AB
港内ランチ

アイコン 意味
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合衆国沿岸警備隊のAB級は、現代の沿岸警備隊のカッターの定義に合致しないにもかかわらず、ハーバー・カッター Harbor Cuttersとして知られていた。AB級カッターの最小サイズは1918年に45フィート、最大サイズは1923年に64フィートと記録されている(AB-19および20クラス)。AB級ハーバー・カッターについては、あまり多くの文献情報がない。AB級という呼称が何を意味するのか、正確な文献は知られていない。知られているところでは、初期の使用船は1913年に建造され、かつての供給船やケーブル・ボート cable boatsを購入したものであった。当時はまだ海運が大陸間の商業輸送の主役であったため、これらの木造船体は現在とは大きく異なる方法で港湾のパトロールに使用されていたと考えてよいであろう。沿岸警備隊のために建造されるAB-19および20クラスのカッターの仕様は、1923年に初めて文書化された。上に挙げた仕様書は、船の大きさや構成についてわかっているものである。1927年までに、ABの(例えばAB-24)の仕様は長さ52フィート、喫水3フィート、排気量34tと記載されていた。 1927年から1935年の間に、ABクラスの呼称はハーバー・カッターからハーバー・クラフト Harbor Craftに変更され、全長は63フィート6インチに変更され、1930年代には砕氷能力を装備していたそうである。1934年、AB級ハーバー・カッターは税関が運用していたハーバー・クラフトを沿岸警備隊に移管して運用したもの。これらの船は、ほとんどが拿捕・接収された船舶で構成されていた。沿岸警備隊がAB級ハーバー・クラフトを退役させた正確な年は不明である
全長:12.98m 幅:3.65m 吃水:1.21m
船名 NAME 船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
モト・モロヴィッチ Moto Morovich AB-25 ◎1928/9/18 モーターボートを取得
◎1929/10/22 Fort Lauderdaleにて売却


全長:13.71m 主機/軸数:Sterling式機関2基
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-36 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチPegが沿岸警備隊に移管


全長:17.06m 主機/軸数:Murray & Tregurthas式機関2基
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-37 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチW. W. Lufkinが沿岸警備隊に移管


全長:16.15m 主機/軸数:Cooper-Bessemer式機関
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-38 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチGertrudeが沿岸警備隊に移管


全長:20.42m 主機/軸数:Speedway式ディーゼル機関2基
※モーターボート
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-39 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチPueblos(CG-9271)が沿岸警備隊に移管


全長:13.41m
※モーター・ランチ
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-40 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチGadflyが沿岸警備隊に移管


全長:19.50m 主機/軸数:フェアバンクスモース式機関2基
※キャビン・ランチ
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-41 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチRobert Morrisが沿岸警備隊に移管


全長:12.19m 主機/軸数:Speedway式機関
※モーターボート
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-42 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチRetrieverが沿岸警備隊に移管


全長:13.71m 主機/軸数:Palmer式機関
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-43 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチPocahontasが沿岸警備隊に移管


全長:17.67m 主機/軸数:フェアバンクスモース式機関
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-44 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチPowhatan IIが沿岸警備隊に移管


全長:13.41m 主機/軸数:Lathrop式機関2基
※Raised fo'c'sle cruiser
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-45 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチZebadiah(CG-9263)が沿岸警備隊に移管


全長:12.49m 主機/軸数:Palmer式機関2基
※曳船
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-46 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチV-21186が沿岸警備隊に移管


全長:12.80m 主機/軸数:Sterling-Marine式機関
※モーターボート
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-47 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチMiss Billyが沿岸警備隊に移管


全長:18.59m 主機/軸数:Sterling式機関2基
※エクスプレス・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-48 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチArrowが沿岸警備隊に移管


全長:15.84m 主機/軸数:Buda式機関
※Lugger
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-49 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチ・フィデリア Fidelia(CG-996)が沿岸警備隊に移管


全長:12.80m 主機/軸数:Lathrop式ディーゼル機関
※Lugger
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-50 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチMalvina E. (CG-958)が沿岸警備隊に移管


全長:18.59m 主機/軸数:Standard式機関
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-51 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチKalitaが沿岸警備隊に移管


全長:15.84m 主機/軸数:Speedway式機関
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-52 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチCordeliaが沿岸警備隊に移管


全長:10.97m 主機/軸数:Lee Liberty式機関
※モーターボート
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-53 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチが沿岸警備隊に移管


全長:18.59m 主機/軸数:Marine diesel式機関
※データは哨戒ボート《ディーゼル、木製船体》Q-1級の項を参照
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-54 ◎1934/11/7 沿岸警備隊に移管、船種を港内ランチ(AB-54)に改める
◎1939〜1940 この間、廃棄処分
◎Stationed at Los Angeles, CA, 1934-1936.


全長:11.58m 主機/軸数:Liberty式機関
※スピードボート
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-55 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチが沿岸警備隊に移管


全長:18.59m
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-56 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチMayが沿岸警備隊に移管


全長:14.63m
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-57 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチDartが沿岸警備隊に移管


全長:18.28m
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-58 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチCassasaが沿岸警備隊に移管


全長:17.67m
※キャビン・クルーザー
船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
AB-59 ◎1934/11 Customs Bureauの港内ランチGoodluckが沿岸警備隊に移管


Update 24/08/04