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VX-20は、ノースロップ・グラマンE-2ホークアイ、ボーイングE-6マーキュリー、ノースロップ・グラマンMQ-4Cトライトン、ロッキードP-3オライオン、ロッキードC-130ハーキュリーズ、C-12ヒューロンなど、さまざまな海軍機を新技術のテストと評価のために運用している。VX-20のロッキードKC-130Jスーパー・ハーキュリーズ・タンカーは、タンカー機の武装に使用されるハーヴェストHAWK兵器システム Harvest HAWK weapon systemsの飛行試験に使用された。2010年以降、VX-20はボーイングP-8Aポセイドン海上哨戒偵察機の飛行試験モデルを運用している。VX-20の公式ミッション・ステートメントにはこうある。“我々は、訓練を受けた人材、試験準備の整った航空機、そして作戦部隊の戦闘ニーズをサポートする最先端技術の開発に必要な最新設備へのアクセスを提供する” |
1945/6 |
第20航空試験評価飛行隊(AIRTEVRON TWO ZERO: VX-20)は、そのルーツをメリーランド州パタクセント・リヴァー海軍航空基地
NAS Patuxent Riverの創設にまで遡ることができる。海軍の飛行試験活動を統合する必要性を認識したパタクセント・リヴァー海軍航空基地は、海岸に近く、航空交通の混雑から解放され、機密プロジェクトの試験用に隔離されていることから、1943年4月1日に設立された。1945年6月16日、海軍は正式に海軍航空試験センター
Naval Air Test Centerを指定した |
1975/4 |
1975年4月、パタクセント・リヴァーでの30年にわたる運用ののち、飛行試験部 Flight Test Division、兵器試験部 Weapons
Test Division、サーヴィス試験部 Service Test Division、および米海軍テスト・パイロット・スクール U.S.
Naval Test Pilot Schoolは、海軍航空試験センターの下で対潜水艦航空機試験本部 Antisubmarine Aircraft
Test Directorate、打撃航空機試験本部 Strike Aircraft Test Directorate、回転航空機試験本部 Rotary
Aircraft Test Directorate、および海軍テスト・パイロット・スクール Naval Test Pilot Schoolに再編成された |
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ジョン A. ダナウェイ大佐 Captain John A. Dunawayの指揮の下、対潜航空機試験本部は、VP、VS、VAW、VRC、VQ(TACAMO)、VQ(ELINT/SIGINT)、VR、VT飛行隊の航空機システムの飛行試験と評価を通じて艦隊を支援する任務を負った |
1986/6 |
1986年6月、担当するコミュニティとより密接に連携するため、同局は戦力戦航空機試験局(Force Warfare Aircraft Test
Directorate)と改称された |
1995/5 |
1995年5月、この組織は正式に飛行隊となり、スチュアート A. アシュトン大佐 Captain Stuart A. Ashtonの指揮の下、海軍戦力航空機試験飛行隊
Naval Force Aircraft Test Squadronと改称された |
1998/12 |
1998年12月現在、同飛行隊はジョン B. ホリアー大佐 Capt. John B. Hollyer(同飛行隊の元テスト・パイロット)の指揮の下、対潜水艦戦を含む海軍のさまざまな任務に使用される航空機やシステムの試験・評価を担当している。P-3オライオン、C-130ハーキュリーズ、E-2ホークアイ、S-3ヴァイキング、E-6マーキュリーなど11種類の航空機を運用・整備している |
2000/12 |
2000年12月、J. B. ホリアー大佐は、スティーヴ R. イーストバーグ中佐 Cmdr. Steve R. Eastburgに戦力航空機試験飛行隊 Force Aircraft Test Squadronの指揮を引き継いだ。より密接に所属飛行隊と連携するため、2002年5月、S. R. イーストバーグ中佐の指揮の下、飛行隊は第20航空試験評価飛行隊と改名された。現在、同飛行隊は米海軍と米海兵隊の統合組織となり、海兵隊のVMGR航空機や海軍のVPおよびVR航空機の試験・評価も担当している。同飛行隊は現在、チャールズ・ラーウッドIII世中佐 CDR Charles Larwood IIIの指揮下にある |