汎用機

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※FYは会計年度 Fiscal Yearの略
グラマン社(現ノースロップ・グラマン社)社製 初飛行:1933年4月24日(XJF-1) JF-1データ=全幅:11.8m 全長:10.05m(JF-2は9.93m) 全高:4.59m パワープラント:定格出力700hpのプラット&ホイットニー製R-1830-62ツイン・ワスプ星型ピストン・エンジン1基(JF-2は定格出力720hpのプラット&ホイットニー製R-1830-102ツイン・ワスプ星型ピストン・エンジン1基、JF-3は定格出力750hpのプラット&ホイットニー製R-1830-80ツイン・ワスプ星型ピストン・エンジン1基) 速度:282km/h 実用上昇限度:5,485m 兵装:無誘導弾薬:通常は装備しないが、翼下面に100lb(45.35kg)爆弾2発を携行可能 乗員:3名
※社内呼称モデル7(G-7)

↑JF-2

↑Image courtesy of Shipbucket.


グラマン社(現ノースロップ・グラマン社)社製 初飛行:1936年4月3日(J2F-1) J2F-6データ=全幅:11.89m 全長:10.36m 全高:4.24m 翼面積:38.00m² 空虚運用重量:2,470kg 最大離陸重量:3,307kg パワープラント:定格出力900hpのライト製R-1820-54サイクロン星型ピストン・エンジン1基 巡航速度(最適速度):329km/h 実用上昇限度:8,140m 航続距離:1,368㎞ 兵装:無誘導弾薬:通常は装備しないが、翼下面に325lb(147.4kg)爆弾2発を携行可能 乗員:2名~3名
※社内呼称モデル15(G-15)
↑J2F-5

↑Image courtesy of Shipbucket.

※ジョン・プリチャード大尉 Lt John Pritchardと乗員のベンジャミン・ボトムズ一等航空通信兵曹 Radioman First Class Benjamin Bottomsは、1942年11月23日に救出作戦を試みた事により、沿岸警備隊員として初めて殊勲十字章 Distinguished Flying Cross(DFC)を授与された。USCGCノースランド USCGC Northlandは、他の航空機を捜索中にグリーンランドの氷床に不時着したカナダ空軍(RCAF)B-17捜索救難(SAR)機の乗員の救助を任務としていたのである。RCAFの乗員は13日間も氷の上に閉じ込められており、ノースランドが捜索を開始する為に到着した時の状況は悪かった。天候が悪化する中、ノースランドのグラマン・ダックが発進し、墜落した航空機を発見しようとした。ダックの乗員は残骸を発見し、氷の上に機体を着陸する所を探そうとした。しかし、近くには何もなく、ダックは残骸機から少し離れた氷の上に着陸した。ダックの乗員は、非常用持ち出し品を持って残骸機まで歩き、負傷したカナダ人飛行士2名を機体まで運び、なんとか氷の上から離陸して北陸に戻った。ダックの乗員は、もう一度氷上に戻って出撃しようと必死だったが、天候が悪化しており、離陸は不可能だった。翌朝もコンディションは悪かったが、ダックは離水して残骸の近くまで飛行することが出来た。もう一名のRCAFの飛行士がダックに乗せられ、乗員は最悪の天候の中、飛行する事が出来たが、ノースランドに戻る事は出来なかった。カナダ人は約1週間後にようやく救助され、ダックは墜落した事が上空から確認された。USCGの乗員は2名とも死後にDFCを授与され、USCG将校とUSCG下士官としては初のDFC授与者となった

↑Image courtesy of Shipbucket.

↑Image courtesy of Shipbucket.


Update 24/03/01