戦列艦
Ships of the Line

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※cwtはハンドレッドウェイト(hundredweight)の略で、1cwt=45.3592kg
排水量:1,982t 甲板長:55.65m 幅:15.42m 吃水:7.19m(depth of hull) 兵装:18ポンド砲30門、12ポンド砲32門、9ポンド砲6門 乗員:626名
※74門砲艦
※吃水:6.70m(depth of hull)ともいわれる
※さらに2隻の新造船がフィラデルフィアとボストンで建造される予定であったが、建造されることはなかった
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アメリカ America James Hackett ◎1777/5 起工
◎1782/11/5 進水
◎1782/9/3 フランスに贈与されL'Americaと改名
◎1786 解体
◎Much delayed by lack of funds, shortage of materials, and skilled workmen.


排水量:1,859t 垂線間長:55.77m 幅:14.81m 吃水:5.97m 兵装:32ポンド砲74門
※74門砲艦
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コロンバス Columbus ポーツマス海軍工廠 ◎1800 建造中止
フランクリン Franklin フィラデルフィア海軍工廠 ◎1800/6/10 起工
◎1800 建造中止
チャールズタウン海軍工廠 ◎1800 建造中止
ニュー・ヨーク海軍工廠 ◎1800 建造中止
ワシントン海軍工廠 ◎1800 建造中止
ゴスポート造船所 ◎1800 建造中止


排水量:1,891t(1836年時。ワシントンは2,257t) 垂線間長:57.30m(1836年時。ワシントンは57.94m) 幅:15.72m(1836年時。ワシントンは16.67m) 吃水:7.43m 兵装:32ポンド砲62門、32ポンド・カロネード砲24門(1817年時。1836年には203mm砲8門、32ポンド砲48門、1854年には203mmマズルローディング・ライフル砲10門、32ポンド砲46門。ワシントンは32ポンド砲62門、32ポンド・カロネード砲20門(1820年時)) 乗員:750名
※74門砲艦(1836年時のインディペンデンスは54門砲艦)
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
インディペンデンス Independence チャールズタウン海軍工廠 1815/7 1912/11/3 1913/9/3 ◎1813/8/18 起工
◎1814/6/22 進水
◎1836 チャールズタウン海軍工廠でフリゲイトに改装
◎1837/3/26 再役
◎1840/3末 ニュー・ヨークにて係船(〜1842/5/14)
◎1845/12/3 退役、係船
◎1846/8/4 再役
◎1849/5/30 ノーフォークにて退役
◎1849/7/7 再役
◎1852/7/3 ニュー・ヨークにて退役
◎1854/9/4 再役
◎1857/10/2 メア・アイランドにて宿泊艦となる
◎1914/11/28 John H. Kinderに売却されサン・フランシスコのユニオン鉄工所へ曳航
◎1915/3/5 ハンターズ・ポイントへ曳航、修理
◎洋上レストランとして使用する案があったが結局使用されなかった
◎1919/9/20 ハンターズ・ポイントにて焼却処分
ワシントン Washington ポーツマス海軍工廠 1815/8/26 ◎1814/3 起工
◎1814/10/1 進水
◎ポーツマスにて就役
◎1820 保管
◎1843 解体


排水量:2,243t 垂線間長:57.02m 幅:15.24m 吃水:7.43m 兵装:32ポンド砲58門、32ポンド・カロネード砲24門(1820年時。1850年には32ポンド砲64門、32ポンド・カロネード砲20門) 乗員:786名
※74門砲艦
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
フランクリン Franklin フィラデルフィア海軍工廠 1815 ◎1815 起工
◎1815/8/25 進水
◎1824 ボストンにて係船
◎1843夏 ボストンにて宿泊艦となる
◎1853 ポーツマスにて解体


