戦闘給糧艦
- 軽荷排水量:9,200t 満載排水量:15,900t〜18,663t 全長:177.08m 幅:24.07m 吃水:8.22m(最大) 主缶:バブコック&ウィルコックス缶3基 主機/軸数:ド・ラヴァル式タービン1基/1軸 出力:22,000馬力 速力:20.0kt 兵装:50口径76o連装砲2基 搭載機:ヘリコプター2機 乗員:486名(軍事海上輸送軍団が管理してからは海軍軍人49名、民間人125名)
- ※船型は乾舷の比較的高い貨物船型。普通の荷役装置の代わりに洋上補給用のM型マスト、後部にヴァートレップ(Vertical Replenishment: Vertrep)用設備が設けられている。貨物はエレヴェーターやリフトで上甲板に上げられ、中心部の前後に設けられた甲板室内をフォークリフトで各補給ステーションに運ぶ。冷蔵倉1区画を含む5区画の貨物倉を備えている。貨物搭載量はドライ・カーゴ(乾燥糧食、缶詰、一般食料品、各種部品、補用品等約25,000種)が2,625t、冷凍貨物が1,300tとされている
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
マーズ | Mars | AFS-1 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1963/12/1 | 1993/2/1 | 2004/5/24 | ◎1962/5/2 起工 ◎1963/6/15 進水 ◎退役後、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-1) ◎1998/2/19 運用終了、真珠湾にて太平洋予備艦隊に編入、Naval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)によりカテゴリー“B”保管 ◎2006/7/15 リムパック2006演習に、標的として沈没 |
シルヴァニア | Sylvania | AFS-2 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1964/7/11 | 1994/5/26 | 1995/1/5 | ◎1962/8/18 起工 ◎1963/8/15 進水 ◎退役後、フィラデルフィアにて大西洋予備艦隊に編入、Naval Inactive Ship Maintenance Facility (NISMF)により保管(1、2) ◎除籍後、海事局に移管、James Riverにて係船(1、2) ◎2001/7/28 Defense Reutilization & Marketing Service(DRMS)により解体のため売却 |
ナイアガラ・フォールズ | Niagara Falls | AFS-3 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1967/4/29 | 1994/9 | 2008/9/30 | ◎1965/5/22 起工 ◎1966/3/26 進水 ◎1994/9/23 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-3) ◎2008/9/30 運用終了 ◎除籍後、真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管 ◎2012/7/14 リムパック2012演習に、標的として沈没 |
ホワイト・プレインズ | White Plains | AFS-4 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1968/11/23 | 1995/4/17 | 1995/8/24 | ◎1965/10/2 起工 ◎1965/7/26 進水 ◎1972/9/5 トッド造船所にて修理(〜1972/10/3) ◎1975 スービック湾の大型浮きドック(非自走)(AFDB-6)にて入渠 ◎1975/9/5 佐世保にてオーヴァーホール(〜1976/4/15) ![]() ◎退役後、真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)によりカテゴリー“B”保管 ◎2002/7/8 リムパック2002演習に、標的として沈没 |
コンコード | Concord | AFS-5 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1968/11/27 | 1992/10/15 | 2009/8/18 | ◎1966/3/26 起工 ◎1966/12/17 進水 ◎1992/10/15 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-5) ◎2009/8/18 真珠湾にて運用終了 ◎除籍後、真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管 ◎2012/7/12 リムパック2012演習に、標的として沈没(1、2、3) |
サン・ディエゴ | San Diego | AFS-6 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1969/5/24 | 1993/8/11 | 2003/9/8 | ◎1967/3/11 起工 ◎1968/4/13 進水 ![]() ◎1993/8/11 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-6) ◎1997/12/10 運用終了、フィラデルフィアにてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管(1、2) ◎2006/4/9 解体のため、BrownsvilleのESCOに売却 ◎2006/5/17 BrownsvilleのESCOへ曳航 |
サン・ノゼ | San Jose | AFS-7 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | 1970/10/23 | 1993/11/2 | 2010/1/27 | ◎1969/3/8 起工 ◎1969/12/13 進水 ◎1993/11/2 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-7) ◎2010/1/27 運用終了 |
- 軽荷排水量:10,205t 満載排水量:16,680t〜18,663t 全長:159.41m 幅:21.94m 吃水:7.92m(最大) 主機/軸数:ディーゼル1基/1軸 出力:11,520馬力 速力:18.0kt 搭載機:ヘリコプター2機 乗員:海軍軍人47名、民間人123名
- ※1981年〜1983年にイギリス海軍からライネス級 Lyness Classをチャーターし、1982年〜1984年に購入に切り替えた。1992年〜1996年に高速移送装置の装備、ヘリコプター格納庫の新設等の近代化改装が行われた
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
シリウス | Sirius | T-AFS-8 | Swan Hunter & Wigham Richardson, Ltd. | 2005/7/1 | ◎1981/1/1 1965年4月1日起工、1966年4月1日進水のイギリスの補給艦Lyness(A339、1、2、3、4、5、6、7)を購入 ◎1981/1/18 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-8)、シリウスと改名 ◎2005/7/1 海事局に移管 ◎除籍後、Texas Maritime Academyに移管され練習船Texas Clipper IIIとなる(ニックネームはTexas Aggie、1、2、3、4、5) ◎2009/1/14 練習船に改装の予定がキャンセル、海事局に移管 ◎2014/5/5 解体のため、BrownsvilleのESCO Marine, Inc. に売却 ◎2014/5/28 BrownsvilleのESCO Marine, Inc. に引き渡される(2014/6/1到着) ◎解体終了、2015年1月22日までに全ての材料がリサイクルされ、適切に処分された |
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スピカ | Spica | T-AFS-9 | Swan Hunter & Wigham Richardson, Ltd. | 2008/1/25 | ◎1981/11/1 1965年4月1日起工、1967年2月1日進水のイギリスの補給艦Tarbatness(A345、1、2、3、4、5、6、7、8、9)を購入。軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-9) ◎1987/1 スービック湾の中型浮きドック(非自走)リソースフル Resourceful(AFDM-5)にて入渠 ![]() ◎2008/1/26 運用終了、フィラデルフィアにてInactive Ship Maintenance Facilityにより保管 ◎2009/5/6 Sinkex演習に、標的として沈没 |
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サターン | Saturn | T-AFS-10 | Swan Hunter & Wigham Richardson, Ltd. | 2009/4/6 | ◎1983/1/1 1965年10月1日起工、1966年9月1日進水のイギリスの補給艦Stromness(A344、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)を購入。軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-AFS-10) ◎2009/4/6 運用終了、フィラデルフィアにてInactive Ships Maintenance Facilityにより保管 ◎2010/10/27 大西洋にてSinkex演習に、標的として沈没(1、2、3、4、5、6、7) |
Update 20/12/16