VMFA
海兵戦闘攻撃飛行隊 Marine Strike Fighter Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。MCASは海兵航空基地(Marine Corps Air Station)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
※第225海兵戦闘攻撃飛行隊(Marine Fighter Attack Squadron 225: VMFA-225)は、F-35BライトニングIIに搭乗するアメリカ海兵隊の戦闘攻撃飛行隊である。“ヴァイキングス Vikings”として知られるこの飛行隊は、アリゾナ州ユマ海兵航空基地 MCAS Yumaを拠点とし、第13海兵航空群(Marine Aircraft Group 13: MAG-13)と第3海兵航空団(3rd Marine Aircraft Wing: 3rd MAW)の指揮下にある

↑Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
MCAS Mojave 1943/1/1
MCAS Cherry Point 1945/2
MCAS El Toro
MCAS Miramar
MCAS Yuma 2008
航空機の割り当て 初受領日
F4U-1 1943
AD-4B/-6
A4D-2 1958/4
A4D-2N 1958/3
A-6A
F/A-18D
F-35B 2021/1
A4D-2の呼称は1962年にA-4Bに変更された。A4D-2Nの呼称は1962年にA-4Cに変更された
日付 主な出来事
1943/1 第225海兵戦闘飛行隊(Marine Fighter Squadron 225: VMF-225)“ヴァガボンズ Vagabonds”は、1943年1月1日にカリフォルニア州モハーヴェ海兵航空基地 MCAS Mojaveで就役した。1944年8月から1945年1月にかけて、VMF-225のF4Uコルセアはニュー・ヘブリディーズ諸島 New Hebrides Islandsで数多くの戦闘作戦に参加した
1945/2 1945年2月に米国に戻ったVMF-225は、最終的にノース・カロライナ州チェリー・ポイント海兵航空基地 MCAS Cherry Pointに駐留し、暫定的にカリフォルニア州モハーヴェ海兵航空基地、カリフォルニア州サンタ・アナ海兵航空基地 MCAS Santa Ana、ノースカロライナ州イーデントン海兵航空基地 MCAS Edentonを拠点とした。この飛行隊は、1952年6月15日に第225海兵攻撃飛行隊(Marine Attack Squadron 225: VMA-225)に再編成された
1960年代初め 1960年代初め、この飛行隊は“特殊兵器”の運搬訓練を受けていた。つまり、核兵器の運搬が認められていたのだ。1965年6月1日、VMA-225のスカイホークは、南ヴェトナムの解放戦線に対する戦闘作戦に参加するために、チュー・ライ空軍基地 Chu Lai Air Baseに着陸した最初の戦術固定翼航空機となった。着陸から数時間後、VMA-225の指揮官ロバート W. ベイカー少佐 Lieutenant Colonel Robert W. Bakerは、基地から最初の戦闘任務を指揮し、北6マイルの敵を攻撃した
1965/10 VMA-225は1965年10月にチェリー・ポイント海兵航空基地に戻った。1966年4月、グラマン社製のA-6イントルーダーが、A-4スカイホークに代わり、飛行隊の戦闘準備航空機となった。イントルーダーの登場と全天候型能力により、飛行隊はVMA(AW)-225に再編成された。VMA(AW)-225は、チェリー・ポイント海兵航空基地に駐留中、大西洋艦隊海兵部隊第2師団 2nd Marine Division, Fleet Marine Force, Atlanticの部隊に航空支援を提供した。この飛行隊は、実弾訓練のため、アリゾナ州ユマ海兵航空基地 MCAS Yumaにも数回派遣された
1969/1 1969年1月、VMA(AW)-225 はヴェトナムのダ・ナン空軍基地 Da Nang Air Baseに派遣された。第225海兵攻撃飛行隊(全天候、Marine All Weather Attack Squadron 225)の主な任務は、南ヴェトナムの第I軍団 I Corp地域の同盟軍の地上部隊に近接航空支援と直接航空支援を提供することだった。飛行隊は昼夜を問わず、あらゆる気象条件で地上目標を攻撃し、破壊した。副次的な任務は、東南アジアのホー・チ・ミン・ルート Ho Chi Minh Trailでトラックを阻止するために、イントルーダーの独自の捜索レーダー空中移動目標指示器(Airborne Moving Target Indicator: AMTI)機能を利用することだった。1971年5月、VMA(AW)-225はカリフォルニア州エル・トロ海兵航空基地 MCAS El Toroに戻り、1972年6月15日に飛行隊は閉隊した
1991/7 この飛行隊は1991年7月1日にカリフォルニア州エル・トロ海兵航空基地で再編成され、第225海兵戦闘攻撃飛行隊(全天候、Marine All Weather Fighter Attack Squadron 225: VMFA(AW)-225)に再編成された
2003/1 VMFA(AW)-225は、“イラクの自由作戦 Operation Iraqi Freedom”を支援するために中東に派遣された最初の海兵隊戦闘飛行隊だった。この飛行隊は 2003年1月にカリフォルニア州サン・ディエゴのミラマー海兵航空基地 MCAS Miramarの本拠地からクウェートのアハメド・アル・ジャバール空軍基地 Ahmed Al Jabar Air Baseに派遣された。クウェートから“ヴァイキングス”は“サザン・ウォッチ作戦 Operation Southern Watch”に参加し、イラクで国連が設定した南部飛行禁止区域のパトロールで米空軍を支援した。2003年3月、VMFA(AW)-225は“イラクの自由作戦”を支援するために戦闘出撃を開始した。 225には、第11海兵航空群11(Marine Aircraft Group 11)のほかのメンバーも加わった。VMFA(AW)-225も、2007年から2008年にかけてイラクのアルアサド空軍基地 Al-Asad Air BaseでOIFの支援に派遣された
2020/1 “ヴァイキングス”は2020年1月23日に最後のホーネットの飛行を行い、F-35BライトニングIIに移行する予定である。部隊は2021年1月29日に正式に移行した

↑A U.S. Marine Corps F-35B Lightning II attached to Marine Fighter Attack Squadron (VMFA) 225, 15th Marine Expeditionary Unit, taxis before take-off from the amphibious assault ship USS Boxer (LHD-4) in the Pacific Ocean Nov. 20, 2024. Elements of the 15th MEU are currently embarked aboard Boxer and are conducting routine operations in U.S. 3rd Fleet. (U.S. Marine Corps photo by Sgt. Amelia Kang)


Update 24/12/01