AFDB
大型浮きドック(非自走)

アイコン 意味
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※補助艦艇籍 Auxiliary shipsの大型浮きドック(非自走) Large Auxiliary Floating Dry Dockは1953年に支援船艇籍 Service Craftに編入
※データは分割式浮きドックABSD-1級の項を参照
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AFDB-1 Everett Shipbuilding Co.
Chicago Bridge & Iron Co., Eureka, Calif.
Pollack-Stockton Shipbuilding Co.
Chicago Bridge & Iron Co., Morgan City, La.
1943/5/10 1955/1 ◎1946/8 艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-1)に改める
◎1946/11 分解されて、真珠湾へ曳航。真珠湾にて太平洋予備艦隊に編入
◎1951/6/2 再役
◎1952/3 グアムのOroteへ曳航し組み立て
◎退役後、分解されて、5つのセクションはスービック湾へ曳航
◎1970/11/17 組み立て(〜1986/10)
◎1979/6/7 アーティザン Artisanと命名
◎1986/10 除籍
◎1987/3 籍をもどす
◎1987/3/1 セクションA、G、H、Iは解体のため、Defense Reutilization & Marketing Serviceに売却
◎1987/3/1(2002/10/10?) セクションBは艦種を非分類雑役船(IX-534)に改め、真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管
◎1987/3/1 セクションEは真珠湾にてNaval Inactive Ship Maintenance Facility(NISMF)により保管
◎1987/3/1 セクションFは標的として沈没
◎1996/8/16 セクションDは艦種を非分類雑役船(IX-521)に改める
◎1998/3/2 セクションCは艦種を非分類雑役船(IX-525)に改める
AFDB-2 メア・アイランド海軍工廠 ◎1946/8 艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-2)に改める
◎1990/7/13 セクションA、Gは解体のため売却
◎1990/7/13 セクションB、C、Jは標的として使用
◎1996/8/16 セクションDは艦種を非分類雑役船(IX-522)に改める
◎1990/7/19 セクションFは艦種を非分類雑役船(IX-524)に改める
◎1990/7/13 セクションE、IはDefense Reutilization & Marketing Serviceに売却され改装
◎2002/10/10 セクションHは艦種を非分類雑役船(IX-535)に改める


※データは分割式浮きドックABSD-3の項を参照
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AFDB-3 Pollack & Stockton Shipbuilding Co., Stockton, CA. (Section A)
Everette Pacific Co., Everette, WA. (Sections B & F)
Chicago Bridge & Iron Co., Morgan City, LA. (Sections C & E)
Pittsburgh Des Moines Steel Co., Pittsburgh, PA. (Sections D, G, H & I)
1981/8/1 ◎のちに艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-3)に改める
◎1948 グアムにて分解、運用終了
◎のちにセクションGはCove Springsにて大西洋予備艦隊に編入
◎1982/4/1 バス鉄工所に移管
◎1999頃 クロアチアの造船所に売却


軽荷排水量:18,700t 全長:156.36m 幅:75.13m 吃水:2.83m(light)、20.54m(subm. max.) 乗員:143名
※データは分割式浮きドックABSD-4級の項を参照
※上記データはAFDB-7
↑USS Los Alamos (AFDB-7). At Holy Loch, Scotland, with a ballistic missile submarine (SSBN) inside, circa the 1980s. USS Simon Lake (AS-33) is in the left distance. Official U.S. Navy Photograph, from the collections of the Naval Historical Center.
↑USS Los Alamos (AFDB-7). A section of floating drydock Los Alamos under tow by the fleet tug Salinan (ATF-161), 1976. In July-August 1976 Salinan and USS Shakori (ATF-162) towed a dry dock section from Charleston, South Carolina, to Holy Loch, Scotland. Salinan and USS Papago (ATF-160) towed other Los Alamos sections back to the U.S. from Holy Loch in October-November 1976. Photograph received from USS Salinan in 1978. Official U.S. Navy Photograph, from the collections of the Naval Historical Center.
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AFDB-4 メア・アイランド海軍工廠 1944頃 1989/4/15 ◎のちに艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-4)に改める
◎除籍後、Manus Islandにて人工環礁のため沈没処分
AFDB-5 メア・アイランド海軍工廠 1983/12/1 ◎のちに艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-5)に改める
AFDB-6 メア・アイランド海軍工廠 1974/1/1 ◎のちに艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-6)に改める
◎1976/1/1 Defense Reutilization & Marketing Serviceにより解体のため売却
AFDB-7
12
シカゴ・ブリッジ&アイアン社(ABD-37〜ABD-40)
Pollock Stockton Shipbuilding Co. (ABD-51、ABD-52)
Pittsburgh Des Moines Steel Co. (ABD-58)
◎1946/8 艦種を大型浮きドック(非自走)(AFDB-7)に改める
◎1947/1 Cove Springsにて大西洋予備艦隊に編入
◎1961 セクションA〜DはスコットランドのHoly Lochへ曳航
◎1961/11 ロス・アラモス Los Alamosと命名
◎1968 オリジナルの7つのセクションの内、1つのセクションは陸軍に移管
◎1990年代初め 分解されて、本国へ曳航
◎1996 オリジナルの7つのセクションの内、6つのセクションはBrownsville Navigation Districtに移管
◎のちにBrownsvilleのKeppel AmFELS Shipyardが運行しservicing ships & oil rigsに改装、Solomon Ortiz Dry Dockと改名


全長:251.46m 幅:53.34m
艦名 NAME 艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
マシニスト Machinist AFDB-8 Seebeck, Shipbuilding GmbH 1980/6 1997/4/23 ◎1980 Dock No. 6を建造
◎1980/6 引き渡される
◎除籍後、Guam Industrial Services Shipyardに売却


全長:217.01m 幅:69.79m 吃水:5.18m
※A、Bの合計2セクションからなる
艦種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AFDB-9 サン・シップビルディング&ドライ・ドック社 2003/12/2 ◎Dry Dock No. 4を建造
◎1974/6/1 引き渡される


Update 23/11/05