排水量:2,480t 垂線間長:58.91m 幅:16.33m 吃水:8.10m 兵装:32ポンド砲68門、42ポンド・カロネード砲24門(1842年には203mm砲8門、32ポンド砲56門、32ポンド・カロネード砲22門、1850年には203mm砲12門、32ポンド砲68門) 乗員:780名
※74門砲艦
↑Ship-of-the-line Columbus
↑Illustration for manning the yards, photographed from Watch, Quarter and Station Book, Ship-of-the-line Columbus. Illustrations were in color, drawn by an unnamed ship's yeoman, in 1847.
月刊「世界の艦船」1999年1月号、2月号に掲載
弘化雑記」より1846年7月20日来日時のコロンバスの乗組員内訳。【】内は「異国船渡来年表」、[]内は「異国船渡来記」より
将官 1名
副将 1名
士(士官、見習士官、候補生) 50名
書役(秘書) 3名
医師 3名
部屋守(補給士) 2名
水主頭 1名
石火矢掛(砲手) 20名
酒食掛 4名
大工 4名
帆縫師 4名
桶師 1名【4名】
鍛冶師 1名【2名】
髪剃 1名【2名】
仕立師 1名
絵師 1名
沓師 2名
音楽師 8名
兵卒(海兵) 80名
南京人
水主(水兵) 残人数[615名余]


艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
コロンバス Columbus ワシントン海軍工廠 1819/9/7 ◎1816/6 起工
◎1819/3/1 進水
◎1833 ボストンにて宿泊艦となる(〜1842/8下旬)
◎1844/5下旬 ニュー・ヨークにて修理
◎1848/3上旬 ゴスポート造船所にて係船
◎1861/4/20 ゴスポート造船所にてアメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため破壊処分
◎Mediterranean Sqn 1820-1821 (flagship). Receiving ship, Boston, 1833-1842. Mediterranean Sqn 1842 (flagship). Brazil Sqn 1843-1844 (flagship). Far East 1845. First visit to Japan, 20 Jul 1846. Laid up 1848.
☆拿捕または撃沈スコア(以下の艦船)
・1847/3/22 スクーナーWilliam(モントリーにて拿捕(スループ・ウォーレン Warrenarmed storeshipエリー Erieと共同で))


排水量:2,602t(ノース・カロライナは2,633t) 垂線間長:60.07m(ノース・カロライナは59.83m) 幅:16.64m(ノース・カロライナは16.33m) 吃水:6.27m(ノース・カロライナは6.58m) 兵装:42ポンド砲32門、32ポンド砲32門、42ポンド・カロネード28門(1833年時。1841年には203mm砲8門、42ポンド砲28門、32ポンド砲30門、42ポンド・カロネード砲22門、1850年には203mm砲12門、32ポンド砲72門。アラバマは1864年6月には100ポンド・マズルローディング・ライフル砲4門、228mm砲6門、1865年6月には24ポンド砲2門を増強。ノース・カロライナは42ポンド砲32門、32ポンド砲36門、42ポンド・カロネード砲24門(1841年には42ポンド砲32門、32ポンド砲34門、42ポンド・カロネード砲24門、1850年には203mm砲12門、32ポンド砲72門、1862年4月には30ポンド・マズルローディング・ライフル砲1門、228mmスムースボア砲4門。マサチューセッツは1862年2月には203mm砲(63cwt)4門、32ポンド砲(57cwt)20門、1863年4月には203mm砲(63cwt)10門、32ポンド砲(57cwt)6門、32ポンド砲(42cwt)2門、1864年には203mm砲4門、32ポンド砲20門) 乗員:820名
※74門砲艦
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
アラバマ
12
Alabama ポーツマス海軍工廠 1864/5/13 1892/6/5 ◎1819/6/1 起工
◎1863/10/28 ニュー・ハンプシャー New Hampshireと改名
◎1864/1/23(1864/4/23?) 進水
◎就役後、store & depot shipとなる
◎1891 ニュー・ロンドンにて宿泊艦となる
◎1893 ニュー・ヨーク州海軍義勇兵協会に移管
◎1904/11/30 グラニート・ステート Granite Stateと改名
1921/5/23 ハドソン川の埠頭にて火災により沈没
◎1921/8/19 引き揚げのため、Mulholland Machinery Corp. に売却
◎1922/7 船体を引き揚げられる、ファンディー湾へ曳航
のちにマサチューセッツ湾Half Way Rockにて悪天候により火災、沈没 
デラウェア Delaware ゴスポート造船所 1828/2 1844/3/22 ◎1817/8 起工
◎1820/10/21 進水
◎1830/2/10 退役、ノーフォークにて係船
◎1833/6/17 ゴスポート造船所にて入渠
◎1833/7/15 再役
◎1836/3/10 退役、ハンプトン・ローズにて係船
◎1841/5/7 ノーフォークにて再役
◎退役後、ゴスポート造船所にて係船
◎1861/4/20(1861/4/21?) ゴスポート造船所にてアメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分
ニュー・ヨーク New York ゴスポート造船所 ◎1820/3(1820/5?) 起工
◎のちに建造中止
◎1861/4/21 ゴスポート造船所にてアメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため破壊処分
ノース・カロライナ North Carolina フィラデルフィア海軍工廠 1824/6/24
(1825/5/27?)
◎1816/6(1818?) 起工
◎1820/9/7 進水
◎ゴスポート造船所にて艤装
◎1836/10/30 退役
◎1837? 再役
◎1839/6 ニュー・ヨーク海軍工廠にて宿泊艦となる
◎1867/10/1 ニュー・ヨークにて売却
マサチューセッツ Massachusetts チャールズタウン海軍工廠 1862/1/30 1901/12/19 ◎1818/9 起工
◎1818 ヴァージニア Virginiaと改名
◎1827/4/27 ヴァーモントと改名
◎1848/9/15 進水
◎store shipとなる
1862/2/24 Cape Cod Light南方海域にて嵐により損傷
◎1862/4 ポート・ロイヤルにてordnance, hospital, receiving, & store shipとなる(〜1864)
◎1864/8 ニュー・ヨークにて宿泊艦となる(〜1901)
◎1902/4/17 ニュー・ヨークにて売却
ヴァーモント Vermont チャールズタウン海軍工廠 ◎1822/5 起工
◎1827/4/27 ヴァージニアと改名
◎のちに建造中止
◎1874 破壊処分


