アイコン | 意味 |
戦闘や事故で失った場合(沈没、墜落)や損傷した場合、艦船などの内部で事故や事件がおこった場合の意味です。自軍や同盟軍、所属機関、所有会社が行った沈没処分や破壊処分、漁礁としてまたは演習で使用して沈めた場合にはこのアイコンは付けません | |
戦果や功績、各機関に寄贈された場合の意味です。戦争などで沈没し、何十年後に発見された場合もこのアイコンです | |
映画やTVドラマ、ドキュメンタリーに使用された場合の意味です | |
参考文献、小説や書籍に登場する事柄です | |
インターネットやTVゲームに登場する事柄です | |
不可解な事故&事件およびUFOなど超常現象に遭遇した事柄です |
※駆逐艦籍 Destroyersの一等駆逐艦 Destroyer, First Lineはのちに駆逐艦 Destroyerに変更される。1920年7月17日、艦種記号DDが各艦に与えられる
- 軽荷排水量:1,090t(DD-60は1,060t、DD-61、DD-62は1,150t、DD-63〜DD-65、DD-67、DD-68は1,111t、DD-66は1,071t、DD-68は1,110t) 満載排水量:1,205t(DD-60は1,174t、DD-63、DD-64は1,225t、DD-66は1,185t) 全長:96.08m 幅:9.09m(9.11mともいわれる、DD-58、DD-63、DD-64は9.32m、DD-61、DD-65は9.32m、DD-64〜DD-68は9.10m) 吃水:2.84m(3.16mともいわれる、DD-58は2.87m、DD-60は3.11m、DD-61は2.97m、DD-62、DD-67は3.25m(満載時、艦尾)、DD-63は2.89m、DD-64は3.27m、DD-65は2.81m、DD-66は2.97m(満載時、艦尾)、DD-68は3.26m) 主缶:ヤーロー式水管缶(重油専焼)4基(DD-58、DD-59、DD-61、DD-62はホワイトフォースター式水管缶(重油専焼)4基、DD-60はノルマン式水管缶(重油専焼)4基) 主機/軸数:カーチス式直結蒸気タービン2基/2軸(DD-58、DD-59、DD-61、DD-62はパーソンズ式直結蒸気タービン2基、DD-60はパーソンズ式ギアード蒸気タービン) 出力(計画):17,000馬力 速力(計画):29.5kt(DD-58、DD-61、DD-65は30.0kt、DD-59、DD-63は29.0kt、DD-60は30.67kt(公試)、DD-62は29.67kt(公試)、DD-66は30.29kt、DD-67は29.58kt) 燃料搭載量(計画):重油290t 航続力:14ktで5,640浬(DD-63〜DD-68は14ktで4,300浬) 兵装:50口径102mm単装砲4基、7.62mm単装機銃2基、533mm連装魚雷発射管4基(DD-63〜DD-68は50口径102mm単装砲4基、1ポンド単装対空砲2基、7.62mm単装機銃2基、533mm3連装魚雷発射管4基) 乗員:89名(126名ともいわれる、DD-58、DD-60〜DD-65、DD-67は99名、DD-59は133名、DD-66、DD-68は130名)
- ※DD-63以降をサンプソン級ともいわれる
↑USS Jacob Jones (Destroyer # 61) Underway in 1916, soon after she was completed. U.S. Naval Historical Center Photograph. Image courtesy of HyperWar.
