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※クインシー造船所 Quincy shipyardはアリグザンダー・グラハム・ベル Alexander Graham Bellの有名なアシスタントであるトーマス A. ワトソン Thomas A. Watsonによって1886年にフォア・リヴァー・エンジン社 Fore River Engine Companyとしてスタート。元々はマサチューセッツ州 State of Massachusettsイースト・ブレーントリー East Braintreeにあったが、すぐにマサチューセッツ州クインシー Quincyに移り、フォア・リヴァー・シップ&エンジン社 Fore River Ship & Engine Companyになった。同社は1913年にベスレヘム・スチール社 Bethlehem Steelに売却され、第一次大戦では駆逐艦を建設するためにスカンタム・ポイント Squantum Pointに緊急施設を運営。一握りの大きな造船所と並んで、戦時中は完全な運営を続けた。その能力は、第二次大戦の開始時に、海軍から$21,000,000の投資で拡大。第二次大戦では緊急施設をも。1つはマサチューセッツ州ヒンガム Hinghamで揚陸艇、護衛駆逐艦(DE)戦車揚陸艦(LST)を建造。ピーク時には、造船所は32,000人を雇った。戦後、大規模なギリシャの船主の為にタンカーを建造する等、商船と海軍艦艇の建造の両方を継続するも1963年にベスレヘム・スチール社はジェネラル・ダイナミックス General Dynamicsに売却。GDは莫大な投資をして海軍造船に集中したが1986年に造船所をコモンウェルス・オブ・マサチューセッツ Commonwealth of Massachusettsに売却。1995年、Sotirious Emmanouilは旧造船所を購入、マサチューセッツ重工 Massachusetts Heavy Industriesを通じて造船所の復活を約束。同社は敷地の多くを整備し、$55,000,000(現在の価値では$86,400,000に相当)のローンを確保した後、いくつかの建物を建設するも契約を結ぶ事が出来なくなった。同社は最終的には貸出残高が不履行となり、資産は2000年に海事局 United States Maritime Administrationに押収され、資産は数年後にオークションにかけられた。地元の自動車ディーラーであるダニエル J. カーク Daniel J Quirkは2004年、自動車の保管と流通の施設としてここを購入($1,000,000)。大不況の前に、彼はマンションや生活史展示場に再開発する計画を公表。2006年、ゴライアス・クレーン Goliath craneが構造の劣化が進行して危険になった為、計画が中止。旧造船所はマサチューセッツ湾輸送機関(MBTA: Massachusetts Bay Transportation Authority)のハーバー・エクスプレスが運航するボストンへの通勤ボートの港として機能していた。このサーヴィスは、クインシーのドックが深刻な損傷を受けた2013年に廃止。造船所はJay Cashman, Inc. による重工業および海上機器サーヴィス、マサチューセッツ州水資源局(Massachusetts Water Resources Authority)による下水汚泥加熱乾燥およびペレット化施設、及びフォア・リヴァー・トランスポーテーション社(Fore River Transportation Corporation)による短距離貨物鉄道サーヴィスCSXT等が使用している。造船所はまた、プロパティに隣接している新しいフォア・リヴァー・ブリッジの主要建設区域としても使用されている。造船業は1986年に中止されたが、造船所の名前は引き続き使用され、その場所は依然としてフォア・リヴァー造船所と呼ばれている
※フォア・リヴァー造船所は、閉鎖されて以来複数の映画にも出演。2005年の映画「The Departed」の最終シーンは、造船所にて撮影。2009年、映画「The Company Men」は元造船所の場所で撮影された。2015年の映画「The Finest Hours」では、巨大水槽と共に造船所内にセットが建設されている。この映画ではこの造船所で建造された記念艦セイラム Salem(CA-139)も撮影に使用
※同社は、1910年代にアルゼンチンからの依頼で、以下の艦も建造した

↑Rivadavia class Battleship. Image courtesy of Shipbucket.


Update 17/09/02