/14 1945/6/6
(1945/12/6?)
◎1942/8/14 沿岸警備隊に移管、オックスフォードのOxford Boat Yard, Inc. で駆潜艇に改装(〜1942/12/4)(改装額$90,000)、船種を駆潜艇(WPC-335)に改め、ブーンと命名
◎1944/5 特殊ソナー試験
◎1946/3/8 War Shipping Administrationに移管
ブレーズ Blaze WPC-336 New York Yacht, Launch & Engine Co. 1943/1/15 1944/9/25 ◎1942/8/14(1942/8/18?) 沿岸警備隊に移管、オックスフォードのOxford Boat Yard, Inc. で駆潜艇に改装(〜1943/1)(改装額$27,799)、船種を駆潜艇(WPC-336)に改め、ブレーズと命名
◎1943/7? 修理
◎退役後、Bucksportにて保管
◎1946/3/8 War Shipping Administrationに移管
ボウストリング Bowstring WPC-365 New York Yacht, Launch & Engine Co. 1943/7/7 1944/12/22 ◎1943 War Shipping Administrationが購入し沿岸警備隊に移管、オックスフォードのOxford Boat Yard, Inc. で駆潜艇に改装
◎1943/7/7 船種を駆潜艇(WPC-365)に改め、ボウストリングと命名
◎退役後、Bucksportにて保管
◎1945/1/6 War Shipping Administrationに移管
◎後に売却
ベルヴィル Belleville WPC-372 George Lawley & Sons 1943/3/20 1945/6/30 ◎1942/11/19 War Shipping Administrationが取得し沿岸警備隊に移管、駆潜艇に改装(〜1943/3?)(改装額$99,714)、船種を駆潜艇(WPC-372)に改め、ベルヴィルと命名
◎1945/7 War Shipping Administrationに移管
◎1946/5/2 売却


※データは非分類雑役船レーサーの項を参照
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
PC-501
12
Seabrook Yacht Corp. ◎1941/4/29 起工
◎1942/1/24 進水
◎1943/4/8 艦種を駆潜艇(木製船体)(SC-501)に改める
◎1943/4/9 海軍に移管


※データは沿岸哨戒艇サイクロン級の項を参照
↑Thunderbolt (PC-12). c. 1998 Seen here in both Coast Guard and Navy markings. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
船名 NAME 船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
サイクロン Cyclone WPC-1 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード社 2000/2/29 ◎2000/2/29 沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-1に改める
◎2004/3/17 フィリピンに寄贈されGeneral Mariano Alvares(PS 38)と改名
テンペスト Tempest WPC-2 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード社 2004/10/1
(2005/12/6?)
◎2004/10/1(2005/10/1?) 退役、沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-2に改める
◎2008/8/22 海軍に移管され艦種記号をPC-2に改める
モンスーン Monsoon WPC-4 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード 2004/10/8 ◎2004/10/8 沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-4に改める
◎2008/8/22 海軍に移管され艦種記号をPC-4に改める、再役
ゼファ
12
Zephyr WPC-8 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード 2004/10/8 ◎1993/3/6 起工
◎1993/12/3 進水
◎2004/10/8 沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-8に改める
◎2011/8/10 海軍に移管され艦種記号をPC-8に改める、再役
サンダーボルト Thunderbolt WPC-12 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード 1998/3/5 ◎1998/3/5 沿岸警備隊に移管されされ船種記号をWPC-12に改める
◎1998/7/17 海軍に移管され艦種記号をPC-12に改める
シャマル Shamal WPC-13 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード 2004/12/6 ◎2004/10/1 沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-13に改める
◎2011/9/30 海軍に移管され艦種記号をPC-13に改める、再役
トーネード
12
Tornado WPC-14 ボリンジャー・マシーン・ショップ&シップヤード 2004/12/6
12
◎2004/9/29 沿岸警備隊に移管され船種記号をWPC-14に改める
◎2011/9末 海軍に移管され艦種記号をPC-14に改める



Update 24/08/06