極地警備カッター
アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- 軽荷排水量:22,400t 満載排水量:33,000t 全長:140.20m 幅:26.82m 主機/軸数:ディーゼル電気(キャタピラー式M32E、ABB Azipod推進ユニット2基、シャフト・ライン1基)/3軸 出力:45,200馬力 兵装:25mm機関砲1基 乗員:186名
- ※沿岸警備隊の次期砕氷船はドイツ連邦教育研究省船Polarstern IIを基にしており、ユニークなフィンランドの推進設計を採用し、アメリカのディーゼル・エンジンを搭載していると造船会社VTハルター・マリーン社 VT Halter Marineは発表。2024年に沿岸警備隊に引き渡される予定
- ※将来的には、PSCに続いて、南極警備カッター(Arctic Security Cutter: ASC)と呼ばれる3隻の中型砕氷船を取得する予定である
- ※2018年9月、沿岸警備隊は砕氷船を極地警備カッター Polar Security Cutterと呼び、船種記号はWMSP、必要であれば甲板搭載兵器の搭載が可能な砕氷船にしたいことを発表した。同船はワシントン州シアトルに母港を置く
- ※ミシシッピ州の造船所が、米国の新しい大型砕氷船隊の最初の部品となるものの製作を開始したと、同社が2023年8月9日に発表した。ボリンジャー造船所は、最初の極地警備カッター(将来のポーラー・センチネル Polar Sentinel(PSC-1))の一部となる8つのモジュールの最初の鋼を切断した。プロトタイプ・モジュールはカッターの概念実証として建造されているが、承認されれば最初の砕氷船に組み込まれる。23,000tの極地警備カッターは、米国が1970年代以降に建造した最初のクラスの大型砕氷船である。当初2020年に発注されたこのプログラムは、リード船体が約3年遅れるという遅れに見舞われている。最初の3隻の船体の最初の見積もりは$2700,000,000で、最初のPSCは2025年に引き渡される予定だった。しかし、沿岸警備隊はプログラムのコストを再評価していると、沿岸警備隊の広報担当者は先月USNIニュースに語った。現在、設計が完了するのは2024年で、最初のカッターが出航できるのは2028年である。来年に予定されている設計承認に先立ち、プロトタイプ・モジュールの作業は、ミズーリ州パスカグーラにある造船所が船を建造する準備が整っていることを証明するものだ。“PSCプログラムの完全な建設工程が始まる前に、プロトタイプ・モジュールは、特殊な鋼材を扱うために必要な新しいシステム、プロセス、人材、ツールをテストする。プロトタイプ・モジュールの建設から学んだ教訓は、設計の完全性を保証するために使用されます”と、造船所からの声明を読んでいる。“各モジュールにはおよそ4ヶ月の労働力が必要で、その間ボリンジャー社は、プロトタイプ・モジュールの完成に伴い、リード船体の生産への移行を管理するために、追加労働力の募集と訓練を続ける”。この砕氷船は、EQ-47として知られる特殊鋼で建造される。EQ-47は、強度が高く、低温にも耐えるため、取り扱いには特別な技術を要すると、USNIニュースは先週報じている。さらに、この砕氷艦の設計では、建造のために造船業者がより多くの作業を必要とする。最近の政府説明責任局の報告書には、“設計では、特にカッターのアイスベルト部分の強度を高めるために、船体内の構造フレームをより密な間隔で配置することも求めている”とある。“造船所の代表者によると、溶接作業中に発生する熱に近接するため、狭いスペースに溶接工を潜り込ませて作業させることが難しく、作業時間も制限されるため、生産時間が長くなるという。造船所の代表はまた、この狭いスペースの結果、ケーブルやパイプなどの機器を配線するスペースが少なくなっているとも話している”。ポーラー・センチネルの設計は、まだ建造されていないドイツの砕氷船Polarstern IIをベースにしているが、沿岸警備隊の任務のために大きく変更されている。沿岸警備隊のPSCプログラム・マネージャー、エリック・ドレイ大佐 Capt. Eric Dreyは言う。“我が国が50年ぶりに建造した大型砕氷船です。沿岸警備隊にとってだけでなく、国家にとっても大きな一日です”。一方、沿岸警備隊は2024会計年度予算案の一部として、商用砕氷船の購入に$125,000,000を要求している
↑Notional Icebreaker Design Frame Elements versus Non-icebreaker. Image courtesy of USNI news.
船名 | NAME | 船種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
ポーラー・センチネル | Polar Sentinel | WMSP-1 | VTハルター・マリーン社 | ◎2023/8/9 鋼材切り出し開始 | |||
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Update 24/04/07