VT
訓練飛行隊 Training Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
※“イーグルス Eagles”として知られる第7訓練飛行隊(Training Squadron 10: VT-7)は、アメリカ海軍の4つのストライク・ジェット訓練飛行隊のうちの1つであり、メリディアン海軍航空基地 NAS Meridianを拠点とする2つの飛行隊のうちの1つである。VT-7は第7訓練飛行隊(Training Squadron 9: VT-9)とともに、海軍航空訓練司令部のTraining Air Wing Oneを構成している。VT-7は攻撃ジェット機の高度な訓練に加え、空中早期警戒機や空母搭載型輸送機の高度な訓練も行っている。VT-7はまた、アメリカ海兵隊の飛行士や選ばれた外国軍のパイロットも訓練している

↑Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
NAS Memphis 1958/7
NAS Kingsville 1960/7
NAS Meridian 1961/7
航空機の割り当て 初受領日
T-28
T-29
T-2A 1962
TA-4J
T-45
日付 主な出来事
1927 第7訓練飛行隊(Training Squadron 7: VT-7)はVT-7に指定された2番目の飛行隊である。1927年、この飛行隊はマーチンT3Mに搭乗する第7雷撃飛行隊(Torpedo Squadron SEVEN)として設立された。1946年、VTは米海軍航空隊の呼称として廃止された
1958/7 1958年7月、メンフィス海軍航空基地 NAS Memphisにあった第105高等訓練ユニット Advanced Training Unit (ATU)-105と第205高等訓練ユニット ATU-205が統合され、第7基礎訓練群(Basic Training Group Seven: BTG-7)が編成された。BTG-7はT-28トロージャンT-29シースターを使用して訓練を行った
1960/7 1960年7月、BTG-7はキングスヴィル海軍航空基地 NAS Kingsvilleを拠点とし、第7訓練飛行隊と改称された
1961/7 1961年7月、VT-7はメリディアン海軍航空基地 NAS Meridianに移転した。5ヶ月後、VT-7は分裂してVT-9となった
1994 1994年、VT-23は第2訓練航空団(Training Air Wing Two)からメリディアン海軍航空基地に移転し、メリディアン海軍航空基地の訓練飛行隊は合計3飛行隊となった
1999 1999年、海軍は第1訓練航空団(Training Air Wing One)の飛行隊数を第2訓練航空団の飛行隊数と同じ2つに減らし、VT-23を休止させた。VT-23の教官はVT-7に移った
1962年から1971年まで、VT-7はT-2Aバックアイを運用していた。VT-7は、フランス、スペイン、イタリア、クウェート、タイ、ブラジル、シンガポールのパイロットを含む外国軍パイロットの訓練にTA-4Jを使用した唯一の訓練飛行隊であった。最後のTA-4Jは1999年10月にメリディアン海軍航空基地を去り、デイヴィスモンサン空軍基地 Davis-Monthan Air Force Baseに移送され保管された。VT-7は4,200名以上の米軍飛行士と360名以上の外国軍飛行士を訓練してきた。同飛行隊は海軍作戦部長航空安全賞 Chief of Naval Operations Aviation Safety Awardを20回受賞している
VT-7は姉妹飛行隊であるVT-9と同じ任務を担っており、米海軍、米海兵隊、および選抜された外国軍パイロットを中級および上級飛行訓練でさらに訓練する。ホワイティング・フィールド海軍航空基地 NAS Whiting Fieldまたはコーパス・クリスティ海軍航空基地 NAS Corpus Christiで初等飛行訓練が終了すると、学生は5つの上級飛行訓練パスのうちの1つに配属される:メリディアン海軍航空基地またはキングスヴィル海軍航空基地での攻撃訓練/ジェット、コーパス・クリスティ海軍航空基地でのE-2ホークアイ/C-2グレイハウンド、コーパス・クリスティ海軍航空基地での海上哨戒機、コーパス・クリスティ海軍航空基地でのE-6 TACAMO、ホワイティング・フィールド海軍航空基地でのヘリコプター/MV-22
ストライク・フライト訓練
メリディアン海軍航空基地の攻撃戦闘機/ジェット機の進路に配属された学生は、VT-7またはVT-9に所属する。総訓練(ストライク・フライト・カリキュラム Strike Flight Curriculumとして知られる)は8カ月から12カ月におよび、工学、航空力学、飛行規則、計器航法などの座学から始まる。飛行シミュレーターでの訓練も開始され、計器飛行証明を取得する。訓練は計器飛行、2機および4機の編隊飛行、夜間飛行、着陸をカヴァーし、低空航行、25ポンドの練習爆弾による爆撃、武器訓練、空戦操縦に進む。学生はメリディアン海軍航空基地またはジョー・ウィリアムズ離着陸場(Outlying Landing Field: OLF)で空母着艦訓練を行う。10回の不時着と4回のタッチ・アンド・ゴー着陸を成功させると、学生はウィングス・オブ・ゴールド Wings of Goldを獲得する
E-2/C-2フライト訓練
E-2/C-2経路の学生は、コーパス・クリスティ海軍航空基地で最初の上級飛行訓練を修了したのち、メリディアン海軍航空基地でVT-7またはVT-9の上級飛行訓練を修了することができる。上級飛行訓練はストライク・フライト・カリキュラムと同様の座学訓練から始まる。そののち、学生は14段階の飛行訓練を経て、最終的に空母の資格を取得する

↑Sailors refuel T-45C Goshawk training aircraft from Training Squadron (VT) 7 on the flight deck of the Nimitz-class aircraft carrier USS Dwight D. Eisenhower (CVN-69) (IKE). Dwight D. Eisenhower is underway in the Atlantic Ocean conducting training carrier qualifications for the Chief of Naval Air Training. This is the first opportunity for student naval aviators from Training Air Wings (TW) 1 and 2 to launch and recover on an underway aircraft carrier. (U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Apprentice Theodore Morrison)


Update 24/09/28