ＡＣＶ
水陸両用戦闘車両

※ACVはAmphibious Combat Vehicleの略で、艦種記号ではない
スペック ACV
重量 32ｔ
全長 9.16ｍ
全幅 3.14ｍ
全高（船体） 2.89ｍ
懸架・駆動 懸架・駆動 8x8輪駆動
エンジン Iveco Cursor 16 1基
出力 700馬力
出力重量比 21.56馬力/t（16.08kW/t）
トランスミッション アリソン4800SP（オートマチック、前進7速、後進2速）
搭載容量 3.3ｔ（7,300ポンド）
最高速 水上11.11km/h
地上104.60km/h
航続距離 水上+地上22.22km+402.33km
地上のみ523.03km
主武装 M153 CROWS II（遠隔砲塔で5.56mmM249軽機関銃、7.62mmM240汎用機関銃、12.7mmM2重機関銃、Mk. 19 40mmグレネード・ランチャーを装備可能で、周囲360ﾟの旋回能力、上方60ﾟ、下方20ﾟの仰俯角を持ち、ジャイロスタビライザーにより安定化されている。照準用光学機器として可視光用ヴィデオ・カメラ、赤外線暗視カメラ（サーマル・サイト）、レーザー・レンジファインダーが搭載されており、弾道計算用のFCS（火器管制装置）を持つ）
乗員 3名（兵員13名を塔載）
※ACVは2011年にキャンセルされたEFV開発計画に替わるものとして、老朽化したAAV7の補完および後継車種として開発計画が開始され、2013年に一旦キャンセルされたMPC（Marine Personnel Carrier）開発計画の要求仕様を盛り込んで選定作業が進められ、2018年にイタリアのIvecoとBAEシステムズが共同提案したIvecoスーパーAV Iveco SuperAVの改良型が採用。指揮車両型ACV-Cに加え、海兵隊は兵員輸送型（ACV-P）、歩兵戦闘車型（ACV-30）、回収車両型（ACV-R）を配備している。2025年12月初め、国防総省はミシガン州に拠点を置くBAEシステムズと、30mm砲と遠隔操作式砲塔兵装システムを搭載したACV-30の契約を＄1,84400,000で締結した

↑Marines with Fox Company, 3rd Assault Amphibian Battalion, 1st Marine Division prepare for ship-to-shore operations during Exercise Steel Knight 25 on Marine Corps Base Camp Pendleton, Calif., Dec. 6, 2025. US Marine Corps. Image courtesy of USNI news.


Ｕｐｄａｔｅ　25／12／27