WMSL
大型海上警備カッター

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※SEDAは構造強化の乾ドック有用性(Structural Enhancement Drydock Availability)の略
満載排水量:4,306t 全長:127.40m(128.32mともいわれる) 幅:16.45m 吃水:6.40m 主機/軸数:CODAG(30,565馬力のLM2500ガス・タービン1基、9,655馬力のMTU 20V 1163ディーゼル2基)/2軸 速力:28.0kt 航続力:12,000浬 兵装:70口径57mm単装砲1基、76口径20mmCIWS1基 乗員:148名
※418フィート型
※レジェンド級 Legend Classともいわれる
※以前は国家保全カッター(National Security Cutter: NSC)と仮称されていたもので、沿岸警備隊が進めている新装備導入計画、Integrated Deepwater Systemsの一環を構成
※バウ・スラスターを備える
↑The "new" High Endurance Cutter, now designated a National Security Cutter: the CGC Bertholf. "Bertholf Steams Home (FOR RELEASE) LOS ANGELES -- Aerial photo of the new National Security Cutter Bertholf taken from an HH-65C helicopter from Coast Guard Air Station Los Angeles off the California Coast Tuesday, July 22, 2008. (US Coast Guard Photo by Chief Warrant Officer Brian Carlton)."

↑Image courtesy of Naval Analyses.

↑Image courtesy of Shipbucket.
船名 NAME 船種記号 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
バーソルフ Bertholf WMSL-750 ノースロップ・グラマン・シップ・システムズ社インガルス・オペレーション 2008/8/4 ◎2005/3/29 起工
◎2006/9/29 進水
◎2006/11/11 命名式
◎2008/5/8 引き渡される
◎2016/9 SEDA(〜2017秋)
ウェアシェ Waesche WMSL-751 ノースロップ・グラマン・シップ・システムズ社インガルス・オペレーション 2010/5/7 ◎2006/9/11 起工
◎2008/7/12 進水
◎2008/7/26 命名式
◎2009/11/6 引き渡される
◎2015/11/22 ウェアシェが106日間の派遣を終え、アラメダのコースト・ガード・アイランドに帰港した。ウェアシェは8月にアラメダを出発し、南カリフォルニア沿岸から北極海、ベーリング海にいたる18,000マイルの展開を行った。 この派遣期間中、ウェアシェの乗組員は2週間の兵器システム試験と認証を完了し、“北極の盾作戦 Operation Arctic Shield”を支援するために北極圏をパトロールし、アラスカ湾とベーリング海で連邦漁業法と安全規制を執行した。カッターに乗船した法執行要員は、連邦漁業規則の遵守を確認し、必要な安全装備の抜き打ち検査を実施するため、漁船に海上で何度も立ち入った。カッターは北極圏をパトロールし、海洋領域に対する認識を高め、この地域における備え、予防、対応能力を向上させることで、国家戦略目標を推進した。ベーリング海では、ウェアシェが捜索救助活動を支援し、その結果、体調を崩した漁師の医療搬送に成功した。ウェアシェの乗組員はベーリング海滞在中、アラスカのDutch HarborとBarrowの地域社会と緊密に協力した。乗組員は、北極圏で急速に発展している経済状況について話し合うため、Barrowのコミュニティ・リーダーをカッターに乗船させ、Dutch Harborのコミュニティでいくつかの社会奉仕プロジェクトを完了するため、上陸中にヴォランティア活動を行った
◎2017/9 ワシントン州シアトルにてSEDA(〜2018/5/22、12
2020/9/20 太平洋にて出火
◎2020/9/22 横須賀に入港(12
ストラットン Stratton WMSL-752 ノースロップ・グラマン・シップ・システムズ社インガルス・オペレーション 2012/3/31 ◎2009/7/20 起工
◎2010/7/23 進水
◎2011/9/2 引き渡される
2012/4中旬 カリフォルニア州ロサンゼルス沿岸にて船体に4つの穴を発見、穴を継当てするものちに入渠
◎2014/11/28 ストラットンは、北極圏と中米への140日間の派遣を終え、カリフォルニア州アラメダの沿岸警備隊島 Coast Guard Islandに帰港した。2014年7月に出発して以来、ストラットンの乗組員は、北極圏における国家の利益と、カリフォルニア沖と中米沖での合同麻薬対策活動を支援するため、24,000マイルの展開を完了した。この作戦パトロール中、ストラットンの法執行クルーは、6.6tの違法麻薬を押収、破壊し、その価値は27,500,000ドルを超えた。ストラットンの沿岸警備隊員は、4件の捜索救助活動で船員を支援した。国家戦略目標を推進するため、カッターの乗組員は北極圏をパトロールし、新装備の相互運用性テストを実施した。ストラットンの沿岸警備隊員は、アラスカのポイント・レイ、Gamble、Barrowの孤立した場所にある地域社会と緊密に協力した。乗組員は学校や市民センターに上陸し、水の安全を教え、地域住民にライフ・ジャケットを提供した
2020/11 少なくとも11名の乗員が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査で陽性反応を示したと発表
マンロー Munro WMSL-753 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2014/12/6 ◎のちにハミルトン Hamiltonと改名
◎2012/9/5 起工
◎2013/8/10 進水
◎2013/10/26 命名式
◎2014/9/15 引き渡される
◎サウス・カロライナ州チャールストンにて就役
ジェームズ James WMSL-754 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2015/8/8 ◎2013/5/17 起工
◎2014/5/3 進水
◎2014/8/16 命名式
◎2015/6/5 引き渡される
◎マサチューセッツ州ボストンにて就役
ストーン
12
Stone WMSL-755 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2017/4/1 ◎のちにマンローと改名
◎2014/11/5 起工
◎2015/9/12 進水
◎2015/11/14 命名式
◎2016/12 引き渡される
◎ワシントン州シアトルにて就役
ミジェット Midgett WMSL-756 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2019/8/24 ◎のちにキンボールと改名
◎2016/3/4 起工
◎2016/12/17 進水
◎2017/3/4 命名式
◎2018 引き渡される
◎ハワイ州ホノルルにて就役
キンボール Kimball WMSL-757 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2019/8/24 ◎のちにミジェットと改名
◎2017/1/27 起工
◎2017/11/22 進水
◎2017/12/9 命名式
◎2019/4/30 引き渡される
◎ハワイ州ホノルルにて就役
ストーン Stone WMSL-758 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 2021/3/19 ◎2018/9/14 起工
◎2019/10/4 進水
◎2020/2/29 命名式
◎2020/11/10 引き渡される
◎サウス・カロライナ州チャールストンにて就役
カルホーン Calhoun WMSL-759 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 ◎2019/11/13 鋼材切り出し開始
◎2021/7/23 起工
◎2022/4/2 進水
◎2022/6/4 命名式
◎2023/10/13 引き渡される
フリードマン Friedman WMSL-760 ハンティントン・インガルス・インダストリーズ社インガルス・シップビルディング部門 ◎2021/5/11 鋼材切り出し開始


Update 24/11/27