観測機

※FYは会計年度 Fiscal Yearの略
ノース・アメリカン社(現ボーイング・ディフェンス、スペース&セキュリティー部門)製 初飛行:1965年7月15日(YOV-10A) OV-10Aデータ=全幅:12.19m 全長:12.67m(ピトー管含む、D型は13.41m) 全高:4.62m 翼面積:27.03u 空虚運用重量:3,127s 最大離陸重量:6,552s パワープラント:定格出力715shpのギャレット製T76-G-10ターボプロップ・エンジン2基(D型は定格出力1,040ehpのギャレット製T76-G-420/-421ターボプロップ・エンジン2基) 最大速度(3,048m):451q/h 海面高度上昇率:853m/min(クリーン、D型は920m/min) 実用上昇限度:9,144m 航続距離:2,296q(D型は2,222q) 戦闘行動半径:305q(対地支援(兵装を2,267s搭載し、高度1,524mでロイター1時間の場合)、D型は366q(最大兵器搭載でロイターなし)) 離陸滑走距離(4,494sの通常離陸重量時):226m 着陸滑走距離(通常離陸重量時):226m 着陸滑走距離(高度15mから通常離陸重量時):372m 兵装:機関銃:7.62o機銃4挺(携行弾薬各500発、D型は20o機関砲4門)、Mk. 4Mod. 20oガンポッド 無誘導弾薬(主翼化下2ヶ所、スポンソン4ヶ所、胴体中心部1ヶ所の計7ヶ所のハードポイント):Mk. 81汎用爆弾、Mk. 81スネークアイI低高度爆撃用遅延爆弾、Mk. 77Mod. 2/4ナパーム弾、LAU-60/A、-61/A、-68/A、-69/A自由飛翔空対空ロケット(FFAR)ポッド、SUU-40/A、-44/A(Mk. 24/26フレアー×8)、A/A37B-3フレアー・ディスペンサー(Mk. 24/25フレアー×6、Mk. 6シグナル×6) 乗員:2名 ペイロード:貨物室に兵員最大6名
※社内呼称モデル300(NA-300)
※対反乱・暴動機(Counter Insurgency: COIN)。1963年に海軍が軽武装偵察機(Light Armed Reconnaissance Aircraft: LARA)計画を持った事に始まった。後に兵員輸送機としての性格も加えられる。この最終仕様に9つのメーカーが設計案を提出。モデル300と一度落選したコンヴェア・モデル48(自社資金で試作)が競うもモデル48は敗れる

