電纜敷設艦
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁として又は演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争等で沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※補助艦艇籍 Auxiliary shipsのCable Repairing or Laying Shipは、1968年8月14日にCable Repairing Shipと名称が変更される
- ※データは中型揚陸艦LSM-1級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ポートゥナス | Portunus | ARC-1 | フェデラル・シップビルディング&ドライドック社 | 1944/10/6 | 1959/4/30 | 1959/5/1 | ◎1951/12/14 艦種を電纜敷設艦(ARC-1)に改める ◎1952/1/15 メア・アイランド海軍造船所で電纜敷設艦に改装(〜1952/8/18) ◎1952/7/2 再役 ◎1953/7/13 ポートゥナスと命名 ◎1953/11 ニュー・ヨークにてオーヴァーホール(〜1954/3上旬?) ◎1959/11/16 ポルトガルに貸与 ◎1959/11/18 潜水作業母船Medusa(A 5214)となる、ポルトガル海軍にて就役 ◎1965 S. Rafaelと改名 ◎1976 除籍、解体のため売却 |
- 軽荷排水量:4,410t 満載排水量:7,400t(T-ARC-6は7,815t) 全長:110.33m(112.77mともいわれる、T-ARC-6は101.80m) 幅:14.32m(T-ARC-6は14.35m) 吃水:7.61m(7.62mともいわれる、T-ARC-6は7.63m) 主缶:缶2基 主機/軸数:Skinner Uniflow式vertical triple-expansion機関(1978年〜1980年にはディーゼルエレクトリック)/2軸 出力:4,800馬力(1978年〜1980年には4,000制動馬力) 速力:14.0kt(1978年〜1980年には13.0kt) 航続力:13.0ktで10,000浬 乗員:85名(150名ともいわれる、T-ARC-6は55名)
- ※S3-S2-BP1型船を改装
- ※1978年〜1982年に近代化改装、エンジン換装工事
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ネプチューン | Neptune | ARC-2 | Pusey & Jones Corp. | 1953/6/1 | 1973 | 1992/8/20 | ◎1953 海軍に移管、ボルティモアのベスレヘム・スチール社Shipyard, Key Highway Plantで電纜敷設艦に改装(1、2) ◎1973/11/8 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-ARC-2) ◎1991/1/1 運用終了 ◎1998/4/1 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎2005/7/18(2005/11/3?) 解体のため、Brownsvilleの International Shipbreaking Limitedに売却 |
アルバート J. マイヤー | Albert J. Myer | ARC-6 | Pusey & Jones Corp. | 1944/11/7 | ◎のちに海軍に移管、軍事海上輸送部隊(MSTS)が管理運行(T-ARC-6) ◎1944/11/7 運用終了 ◎1998/4/1 海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎2005/7/18 解体のため売却 ◎2005/8/24 Brownsvilleの International Shipbreaking Limitedへ曳航 ◎のちにBrownsvilleにて解体 |
- ※データは攻撃貨物輸送艦アルテミス級の項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
イオラス (1、2) |
Aeolus | ARC-3 | Walsh-Kaiser Co., Inc. | 1945/6/18 | 1973/10/1 | 1985/2/28 | ◎1955/3/17 艦種を電纜敷設艦(ARC-3)に改め、イオラスと改名 1962/9 タンカーと衝突し損傷、後に修理(〜1962/10末) ◎1963/2中旬 ボストン海軍工廠にてオーヴァーホール ◎1974/4 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-ARC-3) ◎1985/5 運用終了、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎1988/7/29 カリフォルニア北方海域にて人工環礁(AR-305)のため沈没処分 |
ソー (1、2) |
Thor | ARC-4 | Walsh-Kaiser Co., Inc. | 1945/7/9 | 1973/7/2 | 1978/3/1 | ◎1955/11/14 艦種を電纜敷設艦(ARC-4)に改め、ソーと改名 ◎1956/1/3 再役 ◎1962初春? ボストンにてオーヴァーホール ◎1970/2 ボストンのベスレヘム・スチール社にてオーヴァーホール、修理 ◎1974/4 軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行(T-ARC-4) ◎1974/4 運用終了、海事局に移管、国家防衛予備船隊に編入 ◎1977/9/22 解体のため売却 |
- ※データはケーブル敷設船ヤマクローの項を参照
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ヤマクロー (1、2) |
Yamacraw | ARC-5 | Marietta Manufacturing Co. | 1959/4/30 | 1965/7/2 | 1965/7/2 | ◎1959/4/17 海軍に移管、ニュー・ヨークで就役電纜敷設艦に改装 ◎1959/4/30 艦種を電纜敷設艦(ARC-5)に改める ◎退役後、海事局に移管 |
- 軽荷排水量:9,110t 満載排水量:15,700t 全長:156.92m 幅:22.25m 吃水:7.92m 主機/軸数:ディーゼル電気(ディーゼル発電機5基、モーター2基)/2軸、前後2つずつのサイド・スラスター 出力:10,200馬力 速力:15.8kt 乗員:海軍軍人6名、民間人51名、科学者10名〜32名
- ※おもに海底配置の潜水艦探知システムであるSOSUS用ケーブルの敷設や補修を任務としており、艦内のタンクには1,000浬分のケーブルを搭載し、水深2,700mまで作業可能。任務の性格上、精密測深機材も装備
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ゼウス | Zeus | T-ARC-7 | ナショナル・スチール&シップビルディング社 | ◎1981/6/1 起工 ◎1982/10/30 進水(1、2) ◎1984/3/19 引き渡される、軍事海上輸送軍団(MSC)が管理運行 ◎2008 オーヴァーホール ◎2010/10 ノーフォークのColonna's Shipyard, Inc. にて入渠整備作業(〜2011/2、修理額$6,685,899) ◎2012/12? ノース・チャールストンのDetyens Shipyard, Inc. にて入渠整備とオーヴァーホール(〜2013/3/30、修理額$13,017,486、推進用電動機とスラスターの交換、タンクの清掃、ポンプのオーヴァーホール、水線下の船体清掃・再塗装などを実施) ◎2014/11? チャールストンのDetyens Shipyards, Inc. にて入渠整備・オーヴァーホール(〜2015/4、修理額$14,737,872) ◎2016/11 ノース・チャールストンのDetyens Shipyards, Inc. にて入渠・定期オーヴァーホール(〜2017/3/1、修理額$9,252,917) ◎2018/12 ノーフォークのColonna's Shipyard, Inc. にて入渠整備(〜2019/4/13、修理額$10,473,071) ◎2021/11 ノース・チャールストンのDetyens Shipyards, Inc. にて90日間の定期オーヴァーホール・入渠整備(〜2022/4/2、修理額$8,991,045) ◎2023/1/3 ニューポート・ニューズのEast Coast Repair & Fabrication, LLCにて90日間の定期整備(〜2023/4/2、修理額$10,023,222) ◎2024/2/1 ノース・チャールストンのDetyens Shipyards, Inc. にて125日間の定期オーヴァーホール・入渠整備(〜2024/6/5予定、修理額$16,129,185) |
Update 23/12/04