SSG
《巡航》ミサイル潜水艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です


※データは潜水艦ガトー/バラオ級の項を参照
※兵装、装備、改装変遷はこちら
↑Tunny (SSG-282) after her conversion to a missile submarine. The watertight hangar abaft her sail holds a Regulua cruise missile.

↑Cusk (SSG-348) firing a Loon missile, 15 May 1951. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
タニー Tunny SSG-282 メア・アイランド海軍工廠 1942/9/1 1969/6/28 1969/6/30 ◎1952/7/18 艦種を《巡航》ミサイル潜水艦(SSG-282)に改める
◎1953/3/6 再役、のちに《巡航》ミサイル潜水艦に改装
◎1963春 真珠湾にて入渠
◎1965/5/15 艦種を攻撃型潜水艦(SS-282)に改める
バーベロ Barbero SSG-317 エレクトリック・ボート社 1944/4/29 1964/6/30
(1964/7/1?)
1964/7/1 ◎1955/10/25 艦種を《巡航》ミサイル潜水艦(SSG-317)に改める
◎1955/10/28 再役
◎1962/1 真珠湾海軍工廠にてオーヴァーホール(〜1962/6)
◎1964/6/9 保管
◎1964/10/7(1964/10/24?) 潜水艦グリーンフィッシュ Greenfish(SS-351)の標的として沈没
カスク Cusk SSG-348 エレクトリック・ボート社 1946/2/5 1969/9/24
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1969/9/24 ◎1948/1/20 艦種を《巡航》ミサイル潜水艦(SSG-348)に改める
◎1950/9/18 メア・アイランド海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1951/1/2)
◎1954/2/15 メア・アイランド海軍造船所にて近代化改装(〜1954/7/12、123
◎1954/7/1 艦種を攻撃型潜水艦(SS-348)に改める


水上排水量:2,671t(2,768tともいわれる) 水中排水量:3,652t 全長:98.24m(1969年には101.80m、SSG-577は96.62m) 最大幅:8.28m(9.14mともいわれる、SSG-577は8.22m) 吃水:5.79m 主機/軸数:フェアバンクスモース式ディーゼル機関3基+エリオット・モーター式電動機2基(ディーゼルエレクトリック方式)/2軸 出力:水上4,200馬力、水中3,060馬力(SSG-577は水上4,500制動馬力、水中5,600馬力) 速力:水上14.0kt(15.0ktとも20.0ktともいわれる)/水中12.0kt 航続力:水上10.0ktで13,000浬/水中3.0ktで44時間 兵装:533mm魚雷発射管8門(艦首6門、艦尾2門)、リギュラスI SLCM4基またはリギュラスII SLCM2基、BQR-2、BQS-4ソナー(SSG-577はBQS-2ソナー) 安全潜行深度:213m 乗員:士官9名、下士官兵75名(士官、下士官兵合わせて88名ともいわれる)
※前部の上構内に水密格納筒2基を並列に配置し、射程800浬のリギュラスII SLCMを搭載する予定だったが、1958年、このSLCMの開発が中止になったためにやむなく短射程のリギュラスI SLCMを搭載してポラリス潜水艦出現までのギャップを埋めた
※基本設計の際にさまざまな案が検討されたが、その中に耐圧船体を2個結合し格納筒を右舷側に、艦橋を左舷側に配置した日本海軍の伊号第四〇〇潜水艦に酷似するプランもあった
潜水戦隊 Submarine Squadron
↑日本海軍潜特型伊号第四〇一潜水艦
↑Grayback (SSG-574), underway, circa 1960, place unknown. Image courtesy of NavSource.
↑Grayback (SSG-574), preparing to launch a Regulus I missile, circa 1960, place unknown. Image courtesy of NavSource.
↑Port side view of the Growler (SSG-577), underway, circa 1958-64. Image courtesy of NavSource.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
グレイバック Grayback SSG-574 メア・アイランド海軍造船所 1958/3/7 1984/1/15
(1984/1/16?)
1984/1/16 ◎1956/7/26 艦種を《巡航》ミサイル潜水艦(SSG-574)に改める
◎1957/7/2 進水
◎1958/12? メア・アイランドにて“10,000マイル”の点検
◎1960/2/22 ミサイル発射システムの改良と電気回路の改修
1963/8/27 北太平洋にて荒海により停泊用コンパートメント火災(波により主電源用ブレーカーがショートしたのが原因)、後に真珠湾にて修理
◎1964/5/25 メア・アイランド海軍造船所にて退役
◎1964/12/1 艦種を輸送潜水艦(APSS-574)に改める
グラウラー Growler SSG-577 ポーツマス海軍造船所 1958/8/30 1964/5/25 1980/8/1 ◎艦種を《巡航》ミサイル潜水艦(SSG-577)に改める
◎1955/2/15 起工
◎1958/4/5(1958/4/15?) 進水
◎1958/12/15 引き渡される
◎ポーツマスにて就役
1958/11/5 ポーツマスにて深海へ潜航中に浸水
◎1958/12/15 引き渡される
1960ごろ ペトロパヴロフスク近海にて氷原と衝突し損傷
◎退役後、メア・アイランド海軍造船所にて太平洋予備艦隊に編入、輸送潜水艦に改装、艦種を輸送潜水艦(APSS-577)に改める予定がキャンセル
1988/9/29 ニュー・ヨークのイントレピッド・パークにて記念艦となる(123456


※1958年にボーイング社が提案した潜水空母案

↑Image courtesy of Shipbucket.

↑Image courtesy of Shipbucket.


Update 24/08/24