人員揚陸艇(大型)[兵員揚陸艇(大型)]
| アイコン | 意味 |
| 戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
| 戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
| 映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
| 参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
| インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
| 不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※艦種記号は、当初はLCP(L)だったがのちにLCPLと変更される。第二次大戦中、英国と米国はともに、LCP(L)と指定された“人員[兵員]揚陸艇(大型) landing craft, personnel (large)”に分類される木製の強襲艇を上陸作戦に使用した。両国の艇は全長36.6フィート、幅10フィート10インチ、排水量18,000ポンドという点で類似していたが、速度、収容能力、航続距離、武装の点で多少の違いがあった。英国型も米国型も、そののち、“人員[兵員]揚陸艇(ランプ型)(landing craft, personnel (ramp): LCP(R))”および“車両人員[兵員]揚陸艇(landing craft, vehicle, personnel: LCVP)”に生産が置き換えられた。冷戦時代、米海軍はLCPLの2つのモデル(Mk. 4およびMk. 11)を、水陸両用攻撃における上陸作戦の初期波の誘導・指揮艇として、また人員輸送艇として運用した。LCPL Mk. 11は、Mk. 4のプラスチック製版であった。その広い船室には、通信機器や追加の人員を収容でき、長期にわたる自給自足的な作戦を支援することができた。また、LCPLはヴェトナムでは高速哨戒艇としての役割も果たし、“マーケット・タイム作戦 Operation Market Time”の臨検や夜間外出禁止令の執行活動を行った。こうした河川作戦において、LCPLは2挺の機関銃を装備し、監視用サーチライトも搭載していた。南ヴェナムの河川をパトロールした最初の米国艇として、当初はサイゴンと南シナ海の間にある解放戦線の巣窟であったルン・サット特別区 Rung Sat Special Zoneで運用された。そののち、LCPLは“ステーブル・ドア作戦 Operation Stable Door”において、ヴェトナムの港湾防衛任務に就くこととなった(最終的に、“ステーブル・ドア作戦”の配備リストには16隻のLCPLが含まれることになった)。米国によるヴェトナム戦争への関与が終わりに近づくころ、約25隻のLCPLが南ヴェトナム側に引き渡された。そのほかのLCPLは、台湾やイタリアを含む友好国に移管された。ヴェトナム戦争後の数年間、海軍は追加のLCPLを調達した。これには以下が含まれる:
1981年9月から1984年4月にかけて引き渡された各種Mk. 12型
1983年6月にフロリダ州エッジウォーターのウォータークラフト・アメリカ Watercraft Americaに発注され、1984年8月から1995年9月にかけて引き渡された75隻のMk. 12型
ルイジアナ州ロックポートのボリンジャー・ボート Bollinger Boatに発注され、1990年10月から1991年3月にかけて引き渡された8隻のMk. 13型(36PL9001〜36PL9008)
ウィスコンシン州スタージョン・ベイのピーターソン・ビルダーズ Peterson Buildersに1992年10月に発注され、1993年から1994年に就役した7隻の船体。これらの取得により、2003年には約92隻のLCPLが配備された。2006年11月、海軍はLCPLの分類を“軽人員[兵員]揚陸艇 landing craft, personnel, light”に変更した。米国海軍協会 U.S. Naval Instituteによると、2000年代初めには、揚陸艦に搭載されているか、沿岸施設で運用されているこの種の艇が100隻あった。これらはMk. 11、Mk. 12、Mk. 13型としてリストアップされていたが、そののち、11mの硬式ゴム・ボートrigid hull inflatable boats: RHIB)に置き換えられた。これが、海軍が最近公表した水陸両用艦艇のリストから、LCPLという船体分類自体が削除された理由を説明しているかもしれない

- 満載排水量:12.06t 全長:10.70m 幅:3.34m 吃水:艇尾1.09m 主機/軸数:ディーゼル1基/1軸 出力:225馬力 速力:10.0kt 航続力:10.0ktで110浬 兵装:7.62mm単装機銃2基 乗員:3名(兵員36名、もしくは物資3.67tを塔載)
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| ◎38隻、1941年6月発注 | |||||
| ◎307隻、1942年発注 | |||||
| C-213〜C-262 | ◎50隻、1942年発注。イギリスに貸与 | ||||
| C-46030〜C-46229 | ◎200隻、1943年6月発注 | ||||
| C-38541〜C-38940 | ◎400隻、1943年9月発注。たぶん諸外国に貸与 | ||||
| C-54347〜C-54646 | ◎300隻、1943年9月発注。1943年11月にLCVPより切り替え | ||||
| C-69388〜C-69438、C-69889〜C-69963 | ◎126隻、1943年発注。最初は174隻追加承認されたが、99隻キャンセル。C-69889〜C-69963は使用せず | ||||
| C-74121〜C-74370 | ◎250隻、1944年4月発注。イギリスに貸与 | ||||
| C-87239〜C-87463 | ◎225隻、1944年8月発注 | ||||
| C-87464〜C-87688 | ◎225隻、1945年1月発注 | ||||