↑Image courtesy of Shipbucket.
FY Block No. Bu.No.
()内は製造番号
機数、備考1 備考2
Bu.No. 直後の()内の
番号は製造番号
YOV-10A-NH 152879〜152885 ◎7機 152879はNOV-10Aに改造。152880はYOV-10Dに改造。152881は1968年4月8日〜1976年10月7日までNASAに移管(NASA 718)。高揚力装置実験機に改造。1969年6月25日に民間登録No. N705NAを割り当てられる ◎152880(c/n 300-2)
◎152881(c/n 300-3)
◎152882(c/n 300-4)
OV-10A-NH 155390〜155503
(c/n 305-1〜305-114)
◎114機 社内呼称モデルNA-305。155395、155396はYOV-10Dに改造。後にOV-10Dに再改造。155406、155409、155417、155418、155436、155446、155447、155465、155466、155468、155470、155472〜155474、155477、155479、155481〜155483、155486、155488、155489、155493、155494、155498、155499、155502はOV-10Dに改造。155481は後にOV-10G+に変更。155492はOV-10D+に改造 。155397、155404、155425、155433、155462、155491は後にモロッコ空軍に引き渡される ◎155390(c/n 305-1)
◎155392(c/n 305-3)
155393(c/n 305-4)は1970年3月10日にヴェトナムにて対空火器により撃墜(VAL-4所属機)。乗員2名とも脱出し救出される
155394(c/n 305-5)は1971年10月29日にヴェトナムにて対空火器により撃墜(VAL-4所属機)。乗員2名とも救出される
◎155395(c/n 305-6)
◎155396(c/n 305-7)
155422(c/n 305-33)は1968年10月22日に南ヴェトナムのダ・ナン南部にて対空火器により撃墜(VMO-2所属機)。乗員2名とも戦死(KIA)
155423(c/n 305-34)は1970年4月21日に南ヴェトナムのKham Duc西部にて対空火器により撃墜(VMO-2所属機)。乗員2名とも脱出するもパイロットは北ヴェトナム軍に殺害される。観測員はヘリコプターに救出される
155424(c/n 305-101)は1991年2月25日に“砂漠の嵐”作戦にて喪失
155490(c/n 305-101)は1969年7月19日に南ヴェトナムのChau Doc近郊にて共産軍の小火器により撃墜。乗員2名とも死亡
155495(c/n 305-106)は1970年6月7日にヴェトナムにて対空火器により撃墜(VAL-4所属機)。パイロットは死亡。観測員は救出される
155497(c/n 305-108)は1970年9月29日にヴェトナムにて対空火器により撃墜
155503(c/n 305-114)は1969年12月20日にヴェトナムにて対空火器により撃墜(VAL-4所属機)。乗員2名とも死亡
OV-10B-NH 158292〜158309 ◎18機 社内呼称モデルNA-338。西ドイツ空軍に貸与 ◎158292(c/n 338-1)
◎158293(c/n 338-2)
◎158298(c/n 338-6)
◎158300(c/n 338-9)
◎158301(c/n 338-10)
◎158302(c/n 338-11)
◎158304(c/n 338-13)
◎158308(c/n 338-17)
OV-10C-NH 158396〜158411
(c/n 342-001〜342-016)
◎16機 社内呼称モデルNA-342。タイ空軍に貸与(1/2513、2/2513、3/2514〜16/2514)。158399、158402、158406は2004年にフィリピン空軍に寄贈 ◎158397(J5-12/13)
◎148399(c/n 342-004)
◎158405(c/n 342-010)はJ5-10/14
◎158407(J5-12/14)
◎158408(J5-13/14)
◎158409(J5-14/14)
◎158410(J5-15/14)
OV-10E-NH 159057〜159072 ◎16機 社内呼称モデルNA-354(159057〜159064)、NA-404(159065〜159072)。ヴェネズエラ空軍に貸与 ◎159059(c/n 354-003)
◎159061(c/n 354-005)
◎159062(c/n 354-006)
◎159063(c/n 354-007)
◎159064(c/n 354-008)
◎159065(c/n 354-009)
◎159066(c/n 354-010)
◎159067(c/n 354-011)
◎159068(c/n 354-012)
◎159069(c/n 354-013)
◎159071(c/n 354-015)
OV-10C-NH 159134〜159149
(c/n 360-001〜360-016)
◎16機 社内呼称モデルNA-360。タイ空軍に貸与(J5-17/16〜J5-32/16)。159134、159136、159139、159142、159145は2004年にフィリピン空軍に寄贈 ◎159134(c/n 360-001)
◎159136(c/n 360-003)
◎159139(c/n 360-006)
◎159142(c/n 360-009)
OV-10F-NH 160216〜160227 ◎12機 社内呼称モデルNA-397。インドネシア空軍に貸与
OV-10F-NH 160295〜160298 ◎4機 社内呼称モデルNA-360。インドネシア空軍に貸与


コンソリデーテッド・ヴァルティ・エアクラフト社(コンヴェア、現ボンバルディア社)製 初飛行:1964年11月25日 モデル48データ=全幅:9.17m 全長:10.61m 全高:4.14m 翼面積:20.06u 空虚運用重量:2,021s 最大離陸重量:4,744s パワープラント:定格出力650hpのプラット・アンド・ホイットニー・カナダ製T74-CP-8/10 ターボプロップ・エンジン2基 最大速度:513q/h 実用上昇限度:6,492m 航続距離:4,828q 離陸滑走距離(高度15m越え):152m以下 着陸滑走距離(高度15mから):152m以下 兵装:機関銃:7.62o機銃4挺 無誘導弾薬:爆弾等907s搭載 乗員:2名 ペイロード:貨物室に兵員最大6名
※軽武装偵察機(Light Armed Reconnaissance Aircraft: LARA)計画はノース・アメリカンNA-300が選定されるも海兵隊と陸軍はモデル48を好み、試作機の製作を続行し初飛行にまでこぎつける。100時間の合同テスト飛行にかけられる事になり、試作機は海軍、海兵隊、陸軍、空軍の各代表により操縦。1965年10月19日の196回目のテスト飛行中に墜落
F-0597 Convair Charger Model 48 Video. sadasmarchives.


※軽武装偵察機(Light Armed Reconnaissance Aircraft: LARA)計画に応じてロッキード社(現ロッキード・マーチン社)が提案した機体。LARA計画はノース・アメリカンNA-300が選定される


Update 16/11/20