LST
戦車揚陸艦

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※PSAは試験航海後の有用性(Post Shakedown Availability)の略。RAVは限定的有用性期間(Restricted Availability Period)の略(ABC順)
軽荷排水量:3,560t(4,164tともいわれる) 満載排水量:7,823t(8,000tともいわれる、LST-1178は7,804t) 全長:135.63m(LST-1178は134.72m) 幅:18.89m 吃水:5.08m(LST-1173、LST-1175、LST-1177は5.48m、LST-1178は5.18m) 主機/軸数:Nordburg式ディーゼル6基(LST-1175、LST-1176はジェネラル・モータース式16-278Aディーゼル4基、LST-1178はCooper-Bessemer式ディーゼル6基(1969年9月にはフェアバンクスモース式ディーゼル6基に換装))/2軸 出力:13,700制動馬力 速力:16.0kt(17.5ktともいわれる、LST-1173〜LST-1177は17.0kt、LST-1178は17.2kt) 航続力:15.0ktで9,000浬 兵装:50口径76mm連装砲3基 乗員:士官10名、下士官兵174名(士官、下士官兵合わせて186名ともいわれる、LST-1173は士官、下士官兵合わせて124名、LST-1174、LST-1176は士官、下士官兵合わせて172名、LST-1175〜LST-1178は士官、下士官兵合わせて170名、LCVP4隻、中戦車28両、もしくは車両75t、兵員575名を塔載(LST-1173、LST-1174は兵員706名、LST-1175〜LST-1177は兵員410名、LST-1178は兵員540名))
※LST-1173がLST-1171より先に竣工したため、サフォーク・カウンティ級ともいわれる
※100,000ガロン(US)のディーゼル、もしくは航空燃料と7,000ガロンの搭載用車両のガソリンを搭載できる
↑York County (LST-1175). Like earlier LST's, these ships were often used to transport cargo; a cargo hatch at the after end of the upper deck is served by two heavy booms.

