HSC
海上戦闘ヘリコプター飛行隊 Helicopter Sea Combat Squadron

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※MCAAFは海兵航空補助施設(Marine Corps Auxiliary Air Facility)の略。NASは海軍航空基地(Naval Air Station)の略。NAASは海軍航空補助基地(Naval Auxiliary Air Station)の略。NSは海軍基地(Naval Station)の略(ABC順)
※第25海上戦闘ヘリコプター飛行隊(Helicopter Sea Combat Squadron 25: HSC-25)“アイランド・ナイツ Island Knights”は、グアムのアンダーセン空軍基地 Andersen Air Force Baseを拠点とするアメリカ海軍のヘリコプター飛行隊である。HSC-25“アイランド・ナイツ”は、コネチカット州ストラットフォードのシコルスキー・エアクラフト社が製造したシコルスキーMH-60S“ナイトホーク Knighthawk”を運用している。HSC-25はグアム唯一の捜索救助ヘリコプター・プラットフォームである。このため、HSC-25は全海軍ヘリコプター飛行隊の中で最多の捜索救助任務を遂行している。HSC-25(旧HC-5)はこれまでに延べ4,207名の命を救った。“アイランド・ナイツ”は2005年秋から2012年5月まで、クウェートのキャンプ・ビューリング Camp Bueringおよびイラクのバスラに展開した海軍航空救急分遣隊 Naval Air Ambulance Detachmentを支援し、計2,923名の命を救った。HSC-25は現在、北マリアナ諸島連邦に対し、24時間365日の捜索救助・医療搬送・航空消火任務を提供している。2019年8月現在、HSC-25のホームガード・ユニット(グアム・アンダーセン空軍基地駐留)は、1984年6月27日のHC-5による初任務以降、捜索救助任務で計617名の命を救っている。さらに、1984年5月26日の初任務以降、667件の医療搬送任務を成功裏に完了している。最後に、1996年3月18日以降、HSC-25は49回の空中消火任務を成功させており、そのうち4回は暗視装置を用いた夜間任務であった

↑HSC-25 emblem. Image courtesy of en.wikipedia.org.

