艦隊兵站支援飛行隊 Fleet Logistics Support Squadron

アイコン	意味
	戦闘や事故で失った場合（沈没、墜落）や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
	戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
	映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
	参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
	インターネットやTVゲームに登場する事柄です
	UFOなど超常現象に遭遇した事柄です

※MCAAFは海兵航空補助施設（Marine Corps Auxiliary Air Facility）の略。NASは海軍航空基地（Naval Air Station）の略。NAASは海軍航空補助基地（Naval Auxiliary Air Station）の略。NSは海軍基地（Naval Station）の略（ABC順）。Fleet Tactical Support Squadronは1976年にFleet Logistics Support Squadronに改称された

• 第40艦隊兵站支援飛行隊 VRC-40

※第40艦隊兵站支援飛行隊（Fleet Logistics Support Squadron 40: VRC-40）には1960年7月1日に就役し、米海軍の第2、第5、第6艦隊 Second, Fifth, and Sixth Fleetsに空母艦上輸送（Carrier onboard delivery: COD）サーヴィスを提供する任務を負う。ノーフォーク海軍基地 NS Norfolkを母港とするVRC-40は、グラマンC-2Aグレイハウンドを運用し、米大西洋艦隊 U.S. Atlantic Fleetの空中早期警戒航空団司令官 Commander, Airborne Early Warning Wingに報告する。ニックネームはRawhides

日付	主な出来事
	飛行隊の14機の航空機を維持し、飛行させているのは、320名近い下士官と42名の士官である。多くの飛行隊とは異なり、VRC-40は部隊として配備されることはない。その代わりに、2機の航空機を備えた5つの独立した海上分遣隊を準備する一方、陸上では“ホームガード Homeguard”を維持し、現地での作戦活動を支援している。配備された分遣隊は、遠隔地の前方兵站基地を拠点に、配備された空母に搭載され、第2、第4、第5、第6艦隊 Second, Fourth, Fifth, and Sixth Fleetsで活動する複数の空母打撃群（carrier strike group）を支援し、継続的な艦隊支援を行う。VRC-40は、北はノルウェー、東部海岸とメキシコ湾岸、カリブ海全域、中南米、地中海と中東の各海域の艦船と基地から艦隊を支援している。最近では、VRC-40が“不朽の/イラクの自由作戦 Operations Enduring and Iraqi Freedom”中の戦闘任務支援で重要な役割を果たし、2010年暦年の海軍航空部隊司令官バトル“E” Commander Naval Air Force Battle "E"勝者に選ばれた
1986	グラマンC-1Aトレーダー機を26年以上飛行させたのち、VRC-40は1986年にC-2Aへの移行を完了し、海軍航空史におけるレシプロ・エンジン時代の終わりを告げた。VRC-40の継続的な任務は、洋上のキャリアとの間で乗客、郵便物、貨物を効率的に輸送することである
	飛行隊の任務完了には速度と効率が不可欠だが、安全が最も重要である。VRC-40の多くの功績と業績の中で、“ローハイド Rawhides”は最近、クラス“A”の25年間無事故飛行に成功し、航空安全における最高の栄誉の1つに到達した
	VRC-40は毎年、300万ポンド以上の郵便物や貨物を運び、1,000回以上の着艦をこなしている。宇宙飛行士のアラン・シェパード Alan Shepardやスコット・カーペンター Scott Carpenter、タイガー・ウッズ Tiger Woodsやデイル・アーンハート Jr. Dale Earnhardt, Jr. を含むスポーツ界の有名人、多数の連邦議会議員や閣僚、ビジネス界のリーダー、ブルース・ウィリス Bruce Willis、チャーリー・ダニエルズ Charlie Daniels、ジミー・バフェット Jimmy Buffett、ハル・ベリー Halle Berry、ロビン・ウィリアムズ Robin Williamsなどのエンターテイナーが“ローハイド”機で飛行している

↑MEDITERRANEAN SEA (Dec. 15, 2023) - A C-2A Greyhound from the "Rawhides" of Fleet Logistics Support Squadron (VRC) 40 makes an arrested landing aboard the world's largest aircraft carrier USS Gerald R. Ford (CVN-78) during a visit by Vice Adm. Thomas Ishee, commander of U.S. Sixth Fleet, during a scheduled ship visit, Dec. 15, 2023. The Gerald R. Ford Carrier Strike Group is currently operating in the Mediterranean Sea. The U.S. maintains forward-deployed, ready, and postured forces to deter aggression and support security and stability around the world. (U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Simon Pike)

↑Arabian Gulf (Dec. 27, 2003) -- A C-2A Greyhound assigned to the Rawhides of Fleet Logistics Support Squadron Four Zero (VRC-40) home ported in Norfolk, Va., makes a logistics run to USS Enterprise (CVN-65) from military installations in Bahrain. VRC-40 and the elements of the Enterprise Carrier Strike Group (ESG) are currently operating in the Arabian Gulf in support of Operation Iraqi Freedom and the continued war on terrorism. U.S. Navy photo by Photographer's Mate 2nd Class Aaron Peterson. (RELEASED)

↑Image of VRC-40. Image courtesy of Naval History and Heritage Command.

Ｕｐｄａｔｅ　24／02／03