日付 |
主な出来事 |
1942/9 |
第143海兵偵察爆撃飛行隊(Marine Scout Bombing Squadron 143: VMSB-143)は1942年9月7日にカリフォルニア州サン・ディエゴ海軍航空基地
NAS San Diegoで就役した。飛行隊は1942年12月28日にサン・ディエゴを出発し、1943年1月16日にエファテ島 Efateに到着した。この間、1943年3月21日にはブーゲンヴィルのカヒリ港
Kahili Harborの機雷敷設作戦に参加し、ニュー・ジョージア作戦では地上部隊を支援した |
1943/5 |
1943年5月19日、VMSB-143と海軍の第11雷撃飛行隊(Torpedo Squadron 11: VT-11)の飛行機は日本の貨物船寶運丸を空爆し、ブイン港で座礁させた。同飛行隊は1943年5月31日に第143海兵雷撃爆撃飛行隊(Marine Torpedo Bombing Squadron 143: VMTB-143)に再指定された。1943年10月1日、ブーゲンヴィル作戦を支援するため、飛行隊は3つに分割された。これらの飛行隊はガダルカナル、Espiritu Santo、ムンダ飛行場 Munda Airfieldを拠点とした。1944年1月、飛行隊はブーゲンヴィルに移動し、そこからラバウルの日本軍守備隊に対する空爆に参加した |
1944/6 |
1944年6月に米国に戻った飛行隊はサンタ・バーバラ海兵航空基地 MCAS Santa Barbaraを拠点とした。飛行隊はふたたびVMTB(CVS)-143として再指定され、護衛航空母艦ギルバート・アイランズ Gilbert Islands (CVE-107)に配属された。同飛行隊は1945年4月12日にサンタ・バーバラ海兵航空基地を出発した。この戦争の最終局面において、同飛行隊は1945年5月から7月にかけての沖縄戦で近接航空支援を行った。戦後、飛行隊はカリフォルニア州エル・トロ海兵航空基地 MCAS El Toroに戻り、戦後軍備縮小の一環として1946年3月10日に閉隊された。1945年8月、有名な漫画家であるアレックス・レイモンド Alex Raymondは、太平洋戦争で部隊とともに従軍している間、部隊の名誉隊員となった。彼は「フラッシュ・ゴードン」の作画にインスパイアされた新しい飛行隊のパッチをデザインし、飛行隊のニックネームは“ロケット・レイダーズ
The Rocket Raiders”となった |