所在地 駐留日
NAS Agana 1984/2/3
Andersen Air Force Base 1995
航空機の割り当て 初受領日
CH-46D 1984/2
MH-60S 2005/4
日付 主な出来事
太平洋ヘリコプター海上戦闘航空団 Helicopter Sea Combat Wing, PacificのHSC-25は、海軍唯一の前方展開型遠征海上戦闘飛行隊 forward deployed Expeditionary Sea Combat squadronとして、第7艦隊管轄区域 Seventh Fleet Area of Responsibility内の艦艇・部隊に対し、対水上戦 Anti-Surface Warfare、要員救出 Personnel Recovery、特殊作戦支援 Special Operations support、垂直補給 Vertical Replenishment、捜索救助 Search and Rescue、医療後送 Medical Evacuationの能力を提供している。“アイランド・ナイツ Island Knights”の異名を持つHSC-25はグアムのアンダーセン空軍基地 Andersen Air Force Baseを拠点とする。本土防衛任務では、展開部隊・現地特殊戦部隊 deployed and local special warfare units、遠征打撃群・空母打撃群 Expeditionary and Carrier Strike Groupsを支援する積極的な戦術訓練プログラムを実施するとともに、グアムおよび北マリアナ諸島向けに24時間体制の捜索救難(SAR)および医療後送(MEDEVAC)サーヴィスを提供している。同飛行隊は、太平洋艦隊潜水艦部隊 Submarine Force Pacific Fleetの戦備態勢および認証要件を支援するため、標的ドローンおよび演習用魚雷の発射・回収能力を提供している。また、グアム地域における現地のヘリコプターによる消火活動、展開部隊向けの垂直機上投下(Vertical Onboard Delivery: VOD)および艦隊後方支援も担当する。2018年は特に捜索救助活動が活発で、54回の出動、総飛行時間104時間、27名の救助、16回の医療後送任務を実施した
1984/2 第25海上戦闘ヘリコプター飛行隊(Helicopter Sea Combat Squadron 25: HSC-25)は、1984年2月3日にグアムのアガナ海軍航空基地 NAS Aganaにおいて、第5戦闘支援ヘリコプター飛行隊(Helicopter Combat Support Squadron Five: HC-5)として編成された。“プロヴァイダーズ”の愛称で知られるHC-5はCH-46Dシー・ナイトを運用し、基地再編法(BRAC)に基づくアガナ海軍航空基地閉鎖に伴い1995年にアンダーセン空軍基地へ移転した。2005年4月21日に“アイランド・ナイツ”と改称されたHSC-25は、海軍最新鋭シコルスキーMH-60S“ナイトホーク Knighthawk”を用いて米太平洋艦隊への兵站支援を実施している。同飛行隊は約80名の将校と300名の兵員を擁し、12機のMH-60Sの運航・整備を担当する
HSC-25は海軍初かつ唯一の前方展開型垂直補給(forward-deployed vertical replenishment: VERTREP)飛行隊であり、西太平洋、インド洋、北アラビア海、ペルシャ湾における第7艦隊部隊の支援任務を担っている。この支援を提供するため、HSC-25は軍事海上輸送司令部(Military Sealift Command: MSC)艦船に2機の航空機分遣隊を乗艦させ、全世界の米軍部隊を維持するための装備、燃料、物資、弾薬の輸送を実施している。さらに1992年には、同飛行隊は強襲揚陸艦(汎用)ベロー・ウッド Belleau Wood(LHA-3)艦上に常駐する捜索救助(SAR)分遣隊を配置する任務を課せられた。1996年春、HSC-25は初の暗視装置対応水陸両用SAR分遣隊をベロー・ウッドに搭乗した。2000年秋、SAR分遣隊はベロー・ウッドから強襲揚陸艦(多目的)エセックス Bataan(LHD-2)へ恒久移管された。2011年冬、同分遣隊はふたたびエセックスから母港を佐世保(日本)とする強襲揚陸艦(多目的)ボノム・リシャール Bataan(LHD-6)へ恒久移管された。
2005秋 2005年秋、HSC-25はふたたび新たな任務を担う最初のHSC飛行隊となり、クウェートのキャンプ・ビューリング Camp Bueringに駐留する連合軍部隊および中央軍司令部(Coalition Forces, and Compotent Command: CFLCC)に対し、不可欠な航空救急サーヴィスを提供した
グアムのアンダーセン空軍基地に駐留する唯一の海軍飛行隊であるHSC-25は、迅速に“チーム・アンダーセン Team Andersen”の一員となった。垂直輸送任務に加え、HSC-25はグアムおよび北マリアナ諸島向けに24時間体制の陸上・海上捜索救助(SAR)および医療後送(MEDEVAC)サーヴィスを提供している。HSC-25はさらに、外部搭載バケットによる空中消火、垂直機内投下(VOD)、無人機・魚雷回収、特殊作戦航空支援、グアム地域における全軍事活動(現地で活動する海上事前配置艦(Maritime Prepositioned Ships: MPS)を含む)への艦隊後方支援を実施している。
1984年2月以来、HSC-25は数百万トンの物資・弾薬と数千人規模の人員を輸送し、第7艦隊および第5艦隊 7th and 5th Fleetsの兵站能力の大半を支えてきた。HSC-25の航空機は緊急医療後送(MEDEVAC)や救難任務に従事し、“トライクラブ作戦 Operation TRI-CRAB”、“サザン・ウォッチ作戦 Operation Southern Watch”、“ユナイテッド・シールド作戦 Operation United Shield”、“コブラ・ゴールド作戦 Operation Cobra Gold”、“ヴィジラント・センチネル作戦 Operation Vigilant Sentinel”、タンデム・スラスト作戦”、そして最近では“ユニファイド・アシスタンス作戦 Operation Unified Assistance”、“不朽の自由作戦 Operation Enduring Freedom”、“イラクの自由作戦 Operation Iraqi Freedom”に参加している
HSC-25は1984年2月3日に第5戦闘支援ヘリコプター飛行隊(HC-5)として編成され、2005年4月21日に第25海上戦闘ヘリコプター飛行隊に改称された。HC-5時代、同飛行隊は第5艦隊、第7艦隊、および北マリアナ諸島連邦に対する卓越した任務遂行と支援で名声を確立した。HSC-25の徽章は、HC-5として知られていた時代の伝統を称えつつ、HSC-25へと発展する部隊の未来を象徴するよう設計された。鷲が握る三叉の槍は、海上環境におけるヘリコプターの戦闘能力への重点化を象徴すると同時に、部隊の海軍的伝統への敬意を表している。トライデントから吊り下げられた荷物は、VERTREPの過去・現在・未来の任務を表す。五つの星はHC-5からの継承を、地球儀は飛行隊の作戦地域と太平洋艦隊への奉仕を表す配置となっている。黒の背景は、飛行隊のパイロットと航空機の拡大する夜間作戦能力を象徴している

↑A corpsman is hoisted into a MH-60S Seahawk during a 2022 exercise in Guam. Image courtesy of en.wikipedia.org.


Update 26/03/08