艦名 | NAME | 艦種記号 | 建造所 | 就役日 | 退役日 | 除籍日 | 備考 |
タッカー (1、2) |
Tucker | DD-57 | フォア・リヴァー・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/4/11 | 1921/5/16 | 1936/10/24 | ◎1914/11/9 起工 ◎1915/5/4 進水 ◎1918/12? チャールズタウン海軍工廠にて修理 ◎1919/10 フィラデルフィアにて保管 ◎1926/3/25 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-23)に改める ◎1933/6/30 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管、艦種を駆逐艦(DD-57)に改める ◎1933/11/1 タッカーという艦名をとる ◎後にSandy HookにてSea Scoutの練習船となる ◎1936/12/10 解体のため売却 |
◎Escort and patrol, Queenstown and Brest, 1917-1918. | |||||||
カニンガム (1、2) |
Conyngham | DD-58 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/1/21 | 1922/6/23 | 1934/7/5 | ◎1914/7/27 起工 ◎1915/7/8 進水 1918/5/23 Kinsale西方海域にて座礁 ◎1919/4? ボストンにて保管(〜1921) ◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入 ◎1924/6/7 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-2)に改める ◎1933/6/30 海軍に移管 ◎1933/11/1 カニンガムという艦名をとる ◎1934/8/22 解体のため売却 |
◎Queenstown, 1917-1918. | |||||||
ポーター (1、2) |
Porter | DD-59 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/4/17 | 1922/6/23 | 1934/7/5 | ◎1914/2/24 起工 ◎1915/8/26 進水 ◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入 ◎1924/6/7 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-7)に改める ◎1933/6/30 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管 ◎1933/11/1 ポーターという艦名をとる ◎1934/8/22 解体のため売却 |
◎Queenstown, Brest, 1917. Damaged U108 in Convoy, 28 Apr 1918. | |||||||
ワズワース | Wadsworth | DD-60 | バス鉄工所 | 1915/7/23 | 1922/6/3 | 1936/1/7 | ◎1914/2/23 起工 ◎1915/4/29 進水 ◎チャールズタウン海軍工廠にて就役 ◎1919/1 ボストンにてオーヴァーホール ◎1919/8/29 予備役に編入 ◎1921/5/9 再役 ◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入 ◎1936/6/30 解体のため売却 ◎1936/8 解体 |
◎Escort and patrol, Queenstown and Brest, 1917. | |||||||
ジェイコブ・ジョーンズ (1、2) |
Jacob Jones | DD-61 | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | 1916/2/10 | ― | ◎1914/8/3 起工 ◎1915/5/29 進水 ◎1916 フィラデルフィア海軍工廠にて修理 1917/12/6 シシリー島にてドイツ海軍潜水艦U53の雷撃により沈没(1、2、3、4) 2022/8 船体はイングランド南西部沿岸の群島、シリー諸島沖で初めて発見された 2024/1/22 号鐘が、アメリカ海軍歴史遺産司令部 U.S. Naval History and Heritage Commandの要請により、イギリス国防省の特別引き揚げ部隊によって回収された(1、2、3) ◎2024/4/15 イギリスのソールズベリーの Wessex ArchaeologyにてNaval History and Heritage Commandがジェイコブ・ジョーンズの艦鐘を保存する準備。この鐘は、英国国防省のサルヴェージ・海洋作戦(Salvage and Marine Operations: SALMO)チームがNHHCの支援を受けて1月に回収したもので、当初はWessex Archaeologyによって安定化され、保存作業の後、将来の新しい米海軍博物館に展示される予定である(1、2) |
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◎Queenstown, 1917. | |||||||