↑Image courtesy of Shipbucket.
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
デ・ソト・カウンティ
12
De Soto County LST-1171 Avondale Marine Ways, Inc. 1958/6/10 1972/7/17 1992/5/8 ◎1956/9/1(1956/9/15?) 起工
◎1957/2/28 進水
◎1958/6/7 引き渡される
◎退役後、イタリアに貸与されNave Grado(L 9890)と改名
◎1989 除籍、解体のため売却
◎Cuban missile crisis Oct-Dec 1962, Vietnam 9-11 Sep 1969.
LST-1172 ◎1955 未着手のまま建造中止
サフォーク・カウンティ Suffolk County LST-1173 ボストン海軍工廠 1957/8/15 1972/8/25 1989/2/16 ◎1955/7/15(1955/7/17?) 起工
◎1956/9/5 進水
◎1957/9/15 引き渡される
◎就役後、ボストンにて艤装
◎1957/12/5 ボストンにてPSA(〜1958/2/3)
◎1960/7中旬 チャールストンにてオーヴァーホール(〜1960/9/15)
◎1972/5/24 ノーフォークにて不活性化工事(〜1972/7/1)
◎退役後、ノーフォークにて大西洋予備艦隊に編入
◎1992/4/15 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入(〜1999/11/23)
◎1999/2/26(1999/3/31?) 解体のため、BrownsvilleのTransforma Marineに売却(売却額$500)
◎Lebanon Sep-Oct 1958, Cuban missile crisis Oct-Dec 1962, Dominican Rep Feb 1966.
グラント・カウンティ Grant County LST-1174 Avondale Marine Ways, Inc. 1957/12/17 1972/7/27
(1973/1/15?)
1977/12/30 ◎1956/3/15 起工
◎1956/10/12 進水
◎1966/12上旬 オーヴァーホール(〜1967/3)
◎1973/1/15 ブラジルに貸与されDuque de Caxias(G 26)と改名
◎1980/2/1 ブラジルに売却
◎2000/2/8 退役
◎2000 除籍
◎Cuba Jan-Mar 1962, Cuban missile crisis Oct-Dec 1962, Dominican Rep Jun 1965.
ヨーク・カウンティ York County LST-1175 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1957/11/8 1972/7/17 1992/5/8
(1992/8/5?)
◎1956/6/4 起工
◎1957/3/5 進水
◎1957/11/8 引き渡される
◎1959/11 ノーフォーク・シップビルディング&ドライドック社にてメンテナンス(〜1960/1)
◎1960/7 メリーランド・シップビルディング&ドライドック社にてオーヴァーホール(〜1960/11?)
◎1962/12 ジャクソンヴィルにて入渠
◎1963/11下旬 修理改装
◎1964/6 ノーフォーク海軍造船所にて改装(〜1964/7)
◎1966/2/18 リトル・クリークにてオーヴァーホール、修理改装(〜1966/4/18)
◎1966/5? ボルティモアのベスレヘム・スチール社Key Highway floating drydockにてオーヴァーホール
◎1966 ニューポート・ニューズのHorne Bros. Shipyardにてオーヴァーホール(〜1966/9/30)
◎1966/11下旬? 新型の暗号機器を装備
◎1967/5上旬 リトル・クリークにて修理改装
◎1967/9 RAV(〜1967/10)
◎1967/12/15 修理改装
◎1970/1下旬 ノーフォーク・シップビルディング&ドライドック社にてオーヴァーホール(〜1970/8上旬)
◎1970/12? リトル・クリークにて修理改装
◎1971/2下旬 リトル・クリークにて工作艦アンフィオン Amphion(AR-13)により修理改装(〜1971/3/17)
◎1971/8上旬 ヴァージニアにて修理改装(〜1971/9上旬?)
◎1972/7/17 イタリアに貸与されNave Caorle(L 9891)と改名
◎除籍後、Naplesにて解体
◎Lebanon Sep-Oct 1958, Cuban missile crisis Oct-Dec 1962, Dominican Rep May-Jun, Oct 1965, Vietnam 9-11 Sep 1969.
グラハム・カウンティ
12
Graham County LST-1176 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社 1958/4/17 1977/3/1 1977/3/1 ◎1957/2/4 起工
◎1957/9/9 進水
◎1958 修理
◎1971(1972/8/1?) 哨戒艇母艦に改装、艦種を哨戒艇母艦(AGP-1176)に改める
◎Dominican Rep Feb 1966.
ロレイン・カウンティ Lorain County LST-1177 アメリカン・シップビルディング社 1958/10/3 1972/9/1 1989/2/16 ◎1956/8/9 起工
◎1957/6/22 進水
◎1958/9/22 引き渡される
◎ニュー・オーリンズにて就役
◎1968/6/24 ノーフォークにてオーヴァーホール(〜1968/12/2)
◎1994/12/23 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入
◎2002/10 解体のため、BrownsvilleのESCO Marineに売却
◎Cuba Aug 1961, May, Aug 1962, Cuban missile crisis Oct-Dec 1962.
ウッド・カウンティ
12
Wood County LST-1178 アメリカン・シップビルディング社 1959/8/5 1972/5/1 1989/2/16 ◎1956/10/1 起工
◎1957/12/14 進水
◎1959/7/30 引き渡される
◎ノーフォーク海軍造船所にて就役
◎1962/6 ニューポート・ニューズにてオーヴァーホール(〜1968/8)
◎1964/8? チャールストンにてオーヴァーホール
◎1966/4 RAV
◎1967/6 ノーフォーク海軍造船所にてオーヴァーホール(〜1968/9)
◎1969/9上旬 ニューポート・ニューズのHorne Brothers Shipyardにて主機換装工事(〜1970/6/19)
◎1970晩秋 修理改装
◎1972/2/15 保管
◎1972/5/1 除籍
◎除籍後、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入(〜1977/7)
◎1977 哨戒艇支援艦に改装、艦種を哨戒艇支援艦(AGHS-1)に改める予定がキャンセル
◎のちに籍をもどす
◎2002/7 解体のため、BrownsvilleのTransforma Marineに売却
◎Cuban missile crisis Oct-Dec 1962, Dominican Rep Apr-Jun 1965.


Update 24/02/16