| C-88139〜C-88258 | ◎120隻、1945年1月発注。内、27隻が1945年8月にキャンセル | ||||
| C-7259〜C-7263 | ヒギンズ・インダストリーズ社 | ◎5隻、1953会計年度に発注。たぶん揚陸艦搭載用 | |||
| C-27099〜C-27102 | ◎4隻、1954会計年度に発注。ドック型揚陸艦トーマストン Thomaston(LSD-28)〜ポイント・ディファイアンス Point Defiance(LSD-31)搭載用 | ||||
| C-3244〜C-3344 | ◎101隻、1955会計年度に発注 |
- 満載排水量:10.20t 全長:11.12m 幅:3.45m 吃水:1.15m 主機/軸数:ジェネラル・モータース式6-71 6-cyl. ディーゼル1基/1軸 出力:300馬力 速力:15.0kt 航続力:15.0ktで100浬 乗員:8名
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| No. 26986 | アメリカ海軍 | ◎1隻、1955会計年度に発注。プラスティック製Mk. 3 LCPLプロトタイプ |
- 満載排水量:8.76t 全長:10.95m 幅:3.42m 吃水:1.09m 主機/軸数:ジェネラル・モータース式6121Tディーゼル1基/1軸 出力:300馬力 速力:19.0kt 航続力:19.0ktで140浬 乗員:8名
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-104043 | Marinette | ◎1隻、1955会計年度に発注。Mk. 4 LCPLプロトタイプ | |||
| C-4372〜C-4408 | ◎37隻、1959会計年度に発注 | ||||
| C-4461〜C-4465 | ◎5隻、1960会計年度に発注。2隻はドック型輸送揚陸艦[ドック揚陸輸送艦]ローリー Raleigh(LPD-1)、3隻は攻撃輸送艦フランシス・マリオン Francis Marion(APA-249)搭載用 | ||||
| 36PL681〜36PL68104 | ◎104隻、1968会計年度に発注 | ||||
| 36PL701〜36PL7025 | ◎25隻、1970会計年度に発注 |
- 排水量:9.00t 全長:12.19m
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-2990 | ◎1隻、1957会計年度に発注。木製Mk. 5 LCPLプロトタイプ |
- 排水量:9.00t 全長:12.19m
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-2996 | ◎1隻、1957会計年度に発注。プラスティック製Mk. 6 LCPLプロトタイプ |
- 排水量:9.00t 全長:12.19m 主機/軸数:ガス・タービン(C-2994)
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-2993、C-2994 | ◎2隻、1957会計年度に発注。鉄製Mk. 7 LCPLプロトタイプ |
- 排水量:9.00t 全長:10.97m 主機/軸数:ジェネラル・モータース式6121Tディーゼル1基 速力:19.8kt
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-4418、C-4419 | ◎2隻、1960会計年度に発注。プラスティック製Mk. 9 LCPLプロトタイプ |
- 排水量:9.00t 全長:10.97m
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-1369〜C-1378 | ◎10隻、1962会計年度に発注。2隻は保管。8隻はドック型輸送揚陸艦[ドック揚陸輸送艦]ヴァンクーヴァー Vancouver(LPD-2)、ラ・サール La Salle(LPD-3)、強襲揚陸艦オキナワ Okinawa(LPH-3)、ガダルカナル Guadalcanal(LPH-7)搭載用 | ||||
| C-5693〜C-5727 | ◎35隻、1963年会計年度に発注。側排気装置装備。10隻(各2隻ずつ)はドック型輸送揚陸艦[ドック揚陸輸送艦]オースチン Autin(LPD-4)〜ダビューク Dubuque(LPD-8)、2隻は強襲揚陸艦グアム Guam(LPH-9)搭載用。2隻は西ドイツに。20隻はキャンセルされた可能性あり | ||||
| 36PL641〜36PL6469 | ◎69隻、1964年会計年度に発注。内、26隻はレーダー搭載。2隻は他に貸与 | ||||
| 36PL651〜36PL6519 | ◎19隻、1965年会計年度に発注 |
- 排水量:9.00t 全長:10.97m
| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| 36PL801〜36PL8075 | Polaris Marine (Watercraft America?) |
◎75隻、1980会計年度に発注 | |||
| 36PL831〜36PL8398 | Watercraft America | ◎98隻、1983年会計年度に発注。内、20隻は戦車揚陸艦搭載用 | |||
| 36PL851〜36PL854 | Watercraft America | ◎5隻、1985会計年度に発注 |
- 満載排水量:9.50t 全長:10.95m 幅:3.67m 吃水:1.10m 主機/軸数:デトロイト・ディーゼル式6V92TA 8062-7403ディーゼル1基/1軸 出力:455馬力 乗員:3名(兵員20名を塔載)

| 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| 36PL901〜36PL908 | ボリンジャー・シップヤード社 | ◎8隻、1990会計年度に発注。glass-reinforced plastic製 | |||
| 11MPL921〜11MPL9212 | Peterson Builders | ◎12隻、1992年会計年度に発注 |
Update 26/05/30