排水量:2,757t 垂線間長:60.10m 幅:16.18m 吃水:8.10m 兵装:42ポンド砲32門、32ポンド砲34門、42ポンド・カロネード砲24門(1846年には203mm砲12門、32ポンド砲78門、1847年には203mm砲12門、42ポンド砲28門、32ポンド砲44門、1850年には203mm砲12門、32ポンド砲72門、1863年には203mmマズルローティング・ライフル砲1門、100ポンド・マズルローティング・ライフル砲4門、32ポンド砲12門) 乗員:820名
※74門砲艦
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
オハイオ Ohio ニュー・ヨーク海軍工廠 1838/10/16 ◎1817/11 起工
◎1820/5/30 進水
◎進水後、係船(〜1836)
◎1838 改装
◎1841 退役、ボストンにて改装、宿泊艦となる
◎1846/12/7 再役
◎1850 ボストンにて改装
◎1851 宿泊艦となる
◎1875 改装
◎1883/9/27 ロックランドのJ. L. Snowに売却


排水量:3,241t 垂線間長:64.00m 幅:17.34m 吃水:7.40m(depth of hull) 兵装:203mmマズルローディング・ライフル砲16門、32ポンド砲104門 乗員:1,100名
※120門砲艦
↑Warships of the sailing navy. Chromolithograph by Armstrong & Company, after an 1893 watercolor by Fred S. Cozzens, published in "Our Navy -- Its Growth and Achievements", 1897. Ships depicted are from different eras, and are identified by the artist as (from left to right): U.S. Brig Enterprise, firing a salute; U.S. Ship of the Line Pennsylvania; U.S. Ship of the Line North Carolina, mis-labeled by the artist as South Carolina; and U.S. Brig Hornet. The vessel under sail in the far center distance is not identified. Collection of Captain Glenn Howell, USN, 1974. U.S. Naval Historical Center Photograph.
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ペンシルヴェニア
12
Pennsylvania フィラデルフィア海軍工廠 1841 ◎1821/9 起工
◎1837/7/18 進水
◎1837/12中旬 Newcastleにて艤装
◎1842 ゴスポート造船所にて宿泊艦となる(〜1861)
◎1861/4/20 ゴスポート造船所にてアメリカ連合国軍に拿捕されるのを防ぐため焼却処分


Update 24/08/18