陸軍輸送船
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※United States Army Transport(合衆国陸軍輸送船)の略
- 排水量:8,001t 全長:127.78m 幅:17.19m 吃水:8.22m 主缶:缶3基 主機/軸数:4-cyl. quadruple expansion蒸気機関1基/1軸 出力:3,500公称馬力
- ※1103型貨物船を改装
艦名 | NAME | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
スコッツバーグ | Scottsburg | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | ◎1936/5/2 陸軍省に移管、ルイジアナ州ニュー・オーリンズにて陸軍輸送船ラディントン Ludingtonの大規模なオーヴァーホールに伴う一時的な代替として、米陸軍輸送隊に配属 ◎大西洋船隊(A.T.S. Atlantic Fleet)に配属され、ニュー・ヨーク州ブルックリンの陸軍補給基地 Army Supply Baseを母港とする ◎スコッツバーグは通常、ニュー・ヨーク~運河地帯~サン・フランシスコ~ハワイ航路に就航 ◎画像は乾ドック中のUSATスコッツバーグ、1936~1937年ごろ、おそらくメア・アイランド ◎1937/2/12 テキサス州ガルヴェストンにて運用終了、海事委員会に移管、サン・フランシスコのLykes Brothers-Ripley Steamship Companyに売却 1942/6/14 カリブ海フロリダ沖にてドイツ海軍潜水艦U502の雷撃により沈没(1942年 6月15日午前1時、護衛なしのスコッツバーグ(グスタフ・アドルフ・オロフソン船長 Master Gustaf Adolph Olofson)は、7ktで非回避航路 nonevasive courseを航行中、グレナダの西約90マイルで U502の魚雷2発に命中した。最初の魚雷は左舷の機関室に命中し、下で当直していた乗組員2名が死亡。2発目の魚雷は第2ハッチの後端に命中し、蒸気管と左舷救命ボート2隻を破壊し、積荷をデッキ中に吹き飛ばした。乗船していた航海士10名、乗組員30名、武装警備員11名(船は5インチ砲1門、20mm機関砲4門、.30口径機銃2門で武装)のほとんどは、右舷救命ボート2隻と筏1隻で船を放棄した。船長と無線オペレーターは遭難信号を送ろうとしたため船に残り、船とともに沈没。航海士3名と乗組員2名が死亡。18時間後、生存者は1015型貨物船Kahuku(USSBハル947)に救助されたが、6月16日に同船がU126(艦長バウアー Bauer)に沈められた際に6名が死亡した。数名はUボートに救助され、筏に乗せられたが、スコッツバーグ出身の生存者アーチー・ギブス熟練船員 Able Seaman Archie Gibbsは4日間船上に留まり、そののちCuraçao沖約45マイルのヴェネズエラ船Minataoraに乗せられ、同地に上陸した) |
Update 24/09/22