ウェインライト | Wainwright | DD-62 | ニュー・ヨーク・シップビルディング社 | 1916/5/12 | 1922/5/19 | 1934/7/5 | ◎1914/9/1 起工 ◎1915/6/12 進水 ◎フィラデルフィア海軍工廠にて就役 ◎フィラデルフィアにて艤装 ◎1916/11上旬 チャールズタウン海軍工廠にて修理 ◎1917/9 Birkenheadにて修理 1917/11/24 クイーンズタウンにて商船Chicago Cityと衝突し損傷、Spencer Jettyにて入渠、修理 ◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入 ◎1926/4/2 除籍、フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-24)に改める ◎1934/4/27 海軍に移管、籍をもどす ◎1934/8/22 解体のためブルックリンのMichael Flynn, Inc. に売却 |
◎Escort and patrol, Queenstown, 1917-1918. | |||||||
サンプソン (1、2) |
Sampson | DD-63 | フォア・リヴァー・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/6/27 | 1921/6/15 | 1936/1/7 | ◎1915/4/21 起工 ◎1916/3/4 進水 ◎チャールズタウン海軍工廠にて就役 1917/1/17 Sandy HookにてバークQuevillyと衝突し損傷 ◎1917/5下旬 爆雷発射機を設置 ◎1919/1上旬 ニュー・ヨーク海軍工廠にて修理 ◎1919/12上旬 ニュー・ヨーク海軍工廠にて不活性化オーヴァーホール(〜1921/2/14)、後にフィラデルフィア海軍工廠へ曳航 ◎退役後、予備艦隊に編入 ◎1936/9/8 解体のため、ボルティモアのボストン・アイアン&メタル社に売却 |
◎Queenstown, 1917-1918. | |||||||
ローワン (1、2) |
Rowan | DD-64 | フォア・リヴァー・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/8/22 | 1922/6/19 | 1936/1/7 | ◎1915/5/10 起工 ◎1916/3/23 進水 ◎ボストンにて就役 ◎1917春 ニュー・ヨークにて修理 ◎退役後、予備艦隊にて編入 ◎1939/4/20 解体のため売却 |
◎Queenstown, 1917-1918. Haiti 1919-1920. | |||||||
デイヴィス | Davis | DD-65 | バス鉄工所 | 1916/10/5 | 1922/6/20 | 1934/7/5 | ◎1915/5/7 起工 ◎1916/8/15 進水 ◎1919/1上旬 ニュー・ヨークにてオーヴァーホール ◎1919/9 フィラデルフィア海軍工廠にて保管(〜1920/11) ◎退役後、予備艦隊に編入 ◎1926/3/25 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-21)に改める ◎1933/6/30(1934/7/5?) フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管 ◎1934/8/22 解体のため売却 |
◎Queenstown, 1917-1918. | |||||||
アレン (1、2) |
Allen | DD-66 | バス鉄工所 | 1917/1/24 | 1945/10/15 | 1945/11/1 | ◎1915/5/10 起工 ◎1916/12/5 進水 ◎1922/6/22 ニュー・ヨークにて退役、予備艦隊に編入 ◎1925/6/23 再役 ◎1928/3 フィラデルフィアにて退役、予備艦隊に編入 ◎1940/8/23 フィラデルフィアにて再役 ◎1946/9/26 解体のため、ボルティモアのボストン・メタルズ社に売却 |
◎Fell over in drydock at Philadelphia, 10 May 1917 (1 dead). Queenstown, 1917-1918. Pearl Harbor. Rearmed 1940. | |||||||
ウィルクス | Wilkes | DD-67 | ウィリアム・クランプ&サンズ・シップ&エンジン・ビルディング社 | 1916/11/10 | 1922/6/5 | 1934/7/5 | ◎1915/3/11 起工 ◎1916/5/18 進水 ◎退役後、フィラデルフィアにて予備艦隊に編入 ◎1926/3/25 フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-25)に改める ◎1934/4/27 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管 ◎1934/8/22 解体のため売却 |
◎Escort and patrol, Queenstown, 1917. | |||||||
ショー | Shaw | DD-68 | メア・アイランド海軍工廠 | 1917/4/9 | 1922/6/21 | 1934/7/5 | ◎1916/2/7 起工 ◎1916/12/9 進水 1918/10/9 イギリスのポートランド南西海域にて商船Aquitaniaと衝突し損傷 ◎1918/10/18 イギリスのポーツマスにて入渠、修理(〜1919/5/29) ◎1919/10/2 フィラデルフィアにて予備駆逐群に編入 ◎1926/3/25 除籍、フィラデルフィア海軍工廠にて沿岸警備隊に移管され船種記号を沿岸警備隊駆逐艦(CG-22)に改める ◎1933/6/30 フィラデルフィア海軍工廠にて海軍に移管、籍をもどす ◎1933/11/1 ショーという艦名をとる ◎1934/8/22 解体のため、ブルックリンのMichael Plynn, Inc. に売却 |
◎Queenstown, 1917-1918. |
Update 24/05/21