戦闘機、戦闘攻撃機

アイコン 意味
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です
インターネットやTVゲームに登場する事柄です
UFOなど超常現象に遭遇した事柄です
※FYは会計年度 Fiscal Yearの略。kNは1kN=102.0kgf=102.0kg
グラマン社(現ノースロップ・グラマン社)製 初飛行:1943年11月3日(XF7F-1) 退役日:1950年代前半? F7F-3データ=全幅:15.70m、9.80m(翼端折り畳み時) 全長:13.83m 全高:4.98m 翼面積:42.27m² 空虚運用重量:7,380kg 最大離陸重量:11,670kg パワープラント:離昇出力2,100hpのプラット&ホイットニー製R-2800-34Wダブル・ワスプ18気筒星型ピストン・エンジン2基 水平飛行最大速度(6,560m):724km/h 海面上昇率:1,841m/min 実用上昇限度:12,400m フェリー航続距離(タンク3個搭載):3,060km 兵装:機関砲:20mm機関砲4門(携行弾薬各200発)、12.7mm機銃4挺(携行弾薬各400発) 無誘導弾薬:127mmHVAR 8発、爆弾1.8t以上 乗員:1名(XF7F-2、F7F-2N、F7F-3N、XF7F-4N、F7F-4Nは2名)
※社内呼称モデル51(G-51)
F7Fは夜間戦闘機として開発されたため、グラマン社では“トムキャット”と呼ばれていたが、第2次大戦中の海軍航空局は、“トムキャット”という名称が“ネコの乱交”を意味し、“Tomcatting around”という表現は将校や紳士に期待されない行為であるとして拒否反応を示していたようである。そこで、戦時中のグラマンのテーマである“空飛ぶ戦闘機”にちなんで、トムキャットはタイガーキャットと呼ばれるようになった
↑F7F
FY Block No. Bu.No.
()内は製造番号
機数、備考1 備考2
Bu.No. 直後の()内の
番号は製造番号
XF7F-1 03549、03550
(c/n C-01、C-02)
◎2機
F7F-1 80259、80260 ◎2機
XF7F-2 80261 ◎1機
F7F-1、F7F-1N 80262~80293 ◎32機 1946年~1947年にかけて80289(TT348)、80293(TT349)をイギリス海軍に貸与
F7F-2、F7F-2N 80294~80358 ◎65機 F7F-2N在籍機は、1946年以降海軍航空機工廠(NAF)にてF7F-2Dドローン管制機に全機改造された。80305は1993年に民間登録No. NC800RWを割り当てられる
F7F-3、F7F-3N、F7F-3P 80359~80608 ◎250機 3機のF7F-3N(80375、80455、80487)に特別の電子装置を塔載し、F7F-3E夜間侵攻機としたが発注後にキャンセル。80390はのちに民間登録No. N6129を割り当てられる。のちに民間登録No. N700Fを割り当てられる。80411はベル社でF7F-3K無線誘導無人機に改造。F7F-3Pはロッキード社にて61機以上改造。80548はXF7F-4となる ◎80373(c/n C.115)
◎80375(c/n C.117)
◎80382(c/n C.124)
◎80390(c/n C.132)は森林火災消火機として使用。1976年にリノ・エア・レース Reno National Championship Air Races & Air Showに塗装もナンバー“62”も消火機仕様のまま、飛び入り参加するも結局本戦には参加せず

(↑No. 62、民間登録No. N6129C)
◎80397(c/n C.139)
◎80400(c/n C.142)
◎80404(c/n C.146)
◎80410(c/n C.152)
◎80412(c/n C.154)
◎80425(c/n C.167)
◎80483(c/n C.225)
◎80494(c/n C.236)
80503(c/n C.245)

(↑No. 1、民間登録No. NX805MB、"Big Bossman")
◎80525(c/n C.261)
◎80532(c/n C.268)
◎80536(c/n C.272)
F7F-4N 80609~80620 ◎12機 当初は1,250機の発注があったが、終戦によるキャンセルのため12機生産されたのみ
F7F 80621~80758(キャンセル) ◎138機
F7F-3 116729~117728(キャンセル) ◎1,000機


Update 23/11/25