戦闘機、戦闘攻撃機

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※FYは会計年度 Fiscal Yearの略。kNは1kN=102.0kgf=102.0kg
グラマン社(現ノースロップ・グラマン社)製 初飛行:1942年6月26日(XF6F-1) 退役日:1960年代初め F6F-5データ=全幅:13.06m 全長:10.24m 全高:4.14m 翼面積:31.03m² 空虚運用重量:4,190kg 最大離陸重量:6,991kg パワープラント:定格出力2,000hpのプラット&ホイットニー製R-2800-10Wダブル・ワスプ星型ピストン・エンジン1基 水平飛行最大速度(7,132m):612km/h 初期上昇率:908m/min 実用上昇限度:11,370m 航続距離(標準燃料時):1,521km 兵装:機関銃:ブラウニングM3 12.7mm機銃6挺(一部の後期生産型でM2 20mm機関砲1門とブラウニングM3 12.7mm機銃4挺を装備) 無誘導弾薬:1,000lb(453kg)または500lb(226kg)爆弾2発、298mm“タイニー・ティム”空対地無誘導ロケット弾2発、127mmHVAR最大6発 乗員:1名
※社内呼称モデル50(G-50)
↑F6F

↑日本海軍横須賀海軍航空隊所属F6F-5

↑Image courtesy of Shipbucket.
FY Block No. Bu.No.
()内は製造番号
機数、備考1 備考2
Bu.No. 直後の()内の
番号は製造番号
XF6F-1 02981
(c/n 3188)
◎1機 のちにXF6F-4に作り直し02982に改める
XF6F-1 02982
(c/n 3189)
◎1機 XF6F-3に改造。02981に改める
F6F-3 04775~04958 ◎184機 04850~04859(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN320~FN329)、04945~04954(FN330~FN339)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. I Hellcat Mk. Iと呼ばれる
F6F-3 08798~09047 ◎250機 08894~08903(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN340~FN349)、08954~09863(FN350~FN359)、09029~09038(FN360~FN369)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. Iと呼ばれる ◎08825(c/n A-212)
F6F-3 25721~26195 ◎475機 25778~25787(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN370~FN379)、25868~25877(FN380~FN389)、25958~25967(FN390~FN399)、26053~26062(FN410~FN419)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. Iと呼ばれる 25784 (FN376) は1944年5月18日にRNAS Eglintonから演習中にJV182(Bu.No. 41318)と衝突し墜落
F6F-3 39999~43137 ◎3,139機 40111~40120(イギリス海軍のシリアル・ナンバーJV100~JV109)、40266~40275(JV110~JV119)、40421~40430(JV120~JV129)、40597~40605(JV130~JV139)、40771~40780(JV140~JV149)、40946~40955(JV150~JV159)、41306~41325(JV170~JV189)、42332~42344(JV186~JV208)、42845~42857(JV209~JV221)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. Iと呼ばれる 41318 (JV182) は1944年5月18日にRNAS Eglintonから演習中にFN376(Bu.No. 25784)と衝突し墜落。パイロットは死亡
41544は1944年11月9日にハワイ沖にて護衛航空母艦マカッサル・ストレイト Makassar Strait(CVE-91)からウェーヴオフ後、水没(VF-100所属機)。パイロットは行方不明(駆逐艦カルホーン Colhoun(DD-801)がヘッドギアとflareを回収)
F6F-5 58000~58999 ◎1,000機 58220~58232(イギリス海軍のシリアル・ナンバーJV222~JV234)、58733~58795(JV235~JV297)、58996~58999(JV298~JV301)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. II Hellcat Mk. IIと呼ばれる 58340は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ Ticonderoga(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
58356は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
58564は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
58569は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
58614は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
58849は1944年11月19日に航空母艦ヨークタウン Yorktown(CV-10)を発艦後、ルソン島にて日本軍の対空火器により撃墜(VF-3所属機。パイロットはトム W. リンジー大尉 Lt. Tom W. Lindsey)。パイロットは駆逐艦クーパー Cooper(DD-695)に救出される
58890は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
F6F-3 65890~66243 ◎354機 65962~65971(イギリス海軍のシリアル・ナンバーFN420~FN429)、66082~66091(FN430~FN439)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. Iと呼ばれる ◎66237(c/n A-1257)
XF6F-2
(c/n A-4403)
66244 ◎1機
F6F-5 69992~70187 ◎196機 69992~70014(イギリス海軍のシリアル・ナンバーJV302~JV324)、70015~70037(JW700~JW722)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. IIと呼ばれる 70089は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
70158は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
70167は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
70183は1945年1月21日に南シナ海にて航空母艦タイコンデロガ(CV-14)に搭載されたまま日本軍の特攻機の攻撃により損傷(VF-80所属機)。船外に投棄
XF6F-6 70188 ◎1機
F6F-5 70189~70912 ◎724機 70683は1944年11月19日に航空母艦イントレピッド Intrepid(CV-11)を発艦後、ルソン島にて日本軍の攻撃により撃墜(VF-18所属機。パイロットはフレデリック W. トレーシー大尉 Lt. Frederick W. Tracey)。パイロットは駆逐艦クーパー(DD-695)に救出される
XF6F-6 70913 ◎1機
F6F-5 70914~72991 ◎78機 ◎72534は1945年に航空母艦エセックス Essex(CV-9)からドナルド M. マクファーソン少尉 Ens. Donald M. McPhersonが飛行(VF-83所属機)
F6F-5 77259~80258 ◎3,000機 77259~77290(イギリス海軍のシリアル・ナンバーJX968~JX999)、77291~77343(JZ775~JZ827)、77792~77826(JZ912~JZ946)、79511~79513(KD158~KD160)、79514~79555(KE118~KE159)、79708~79758(KE215~KE265)はイギリス海軍に貸与されヘルキャットMk. IIと呼ばれる。78645は民間登録No. N9265Aを割り当てられる 78645(c/n A-9790)は現在、カリフォルニア州ChinoのYanks Air Museumに展示されている。2021年1月3日にカリフォルニア州ChinoのFighter Rebuildersによるレストアを経て初飛行。オリジナルのBu.No. 72534は1945年に航空母艦エセックス(CV-9)からVF-83所属のドナルド M. マクファーソン少尉が飛行したもので、“72534”として塗装され“Death & Destruction”と命名された
79721(画像解説:パイロット、ドナルド H. モアシュ Donald H. Moersch、メキシコ湾、1954年1月14日。アラバマ州バリン・フィールド海軍補助航空基地 NAAS Barin Fieldの第3基礎訓練ユニット(Basic Training Unit 3: BTU 3)。機体崩壊フライ2プラットフォーム Aircraft collapsing fly two platform、サン・ディエゴ航空宇宙博物館 San Diego Air & Space Museum)


Update 24/07/06