戦闘機、戦闘攻撃機

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※FYは会計年度 Fiscal Yearの略。kNは1kN=102.0kgf=102.0kg
ノースロップ社(現ノースロップ・グラマン社)製 初飛行:1934年1月16日(XFT-1) XFT-1データ=全幅:9.75m 全長:6.68m 全高:2.87m 翼面積:16.40m² 空虚運用重量:1,120kg 最大離陸重量:1,816kg パワープラント:定格出力625hpのライト製R-1510-26型14気筒空冷ラジアル・エンジン1基 最大速度(1,380m):378km/h 航続距離:1,570km 兵装:機関銃:7.62mm機銃2挺 無誘導弾薬:53kg爆弾2発 乗員:1名

↑Image courtesy of Shipbucket.


※1991年、空軍の先進戦術戦闘機(Advanced Tactical Fighter: ATF)にYF-22Aが選定された。当然、海軍先進戦術戦闘機(Naval Advanced Tactical Fighter: NATF)計画もF-22をベースに進む予定だったが、国防予算削減のあおりを受けて空海軍の同時開発を断念した。空軍向けのF-22の開発は先行され、海軍型の開発着手は先送りされたのちに消え去った
※当時、ノースロップ社が提案してした海軍型は、カナードを採用している
※ステルスの歴史は、ピョートル Y. ウフィムツェフというロシア人学者が1950年代後半に、新しいレーダー断面積(RCS)解析法を編み出す。これを物理光学的解析理論という(ようするにエッジの角度によって物理光を逸らすこと)。彼の理論はソヴィエト物理学会に発表される。しかし、専門家以外誰にも注目されず、ソヴィエト当局も機密指定にもしなかった。1971年、物理光学的解析理論はアメリカ空軍ライトパターソン基地内の研究所が、ロシア語から英語に翻訳して発表。1975年、この理論をロッキード社のレーダー専門家が注目。そしてステルス機開発に乗り出した。ちなみに飛行機を肉眼で見えなくする研究は1913年に、当時のアメリカ陸軍省が行っている。高度300mで、飛行中に肉眼で発見できないようにするというのが目標。機体の骨組みに羽布の代わりに、透明なセルロイドを貼ることを試みた
↑YF-23

↑Image courtesy of Shipbucket.


F/A-18E/FEA-18Gの後継機として次世代航空支配航空機(Next-Generation Air-Dominance plane: NGAD)を開発すべく、海軍航空システム・コマンド(Naval Air Systems Command)は2020年にNGADオフィス(PMA-230)を設立した。このプログラムでは、2050年代までに$70000,000,000近くを費やして数百機の新型戦闘機を購入する(国防総省と海軍の当局者は、2019年のプログラムと支出について議論する際に、差し迫った予算の制約について繰り返し言及してきた。これらの懸念に加えて、海軍は2021年度予算案の中で、スーパー・ホーネット計画を縮小し、2021年度を最後の年とし、メーカーであるボーイング社との複数年契約を終了することを求めた。当時、海軍は5年間の予算計画で$4500,000,000を節約し、その資金をNGADの取り組みに充てると述べていた。海軍はNGADの取り組みにかかるコスト評価を行っていないが、議会予算局 Congressional Budget Officeが発表した2020年1月の報告書によると、2032年から2050年までのF/A-18E/Fの交換に約$67000,000,000、EA-18Gの交換に$22000,000,000を費やすことができると見積もられている。“この見積もりには、将来の電子攻撃機に搭載される可能性のあるジャマー・ポッドを新たに設置したり、既存のジャマー・ポッドをアップグレードしたりするための実質的なコストは含まれていない”と報告書には書かれている。例えば、海軍は現在、EA-18G用に購入を計画している128個の次世代ジャマー・ポッド Next Generation Jammer podsには約$4000,000,000の費用がかかると見積もっている。有人で航続距離と速度を重視し、低観測性(ステルス性)は二の次であるべきだとのこと(必要ないともいえる)。海軍はすでに新型戦闘機をF/A-18E/FF-35の派生機ではなく、まったく新しいデザインにすることを決めている。対艦ミサイルや巡航ミサイルからの空母打撃群の防衛、中国やロシアの大型戦闘機と渡り合えるもの、長い航続距離で敵地奥深くまで侵入できるできる性能を持つことを考えている。F-35の戦闘行動半径が700浬であるのに比べて、海軍は1,000浬以上の半径を持つ新しい戦闘機を作りたいと考えている。かつてのF-14の任務のようなことだ。もっとも今後の予算の都合や情勢の変化によって仕様は変わるだろう。メーカーはロッキード・マーチン社、ボーイング社、ノースロップ・グラマン社の3社から選ぶことになるかも知れない。ちなみにボーイング社は2009年に独自にF/A-XX戦闘機コンセプトを発表、このF/A-XXの修正案をワシントンD.C. で開催されたSea-Air-Space 2013で公開している
“まず戦闘機、次に駆逐艦、そして最後に潜水艦”。海軍作戦部長マイク M. ギルディ大将 Chief of Naval Operations Adm. Mike M. Gildayは2023年1月中旬に、2030年代に海軍が導入する次の3つの主要な取得プログラムの順番について、このように述べた。海軍の次の大型水上艦計画(現在DDG(X)と呼ばれている)は、2030年会計度まで契約締結の準備が整わないかもしれない。海軍の次世代航空優勢プログラム Navy's Next Generation Air Dominance program(NGAD)は、2020年代末に取得を開始し、2030年代にサーヴィスを開始する予定。NGAD開発のいわゆる“パスファインダー”プログラム "pathfinder" programは、MQ-25A空中給油機で、スティングレイが初期運用能力に達したのち、タンカーとしてF/A-18Fを置き換えることになるとのこと。2022年の時点で、次世代駆逐艦計画は2028年度にプラットフォームを購入することになっていたが、次期予算のFuture Years Defense Planを越えて2030年にまで押し進められることになった。この発言を受けてギルディ氏は記者団に対し、NGADがDDG(X)と次世代原子力攻撃型潜水艦(現在のSSN(X))に先駆けて艦隊に入ることを確認した。彼は、開発が同時に行われることを強調した
ノースロップ・グラマンは2023年7月27日、注目されている米空軍の次世代制空権(NGAD)戦闘機プログラムの主契約者としては競争しないと発表したが、さらに先の海軍の第6世代戦闘機プログラム(Navy sixth-generation fighter program: F/A-XX)や空軍の共同戦闘機(Collaborative Combat Aircraft: CCA)プログラムでは競争する用意があることを示唆した

↑USAF releases Classified Solicitation where it Starts Process for Selecting the Contractor for NGAD to Replace the F-22 Raptor. Image courtesy of THE AVIATION GEEK CLUB.

Overheard at Northrop Grumman | She Hawk. Northrop Grumman.


Update 23/10/18