日付 |
主な出来事 |
1970/7/1 |
VA-204は、海軍航空予備部隊 Naval Air Reserve Forceの戦闘態勢を強化することを目的とした組織改編の一環として設立された予備飛行隊である |
1972/5 |
統一された指揮系統の下で、多機関作戦をテストするために行われた“エキゾチック・ダンサーV Exotic Dancer V”演習に参加した |
1980/2 |
VA-204はバミューダ海軍航空基地 NAS Bermuda近郊で行われたNATO軍合同演習に参加。“セーフ・パッセージ Safe Passage”演習 |
1991/4 |
VA-204は1991年4月にF/A-18Aに移行し、1991年5月1日に第204戦闘攻撃飛行隊(Strike Fighter Squadron 204: VFA-204)と改名された |
1992 |
1992年、同飛行隊はフロリダ州セシル・フィールド海軍航空基地 NAS Cecil Field、ネヴァダ州ファロン海軍航空基地 NAS Fallon、フロリダ州キー・ウェスト海軍航空基地
NAS Key Westへ多数の分遣飛行を行った。同年6月、飛行隊は航空団機雷戦訓練 air wing mine warfare exerciseを指揮した |
1992/11 |
1992年11月、飛行隊は原子力汎用航空母艦ドワイト D. アイゼンハワー Dwight D. Eisenhower(CVN-69)で16名のパイロットの資格を取得した |
1993/3 |
1993年3月、飛行隊は正式にF/A-18ホーネットへの移行を完了し、翌月からヴァージニア州オシアナ海軍航空基地 NAS Oceanaで初期敵機訓練を開始した。10月にはキー・ウェスト海軍航空基地に1週間派遣され、予備役戦闘攻撃飛行隊として初めて現役艦隊を支援した。1993年、VFA-204は6度目のCNO安全賞 CNO Safety Awardを受賞し、13年間、50,000時間のクラスA無事故飛行 50,000
Class-A mishap free flight hoursを達成した |
1994/12 |
1994年12月、同飛行隊は原子力汎用航空母艦エンタープライズ Enterprise(CVN-65)で空母艦載機資格試験を実施し、2度目のバトル“E” Battle "E"を獲得してその年を締めくくった。さらに、同飛行隊は“海軍予備役中最高のテイルフック飛行隊” 'Best Tailhook Squadron in the Naval Reserve'として2度目のF.
トラビー・デイヴィソン賞 F. Trubee Davison Awardを受賞した |
1995 |
A-7EからF/A-18への移行を成功させたことで、1995年に海軍・海兵隊功労部隊表彰 The Navy and Marine Corps
Meritorious Unit Commendationが同飛行隊に授与された。2月にファロン海軍航空基地に派遣されたVFA-204は、1993年にファロンで投下された128tという同飛行隊の旧記録を塗り替える、302tという記録的な兵器を投下した |
1996夏 |
1996年の夏、飛行隊は当時海軍で最も新しい空母であった原子力汎用航空母艦ジョン C. ステニス John C. Stennis(CVN-74)に乗艦した。この分遣隊では、“リバー・ラトラーズ River Rattlers”史上初の夜間サイクリック作戦 night cyclic operationsや、ヴァージニア作戦区域での実弾ミサイル演習が行われた |
|
CVWR-20の解散後、VFA-204は戦術支援飛行隊の一員として艦隊サーヴィスを提供し続けた。同飛行隊は戦闘機の模擬戦闘や大規模な複数機による打撃演習で敵対支援を行った。この敵機支援の主な顧客は、F/A-18E/Fスーパー・ホーネットやF/A-18A/Cホーネットに搭乗する新米パイロットを訓練する海軍の艦隊代替飛行隊(Navy's Fleet Replacement Squadrons:
FRS)である。VFA-204は、通常キー・ウェスト海軍航空基地かファロン海軍航空基地に航空機と人員を派遣することでこのサービスを提供している。VFA-204はまた、戦闘準備が整ったF/A-18ホーネット飛行隊を追加で艦隊に提供するために出動する能力も維持している。この目的のため、同飛行隊は最新のストライク・ファイター任務遂行戦術を日常的に訓練し、時には空母着艦訓練を実施した。飛行隊は、空母着艦訓練(Field
Carrier Landing Practice: FCLP)をホーム・フィールドで実施することで、空母着艦訓練に備える。FCLPでは、空母の飛行甲板に似せて塗装された滑走路に、何度も“タッチ・アンド・ゴー”着陸を行う。滑走路に隣接して、標準的な空母の光学式着陸装置フレネル・レンズ
optical landing system Fresnel lensが設置されている。各着艦は、空母への安全な着艦方法を飛行士に教えるというサブスペシャリティの訓練を受けたパイロットである着艦信号士官によって観察され、採点される |
2022/4 |
2022年4月、VFA-204は2022年10月に第204混成戦闘機飛行隊(Fighter Squadron Composite 204: VFC-204)と改名され、飛行隊はF-5N/Fに移行する予定であり、必要な航空機は別の海軍の敵対飛行隊である第13混成戦闘機飛行隊(Fighter Squadron Composite 13: VFC-13)から移譲されるという計画が浮上した。ファロン海軍航空基地を拠点とするVFC-13は、米空軍から最近退役したF-16ファイティング・ファルコンを受け取ることになる |
2022/11 |
2022年11月1日付で、同飛行隊は第204混成戦闘機飛行隊に改称された |
2002年8初めに映画会社ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの映画「ティアーズ・オブ・ザ・サン Tears of the Sun」に何度か登場した。映画の中で飛行隊は、ハワイに駐留するHSL-37のSH-60B数機とともに、原子力汎用航空母艦ハリー S. トルーマン Harry S. Truman(CVN-75)から数機のF/A-18Aを飛ばしている。映画の中で発射される武器も、実際のAGM-84Eスタンドオフ・ランド・アタック・ミサイル(Standoff Land Attack
Missile: SLAM)ではなく、特殊効果とパイロテクニックを使っている |
2015 TV・ラジオ・ネットワーク会社CBS放送のTVドラマ「NCIS: ニューオーリンズ NCIS: New Orleans (Season 2, Episode 3)」撮影用に用いられる |