陸軍輸送船
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※United States Army Transport(合衆国陸軍輸送船)の略
- ※データは識別番号船アメリカの項を参照
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
アメリカ (1、2) |
America | Harland & Wolff, Ltd. | ◎1919/9/26 陸軍に移管され艦種を陸軍輸送船に改める ◎1919/12末? ニュー・ヨーク海軍工廠にて入渠、修理(〜1920/1/21) ◎1920/8? United States Shipping Boardに移管 ◎1921/6/22 民間に売却され客船となる(1、2、3、4) 1926/3/10 ニューポート・ニューズ・シップビルディング&ドライ・ドック社にて火災により損傷(修理額$2,000,000) ◎1929年1月、凍てつく天候と激しいスコールに見舞われたイタリアの蒸気船Floridaの乗員32名を救助した。アメリカはフランスからニュー・ヨークに向かっていた。 大嵐の中、アメリカ号はFloridaからの遭難信号をキャッチ。無線方向探知機の助けを借りて航行しながら、アメリカはイタリア船の位置を確認し、翌1929年1月28日の午後遅く、危機に瀕した船を発見した。Floridaのweather beamに接舷したアメリカは、8名の乗員を乗せたハリー・マニング航海士 chief officer Harry Manningが指揮する救命艇を発進させた。マニングの乗員は救命艇を傾きかけたフFloridaから50フィート(約1.5メートル)以内まで漕ぎ寄せ、必死になっている貨物船の乗員に綱を投げた。イタリア船から一人、また一人とロープを渡ってきた。Floridaの船長が最後の一人として救命艇に引き上げられる頃には、強風が吹き荒れ、海は荒れ、高くなっていた。救命艇をアメリカまで漕ぎ戻したのち、船員たちは梯子、ロープ、貨物用ネット、2つの自家製吊り下げ型救命ブイ breeches buoyを使ってFloridaの生存者の乗船を手伝った。この吊り下げ型救命ブイは、基本的に、Floridaの乗員を救助したアメリカの大型救命いかだから、待機していたアメリカまで結ばれたジップ・ライン zip linesだった ◎1931 Point Patienceにて係船 ◎1940/10 陸軍が再取得、ボルティモアのベスレヘム・スチール社にて改装(〜1941/1)、エドマンド B. アリグザンダー Edmund B. Alexanderと改名 ◎1941/6/5 艦種を宿泊船(非自走)(APL-1)に改める ◎1941夏? Atlantic Basin Iron Worksにて修理 ◎1942/3/30 艦種を宿泊船(非自走)(APL-1)に改める予定がキャンセル ◎1942/5 ボルティモアにてオーヴァーホール、近代化改装(〜1943/4) ◎1949/5/26 Hawkins' Pointにて保管 ◎1951/1/28 ハドソン川にて係船 ◎1957/1/16 解体のため、ボルティモアのベスレヘム・スチール社に売却 |
Update 23/06/29