人員輸送装軌式水陸両用車[兵員輸送装軌式水陸両用車]
| アイコン | 意味 |
| 戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
| 戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
| 映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
| 参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
| インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
| 不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
- ※1985年に人員輸送装軌式水陸両用車[兵員輸送装軌式水陸両用車]Landing Vehicle, Tracked, Personnelは水陸両用強襲車 Amphibious Assault Vehicleに変更される
| スペック | LVTP5 |
| 戦闘重量 | 39.82t |
| 車体重量 | 37.4t |
| 車体長 | 9.04m |
| 全幅 | 3.75m |
| 全高 | 2.92m 3.06m(銃塔上端まで) |
| 履帯幅 | 53.34cm |
| エンジン | コンチネンタルAV-1790-1 V型12気筒空冷ガソリン1基 トーシラスティック方式アリソンCD-850-4“クロスドライヴ”オートマチック・トランスミッション |
| 出力 | 704馬力 |
| 最高速 | 水上14km/h 地上64km/h |
| 航続距離 | 水上92km 地上306km |
| 携行燃料 | 1,723.68リットル |
| 主武装 | M1919A4E1 7.62mm機関銃1基 |
| 乗員 | 3名(兵員34名(陸上走行時のみ45名搭載)を塔載、もしくは貨物5.44t(陸上走行時のみ8.165t搭載)) |
- ※ボルグワーナー社 BorgWarnerによって設計され、FMCをはじめとする数社によって製造。アメリカ海兵隊では本車を“アムトラック Amtrac”の通称で呼称しており、兵士達は“Swamp Rat”(沼ネズミの意、ヌートリア、もしくはカピバラを指す)と呼んでいた
↑Image courtesy of Shipbucket.
| 艦種記号 | 製造会社 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| C-105400〜C-107399 | ◎2,000両。C-105400〜C-107399はLVTP5およびLVTH6に割り当てられた。対象契約番号 C-105400〜C-105469の70両 | ||||
| C-107400〜C-124399 | ◎17,000両。C-107400〜C-124399はLVTP5およびLVTH6に割り当てられた。契約番号C-107400〜C-107695の契約が当初発注された(LVTP5、296両) |
- ※戦後初期の生産は、1951会計年度計画に基づき、70両のLVT(H)と最初の4両のLVTP5であった。当時さらに39両のLVTP5が延期された。1957年までの生産実績:LVTP5 1,124両、LVTH6 210両に加え、LVTR165両と少数のLVTE1。LVTAA1は試作車のみが製造された。さらに、指揮統制用としてLVTP5 58両がLVTP5(Cmd)に改造された。全車両は海兵隊向けであった。陸軍はこの時点で“アムトラック”の使用を中止していたためである
| スペック | LVTP7 |
| 戦闘重量 | 22.83t |
| 車体重量 | 18.6t |
| 車体長 | 7.94m |
| 全幅 | 3.26m |
| 全高 | 3.26m |
| 履帯幅 | 53.34cm |
| エンジン | ジェネラル・モータース・デトロイト・ディーゼル8V53T 8-cyl. 1基 |
| 出力 | 400馬力 |
| 最高速 | 水上14km/h 地上64km/h |
| 航続距離 | 水上90.12km(水上144.84kmともいわれる) 地上482.80km(地上772.48kmともいわれる) |
| 携行燃料 | 680リットル |
| 主武装 | M85 12.7mm単装機銃2基 |
| 乗員 | 3名(兵員25名を塔載) |
- ※FMC社とクライスラー社が競合、FMC社案が採用される
| 艦種記号 | 製造会社 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| FMC社 | ◎12両(19両ともいわれる)、プロトタイプ(LVTPX12)。1967会計年度に発注 | ||||
| FMC社 | ◎942両、1970年(1971会計年度に発注)。1971年8月〜1974年に引き渡される。1983年には987両所有 |
| スペック | LVTP7A1 |
| 戦闘重量 | 23.9t(25.65tともいわれる) |
| 車体重量 | 18.6t |
| 車体長 | 8.16m |
| 全幅 | 3.26m |
| 全高 | 3.31m |
| 履帯幅 | 53.34cm |
| エンジン | Cummins VT400 8-cyl. 1基 (2004年以降にはCummins V903に換装) |
| 出力 | 400馬力(2004年以降には535馬力) |
| 最高速 | 水上13km/h(13.2km/hともいわれる) 地上72km/h(74.4km/hともいわれる) |
| 航続距離 | 水上90.12km(水上144.84kmともいわれる) 地上482.80km(地上772.48kmともいわれる) |
| 携行燃料 | 647リットル |
| 主武装 | M85 12.7mm単装機銃2基 Mk. 19 40mmグレネード・ランチャー1基 |
| 乗員 | 3名(兵員25名を塔載) |
- ※改造内容は新型多燃料エンジンの採用、スモーク・ディスチャージャーの付加、車長用キューポラのかさ上げ、ヘッドライトの位置変更、乗員室の換気の改善、車高を短縮しサスペンションの強化、発電機や電子機器の調整、Mk. 19自動擲弾銃、発煙弾発射機、AN/VVS-2(V)1Aパッシヴ式暗視装置の追加
- ※海兵隊は、数十年前に製造された水陸両用攻撃車について、緊急時以外は水につけない事を2021年12月15日に発表した。AAVの水上禁止は、2020年にカリフォルニア州沖で訓練中に海兵隊員8名と水兵1名が死亡し、その後数回の調査が行われたAAV事件を受けて、海兵隊が1970年代のヴィンテージ水陸両用装甲兵員輸送車にかけた制限を恒久化するもの
- ※2025年9月26日に海兵隊から退役(1、2)
| 艦種記号 | 製造会社 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
| FMC社 | ◎984両、1980会計年度に改修発注。1985会計年度までに実施 | ||||
| FMC社 | ◎329両、新規発注。1983年8月〜1986年に引き渡される |
Update 25/10/11