VAQ
戦術電子戦飛行隊 Tactical Electronics Warfare Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)。Carrier Tactical Electronics Warfare Squadron or Tactical Electronics Warfare SquadronはのちにElectronic Attack Squadronに改称された
※第129電子攻撃飛行隊(Electronic Attack Squadron 129: VAQ-129)は、アメリカ海軍唯一のEA-18Gグラウラー訓練飛行隊。“ヴァイキングス Vikings”の愛称で知られる同飛行隊は、艦隊即応飛行隊(Fleet Replacement Squadron: FRS)であり、すべてのEA-18Gパイロットの訓練と、機体の整備および運用に関する標準作業手順の開発を担当している。同飛行隊は、ワシントン州ピュージェット・サウンドのホイッドビー・アイランド海軍航空基地 NAS Whidbey Islandに常駐している

↑Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
NAS Whidbey Island 1961/5/1
航空機の割り当て 初受領日
A-3 1961/5/1
EA-6B 1971/1
EA-6B ICAP 1977/1
EA-6B ICAP II 1984
EA-6B ICAP II“ブロック86” 1988
EA-6B ICAP III 2005
EA-18G 2011/3
日付 主な出来事
1961/5/1 第10重攻撃飛行隊(Heavy Attack Squadron 10: VAH-10)は1961年5月1日に編成され、当初はA-3スカイウォーリアを装備していた
ヴェトナム戦争中、VAH-10の分遣隊は“ヤンキー・ステーション Yankee Station”と“ディキシー・ステーション Dixie Station”で活動する以下の空母に配備された
1964/4 1964年4月14日~12月14日、A-3B分遣隊は攻撃航空母艦タイコンデロガ Ticonderoga(CVA-14)搭載された
1964/5 1964年5月5日~1965年2月1日、A-3Bは攻撃航空母艦コンステレーション Constellation(CVA-64)に搭載された
1966/6 1966年6月21日~1967年2月21日、A-3B第42分遣隊 Detachment 4は攻撃航空母艦フランクリン D. ルーズヴェルト Franklin D. Roosevelt(CVA-42)に搭載された
1967/6 1967年6月6日~9月15日、KA-3B第59分遣隊 Detachment 59は攻撃航空母艦フォレスタル Ranger(CVA-59)に搭載された
1968/4 1968年4月10日~12月16日、KA-3B第66分遣隊 Detachment 66は攻撃航空母艦アメリカ America(CVA-66)に搭載された
1968/9 1968年9月7日~1967年4月18日1969年、KA-3B第43分遣隊 Detachment 43が攻撃航空母艦コーラル・シー Coral Sea(CVA-43)に搭載された。
1968/10 1968年10月26日~1969年5月17日、KA-3B第61分遣隊 Detachment 61が攻撃航空母艦レンジャー Ranger(CVA-61)に搭載された
1969/8 1969年8月2日~1970年4月15日、KA-3B第19分遣隊 Detachment 19が攻撃航空母艦ハンコック Hancock(CVA-19)に搭載された
1970/3 1970年3月5日~12月17日、KA-3B第38分遣隊 Detachment 38が攻撃航空母艦シャングリラ Shangri-La(CVA-38)に搭載された
1970/10 1970年10月22日~1971年6月3日、KA-3B第62分遣隊 Detachment 62がハンコックに搭載された
1970/9 VAH-10は1970年9月1日、EA-6Bプラウラーを運用する第129戦術電子戦飛行隊(TACELECWARON129: VAQ-129)に改称された。名称変更に伴い、任務も変更された。最初のEA-6B標準型プラウラーは1971年1月に納入され、VAQ-129はEA-6Bの艦隊即応飛行隊 Fleet Replacement Squadronとしての任務を開始した
1977/1 1977年1月、海軍は改良型(Improved Capability: ICAP)プラウラーの最初の機体を導入した。同年3月、VAQ-129はアメリカ海兵隊の乗員と整備員に対し、ICAP型機の操縦と整備に関する訓練を開始し、海兵隊との長期にわたる訓練協力関係が始まった。1984年には、最初のICAP II型EA-6Bが納入された
1968/1 “ヴァイキングス Vikings”は1986年にEA-6BにAGM-88A高速対レーダー・ミサイル(High Speed Anti-Radiation Missile: HARM)を導入し、“ランサーズ Lancers”(VAQ-131)はEA-6BからAGM-88を発射することに初めて成功した部隊となった。1988年には、新型のICAP IIプラウラー“ブロック86”を導入した。“砂漠の嵐作戦 Operation Desert Storm”中には、改良されたHARM能力が導入され、そののちの戦闘作戦で大きな成功を収めた

(↑AGM-88 HARM)
1992/8 1992年8月、副長のポストに海兵隊中佐が就任し、VAQ-129と海兵隊との関係はさらに強化された。2005年夏には、新型のICAP IIIが配備され、後継機であるEA-18Gの導入に向けた準備が整った
アメリカ空軍のEF-111Aレイヴンが退役したことで、EA-6BとEA-18Gは、アメリカ軍が保有する電子攻撃能力を持つ唯一の戦術機となった。
2009/8 2009年8月5日、VAQ-129とVAQ-132電子攻撃飛行隊(Electronic Attack Squadron 132: VAQ-132)所属のEA-18Gグラウラーが、原子力汎用航空母艦ハリー S. トルーマン Harry S. Truman(CVN-75)艦上で初の洋上着艦(トラップ着艦)を成功させた
2013 2013年、VAQ-129はオーストラリア空軍の乗員に対し、EA-18Gの運用訓練を開始した
2026/5 2026年5月17日、マウンテン・ホーム空軍基地 Mountain Home AFBで開催されたガンファイター・スカイズ航空ショー Gunfighter Skies Air Showで、同飛行隊所属機2機が衝突事故を起こした(12
2026/5 米海軍航空部隊は、2026年5月17日に開催された航空ショーでEA-18Gグラウラー2機が衝突した事故を受け、4つの戦術航空チームに対し安全上の理由から飛行停止命令を出した。“ヴァイキングス”の戦術デモンストレーション・チームは、活動停止中の4チームのうちの1つ。海軍が2026年5月21日にUSNIニュースに確認したところによると、ほかの3チームは海軍艦隊即応飛行隊のVFA-122、VFA-106、VFA-125。チームは活動停止の一環として、航空ショーで飛行展示や地上展示を行うことはできるが、戦術的なデモンストレーションを行うことはできない

↑EL CENTRO, Calif. (Oct. 29, 2008) An EA-18G Growler, assigned to the "Vikings" of Electronic Attack Squadron (VAQ) 129, takes off at Naval Air Facility El Centro during a training exercise. VAQ-129 began transitioning and training pilot instructors to fly the Growler to replace the fleet's current carrier-based EA-6B Prowler. U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Rialyn Rodrigo. (Released)


Update 26/05/22