陸軍輸送船

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※United States Army Transport(合衆国陸軍輸送船)の略
総トン数:7,358t 全長:131.06m 幅:16.45m 吃水:11.58m 主機/軸数: triple expansion reciprocating蒸気機関1基/1軸 出力:3,500馬力
1133型貨物船を改装
艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
ウェスト・リューアーク West Lewark Todd LA/ロサンゼルス・シップビルディング&ドライドック社 ◎1922/1/7 大統領令により陸軍省に移管
◎シアトルにて引き渡され太平洋船隊(A.T.S. Pacific Fleet)に配属され、フォート・メイソンを母港とする
◎1922/5/25 メイグス Meigsと改名。メイグスは、基本的に冷蔵庫・補給品と動物輸送を兼ねていた。268頭の動物が収容できる部屋を備えていたため、メイグスの船長は通常、陸軍獣医部隊の将校だった
◎サン・フランシスコ〜ホノルル〜マニラ間を運航し、時折パナマやプエルト・リコにも寄港
◎1923年9月に日本を襲った大地震ののち、横浜に地震救援物資を輸送
◎メイグスは、1938年7月29日にマニラから約565マイル離れた地点で消息を絶ったパンナムの飛行艇ハワイ・クリッパーを捜索した最初の船であった。メイグスは、ハワイ・クリッパーとの最後の無線交信があった場所に向かい、3時間にわたってハワイ・クリッパーの痕跡を捜索したが、失敗に終わった
◎1941年12月7日、“ペンサコラ・コンヴォイ Pensacola Convoy”補給作戦の一部としてフィリピンへ向かう途中、オーストラリアへの出航を命じられる
◎アメリカが第二次世界大戦に参戦する直前、海軍に移管、艦種を貨物輸送艦(AK-34)に改めるも就役せず(同船は陸軍にとどまったまま)
◎1941/12 海軍に移管の予定がキャンセル
1942/2/19 ダーウィン港にて日本軍機の爆撃により沈没。メイグスは沈没した6隻のうちの1隻
◎戦後、大阪の藤田サルベージによって上部構造が引き揚げられたが、ポルトガル領ティモール(現在の東ティモール)での連合軍向けの軍需品、鉄道用レール、ブレン・ガン・キャリア、オーストラリア陸軍2/4パイオニア連隊のトラックなどの貨物が残されていた。現在、メイグスはダイヴィング・スポットとなっており、船体の残骸と同様に貨物の残骸も見ることができる


Update 24/09/22