MOB
移動可能沖合基地

※MOBはMobile Offshore Baseの略で、艦種記号ではない。現在は移動補給基地 Mobile Logistics Platformと呼ばれる
※ブラウン&ルート社が提案した、アメリカ軍と多国籍軍に滑走路、整備、補給、およびほかのロジスティクスサポートなどを提供するために各エリアに展開させることができるモジュール式の浮動基地。MOBモジュールの移動方法は、おそらく半没水型船になるであろう。このモジュールは、従来の離陸に1つのモジュール(全長150m、幅90mの中空の箱の下に脚と浮体をつけた高さ65mの半没水方式。6基の大型スラスター付きのモジュールを2つ付け足すと10ktで航行可能)を使う垂直離着陸機(VSTOL)航空機と、いくつかモジュール繋ぎ合わせて長さにおいて1,828mくらいの滑走路を使用する通常離着陸(CTOL)航空機まで航空支援の可能な範囲を最も広くサポートする。さらにMOBは船で持ち運ばれた貨物を受け入れて、機器貯蔵所とメンテナンスに、約270,000平方mを提供し、10,000,000ガロンの燃料を蓄えて、最高3,000名の将兵(重旅団)を宿泊できたり、さまざまな揚陸艦艇経由で岸に物資をおろせる。この案を、海軍や企業、関係機関が2000年4月に議会に提出した
↑Image courtesy of GlobalSecurity.org.
↑MOBにはC-17グローブマスターIII輸送機の離着陸が可能だという


Update 24/03/16