陸軍輸送船

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※United States Army Transport(合衆国陸軍輸送船)の略
総トン数:4,662t 全長:123.12m 幅:15.84m 吃水:10.66m 主機/軸数:triple-expansion reciprocating蒸気機関1基/1軸 出力:1,800軸馬力
※この船の船体はほかの船とは異なり、下方に大きく膨らんだ部分がある。スエズ運河の運営会社が甲板の面積に応じて料金を徴収していたことが、この船“turret deck ship”が誕生した重要な理由のひとつ。太く膨らんだ船体の上に小さな甲板を載せたturret deck shipは、運河使用料の費用対効果が高く、従来の貨物船よりも経済的に有利だった。約200隻が建造され、そのほとんどが1つの造船所によって建造された:William Doxford & Sonsである

↑USAT Mokatam laid up, moored outboard of SS Omaha at Stockton, Newcastle, NSW Australia. Shipping of Goole. Image courtesy of NavSource.

艦名 NAME 建造所 就役日 退役日 除籍日 備考
モカタム Mokatam William Doxford & Sons ◎1906 貨物船Mar Glaucoとして起工
◎1906 進水、リヴァプールのAstral Shipping Co. (船主はJoseph Chadwick & Sons)に引き渡されDrumcondraと改名
◎1913 ドイツのLubeckのPossehl & Co. に売却されLubeckと改名
◎1915 ドイツのStettinのNordisches Erkzontor GmbHに売却
◎1919 ロンドンのThe Shipping Controller(船主はTurner, Brightman & Co.)に引き渡される、イギリス船籍となる
◎1921 イングランドのGooleのCalvert S.S. Co., Ltd. に売却(船主はJ.S. Calvert)に売却されS.E. Calvertと改名
◎1924 GenoaのDitta Luigi Pittaluga Vaporiに売却されAquitaniaと改名、イタリア船籍となる
◎1927 GenoaのM. Marescaに売却されMar Glaucoに改名
◎1940/6 フィラデルフィアにて係船
◎1941/3 拘留
◎1941/12/9 米国政府により接収
◎海事委員会の管理下に置かれ、モカタムと改名、パナマ船籍となる
◎1941年6月6日付大統領令に基づき、1941年9月12日、フィラデルフィアにてWar Shipping Administrationが取得
◎1943/4/22 カリフォルニア州ロサンゼルスにて裸用船(裸傭船)契約(傭船者としての船舶運航者が行う傭船形式)として陸軍省輸送隊に割り当てられる。 モカタムとしてに徴用され、モロタイにて保管として運用開始
1944/2/27 日本軍の攻撃により損傷、応急修理
◎1946/3/4 オーストラリア南西部、Stoctkonにて運用終了、海事委員会に移管


Update 24/12/04